無理矢理転生【リメイクの為、永久凍結】   作:ムメイノライデン

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前回のあらすじ
自身の悪意と戦い、勝利したサーベラスは最後の決戦の為に眠りについた。夢の中でイスカンダルの死を目の当たりにしたサーベラスは英雄王を倒す為、イリヤの元に帰る為に最後の決戦に挑む!
さぁ?どうなるのだろうか?気になる本編をどうぞ!


兄の意地

サーベラスside

 

「すいません、マスター少しいいですか?」

 

ギルガメッシュを殺しに行く準備をしている途中、ランサーが突然話しかけてきた。

 

「どうしたんだい?何か足りない物があるのかい?」

 

「えっと……ちょっとこっちに来てくれますか?」

 

一体なんなんだろうか?もしやマスター契約の破棄の話だろうか?だとしたらショックだけど認めるしか………

 

「「「プレゼントです!」」」

 

「へっ?」

 

思わずマヌケな声を出してしまったのだが…へ?

何かプレゼントボックスを貰ったのだが……

 

「開けて……いいのか?」

 

それと父さん達にしかプレゼントを貰った事がないのでちょっと戸惑ってるのもある。

 

「えぇ、開けてください。」

 

「知ってますか?マスター、プレゼントボックスは開ける為にあるんですよ?あっ、中にサーヴァントが入ってる事なんてないのでご安心を…」

 

「え?サーヴァントってプレゼントボックスに入るのですか?」

 

何が何だか分からなくなってきたから取り敢えず開けてみますかね?

 

中に入ってたのは灰色のマフラーだった。

 

「マフラー?」

 

「はい、ランサーが選びましたよ!」

 

「気に入って頂けると嬉しいのですが……」

 

マフラーか……シンプルで暖かいしランサー最高かよ!

でも俺ってマフラーとか使った事がないんだよね。どうやって首に巻くんだ?

 

「あっ、巻き方はですね…………」

 

 

 

 

説明中

 

 

 

 

「なるほどね。取り敢えずありがとうね皆。このマフラーは宝にするよ。」

 

「「「どういたしまして!」」」

 

さてと、サーヴァント達から嬉しいプレゼントを貰ったのだがお返しは出来そうにないな……。

 

「もしもし、父さん。最終決戦の準備が出来たからいまから大空洞へ行こう。」

 

でも、家のサーヴァント達は何が何でも殺させない。

そう思いながら俺は英雄王との決戦へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「思いのほか早いではないか?雑種。」

 

場所は冬木の大空洞。元々大聖杯があった場所だ。

ここに揃ったのは俺と父さん、セイバー、ランサー、キャスター、Xオルタそして言峰綺礼と英雄王。

 

言峰の腕には昨日までなかった令呪が見える。

 

「言峰綺礼……遠坂時臣はどうした?」

 

「我が師なら、聖杯が汚染されてると聞いた時に私に令呪を受け渡し、娘の為に聖杯戦争から降りたが?」

 

どうやら言峰が言ってる事は嘘ではないようだ。

 

影を使い確認した所、今、遠坂時臣は凛ちゃんと桜ちゃん、そして慎二と遊んでいる所だった。

 

「嘘は言っていないみたいだな。それじゃあ聖杯戦争を終わらせるとしよう……俺の相手は………」

 

「我がやるぞ。綺礼はセイバーのマスターの相手でもしていろ。さぁ、行くぞ!我を楽しませて見ろ!!雑種!」

 

「楽しまずに死んでけ!英雄王!!」

 

英雄王の後ろに無数の宝具が現れるのと同時に俺は影から無数の干将・莫耶オーバーエッジを召喚した。

 

「行くよ皆。英雄王に目にもの見せてやろう!」

 

「「「はい!」」」

 

「私も手伝いましょう。」

 

「頼むよ、セイバー。僕の息子を守ってくれ。」

 

英雄王の宝具が一斉に発射される。

それを合図にサーヴァント達が一斉に飛び出し、それぞれの武器や魔術で宝具を弾き返していた。

 

「令呪を持って命ずる。Xオルタ!本気で宝具を使用しろ!」

 

「任せてください……では行きますよ。オルトリアクター、臨界突破! 我が暗黒の光芒で、素粒子に還れ! 『 黒竜双剋勝利剣(クロス・カリバー) 』」

 

Xオルタの本気の宝具は飛んできた宝具をほとんど消滅させ、英雄王の隙を作った。

 

「よし、固有結界の準備をする。詠唱中は動けないから、頼むよ皆!」

 

俺は神経を研ぎ澄まし、全魔力を一ヶ所に集中させる。

 

「そこははるか遠き理想郷でもなく、無限に続く剣の丘でもなく、死者が苦しむ地獄でもない。

そこは全てを映し出す世界の影――」

 

「何をしてるか知らんが隙が大ありだぞ雑種!!どれ?これでも受けてみよ!『虹霓剣(カラドボルグ)』」

 

まるでドリルのような剣が飛んでくる。

しかしその剣はセイバーの聖剣によって弾かれる。

 

「邪魔をするなセイバー!これは我と雑種の戦いだぞ!!」

 

「私のマスターに守れと言われてるのでな?守らねば騎士の名が廃るだろう?『風王鉄槌(ストライク・エア)』」

 

「私も行きます。その指は鉄、その髪は檻、その囁きは甘き毒!――これが私!『女神の抱擁 (カレス・オブ・ザ・メドゥーサ)』」

 

「っち!我に魅了は効かないがビームとはこれまた厄介な!」

 

英雄王の妨害はサーヴァント達に次々と邪魔されていく。

 

「偽りも真実も映し出す世界の鏡――」

 

「それじゃあ私もビームでも撃ちますか?えぃ!」

 

キャスターの魔術によりさらに宝具が消滅する。

 

「邪魔くさいぞ!そこで縛られてるがいい!『天の鎖』」

 

キャスター達が全員、天の鎖によって縛り上げられ動けなくなる。

 

「ふん?この程度か?このままでは楽しめん。これは慈悲だ……後10秒は待ってやろう。数えるぞ!10」

 

「今、太陽と月は上りひとつになり

世界は影に呑まれる――」

 

「9―8―7―6―5―4」

 

カウントダウンも終わりが近づき、詠唱もいよいよ終わる。

 

「そこは――

 

「3」

 

世界を映し出す――

 

「2」

 

無限の幻影で出来た世界!」

「1、終わりだ雑種。滅びろ!」

 

大量の宝具が飛んでくると同時にそれは発動し世界は一変する。

 

「それが、『無限の幻影(アンリミテッド・シャドウ・ワールド)』俺の世界だ!」

 

辺りは影に呑まれ、雲一つない空には月と太陽が上り、皆既日食を起こした。

 

大地は荒野のようになっておりあらゆる伝説上の武器が突き刺さっていた。

 

飛んできた宝具は即座に同じ姿、形をした宝具により、地面に落とされ消滅した。

 

「固有結界か……だが、よもや貴様ここまでの贋作者(フェイカー)だったとは、贋作も極まればなんとやらだな。」

 

「んなことわざ存在しねーよ。さてと、周りには無数の武器、目の前の敵は英雄王……ならあの台詞を言わなきゃな?行くぞ英雄王……武器の貯蔵は十分か?」

 

「ふん、思い上がったな。ここで滅びよ!贋作者(フェイカー)!!」

 

英雄王は無数の武器を飛ばしてくる。ゲイボルグの原点や選定の剣の原点、様々な物を発射してくる。

 

「生憎、ここは俺の世界なのでね!全投影連続層写(ソードバレルフルオープン)真名、同時解放!まずはキャスター達を解放してもらおうか!」

 

射出された武器は天の鎖を断ち切り、セイバー達を自由にした。

 

「下がってくれ!ここだと俺の方が戦える!」

 

その指示を聞いてサーヴァント達は後ろに下がり俺と英雄王の一騎打ちとなった。俺は近くにあった神の槍を手に取る。

 

「ふん。セイバーを使わぬのか?道具が無ければ戦えない人間風情が!」

 

「うるせぇ!サーヴァントは道具じゃねーし、俺達人間を舐めるなよ!『直死』さぁ、とっとと貫かれろ!真名解放!解き放つは相手を射貫く必中の神槍『天地貫く主神の神槍(グングニル)』」

 

直死の魔眼を発動し、相手に必ず当たると言われる北欧神話の主神オーディンの槍を投げつける。

 

「この程度!天の鎖を使う程でわないわ!」

 

しかし英雄王はそれを黄金の波紋から取り出した別の槍で弾き飛ばし、地面に突き刺す。

 

表向きではそう見えるだろう。だが、実際は今ので45本の生命の線が断ち切られた。残り80。

 

「ッチ!やはりその“眼”が邪魔だな。潰れろ雑種!」

 

次に英雄王が放った宝具はどうみたって赤原猟犬(フルンティング)。グングニルと同じで必中と呼ばれる魔剣だ。狙いは恐らく俺の“眼”。

 

眼が無ければ、直死の魔眼は発動できないからな。だが、

 

投影開始(トレース・オン)

 

反転した聖槍を構え、魔力を込める。

 

「馬鹿な……その槍は!?」

 

セイバーが驚く。それもそうだこれはかつてのアーサー王が使ったとされる聖槍。それが禍々しく呪われているのだから。

 

「反転し、呪われた聖槍よ、我が敵を喰らえ!これが嵐の槍、嵐の牙!『最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)』」

 

嵐の槍は赤原猟犬(フルンティング)の線を全て切り刻み、赤原猟犬(フルンティング)は消えてなくなり、オマケで英雄王の、生命の線も10本断ち切れた。残り70

 

「くっ、よもやこの我がここまで追い込まれるとは!?エルキドゥとの戦い以来だな!良かろう我の本気を見せてやる。目覚めよ、エア……寝惚けてる暇はないぞ。」

 

そう言い、英雄王は黄金の波紋から最強の剣『乖離剣エア』を取り出した。

 

「来るか、ならこっちも!投影開始(トレース・オン)。真名解放!『乖離剣エア』」

 

周りの宝具をいくつか消し、乖離剣を投影する。

 

「雑種貴様!?エアの贋作すら作るか!!」

 

「お生憎様!これは本物の乖離剣エア。その影を実体化しただけさ!行くぞ!

これは天をも地をも滅ぼし、悪をも善をも切り裂く乖離剣──」

 

贋作者(フェイカー)風情が!贋作が本物にかてるか!裁きの時だ贋作者(フェイカー)

世界を裂くは我が乖離剣。原子は混ざり、固まり、万象織り成す星を生む。死して拝せよ!」

 

「「『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』」」

 

世界を裂く一撃が同時にぶつかる。

威力は相殺されず戦闘中の父さんと言峰は吹き飛ばされる。

 

俺も危うく飛ばされかける。だが

 

「吹き飛ばされる訳には行かない!イリヤを助ける俺の兄としての意地だ!耐えてみせる!」

 

そして場に残ったのは…………

 

「耐えて………やったぞ…………英雄王!!」

 

「認めよう雑種。今は……お前の方が強い!」

 

英雄王の生命の線は残り10次で最後にしてやる!

 

「これが最後の一撃!そして魔力が足りなくて乖離剣はもう使えまい!」

 

「おのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれ」

 

俺は近くにあった剣の中でも最も強力かつ、使いやすい剣を2つ手に取った。

 

「まずはこれだ!切り裂け!『天羽々斬(アメノハバキリ)』」

 

一振り目はかつて八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を斬り殺したと言われる須佐之男命(スサノオノミコト)の剣拳10個分の長さを持つと言われる天羽々斬(アメノハバキリ)、それによって英雄王は腕と足を失うそしてもう一振りは……

 

「これで終わりだ!『鎌剣ハルペーオーバーエッジ』」

 

干将・莫耶以外には使用したこと無い、オーバーエッジをランサーのハルペーに使用する。するとハルペーは信じられないほど巨大化し全長だけで1kmあると思われる鎌となり英雄王の首を断ち切った。

同時に一変した世界は元に戻った。

 

「はぁ……はぁ……勝ったよ……父さん……母さん」

 

突然襲いかかってきた疲れと謎の喪失感に俺は倒れてしまった。

 

「「「マスター!?」」」

 

「サーベラス、大丈夫?」

 

「あぁ、力が込められないけど大丈夫だよ……母さん。それより問題は………」

 

「「「「私達ですよね。」」」」

 

英雄王は倒した。しかし、聖杯戦争を終わらせるには全てのサーヴァントを殺さなければならないのだ。

 

「どうした物か?」

 

父さんも真剣に悩んでいる。

 

どうせならFGO見たいに退去とかがあれば……ん?退去?令呪があったな……試してみるか。

 

「令呪をもって命ずる」

 

「何をするんだい?サーベラス!?」

 

「全サーヴァントに退去を許可する。」

 

退去を許可すればいいだけだ。

 

「なるほど……それでは先にマスターの妹さんを助けてから退去しましょう。」

 

「退去?それって何?」

 

「サーヴァント達が自主的にこの聖杯戦争を去ることだよ、母さん。」

 

「何でサーベラスはそれを知ってるのかしら?」

 

「聖杯のバックアップって凄いよね?アハハハハ……取り敢えずドイツのアインツベルン城まで行きますか……」

 

 

 

俺は残った力を振り絞り、自身をアインツベルン城へと転送する。

 

 

「ただいま……イリヤ………」

 

自分でもわかるように小さくなっていく声を振り絞って叫ぶ。

しかし、叫び声にすらならない。

 

「あっ!お帰りお兄ちゃん!」

 

だが、イリヤは俺を見つけて抱き着いてきた。

イリヤの体がすごく温かく感じる。何でだろう?

 

「お兄ちゃん凄く冷たいよ?」

 

「あぁ……お兄ちゃんも……もう短いのかもしれないネ?」

 

言葉を話すのも何か疲れるな…取り敢えず早くイリヤを連れて行かなくては

 

「行こう?イリヤ、父さん達が待ってる。」

 

「お待ちください!サーベラス様。」

 

突然俺に話しかけてきたのは何故か斧を持っているセラと同じく斧を持っているリズだった。

 

「どうしたの?セラ……リズ……」

 

「私達もイリヤについて行く。」

 

「でも君達はアインツベルンの…」

 

「それ以前にイリヤ様の世話係なのです!ご同行してもいいですか?サーベラス様!」

 

この二人はいい人だな……イリヤを任せられそうだ……

 

「あぁ……いいよ?それじゃあ行こうか?」

 

影移動を再び使用し、母さん達の元へ俺達を転送する。

 

「わぁ〜!!凄い!お兄ちゃんワープ使えたの!?」

 

「凄いでしょ?……頑張って覚えたのさ……」

 

そう言うとイリヤは母さんに抱きついていた。

 

「サーベラス……もう長くないのかい?」

 

そう言いながら父さんは涙を浮かべていた。

 

「そうだね……退去が終わったら聖杯に変わっちゃうみたい。」

 

悲しい事実を俺は告げる。

 

イリヤには見せたくないな。

 

「ねぇ、イリヤ」

 

「どうしたの?お兄ちゃん!」

 

「これからお兄ちゃん、ちょっと冒険に出るけど大丈夫かな?」

 

「えぇ〜また行くの!?それじゃあ、いつ帰ってくるの?」

 

「分からない…多分長〜い冒険になるからね。」

 

「じゃあまた帰って来てくれるって約束してくれる?」

 

「うん、約束するよ。」

 

「それじゃあ分かった!行ってらっしゃい!!」

 

「うん、行ってくるよ。バイバイ母さん。」

 

「えぇ、…………また会いましょう?私の愛しのサーベラス!」

 

そうやって送り出してくれる母さんを前に涙が溢れそうになる。

 

「うん………分かってるよ。」

 

俺はサーヴァント達と父さんと共にこの場から離れた。

そしていよいよ退去が始まる。

 

「それじゃあ私はもう行きますね。またいつか和菓子を食べましょう!」

 

そう言い、まずはXオルタが退去した。

 

「じゃあ次は私が行きますね!またいつか会いましょう?さよなら!マスター!」

 

今度はキャスターが

 

「それじゃあ私も行きますか……楽しかったですよ、マスター。人間は嫌いですが……貴方ならまぁいいでしょう。」

 

そう言うとランサーはいきなり頬にキスをして来た。

 

「ヴェェ!?」

 

「勝ち逃げと言う奴です!」

 

そしてランサーが退去した。

 

「僕の息子はまだ誰にもあげないぞ!!」

 

「父さん!?」

 

何が何だか分からなくなってきたぞ!?どういう事だ?

 

「それでは私も行きましょう。ありがとうございますとアイリスフィールにお伝えしといてください。切嗣はもう少し、穏やかに過ごしたらどうですか?1度魔術師殺しから離れて……」

 

「そうだね……そうしよう。僕はイリヤを、サーベラスを、アイリを幸せにするんだ。」

 

「では私はこれで」

 

最後にセイバーも退去した。これぞ!ハッピーエンド………とは行かなそうだな。

 

「ごめん……父さん……俺もう……持ちそうにない。」

 

「大丈夫だよ……またいつか会おう。僕は必ず会いに行くよ、待っててねサーベラス。僕の愛する息子。」

 

「そうだね。それじゃあ旅にでも出るよ………バイバイ…………また会おうね!父さん!」

 

無数のエネルギーに耐えきれなくなった俺の体も粒子となり聖杯へと変わっていった。そして意識を失った。

楽しかったな……こっちでの人生も…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここが英霊の座………休めそうに無いよな。」

 

気が付くと自分の世界に居た。

しかしこれ以上外はなく。ここが英霊の座であるという知識が埋め込まれていた。

 

「こうなってしまっては仕方ないよね?最初は誰に召喚されるのかな?」

 

そう仕方ないのだ。

出来れば第五次聖杯戦争に召喚されたいな〜イリヤに会いたいし、父さんにも会いたいし。

 

あっ、でもあっちの世界ではもう聖杯戦争が起きないのか……まぁ、仕方ないよね?俺が大聖杯を呑み込んだ訳だし。

 

と言うか俺の姿が何か生前と違うのだが!?

具体的に言うと8歳から18歳ぐらいに成長してる。

これは明らかに可笑しい。

 

俺は8歳で死んだから8歳の体のまま英霊の座に登録されるはずだが………何か書いてるかなと思い、座となっている俺の部屋の本を取り出してみる。

 

「何なに?タイトルは……へ?サーベラスメモリー1?俺の記憶ってか?」

 

巫山戯たタイトルの本を読みすすめる。それはどうみたって俺が先程まで参加していた第四次聖杯戦争の記録だった。

 

「タイトルは巫山戯てるがかなり優秀だな。さて次はこれか…」

 

次の本のタイトルは無限の幻影。

俺の宝具となった無限の幻影(アンリミテッド・シャドウ・ワールド)の説明が載っていた。

 

次の本をとる。タイトルは天羽々斬(アメノハバキリ)またもや俺の宝具だ。

 

「埒が明かないな。適当に取っていくか」

 

適当に最後の段の本をとる。

タイトルはサーベラス。単純に俺の説明だけか?

そう思い本を開く。

 

そこに載っていたのは驚くべき事実だった。

何でも俺はハイ・サーヴァントと呼ばれる複数の神の融合体のようなものなのだとか……

 

融合している神は須佐之男命(スサノオノミコト)とオーディン。

 

ちょっと待て!?何故、スサノオとオーディン何だ!?

そう思って本を読み進める。

 

最後あたりのページに理由の欄が載っていた。

 

オーディン

サーベラスの妹がフレイヤとの複合神だから。

 

スサノオ

俺の剣を扱う面白いやつ!手を貸さないわけないだろ!

 

「何と言うか……胃が痛い。」

 

それに、この本棚の本何でも調べられるのだな。

何だか(転生前)に見た二人で一人の探偵ライダーに登場する星の本棚と言われる地球の記録みたいだな。

スゲーな〜英霊の座ってのは。

 

「あれ?何だこの蛇。」

 

いつの間にか腕に蛇が巻きついていた。なんだろうこの蛇、よく見ると赤い模様があって綺麗だな?

 

「お前、腹減ってるのか?」

 

「コクッ」

 

「そうか……これしか無いけど食べるか?」

 

俺は何故か部屋にあった菓子を蛇に渡す。蛇はそれを嬉しそうに食べていた。

可愛い……

 

「そうだ…俺も仮にも魔術師なんだ……なぁ、蛇さん。俺の使い魔にならないか?」

 

俺がそう問いかけると蛇は嬉しそうにうなづいていた。

OKと言うことだろう。

 

「ならまずは名前を決めないとな。え〜と」

 

名前を考えていると蛇は俺が持っていた本のページをめくり、オロチの三つの文字をさした。

 

「オロチ?オロチがいいのか!それじゃあ今日からよろしくなオロチ!」

 

「シャーオ!」

 

やっぱりかわいいなー使い魔にしてよかった!

そう思い待っていると部屋の奥に光の道が出現した。

 

「召喚って事か?それじゃあ頑張りますかね?」

 

そう思い俺は光の道を進んで行った。

道を抜けるとそこは暗くてよく見えないが恐らく土倉だろう。さてと、召喚されたらあのセリフを言わなきゃな?

 

「召喚に応じて参上した。俺はサーヴァントフォーリナーだ。問おう。君が俺のマスターか?」

 

ここから俺のサーヴァントとして初の冒険が始まるぞ!とても楽しみだ!

 

「そう、私が貴方のマスターよ!よろしくねフォーリナー!」

 

前言撤回!胃が痛くなりそうだ!




作者の〜次回予告
次からはいよいよstaynight!では早速次回予告を……『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ!)
グベェラァ!
英雄王「次回予告は我がやる!名付けて英雄王のギルギル次回予告だ!」
ネーミングセンスが壊滅的だね。取り敢えずじゃあこれ読んでね。
英雄王「よかろう!では読み上げるぞ!
サーヴァントとして雑種(イリヤ)に召喚された雑種(サーベラス)は胃痛を抱えながらも戦いに身を投じる………と思いきや聖杯戦争ではないトラブルに巻き込まれて!?
次回 「雑種死す!」楽しみに待ってお『次回のタイトルが違う!」
次回 再開と胃痛と謎の敵
お楽しみに!
英雄王「おのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれ!我の次回予告を邪魔するとは!万死に値する!」
それでは皆さん生きてたら会いましょう!
に〜げるんだよ〜!!!
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