無理矢理転生【リメイクの為、永久凍結】 作:ムメイノライデン
前回のあらすじ
英雄王を倒し聖杯となったサーベラスは英霊として座に登録される。
サーベラスの初のサーヴァントとしての聖杯戦争…そのマスターは……まぁ、イリヤですよ。にしても、最近な〜んか次回予告中にボコされる事が多いような。
まぁ、いいか。本編をどうぞ……
再開と胃痛と謎の敵
「そう、私が貴方のマスターよ!よろしくねフォーリナー!」
さてと、今の状況を説明しよう。
俺は座に召し上げられて召喚された訳だが何故か目の前の俺のマスターと思われる人がどうみたって母さんに似た姿をしていて、口調や声的にもイリヤである事が判明しました。
何で、
「え〜と………これは改めて自己紹介が必要かな?」
「???フォーリナーの真名を教えてくれるってこと?」
やれやれ、俺の見た目で気づいて欲しいものだ。
「そうだね。それじゃあ、改めて。クラスフォーリナー、真名はサーベラス・フォン・アインツベルン。という訳で……ただいま、イリヤ!」
「………………えぇぇぇぇ!?」
おぉ、驚いてる、驚いてる。正直、俺の方が驚いてるぞ?だって、英霊にされて、神と融合して、挙句の果てには妹に召喚されてるんだぜ?
驚きを通り越して胃が痛いよ。
「おっ……お兄ちゃんって………英霊だったの!?」
「嫌、本当は英霊にすらなれないけど……………いつの間にか神と融合させられたり、成長してたり(後で判明したが8歳の姿にも戻れる)で胃が痛いんだよ。と言うか随分と成長したね〜?俺が死んでから何年経ってるんだ?」
嫌、本当は10年後って知ってるけど怪しまれないためにね?いきなり話したら困惑するだろうからね?
「やっぱり死んでたんだね…………ちょうどあの時から10年後ぐらいだよ。」
あぁ〜やっぱりね?って事は士郎とかもいるってことだよね?もしかしてイリヤの苗字も変わってたりして?
「その間にお母様達は結婚式を挙げたから今の私の、名前は衛宮イリヤスフィールだよ!」
「ほぇ〜そいつはめでたいな。何かプレゼント作らなきゃ………」
うん、実にめでたい!ちょっと待て?と言うことは俺の真名はサーベラス・フォン・アインツベルンじゃなくて衛宮サーベラス?俺もエミヤなのか?
嫌、でも座に登録されてる真名はアインツベルンの名前だし、衛宮はどちらかと言うと偽名か?
でも、1部海外では二つの苗字を持つことも珍しくないから衛宮サーベラス・フォン・アインツベルンか?なっげ〜名前だな〜
「お兄ちゃんは変わらないね………それと!私にも弟が出来たんだ!」
「え?弟?」
「そう!義理の弟、名前はシロウだよ!ほら、紹介するからこっちに来て!ちょうど今私の後輩も来てるんだ!」
ついにあのイリヤにも後輩が!兄ちゃんは嬉しいぞ!
うん?後輩?何かイヤーな予感が………
「ちょっ、引っ張らないでくれイリヤ!?お兄ちゃんは何処にも逃げないぞ!?と言うか無駄に力が強いね!?」
「はーやーくー!!」
「分かった!分かったって!」
俺は連れていかれるがままに歩いていく。
少しして、殆どのFateシリーズでお馴染みのあの居間に案内されたのだ。
「お兄ちゃんは此処で待ってて?私が呼んだら、あの時みたいに影から出てきてくれる?」
「随分と見栄えを気にするのだな?まぁ、良いけどさ?何よりイリヤは俺のマスターだしね?」
俺の返事を聞いたイリヤは居間に移動したのを見計らって俺は影に潜る。登場演出を派手にする為に大量の武器でも用意するかな?
影から覗いて見た所、居間に座っているはイリヤ、士郎、凛ちゃん、桜ちゃんそして彼らのサーヴァント、
「それじゃあ私のサーヴァントを紹介しま〜す!クラスはフォーリナー!真名は〜(今だよお兄ちゃん!)」
さてと、ご指名だし出てきますかね?
俺はまずは影から大量の干将・莫耶(オーバーエッジ)を出現させ辺りに浮遊させる。
その瞬間イリヤ以外は戦闘態勢に入った。ここからが本番だ!
「幻想は今崩れる──『
本来なら攻撃技である
そして影から俺参上!
「俺の真名はサーベラス・フォン・アインツベルン!イリヤの双子の兄であり、此度はフォーリナークラスで現界した無銘の英霊なり!と言うわけでノリの軽いヤツだけどよろしくね〜。」
「「「「「「…………………………」」」」」」
「イリヤのご要望通り派手に登場したけど……何この空気?」
「私にもさっぱり?」
う〜ん。もしかして迫力が足りなかった?結構苦労したんだけどな?
「え〜と?イリヤ先輩のお兄さん?ですって?」
「あぁ、そうだよ?凛ちゃん。もしかして信用ならない?否、まぁ普通はそうなんだけど……まぁ、セイバーとライダーがいるから証明してくれるでしょ?」
「何で私の名前を知ってるのよ!?そしてセイバーとライダーが証明出来るってどういう事よ!」
「えっ?だってそうだろ?セイバー。」
「いえ、証明は出来るのですが……サーベラスってそんなに大きく無かったですよね?」
「え?セイバーは彼と会ったことがあるのか!?」
「えぇ、前回の聖杯戦争の時に切嗣の息子である彼が幼い頃のライダーであるランサーを連れて参加していました。」
「と言うことは俺の兄さんって事か!?爺さんはそんな事………否、思い出したが一度だけ話してたな。」
あぁ〜何か記憶としてはついさっきの事なのに何かすごい懐かしく感じるな〜第四次聖杯戦争は苦しくも楽しかった。
「他にもキャスターとバーサーカーもいましたね。」
「英霊のお兄さんって……先輩とイリヤ先輩の家庭の事情も複雑ですね?」
あっ、何か桜ちゃんが勘違いしてる……と言うかさっきからライダーが黙りなのだが!?何か怖いぞ!?
「否、複雑って言うより元がホムンクルス中心の魔術師の家系だからね?と言うか凛ちゃんも、桜ちゃんも俺に一度会っているはずだが?」
「「え?何処で(ですか)?」」
うん?俺の姿を見て気付いていないのか?
あぁ、そっか!あの時の俺の姿は8歳の子供だったもんな!
「ちょいと待ってて?
取り敢えず影に潜って体全体に魔力を集中させる。
イメージは若返りの霊薬を飲んだ英雄王、つまり子ギルになる時のイメージ。
しばらくすると視点が低くなり第四次聖杯戦争の時と瓜二つ…というよりそのまんまの姿に戻っていた。
「ハイハイ、姿を変えてきたよ〜」
「「あっ!あの時の変な人(ヒーローさん)!」」
「俺って、そんな風に認識されてたの!?酷いな〜凛ちゃん。これでも君の妹を助けたのだが………まぁ、いいか?」
あれ?士郎sが固まってる。まぁ、いきなり高校生が小学生に変わったら驚くのも無理はないよな〜
「まぁ、姿はいつでも変えられるから、士郎もアーチャーも気にしないでくれ。」
「「あ、あぁ。」」
さてと、魔力が足りねーしそろそろ俺は寝に行こうかな〜取り敢えず、母さん達に挨拶をしたいな。
「所で?父さんと母さんは?」
「今は仕事で出かけてるよ。明後日に帰ってくるんだって?」
「へぇ〜ならそれまで待つかな?でもな〜何して過ごそうかな?」
俺は何をするか悩んでいた。
取り敢えずセイバーとライダー、アーチャーは味方陣営だし、そもそも大聖杯は俺が呑み込んだから存在しないはずなのにな?あれ?そう考えると何で俺達サーヴァントは召喚されたんだ?
「それならさ!10年前のお兄ちゃんの話を聞かせてよ!私もよく知らないしさ!」
「それ私も賛成です!ヒーローさんのお話も聞きたいですし!」
「同じく…サーベラスに召喚される前の話は知らないですし……」
「あっ、やっとライダーが口を開いた。ランサーの時より無口なんだな。」
「え?ライダーは無口では無いはずですが……何故なの、ライダー?」
え?そうなの?だってさっきまで話に興味が無さそうにそっぽを向いてたし、え?
「それは………その………えっと………(不味い、桜にサーベラスにあんな事をしたなんて言えません。自分でやった事ですが教育に悪いですし、また姉様達に弄られてしまいます。元マスターですよね?助けてくださいサーベラス!)」
何だかライダーから視線を感じるな?助けを求めてるのか?
「えっと…桜ちゃん?人には誰しも話したくない事もあるんだよ。ほら、例えば誰が好きだとかクラスで大声で言われたら嫌だろ?」
具体例を伝える。これは誰しもが嫌な事だろう。
特に桜ちゃんのような子には効果は抜群のはず。
「そ…そうですね。それはだめですよね。
私は別に先輩が好きだって事をバラされても………嫌、ダメダメダメ。やっぱり恥ずかしい///」
あぁー重症だな。ダメだこりゃ←地獄耳の番犬さん
そしてやっぱり胃が痛い。胃薬どこかに無いかな?
後で士郎に聞いてみよう。
その前に姿を大人に戻してっと。
「取り敢えず何処から話すべきかな?英霊召喚辺りからでいいかい?」
「あぁ、聖杯戦争をよく知らない俺の為にもお願いするよ、“兄さん”」
ヴッ!
今なんか士郎の方から嬉しい方の精神的ダメージが来たぞ!?
よし、弟のためだ。軽く語りますかね?
「先ずは俺がアインツベルン城でキャスターを召喚した所から始まるな──」
サーベラス説明中
「という訳で俺は聖杯に変化して英霊に召し上げられましたとさ………はぁ。自分の事ながら胃が痛い。」
ようやく話し終わった……勿論、聞かれちゃ不味い部分は話してませんよ?ランサーの勝ち逃げ?とか
「イリヤ先輩とサーベラスさんにそんな物語があるなんて…………」
「えぇ…お父様が言っていた、大聖杯を呑み込んだ魔術師はイリヤ先輩のお兄さんだったのね。」
あれれ?俺って噂?になっていたのか………そういや、さっきから膝が重いしやけにイリヤが静かなような……
「Zzzzzzzzzzz」
寝息を立てて寝てるな。ちょうど俺の膝を枕にする形で
「やれやれ、後輩と弟の目の前で寝落ちってか………まぁ、これぐらいは許すかな?」
仕方ないよな?久しぶりなんだし。
そう思いながら俺はイリヤの頭を撫でる。
「こうしてみると、イリヤより大人に見えるな。」
「わかるわ〜衛宮君の言う通り、イリヤ先輩のお父さんにしか見えないわ」
「俺は父っていう器では無いのだが……にしても、こうして俺の膝で誰が寝たのは桜ちゃんを助けた時以来か?」
うんうん、懐かしいな。蟲の翁はキャスターが殺したんだっけな?間桐邸は俺の火炎瓶で火事になってたし。
「「その話詳しく!!」」
あっ、凛ちゃんとライダーが食い付いた。やっぱり兄弟として、サーヴァントとして気になるのかな?
「え……その話は…ちょっと…」
「いいよ。姉である凛ちゃんには知る権利があるだろうしね?あっ、でもイリヤを起こさないように静かにネ?」
「えぇ、分かっt…分かりました。」
「あ、敬語じゃなくていいよ。最初言った通り俺はノリとか兎に角軽いヤツだからさ。」
「そうならありがt「話の途中ですまないな。凛、敵が接近してきた。」また後で教えて頂戴。」
まさかジークフリート以外からあの台詞が聞けるとは……ってそんな事よりも今敵って言ったか?
ようやく胃痛が治まってきて幸福の時間になったと言うのに。俺の楽しい時間を邪魔するとは飛んだ礼儀知らずと見たぞ。イリヤには悪いが、ちょっと殺しに行くか。
「嫌、今回は俺が行こう。イリヤの眠りを遮ろうとするのなら殺してやろう。」
俺はイリヤの頭ををそっと投影した枕の上にのせ、これまた投影した毛布をかけると影を使い、外に移動した。
「さて、今回の敵は何だ?竜牙兵か?サーヴァントか?はたまた英雄王か?」
敵の正体は一体何なのか、予測しながら敵がいると思われる位置へ向かう。
【■■■■■■■■■■!!!】
この叫び声は………バーサーカーなのか?
叫び声が聞こえてきたので投影した干将・莫耶オーバーエッジを手に持つ。
念の為、姿を
しばらく進むとそこにいたのは現在、
「あれって
「あーもー!クソッタレが!マスターに言われて来てみれば封印指定とやらは何処にもいないし、サーヴァント擬きがいるじゃねーか!次から次へと増えやがって!」
どうやらランサーも苦戦しているようだ。
ちょっと手伝いますかね?
「
相手に必中する魔剣は無数のハサンの内三体を貫き、さらに二体を爆発の餌食にした。
「誰だ!?」
ランサーが俺のほうを向く。と言っても俺の姿は認識できないが…まぁ、名乗りぐらいはしないとな
「通りすがりのフォーリナーだ!覚えとけ!」
「お前もあの影のサーヴァントか!?」
「否、影っちゃー影なのだが……まぁ、アイツらとは全く違うぞ。まぁ、あんたの味方ってとこだ。」
「そうかよ。なら殺し合いは後だな。先ずはあの影の野郎共を殺しつくそうか!」
「まぁ、この理性の欠片も無いアサシンなんぞ簡単に殺してやるよ。ちょいとストレス発散だ。」
いきなり出てくる単語が殺し合いか……これでもケルトではマシな方だとは……まぁいいや。
俺の幸福の時間を奪った恨みは大きいぞ?
「
「ん?その槍!?スゲー!!スゲーぞ!そいつはオーディンの槍じゃねーか!師匠が言っていた最強の槍の一つ。まさか英霊になってからお目にかかれるとはな。お前の真名ってもしかしてオーディンか?」
「やっぱり勘違いされるよな……確かにこれは本物だが俺はオーディンでは無いんだよ。取り敢えず、再現した宝具ぐらいは見せてやろう!
解き放つは相手を射貫く必中の神槍。
真名の解放とオーディンと融合した俺が本気で投げつけた事により、グングニルは地面をえぐり、光を超える速度で放たれ、残りのハサンは全て全滅した。
「っしゃァ!大☆勝☆利!これが兄の力よ!ハッハッハッハッハ!」
よし!俺の勝ち!何で負けたか…地獄でじっくり考えな!
っと、巫山戯るのもここまでにしとこう。
どうやら先程まで衛宮家にいたイリヤ以外の全員が俺の戦いを見ていたようだ。
ランサーに迷惑をかけないうちに帰ろう。
「さてと、それじゃあ。運があればまた会おう!さらばだ光の御子!いつか特訓に付き合ってくれよ」
「おう!そんときは
さてと、クランの猛犬とイカれた約束をした所でとっとと帰りますかね〜。
俺は影を使い、周りに隠れていたメンバーを全員衛宮家へと転送する。
「さてと……俺の戦い方なんて見て楽しかったか?」
俺は単純な疑問を抱いたので聞いてみる。
「あぁ、聞きたい程は山ほどあるのだが……」
「フッ、今回はお前も同じ意見のようだな衛宮士郎。」
ん?士郎sは何を考えてるんだ?兄さんには分からないな。
「「さっきのカッコイイ技は何だ!」」
あっ、なるほど。男の浪漫だね。アチャ〜凛ちゃんが呆れてるよ〜?
「さっきのは北欧神話の主神オーディンの槍、グングニルだ。相手を追尾して必ず射貫く必中の槍だな。自分の手元に戻ってくるから使いやすいんだよ。投影魔術との相性もいいし。」
「なるほど神装兵器か……と言うことは私は投影できないのか……残念だ………」
「アーチャーでも投影ができないのか!?なら、俺に投影の仕方を教えてくれ!兄さん!」
ん?今、俺の事を兄さんって呼んだな?いいだろう!兄さんは機嫌がいいのだ!HA☆HA☆HA……
「父さんに怒られない程度になら教えよう。」
「こうなると衛宮君は止まらないわね。そろそろ遅くなるし早く帰りましょう?桜。」
「あっ、それなら俺が今から時臣の所に行って桜ちゃん達が泊まることを伝えてこようか?」
「「是非お願いします(するわ)!」」
さてと、これで士郎達が集中しすぎる事は無いだろう。
彼らは人が家にいる時は主夫だからな。
「それじゃあ!行くぞ!士郎。早速特訓だ!」
「あぁ!」
「あっ、勿論アーチャーもな。」
「え?私もいいのか?」
「俺は“士郎”に教えるって言ったんだぜ?ほらさっさとやるぞ〜!」
「やはり、私はまだ兄さんには敵わないようだな。」
「ん?何か言ったか?アーチャー?」
「嫌なんでもない。早く教えてくれ!」
「ハイよ。それじゃあイリヤを起こさない程度にやりますかね〜。」
それからの展開は早かった。時臣に凛ちゃん達が泊まること伝えるとあっさりと承知してくれた。
何故そんなにあっさり?と聞いた所、帰って来た答えに思わず吹き出しかけたのは仕方が無いと思う。
だって、葵さんが出てきたかと思うと二人揃って桜ちゃん達が好きな人が出来てるのかも知れないって遠坂家の家訓である。「遠坂たるもの優雅たれ」だっけ?
まぁ、兎に角家訓を忘れる程ハイテンションで話し始めるんだぜ?いやはや、胃が痛いな。
ちなみに士郎sは結局投影できず、また明日と言うことになりました。
さてと、それでは久しぶりの布団での睡眠を………
「お兄ちゃん!久しぶりに一緒に寝よう!」
させてくれそうにないな。と言うか何処からか視線を感じるのだがもしや録画か何かされてるのか!?
嫌、でもそんな雰囲気は……まぁ……多分ライダーが桜ちゃんの心配をしてるのでしょうね。
はぁ、魔力が足りないしもう気にせずに寝ますか……胃薬を用意しなきゃな。
作者の〜次回予告
どうも皆さん。何度ガチャを回してもイリヤが当たらない作者です。ピックアップの時すら来ないって何よ……キアラさんはノーコメで…
取り敢えず読み上げますかね。
フォーリナーとして召喚されたサーベラスは胃痛に悩まされながらも楽しい日々を過ごそうとする。
しかし、突然、時計塔からとある魔術師と、とある執行者が訪問してくる。これはまたトラブルの予感!?
次回 「封印指定とロード」
お楽しみに〜
ピーンポーン
<ハーイ
<こちらアマゾネス便です。お届け物があるので判子を押してください。
<あっ、サーベラス君の胃薬ね。ちょっと待ってて、判子持ってくる。