無理矢理転生【リメイクの為、永久凍結】   作:ムメイノライデン

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前回のあらすじ
前回、王との対談に巻き込まれたサーベラスは英雄王の生命の線を25切り刻む事に成功した。
しかし大聖杯を呑み込もうとして、気を失った。
切嗣達に一括されたサーベラスの願いは家族全員でイリヤの元へ帰るとなった。
そしてついに最終決戦目前まで迫る。
一体どうなるのやら、本編をどうぞ。


人類悪(ビースト)の覚醒

 

「ここは………何処だ?」

 

今の自分の状況を整理しよう。俺は次が最終決戦になるであろうと母さん達に伝え、身体を休めるために眠りについたはずなのだが………気が付けば謎の空間にいたのだ。

 

この場所の特徴はとにかく暗い。周りを見渡せば無限に影に包まれており、空を見れば雲ひとつない青空に太陽が眩しいほど光り輝いている。

 

そして周りには様々な剣、盾、弓、槍、銃等の様々な武器が地面に突き刺さっていた。

 

まるで無限の剣製(アンリミテッド・ブレイド・ワークス)のような空間なのだ。

 

刺さっている武器はどれも見覚えがある。

 

エミヤの干将・莫耶、偽・螺旋剣Ⅱ(カラドボルグ)赤原猟犬(フルンディング)

 

クー・フーリンの刺し穿つ死棘の槍(ゲイボルグ)

 

アルトリアの約束された勝利の剣(エクスカリバー)勝利すべき黄金の剣(カリバーン)最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)全て遠き理想郷(アヴァロン)

 

ディルムッドの破魔の紅薔薇(ゲイジャルグ)必滅の黄薔薇(ゲイボー)

 

アナのハルペー

 

メディアの破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)

 

スカサハの貫き穿つ死翔の槍(ゲイボルグ・オルタナティブ)

 

ジークフリートの幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)

 

イシュタルのマアンナ

 

モードレッドの燦然と輝く王剣(クラレント)

 

Xオルタの邪聖剣ネクロカリバー

 

他にも魔剣グラムから、絶剣デュランダル等の伝説の剣、ミョルニル、グングニル等の北欧神話の神の武器、天逆鉾(アマノサカホコ)草薙剣(クサナギノツルギ)天羽々斬(アマノハバキリ)等の日本神話の武器、ギャラハッドの盾、ジャンヌの旗のような名もわからぬ英雄達の武器、更には神殺しのロンギヌスの槍まで様々な武器、防具が刺さっていた。

 

一体どういう事だ……ここにある武器は全て解析してみたがどれも偽物ではない。どれも“本物”なのだ。

 

だけどそれだとおかしい、約束された勝利の剣(エクスカリバー)はアルトリアが今も所持しているし、イシュタルのマアンナは本来、イシュタルしか持つ事が出来ないはずだ。

 

ロンギヌスの槍に至っては本物は本来、ロンギヌスと共に英霊の座に押し上げられててもおかしくはない。

 

そんな武器が一つ残らず“本物”。有り得ることでは無いのだ。いや、有り得てたまるか!

 

「どうやら驚いてるみたいだな?」

 

突然声をかけられ後ろを振り返るとそこには俺と姿形全てが同じな人物、嫌、俺そのものと言ってもいいほどの存在がいた。

 

「おっと!この姿は許してくれよ?アンタに取り込まれてからこの姿にしかなれないんだから。」

 

今の言葉でこいつが誰か分かったぞ!俺の皮を被っているこいつは……

 

「お前は……この世の全ての悪(アンリ・マユ)!!」

 

「おっ!俺の名前を知ってるのか?って当然か!今のお前は俺、俺はお前だもんな。」

 

「どういう事だ!何故、お前がここにいる!?俺は大聖杯を呑み込むと中で気を失って、結局、大聖杯はそのままのはずだ!」

 

「いやぁ!アンタッてば気を失ってもしつこくてね!気を失ったってのに最後まで俺ごと大聖杯を呑み込みやがった。」

 

「マジかよ………だが、それとこの状況は何か関係があるのか!?」

 

「あぁ、あるとも。まずはここが何処か説明しよう!」

 

「俺の真似のつもりか?」

 

「気に入らなかった?頼むから殴らないでくれよ〜俺は最弱だからさ!」

 

「殴らねぇよ。」

 

「まぁ、兎に角。ここはお前の心象風景、お前の固有結界の中だ。」

 

「はぁ!?固有結界!?俺は使えないはずなのだが……」

 

「これは1つの夢なんだ!俺がお前を呼び寄せた。」

 

「何が目的だ?」

 

「おっと!怖いねぇ!君にも関係のある事さ。あそこを見てごらん?」

 

「は?なんだアレ?」

 

俺はこの世の全ての悪(アンリ・マユ)に言われるがまま指さされた方を見る。そこには巨大な門があってその前を四足歩行で三つ首の怪物の影が動き回っている。

 

「あれはお前さんの心の悪意。悪意の塊の癖に何かを守護している矛盾の獣。」

 

「俺の悪意だと?……だが俺の悪意だけであそこまでの大きさは……」

 

「聖杯だよ……お前の中の聖杯があの獣の動力源なのさ。」

 

「つまり、あいつは不死身か?」

 

「倒せるのはお前だけってね。その為に俺はお前を呼んだ。」

 

「何故だ。お前はこの世の全ての悪の集合体。あの程度簡単に喰らえるだろう?」

 

「あれは俺より質が悪いさ!あれの正体はお前の悪意だけではないんだよ。俺によって汚染された大聖杯によって集められた過去、現在、未来の悪意とお前の何かを守りたいと言う人類愛と言う矛盾した性質を持つ二つの感情が融合した事で出現した、最低最悪であり最高最善でもある、本来生まれるはずのない可能性の獣。そうだな、お前の名前をとって名づけるなら『人類悪(ビースト)if ケルベロス』人類を護ると同時に人類を滅ぼす、最凶の獣さ。」

 

今なんて言った………今この世の全ての悪(アンリ・マユ)はなんて言ったのだ。

 

大聖杯により至る所から集められた悪意と俺の護ると言う感情の融合体……人類悪(ビースト)と言ったのか?

 

人類悪(ビースト)とは、とある世界の人理継続保障機関「カルデア」という組織により名付けられた、人類を滅ぼす巨大な悪の事を指す言葉だ。

 

ビーストはそれぞれ始まりのビーストIから終わりのビーストVIIまでの7体で構成されている巨大な悪。

しかしその根拠は人類に対する巨大な愛。

 

例えば“ビーストII 原初の母ティアマト”

彼女は子に裏切られ、殺されながらも子を愛し自らの元に帰って欲しいと願った。

 

いかなる姿形・性質を持った子供が生まれようと、愛し続けたのだ。

 

愛と憎しみは表裏一体。その巨大な“愛”は“憎しみ”となり、自らを裏切った子達、人類その物を殺そうとした。

 

カルデアが止めてくれたお陰で彼女は愛する子を殺さずにすんだのだ。

 

では目の前で門を守護している獣は何だ?

守護するという愛を元に生まれた憎しみなのか?

 

あれが……俺の本性だと言うのか?

 

「そう落ち込んだ顔をするなよ!あいつは未だ不完全だ。だからお前の心の中、体から外に出ない。だが、あいつが外に出てみろ。きっと全てを守護する為に全てを破壊するぞ?守護する必要があるものが無くなるまでな。」

 

「守護する必要が無くなるまで敵を殺し続けるか…………………確かにあの化け物は俺かもしれないな。だけど今は負ける訳には行かないのでね。今回だけは協力してもらうよ、この世の全ての悪(アンリ・マユ)。目には目を歯には歯を悪には悪をだ。悪をもって善をなすってのも悪くないだろう?」

 

「ハハハハハ!お前は俺の予想以上に面白いな!俺は最弱だけど、それぐらいは手伝おう!」

 

「ここは俺の心象風景…………ならここにある武器も俺が操れるのだろう?」

 

俺は周りに突き刺さっている全ての武器を解析し、魔力を込め、操作を始める。武器は全て空中に上がり俺の悪意、ケルベロスに狙いを定める。

 

「名付けるとするなら………まぁ、適当に無限の幻影(アンリミテッド・シャドウ・ワールド)って所か。全投影連続層写(ソードバレル・フルオープン)、全宝具、同時真名解放。約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)燦然と輝く王剣(クラレント)幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)悉く打ち砕く雷神の槌(ミョルニル)、干将・莫耶オーバーエッジ………etc」

取り敢えず思いつく限りの宝具と武器の全ての真名解放する。

 

そして無限の剣製(アンリミテッド・ブレイド・ワークス)の要領でそれらを全て空中に浮かせる。そしてケルベロスに向けて放つ。

 

【ギガァァアォォォ!】

 

ケルベロスが雄叫びを、あげたのを合図にに戦闘の開始が告げられた。

 

「じゃあまずは俺からな!ちょいとこの剣を拝借して……そらよっと!」

 

この世の全ての悪(アンリ・マユ)は近くにあった名も知らない剣を取るとそれら全てをケルベロスに投げつけ、チクチクとダメージを与えていた。

 

俺は取り敢えず反転した聖剣を手に持ち自身の姿を幻影結界(インビジブル・シャドウ)を使用する事で認識出来なくするし、ケルベロスが俺を探している内に周りに満ちていた魔力を聖剣に溜め込んでいく。

 

ケルベロスもまるで何かを放つように止まって動かなくなった。

 

一体何をしてくるのか……先に行動したのはケルベロスだった。その三つ首からビームのようなものを出してきたのだ。

 

「おっと!危ない!準備は出来たか!?サーベラスさんよォ!」

 

「言われなくても出来てるよ!

卑王鉄槌…極光は反転する……光を呑め!

約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)』」

 

放たれた黒いエネルギーは明らかに通常より多くケルベロスの首を1つ跳ね飛ばした。

 

だが、首を1つの跳ねた程度では怯む様子もなく少し体が小さくなったぐらいだ。

 

「流石、守護する感情から生まれた人類悪(ビースト)。守護する為に自身の防御力だけは最大ってか!兄の守護欲ってすげぇ〜!!」

 

「うるせぇ!遠回しに嫌味を言ってくれるな!それ、ケルベロスめ!今度はこれだ!『貫き穿つ死翔の槍(ゲイボルグ・オルタナティブ)』」

 

【グガァァアギィガァァ】

 

投げ付けた二つの赤い槍が首に刺さるとケルベロスは変な鳴き声を上げながら苦しみ始めた。

 

「まだ首は切れないみたいだな?じゃあ!俺が行くぜ、当たるかは知らんがな、『刺し穿つ死棘の槍(ゲイボルグ)』おっ!当たったし、首が切れた!ついに俺も最弱卒業か?」

 

「馬鹿言え!クーフーリンの宝具とスカサハの宝具を同時に受けたら首ぐらい切れるだろう!だいたい、影の国で作られた魔槍は影の領域であるこの結果内では強化されてるんだろ!」

 

「そういう推測もアリなのか!?」

 

「知るかそんなもん!ゲイボルグの原理なんて、因果逆転ぐらいしか知らねーよ!」

 

何故だろうな。目の前のこいつと話してるとすっげー楽しい気がする。

 

やっぱ大聖杯を呑み込んだから?

まぁ、そんな事はどうでもいい。ケルベロスはしつこく首を再生させて来た。

 

これじゃあケルベロスじゃなくてヒュドラ見たいだな。

 

「所でサーベラスは最強の剣を使わないのか?乖離剣とか言う奴。」

 

「え?この空間内にもあるのか?」

 

「勿論だ!ここは世界の影。乖離剣ぐらいあって当然だろ!1度使われた事のある宝具は全て再現する!恐ろしいよな!」

 

「マジで言ってるの?試しにやってみるか……投影開始(トレース・オン)乖離剣エア!………本当に出来た!?」

 

いざ投影して見ると周りの宝具が一部消え、その代わり世界を破壊する最強の剣が俺の手元に出現した。

 

試しに解析をしてみると色々な情報が頭に流れ込んで来た。まとめると俺が投影した乖離剣はプロトアーサーの十三拘束解放(シール・サーティーン)のように拘束(リミッター)が掛かっていて特定の条件を満たさないと1から5パーセントぐらいの力しか解放できないようだ。

 

1パーセントでもかなり強いから別にいいけど…………

ある程度、乖離剣に魔力を込めると三つの筒のような部位が別方向に回転を始め、当たり一体に凄まじい風が吹き荒れた。

 

「おいおい!使うならもっとケルベロスに近付いてくれないか!?俺が耐えきれないだろうが!?」

 

「誰が好き好んで自分の姿をしたこの世の全ての悪を気にするか!これで恐らく終わりだぜ!じゃあな……俺の心の具現化……怪物(ケルベロス)になった(サーベラス)よ、これでお終いにしよう!これは悪をも善をも切り裂く乖離剣!『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』」

 

世界を切断する剣のたった1パーセントの一撃はケルベロスの首だけでなく、体そのものをこの世から消滅させた。

 

「よっしゃ!これで俺以外の悪が消えた………訳では無さそうだな。」

 

この世の全ての悪(アンリ・マユ)の言う通りケルベロスは消滅していなかった。ただ単に俺の中に戻っただけ。俺とひとつになっただけだ。

 

「あ〜あ。これでお前も悪の仲間入りか……どうする?サーベラスさんよォー。今日からお前は人類悪だぜ?」

 

「まじかよ、俺、退治されるのか………まぁ、それまでこの力をとことん利用してやるさ。取り敢えず英雄王を殺すまではね。」

 

「そうかよ。それじゃあお前の行く末を見といとくよ!」

 

そう言うとこの世の全ての悪(アンリ・マユ)の姿を認識出来なくなって来た。

 

「それじゃあ元の現実に帰りな!固有結界は使えるから

ら頑張れよ。」

 

ったく、最後までうるさいヤツだな。言われなくてもイリヤの元に帰る為に何でもやってやるよ。

 

道は険しいけどな。

そう考えている内に身の前の景色が切り替わった。

 

「おはようございます。マスター。」

 

いつも通りの廃病院のベットで眠っていた俺を目の前にいる、ランサーが俺が起きるのを待ってくれていたらしい。

 

「おはよう、ランサー。キャスターとXオルタはどうした?」

 

「彼女達なら今出かける準備をしていますよ。」

 

「ん?出掛ける準備?」

 

「はい。突然ですが数時間だけお暇を貰います。」

 

一体、何しに出掛けるのだろう?まぁ、女の子だし甘味でも食べに行くのだろうな。

 

「お金はそこの棚にあるからそれで買い物をしていいよ。それじゃあ俺はもう少し寝るよ。お休み、ランサー。」

 

女の子同士の楽しみを邪魔する訳には行かないな。

少し疲れが溜まってるからもう少し寝ていよう。

 

そうして再び俺は眠りについた。

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

ランサーside

 

「それじゃあ俺はもう少し寝るよ。お休み、ランサー。」

 

そう言い残しマスターは寝てしまいました。

さてと……私達はこれから買い物に行くとしましょう。

 

今回の私達の目的はマスターにお礼の品を用意する事です。

 

マスターは本来、英霊であり、道具として扱われてもおかしくない私達にとても優しくしてくれて、寒いと言えば暖かい服を、お腹がすいたと言えば美味しいご飯を作ってくれます。

 

なのでせめて退去の前にお礼をしたいなと思い、私達三人で計画したのが今回の買い物です。

 

「これなんてどうでしょうか?」

 

「でもマスターにはこっちの方が…和菓子もプレゼントしますかね?」

 

「真面目に選んでくださいよ。」

 

この二人は何をしているのやら。

 

キャスターもバーサーカーも服をメインに見ていました。

 

服なんていずれ着れなくなる物なのでせめて成長しても着れるものを………

 

そう思った私が見つけたのはマスターが纏ってる影に似たような灰色をしたマフラーでした。

 

「あの……このマフラーなんてどうでしょう?」

 

私がそう提案するとキャスターとバーサーカーは一斉にこっちを見てそれいいね!と言い始めた。

 

結果的にマフラーをプレゼントすることになったのだが喜んでもらえるのでしょうか?

 

ちょっと楽しみですね。

 

sideout

 

 

 

時刻 夜

サーベラスside

 

「ここは………また夢の中か?」

 

気が付けば恐らく再び夢の中にいるのだろう。

何処かで見覚えのある橋の上にいた。

 

そこには英雄王とウェイバーそしてイスカンダルが佇んでいた。

 

「この景色、この配置……見覚えがあるぞ……まさか!?」

 

ライダーは1人、自身の愛馬に乗り込むと『王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)』を発動し、最後の掛け声をあげた。

 

「敵は万夫不当の英雄王、敵にとって不足はなし、いざ益荒男達よ、原初の英霊に……我らが覇道をしめそうぞ!」

 

「「「「「おぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」」」

 

「アァァララララララーイ!」

 

イスカンダルが…彼の臣下達が突撃する中、英雄王は1人微笑んでいた。

 

「来るがいい、覇軍の主よ。今こそお前は真の王者の姿を知るのだ。」

 

俺は目の前の光景が信じられず宝石剣ゼルレッチを投影して夢の空間を少しねじ曲げる。しかしそこに映ったのは全く同じ光景。ここは俺の夢の中であると同時に現実で起きている映像なのだ。

 

「「アァァララララララーイ!」」

 

ウェイバーと共に叫び声をあげ、イスカンダル達は段々英雄王に近づいていく。

 

「夢を束ねて覇道を志す……その意気込みは褒めてやろう。だが(つわものども)よわきまえていたか?夢とはやがて悉く醒めて消えるのが道理だと」

 

そう言うと英雄王は黄金の波紋の中から鍵によく似た何かを取り出し空に向かって掲げる。

 

鍵からは無数の赤い線が伸びやがて何回か光ったかと思うと再び鍵に収納され、鍵が形を変え最強の剣が姿を現した。

 

「なればこそ、お前の行く手に我が立ちはだかるのは必然だったな。征服王、さぁ、見果てぬ夢の結末を知るがいい。この我が手ずから理を示そう。」

 

そして英雄王の持つ乖離剣エアが回転を始め最強の一撃が振るわれる準備段階に入った。

 

「ん?来るぞ!」

 

それを見たイスカンダルは自らの臣下達に警戒を呼びかける。そして遂に最強の一撃が放たれる。

 

「さぁ!目覚めろエアよ!お前にふさわしき舞台が整った!いざ仰げ!『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』を!」

 

世界を切り裂く一撃をイスカンダルは危機一髪で回避した物の突然崩壊し、奈落の穴が生まれた砂漠から次々と兵士達が消滅していき、固有結界すら消滅した。

 

「そんな……これじゃあイスカンダルの負けじゃないか!」

 

俺は結果を変える為に、宝石剣と大量の宝具を投影した。この宝具達を宝石剣の力で現世に投げ飛ばせばイスカンダルの死亡は回避出来るはず!

 

そう思い、空間にいる穴を開けようとした瞬間俺の意識は覚醒してしまった。

 

「マスター!?大変です、ライダーが倒れました!」

 

「あぁ、知ってるよ。もう夢で見た。」

 

「夢で………ですか?」

 

「まぁ、どうせ聖杯のせいだ。気にしないで置こう。それと……ありがとう、征服王イスカンダル。貴方に感謝を……」

 

俺は敗北し、既に座に戻ったであろうイスカンダルに向けて感謝の言葉を述べる事にした。

 

届いているのかは分からないが代わりに祈ろう。

いつかウェイバーとイスカンダルが2人並んで戦い、共に歩めますようにと……

 

 

 

 

残り陣営

マスター サーヴァント

衛宮切嗣 セイバー「アルトリア」

 

遠坂時臣 アーチャー「ギルガメッシュ」

 

サーベラス ランサー「メデューサ」 キャスター「メディア・リリィ」 バーサーカー「謎のヒロインXオルタ」




作者の〜次回!
と言うわけでお待ちかね?の次回予告!さぁさぁ次回はいよいよZero編最終回!早速読んでいくとしましょう!
イスカンダルが倒された今残る陣営は後、二つ!
果たしてサーベラスは人類最古の英雄王に勝てるのか?
未だに使っていない令呪の使い道は?
そして遂に聖杯が姿を表す。
次回 「兄の意地」
お楽しみに!

追記
8月25日に固有結界の名前を変更しました。

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