魔物の群れを一掃したユウキたち。
その後、彼らは助けた女の子から感謝されていた。
「ありがとうございますッ! 危うく食べられちゃうところでした……」
「いえいえ。ご無事で何よりでございました。ところであなたさまは何故魔物に追われていたのですか?」
「その子って言うより、わたしを狙っていたんだと思います。わたし、どうやら魔物を引き寄せやすい体質みたいで、ユイちゃんはそれに巻き込まれただけだと思います。ごめんなさい、迷惑をかけてしまって……」
「あ、頭をあげてよ。巻き込まれたのは偶然だし、助けてくれたじゃないですか……。あっ、自己紹介がまだだったよね? わたし、『ユイ』っていいます。本当に、助けてくれてありがとう……♪」
「あぁっ、はい。わたしはコッコロと申します。こちらはユウキさまとジークフリードさまです」
「よろしく」「ガウッ!」
「ユウキ……? ジークフリード……?」
「……? どうかされましたか?」
「えっと……わたしたち、どこかで会ったことがないかな?」
「どこで?」
「ガルゥ?」
「あの……それはどういう───」
ユイの言葉の真意が分からず、思わず聞き返すコッコロだったが、
「───ッ! 伏せてッ!」
ペコリーヌの叫びに、皆が何者かの接近に気づく。
振り下ろされる剣をジークフリードが自身の強靭な翼で防ぎ、そのまま弾き返す。弾かれた敵はそのまま空中で体勢を整え、地面に着地するのだが、下手人の姿に皆が目を見開いた。何せ、その敵の姿がペコリーヌとほぼ同じだったのだから。唯一の違いは彼女の色。全体的に黒く澱んでおり、まるで影を思わせる。
「な、なんでわたしがもう一人ッ!?」
「これは、いったいッ……!?」
「瓜二つ、暗い色合い……もしかして……」
「ユイさま、あれが何か、御存じなのですか?」
「う、うん。噂程度なんだけど、多分、『シャドウ』だと思う」
「しゃどう、ですか?」
「最近、ランドソル周辺で確認されている魔物で、まるで影みたいに誰かと瓜二つって言われているの」
「なるほど……だから、
『……………………』
黒いペコリーヌ……シャドウがユウキたちに向かって足を進める。
それを見たユウキとジークフリードは皆を守るために、前に出る。コッコロたちもユウキに加勢しようとするが、シャドウは突然立ち止まると、腰に提げていた直方体の赤黒いケースを手に取り、ユウキにつき出した。ケースの表面には『B』と『S』を組み合わせたような、変わった紋章が刻まれていた。
「あれは……バトルスピリッツ? まさか、あの魔物もバトルスピリッツを?」
『バトルスピリッツ』。通称『バトスピ』。
それは、この世界において、知性有る者の闘い。遊戯として遊ばれるそれは、時に争いを納めるための手段となる。つまり、世界のルールの一部と言っても過言ではない。
そのデッキケースをつき出したシャドウはユウキに向かってある言葉を言い放った。
『……ターゲット』
「? ……───あつッ!?」
次の瞬間、彼は腰横に熱を感じとり、その熱源を取ってみるとシャドウが持つものと同じマークが書かれた灰色のデッキケースが握られていた。
「御待ちください、主さま。主さまはほとんどの記憶を失っている状態。その記憶の中にはバトルスピリッツも含まれます。負けてしまったらどうなるか分からない以上、ここはわたくしg「ガウ」───ジークフリードさま?」
「ガウッ! グルアアアッ!」
ジークフリードが前に出ようとしたコッコロを止め、雄叫びを上げる。すると、彼の体が光に包まれ、掌サイズまで小さくなったかと思えば、一枚のカードとなってユウキの持つデッキケースの中に吸い込まれていく。
どうやらジークフリードもヤル気満々のようだ。
「大丈夫ッ! ジークも一緒ッ!」
「……分かりました。ですが、先程も仰った通り、主さまは記憶の大半を失っております。なので、わたくしがある程度サポート致します。
では、主さま。デッキケースをシャドウにかざし、こう叫んでください。ゲートオープン、界放ッ!」
「うんッ!」
ユウキはコッコロに言われた通りにデッキをかざし、シャドウに向かって声高らかに叫ぶ。
「───ゲートオープン、界放ッ!!」
次の瞬間、ユウキとシャドウの体は光に包まれ、別の次元『エクストリームゾーン』への転送が開始され、コッコロたちの前から姿を消すのだった
突然の光に目を閉じていたユウキ。瞼越しにさえ確認できた光が収まったのを感じとり、目を開けてみれば、そこは先程までいた場所とは違い、見知らぬ荒野。自身はそこを浮遊する水晶のような足場『フライングボード』の上に立っており、目の前には台座と直結しているプレイスタンドがある。更に、よくよく見れば、変わったのは周りの風景だけではない。彼の姿も先程までの軽装備から胸部に赤いラインが走った白プロテクターを着けていた。赤いラインには5つの青い光が輝いている。
視線を前に向けると遥か遠方には先程のシャドウがユウキと同様、荒野を浮遊するフライングボードの上に立っている。だが、ユウキのそれとは違い、フライングボードもプロテクターも滅びた王国を思わせていた。
《主さまッ!》
ふと、自分を呼ぶコッコロの声が聞こえる。だが、辺りを見渡しても、目に写るのは殺風景な風景のみ。
「コッコロ、どこッ!?」
《落ち着いてください。通信魔法で話しかけております。わたくしたちの姿は主さまに見えませんが、精一杯サポートしますのでご安心を》
《ユウキくん。あのシャドウが何もかもわたしと瓜二つなら、多分デッキも瓜二つです。気を付けてください》
《ファ、ファイトだよッ!》
「わ、わかった。がんばるッ!」
《では……主さま。手にもったデッキをプレイスタンド右上にセットしてください》
「こう?」
コッコロの指示通り、プレイスタンドの右上にあった長方形のスペースにデッキを置く。するとデッキが一瞬だけ淡く光を放ち、左下の二つのスペースに小さな青い宝石のようなものが八個、それらよりも一回り大きな赤い宝石のようなものが一個現れた。
「なにこれ?」
《青いものがコア、赤いものが
「コア、大事ッ!」
《はい。その通りです》
《本当に何も知らないんだ……》
《うーん……わたしのデッキ、素人に負けるほど甘くはない構築なんですけど……》
《次にデッキからカードを四枚引いてください。それで準備が完了します》
デッキから四枚、カードを引き、シャドウを見据える。既にシャドウは準備万全の様で、こちらの準備が終わるのをじっと待っていたようだ。
遂にゲームが始まる。
先行はシャドウ。彼女?は何も感情が籠っていない淡々とした無機質な声でステップを宣言する。
〔第1ターン〕
『スタートステップ。
メインステップ。
[ライト・ブレイドラ]、[ブロンズ・ヴルム]を
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ライト・ブレイドラ
コスト0/軽減:─
系統:星竜
Lv.1 <S>/BP 1000/赤
【強化】
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ブロンズ・ヴルム
コスト3/軽減:赤2
系統:星竜
Lv.1<1>/BP 3000/赤
【強化】
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シャドウが宣言すると、荒野『バトルフィールド』に大きさの違う二つの赤のシンボルが現れ、砕け散ると共に中からから青い体毛に包まれた小さなドラゴンと銅の鎧を纏ったオレンジ色の鱗を持つ竜が姿を現した。
これがエクストリームゾーンでのバトル。ここではスピリットはバトラーの攻撃、防御の手足として、マジックは力として、ネクサスは土壌として、カードの力が具現化するのだ。
『ターンエンド』
〔第2ターン〕
シャドウがターンエンドを宣言したことでユウキにターンが回ってくる。ユウキはシャドウと同じように宣言し、デッキから一枚引こうとするのだが、そこでコッコロの待ったが入った。
《主さま、第2ターンからの流れは第1ターンとは異なります。なので、わたしの言う通りに復唱してください。
スタートステップ》
「スタートステップ」
《コアステップ》
「……? それ、やってない」
《第2ターンからは必ず入ります。コアを一つずつ増やしていくのです》
「わかった。
《ドローステップ》
「
《次にメインステップ。スピリットの召喚やマジックの使用などを行ってください》
「メインステップ……[ゴラドン]を
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ゴラドン
コスト0 /軽減:─
系統:爬獣
Lv.1 <S>/BP 2000/赤
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ユウキの召喚と共に、肩から雄々しき角が生えた黒い甲殻に身を包んだ爬虫類 [ゴラドン] が姿を現す。彼が挨拶するとそれに答えるかのように小さく鳴いて見せた。
《コアがある限り、召喚は可能です。次はコストの軽減。フィールドにあるシンボルの数だけ、上限まで軽減できます》
「なら……[ロクケラトプス]を
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ロクケラトプス
コスト1/軽減:赤
系統:地竜
Lv.1 <1>/BP 3000/赤
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次に召喚したのは白い甲殻に全身を包み、猛々しい三本の角を持った四足歩行の竜 [ロクケラトプス]。
まだリザーブにはコアがあったため、もう一枚召喚しようとした時、ユウキの目が手札にあったあるカードに止まった。
「ネク、サス?」
《ネクサスはスピリットのように攻撃することは出来ませんが、フィールドに居続けることで効果を発揮するカードでございます》
「わかった……けど───」
ユウキはそのカードをまじまじと見つめる。分類はネクサスとされているが、そのカードから漂う気配は他のカードと違って見えた。
《主さま? どうかされましたか?》
「───よし。2コストでネクサス[
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幼き創界神ロロ
コスト:2/軽減:─
系統:
【神託:3】【神域】
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ユウキの後方、彼を見守るかのように、バトルフィールドの外に8m近くあるであろう少年の姿が浮かび上がった。
《あれはッ……!?》
《ネ、ネクサス? スピリットじゃなくて?》
《あれは、創界神ネクサス。選ばれし者しか持てない、特別なネクサスカードでございます。主さま、
「神託、発揮。デッキの上から三枚をトラッシュにッ!」
ユウキのデッキの上から[要塞龍ギガ(RV)]、[焔竜魔皇マ・グー]、[ドラグノ祈祷師(RV)]がトラッシュに送られる。
───
それは創界神ネクサスのみが持つ能力の一つ。同名のカードがない状態で配置し、デッキの上から三枚をトラッシュに置いた時、もしくは召喚、煌臨を行ったとき、指定された条件のカードがあれば、ボイドからコアを置くことが出来る。
ユウキが配置した[幼き創界神ロロ]の神託条件はコスト3以上。トラッシュに置かれたカードはどれもコスト3以上のスピリットだったため、ボイドからコアが3個置かれた。
《次にアタックステップ……ですが、ここは相手の様子を見るため、ターンエンドを》
「ターンエンド」
〔第3ターン〕
『スタートステップ。
メインステップ。[ライト・ブレイドラ]を
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ライト・ブレイドラ
コスト0/軽減:─
系統:星竜
Lv.1 <1>/BP1000/赤
【強化】
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『[電岩竜ダイナモドラゴン]の【アクセル】を
[電岩竜ダイナモドラゴン]。その【アクセル】はデッキから一枚ドローし、オープンした状態で手元に置くと言う単純な効果だが、手元に置いている間、破壊上限を+1000してくれる、破壊を得意とする赤に相応しい効果を持っているカードだ。
『アタックステップ。[ブロンズ・ヴルム]でアタック』
シャドウのアタック宣言に、ブロンズ・ヴルムがユウキに向かって突進してくる。
「来たッ……!」
《ライフで受けてください。とても辛い思いをされるかもしれませんが、砕かれたライフは通常のコアとして使えます》
「
次の授業、ユウキの周りに薄いバリアが張られ、ブロンズ・ヴルムが踏みつけてくる。幸い、バリアがユウキを守ったのだが、ライフを砕かれた衝撃が彼を襲った。同時に、胸部の5つの輝きの内の一つが光を失う。どうやら、ライフと連動しているようだ。
《主さまッ!?》
「い、痛い……」
『[ライト・ブレイドラ]でアタック』
続けてくるアタック。
さすがに自分の主が苦しむ姿を見たくないと、コッコロが[ロクケラトプス]でブロックしてくださいと指示を出すのだが、
「
《なッ!?》
ライト・ブレイドラの火のブレスがユウキのライフを砕く。
《主さま、何故ブロックされなかったのですかッ!? ブレイドラのBPは1000。ロクケラトプスでブロックすれば、ライフを削ることは無かったのにッ!》
《落ち着いてください、コッコロちゃん。多分、ユウキくんも考えあっての事でしょう》
《で、でも、彼、記憶のほとんどを失っているんだよね? そんな状態で戦況を考えるなんて……》
《確かにそうかもしれません。でも、今バトルフィールドに立っているのはユウキくんです。彼を信じましょう》
『ターンエンド』
〔第4ターン〕
「僕のターン。スタートステップ。
メインステップ。[ゴラドン]のSコアをリザーブのコアと
そして、
《これは……ドローマジックで有効なカードを引くつもりですかね? だから、召喚コストも考えて、ライフで───》
その時だった。
「[ダブルドロー]の効果。このマジックの使用にSコアを使った時、このスピリットをコストを支払わずに召喚する」
「吼えろッ! 皇の名を持つ紅き龍ッ! [龍皇ジークフリード]ッ!
大地を砕き、地面の下から紅蓮の焔が火柱を上げる。その下から姿を現したのは一体の龍。猛々しい翼を広げ、焔の中から上空へ、上空からフィールドへ降り立つその姿は、まさしく『皇』の名に相応しい。
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[龍皇ジークフリード]
コスト:6/軽減:赤3
系統:古竜 【覚醒】
Lv.1 <1>/BP 4000/赤
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「ジークフリードの召喚により、ロロに
そして、そのコアと[ゴラドン]のコアを使ってLv.3にアップ」
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[龍皇ジークフリード]
Lv.1 <1>BP4000→Lv.3 <5> BP10000
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「アタックステップッ! [ロクケラトプス]でアタックッ!」
ロクケラトプスが雄叫びを上げ、シャドウに突撃していく。
『
ライフを砕いた衝撃がシャドウを襲う。だが、シャドウは顔色一つ変えていない。痛覚が無いのか、それとも別の理由か、言葉には出来ない不気味さが奴にはあった。
「ターンエンド」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「次に備えてスピリットを残す。見事な判断です、主さま。しかし、あのようなマジックを持っていたとは。感服でございます」
「うーん……」
「……? どうしたの、ペコリーヌさん?」
「あのシャドウのデッキ、本当に私と構築が同じなら、まだ安心は出来ないんです。もし、あのカードを握られていたら……」
◆◆◆◆◆◆◆◆
〔第5ターン〕
『スタートステップ。
メインステップ。
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[光輝龍皇シャイニング・ドラゴン・アーク]
コスト7/軽減:赤4
系統:星竜
<3>Lv.2 BP10000 赤
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シャドウの足元から炎が舞い上がり、やがて、その炎は聖域へ繋がる一つの
《ユウキくんッ! 気をつけて下さいッ! アークは自身の能力で【
ペコリーヌが何かを言うよりも先に、シャドウがアタック宣言を始める。
『[光輝龍皇シャイニング・ドラゴン・アーク]でアタック。Lv.2、3、アタック時効果でBP10000以下のスピリットを破壊。1
《そんなッ……!?》
シャイニング・ドラゴン・アークが放った猛火のブレスがジークフリードを呑み込み、爆発する。
ユウキのライフは3。一方のシャドウのスピリットは二体だが、シャイニング・ドラゴン・アークの効果でブロンズ・ヴルムはダブルシンボル……つまり、ライフを2つ削れることになる。
ライフが0になれば、敗北。まさに絶体絶命の状況に追い込まれていた。
《主さまぁぁぁッ……!》
通信魔法越しにコッコロの叫び声が聞こえる。恐らく、敗けを確信してしまったのだろう。
だがしかし───
「───まだだ……」
『───?』
「───まだ、終わっていないッ!!」
その時だった。
ユウキのプロテクターに新たな輝きが二つ生まれた。それはライフの輝き。確かに削られたはずのライフが回復したことに、見ていたコッコロは驚きを隠せないでいた。
「[龍皇ジークフリード]のLv.3破壊時効果ッ! 自分のライフが5以下の時、ボイドからライフに
次の瞬間、爆発の名残でもうもうと立ち込めていた煙を払い除け、ジークフリードが雄叫びを上げ、姿を現した。
「そのアタックは
『ターンエンド』
〔第6ターン〕
「スタートステップッ!
メインステップッ! [ドラグノ祈祷師]を
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[ドラグノ祈祷師]
コスト:4/軽減:赤2
系統:竜人
<1>Lv.1 BP2000 赤
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フィールドに赤のシンボルが出現し、砕けると共に四本の腕を持つ竜人[ドラグノ祈祷師]が姿を現すと、その四本の腕を器用に動かし、合唱。すると、フィールドに焔の魔方陣が描かれる。
「[ドラグノ祈祷師]がSコアを使って召喚された時、トラッシュにいる古竜をコストを支払わずに
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[焔竜魔皇マ・グー(RV)]
コスト:7/軽減:赤3 神1
系統:
<1> BP5000 赤
━━━━━━━━━━
魔方陣を通じて、
「アタックステップ開始時、[焔竜魔皇マ・グー]の効果を発動ッ!」
[焔竜魔皇マ・グー]は自分のアタックステップ開始時、トラッシュのコアを全てマ・グー自身の上に置くことが出来る。これにより、マグーはLv.2へとパワーアップ。更にアタックステップの間は系統:古竜を持つスピリット全てをBP+3000。Lv.2になったとこで赤のシンボルを一つ追加することになる。
よって、マ・グーとジークフリードは共にBP10000を越えたダブルシンボルとなったのだ。
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[焔竜魔皇マ・グー(RV)]
<1>Lv.2 BP5000
↓
<2+S> Lv.2 BP8000+3000→BP11000
赤+赤
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━━━━━━━━━━
[龍皇ジークフリード]
Lv.3 BP10000+3000→BP13000
赤+赤
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「焔竜魔皇マ・グーでアタックッ!」
マ・グーが己を武器を携えて迫る。
今、ユウキのフィールドにはダブルシンボルのスピリットが二体。シャドウのフィールドには回復状態のブロンズ・ヴルムがいるため、マ・グーか、ジークフリードをブロックし、何かしらのマジックでロクケラトプス、またはドラグノ祈祷師を処理すれば次のターンへ持ち越すことが出来る。そうなれば、ユウキの勝ち目はない。
「フラッシュタイミングッ! マジック、[フレイムダンス]ッ! 不足コストは
ブロンズ・ヴルムの足元から焔が舞い上がる。突然の焔に焼かれるブロンズ・ヴルムの姿はまるで踊っているかのよう。十秒も経たない内にブロンズ・ヴルムは破壊された。
『
「ジークフリードッ! ラストアタックッ!」
『
龍皇の鉤爪がシャドウの残ったライフを砕く。
すると、シャドウは霞のように消え去り、ユウキの勝利が確定した。
「これが、僕たちのバトルだッ!!」
彼の勝利宣言と共に、龍皇たちが雄叫びを上げるのだった。