無理矢理転生【リメイクの為、永久凍結】   作:ムメイノライデン

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前回のあらすじ
召喚され、胃痛を抱えながらもイリヤと再開したサーベラスはシャドウサーヴァントによく似た敵と戦い勝利する。
次の日、そんな彼の前に現れたのは?
本編をお楽しみください!



封印指定とロード

「時刻は深夜3時か………暇だし料理でもするかね?」

 

聖杯戦争の時の癖で思わず早起きしてしまったので取り敢えず俺は顔を洗って料理の仕込みをする事にした。

暇だしね。仕方ない。

さてと、とっとと顔を洗って……

 

「お久しぶりですサーベラス様。」

 

おっとこの声は確か

 

「そういや昨日は見なかったね。取り敢えず、ただいま、セラ。」

 

1番の風紀係兼、メイド長のセラがいた。(メイドはセラとリズしかいない。)

 

「こんな早朝から何をされるおつもりで?」

 

「暇だから料理でもしようとね?」

 

まぁ、イリヤ達に俺の料理を食わせてみたいってのもあるけど。

 

「なっ!?貴方まで私の仕事をとる気ですか!?」

 

「あれ?セラ、どうしたのかな?何かすっごく不満そうだけど……」

 

「当たり前ですよ!士郎さんは起きたら勝手に料理しだしますし、凛さん達は泊まった日に必ず掃除していきますし!メイドである私達の仕事が取られてるんですよ!!」

 

何かこのセラ見た事あるぞ!?もしや別次元の住人では!?随分と仕事熱心だなぁ!?

 

「俺はただ単に俺の料理を食べて見てほしいだけなのだが…………」

 

「大体!士郎さんは本当に男なのですか!?悔しいですが料理も美味しいし、掃除も完璧。洗濯物もいつの間にか綺麗に畳まれてる……あの人は主婦ですか!?」

 

「士郎は主夫だよ…………はぁ、こうなったらセラは止まらないか………」

 

寝起き早々、俺はセラの愚痴に付き合う事になり、何だかんだで30分経過した。

 

「セラ……そろそろその辺に……」

 

「リズもリズです!!メイドの仕事を忘れてイリヤ様と仲良く遊び始めて!ブツブツブツブツ」

 

コソコソ

 

(悪いなセラ、料理をしたいから抜け出すよ。)

 

(頑張れ、サーベラス。キッチンまでの道のりは遠いぞ)

 

(リズは随分、柔らかくなったね。まぁいいか。後は頼んだ!)

 

俺はセラの愚痴を全て投影した身代わり人形(サーベラスそっくり!)でセラの愚痴を掻い潜り、ついにキッチンに到達した。

 

「さてと、食材は…………う〜ん。ちょいとした洋風の食事でも作るかな?よし、フレンチトーストでも作るかな。」

 

冷蔵庫から卵、牛乳を取り出しボウルに入れて、そこに砂糖を入れ混ぜ合わせれば誰でも出来る簡易的フレンチトーストの元の完成!後はここの元をパンに染み込ませて…………………

 

1時間後

 

 

染み込んだので後はこれを焼いて、皿に盛れば。

完成!虎でも出来るフレンチトースト!

尚、失敗するかはその人次第だ!

さてと、まだ4時だしどうするか………

 

ピーンポーン

 

ん?こんな時間に誰だろう?宅急便とかか?

 

「はーい今出ますよっと…………」

 

「よう!昨日の坊主!こんな朝にすまんな。」

 

「いきなりどうしたんだ?ランサー、待ちきれなくて決闘を挑みに来たのか?」

 

「嫌、俺もそうしてーけどよ。生憎、今回はマスターにお前を連れて来いって言われててな。わりぃけどついてきてくれねーか?」

 

ん?ランサーのマスターね?原作だと確か封印指定執行者のバゼット・フラガ・マクレミッツだよな?

もしや俺って封印指定された?

まぁ、暇だしついて行くかね?

 

「まぁ、ちょうど暇だから行くよ。ランサーのマスターにも興味があるしな。」

 

「そうか!助かるぜ。取り敢えずこっちに来な。マスターなら教会周辺で待ってるからよ。」

 

教会……ね?そういや言峰綺礼はまだ生きていたよな……見つけたら殺そうかな。

 

取り敢えず俺はランサーに、案内されるがままに歩いていき。辿り着いたのはやっぱりあの教会。

 

その門の前に彼女……バゼットとどこかで見た事がある赤い髪の魔術師そして、成長したウェイバー君こと、ロード・エルメロイII世がいた。

 

「は?おい、ランサー。どういう事だこれは」

 

「俺にはさっぱりな。何でも時計塔?偉い人達なんだとか。」

 

「お初にお目にかかる。フォーリナーのサーヴァントよ。私はロード・エルメロイII世。今回報告された謎のクラス、フォーリナーのサーヴァントである君の調査に来させてもらった。そっちは」

 

「私は蒼崎青子だ。本来は別の目的で日本に来たのだが、フォーリナーと言う謎のクラスに少し興味が湧いてね?」

 

「私はバゼット・フラガ・マクレミッツです。そこにいる蒼崎青子さんがトラブルを起こさないように見張れと言われた所、令呪が出現したので、聖杯戦争に参加する事になりました。」

 

なるほどね?ウェイバーは謎のクラスの調査……青子の目的は何だ?まぁ、一旦置いとこう。で、バゼットは青子の監視をするはずが聖杯戦争に参加する事になったのね。

 

「取り敢えず、一言いいかな?」

 

「いいぞ。私にいちいち許可を摂る必要はない。」

 

「じゃあ!はっきり言うぞ、両手に花ならぬ、両手に爆弾を持ったな。お疲れ様、ウェイバー。」

 

「ッ!?何故、英霊の君が私の本名を……」

 

「否、第四次の時一緒に戦っただろ。」

 

「なっ!?まさか、君がサーヴァントになったと言うのか、サーベラス!?」

 

「その通り!聖杯を呑み込んで、死んで英霊になりました!我ながら胃が痛い……」

 

「規格外すぎるだろ………」

 

どうやらお互いに悩みがあるようだ。

 

「なぁ、ウェイバー。あっちで話さないか?」

 

「それもいいな。君達はもう帰っていいぞ、私は久しぶりに友達と話す事にするから。」

 

「待ってました!!今会いに行くからね〜待っててね志貴〜♡」

 

え?志貴ってあの月姫の志貴?だとしたら怖いんだけど………何あの鼻血垂らしながら車を超えたスピードで走っていく魔術師は?

 

天の道を行き、全てを司るライダー?クロックアップなの?え?

 

「なぁ、サーベラス…………今、聞いちゃ行けないものを聞いた気がするのだが。」

 

「俺もだよ。」

 

「同意見です。」

 

もしやここってstaynightじゃなくてカニファン時空でした?

だとしたら俺は秒で退去したいのだが……

 

「取り敢えず、久しぶりに話でもするかい?」

 

「あぁ、そうしよう。」

 

 

 

 

 

 

 

話し合い中

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうなんだよ〜。ケイネス先生はいきなり僕にロードの座を押し付けてくるし、義理の妹となったライネスは悪魔だし、もう胃が痛いんだよ。」

 

「分☆か☆る。うちんとこも、サーヴァントにされて、いきなり呼ばれたと思ったら妹が俺のマスターだなんて………もう胃が持ちそうにないよ。」

 

「なぁ、ウェイバー。ひとついいか?」

 

「多分、僕も同じ考えだよ、サーベラス。」

 

「「お互い苦労するね。」」

 

何だかんだで約2時間、俺とウェイバーは愚痴を語り合っている。

どうやらお互い、胃が痛くなるほどの厄介事に巻き込まれているようだ。

 

「本当にやれやれだよね。今日、ウェイバーが連れてた蒼崎青子?だっけ?あの人も絶対危ない人だし。」

 

「蒼崎………青子……不味い!?死徒退治の件を伝え忘れてた!?」

 

「死徒って確か、真祖とかいう吸血鬼が量産してる眷属ってやつ?」

 

「そう、それだよ。確かこの冬木辺りにも発生していたはずだからな。本来なら聖堂教会や、執行者が動くけど、今回は聖杯戦争も同時進行されてるから動くのが難しいらしいんだ。」

 

なるほどね?もしかして、あのシャドウサーヴァントもその死徒やら、吸血鬼の仕業かも知らないな。

しょうがないし、俺が行くかな?

 

「なら、今夜とかは俺が潰して回ろうか?」

 

「うっ……本来は君に頼むべきでは無いんだけど…頼むよ。明日までには蒼崎青子にも伝えておくから。」

 

「任せろ!1番の友達の頼みなんだ。これぐらいやってやるよ。」

 

さて、死徒退治なんて、聖杯戦争に比べれば楽だからな。

見つけて、直死して切るだけ、う〜ん実に簡単!

 

さてと、それでは次の話に…

 

──お兄ちゃん!!どこいってるの!?朝ご飯の時にも帰ってこないなんて!

 

あらら、忘れてたな。

 

「すまないウェイバー。妹が呼んでるのでそろそろ言ってくるよ。」

 

「そうかい。ンッン!では暇ならまた明日に以前私とケイネス先生が泊まっていたホテルに来てくれ。」

 

「了解。それじゃあな!我が友よ!」

 

取り敢えずこれ以上怒られたくないので俺は影移動を使い、一瞬で衛宮邸に帰ってきた。

 

「どこに行ってたんだ、兄さん。中で凛や衛宮士郎、イリヤスフィールが心配してたぞ。」

 

「すまないな。しr、アーチャー。ちょいと友達の所で愚痴を語り合っていたんだ。俺と同じく、胃痛を抱える苦労人だ。」

 

「そうか……私とも気が合いそうだな。」

 

「あぁ、きっと合うと思うぞ。」

 

うん、俺とアーチャー、ウェイバーで苦労人の会が開けそうだ。

 

「ただいま〜」

 

「どこ行ってたのですか!?サーベラス様!」

 

「友達と愚痴の語り合いをしにね?」

 

「……サーベラス様に友達なんていたのですか?」

 

「失礼な!?1人だけだけどいるよ!聞いて驚け!俺の唯一の友達であり、時計塔のロードその名もロード・エルメロイ二世!」

 

「なっ!?ロードですって!?」

 

「フハハハハ!第四次聖杯戦争の時に出会って友達になったのだ!!」

 

驚いてる驚いてる!やっぱり、ひとのおどろく表情を見るのは面白いな!何と言うか、今日も平和だなって安心する。

 

「さてと、イリヤが呼んでたから俺は行くよ。」

 

「ッ……えぇ、早く行ってください!それと私の仕事を取るのはやめてくださいよ!」

 

「わかってますって!料理をするのは多分今回だけさ。」

 

うん、きっと士郎の作る料理よりは多分劣るからな。

怒られないように走ってリビングへ向かい、扉を開けるとそこには何かと幸せそうな顔でフレンチトーストをもっきゅもっきゅと謎の効果音を鳴らしながら食べているセイバーとライダー、イリヤがいた。

 

「………えっと……何この状況。」

 

「あっ、兄さん。えっとな、朝起きたら兄さんがいなくてイリヤが怒って、それで俺が朝ご飯を作る為に冷蔵庫を開けたら人数分のフレンチトーストが置いてあったから、誰が作ったかセラに聞いたら兄さんが作ったって不満そうに言っててな。」

 

「それでそれを聞いたイリヤ先輩と何故かライダーが幸せそうに食べ始めたってわけね。セイバーは…甘い物が好きだからかしら?」

 

「ライダーも甘い物が好きだったのですか?ヒーローさん?」

 

「俺に聞かれても困るのだがね?ランサーは好き嫌いも何も言わなかったからよく分からないんだよ。まぁ、女の子だから甘い物が好きなんだよ、多分。」

 

うん、女子ってのはよく分からないからな。

 

「あっ、そうだ。俺は夜になったら死徒狩りに行くからよろしくね?」

 

「「死徒ですって!?」」

 

「ん?どうしたんだイリヤ、凛ちゃん?」

 

「だって死徒ってあまり聞かない単語を突然口にしたかと思えば!」

 

「それを狩りにいくですって!?」

 

「なぁ、遠坂。死徒ってなんだ?テレビでよくやるエヴァンゲリオンってやつか?」

 

「そうそう、パターン青、使徒です!って違うわい!あんなロボは登場しないわよ!死徒って言うのは真祖と呼ばれる吸血鬼に血を吸われた人間の姿をした化け物よ。」

 

「おぉ〜見事なノリツッコミ。遠坂家ってギャグ要因だけじゃなかったんだな。」

 

と言うかこの世界にエヴァなんてあったのか………

 

「貴方、遠坂家をなんと思ってるのよ。」

 

うっかりエフェクト(トラブルメーカー)製造機」

 

「なっ!?」

 

「と言うのはちょいとだけ思ってるけどどちらかと言われると冬木に昔からいる完璧に一般人に紛れている魔術師って所かな?」

 

「ちょっとは思ってるんですね……」

 

そりゃ〜遠坂家のうっかりで魔術師ってバレる事もあるかもしれないからね。

 

うっかりエフェクトは強すぎるんだよね。もはや神代の呪いというか原初のルーンとかそこら辺に匹敵するんじゃないかな。

 

「取り敢えず死徒狩りに向けて何個か武器を投影しときますかね?」

 

巫山戯てプログレッシブナイフとかを用意してみても面白いかも!そうだ、エヴァがあるならライダーってあるのかな?あったら武器を再現してみるのも悪くないよな〜!

 

仮面ライダーの武器。子供の夢であり、俺の浪漫!

まぁ、再現に時間はかかるだろうけどやるっきゃないでしょ!

 

まぁ、夜までには頑張って作ろう。取り敢えず、死徒の情報でも集めるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜まで武器作成中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取り敢えず出来たぞ!時刻は夜の10時。冬木の人達は10時以降あまり活動しない傾向があるらしい。街の灯りはほぼ消えている。

 

「『直死』……さてと、肝心の死徒は……面倒臭い奴を見つけてしまったな。」

 

直死の魔眼や宝石剣ゼルレッチを使い、現在俺は死徒を探していたのだが、捜索の結果、見つけたのは死徒二十七祖と言う強豪の1人に入る吸血鬼。

 

名前は確かネロ・カオスだっけ?

 

月姫って言うTYPE-MOON制作のゲーム兼アニメの登場人物の1人で主人公である遠野志貴とヒロインの1人アルクェイドの前に現れて殺しにかかってくる吸血鬼。

 

確かヘラクレス見たいに命がいくつかあってそれを全て同時に削らなきゃ死なないのだっけな。

数はだいたい666個の命を持ってたっけな?

 

その他は俺や、父さん見たいに体内に固有結界を展開してたり、基礎能力がサーヴァントに匹敵するほど高かったり、とかなりのチートキャラ。

 

まぁ、それでも直死の魔眼持ちの前には精々、正面からの戦闘では殆ど勝てないアサシンと同じだ。

 

彼は666個の命を同時に削らなければ倒せないと言うが、三騎士クラスのサーヴァントにとってはその程度、宝具を使えば一瞬だし、直死の魔眼は“死”と言う概念を持っているため、直死して殺されればそこで終わり。

 

一様、地獄の番犬である俺からしたらアイツが無限に召喚する狼のような眷属は犬っころに過ぎない。

 

まぁ、要するに【スペックも能力も強いが特定の能力、アイテムには弱い中ボス】だ。

 

例を上げるなら、FFシリーズのアンデッド系モンスター、もしくはDQシリーズの大魔王ゾーマ

 

FFシリーズのアンデット系モンスターは知ってる人も多いがエリクサーや鳳凰の羽根をアンデット系モンスターに使用すると即死するのだ。

 

DQ3の大魔王ゾーマも同じだ。

詳しい理由は俺には分からないがゾーマは薬草を投げつけていれば倒せる。

 

ゾーマに対して回復アイテムを使うと有り得ないほどの大ダメージを負うのだ。

 

その為よくRTAでは薬草をひたすらゾーマに使用すると言う早急に攻略できる裏技も存在するのだ。

 

そのように強い能力を持つ敵には大体、意外な弱点がある。

 

英雄王なら慢心

ジークフリートなら背中

アキレウスならアキレス腱

ガウェインなら太陽が出ていない時間帯での戦闘

アタランテなら黄金の林檎

俺の場合は過度な魔力切れ

 

このように英霊になろうと弱点とは克服し難い物なのだ。

 

嫌まぁ、英雄王の慢心はどうにかなるし、俺の魔力切れに関しては聖杯と根源に接続すれば問題が無いけどね。

長話もここまでにして置こう。

 

取り敢えずネロ・カオスを殺してきますか。

あっ、不味い。案の定月姫のお二人さんが登場した。

しょうが無いからサッと行ってサッと倒しますかね?

 

投影開始(トレース・オン)鎌剣ハルペー。」

 

吸血鬼には不死殺し!これ、サーベラス式の常識!

と言うわけで影移動でレッツゴー。

 

「こんにちは吸血鬼の眷属さん?それじゃあ死んでもらおうか。」

 

開始早々、相手が反応をしないうちに攻撃を仕掛ける。

アサシン適性がほぼMAXな俺を舐めるなよ?

 

奇襲、暗殺、潜伏

アサシンっぽい事なら色々できるしな。

さて、肝心のネロ・カオスは?おっ、ギリギリ避けたな。

 

だけど残り線は1個になったぞ?吸血鬼の眷属はこの程度なのか

 

「何だ貴様!?いきなり出てきて俺に傷を負わせるだと!?だがこの程度………傷が回復しないだと!?」

 

「弱いなぁ〜、不死殺しや直死の魔眼にすら気が付かないって、もしかして英霊(サーヴァント)って言葉ご存知ない?それどころか魔術師すら知らなそうだな?本当に死徒二十七祖って奴の一角なのか?」

 

どうだ、この英雄王を煽る時に使用するとような言葉の弾丸は!確か死徒二十七祖って奴らはプライドが高いからな。こうやって煽れば

 

「貴様ァァァ!!!」

 

ほらな?引っかかった。では早速

 

「それじゃあお早めに退場願おうか!それじゃあ宝具の1つぐらいお見せしよう。オーバーキルにも程があるかもしれないけどね?『鶴翼連撃』」

 

影の中から現れた無数の夫婦剣により、ネロ・カオスは跡形も残らずに消えてしまった。

 

「ちょいとやり過ぎたかな?」

 

流石に宝具はダメだったか……周りへの被害は無いけどね?やっぱり恐怖を与えちゃうかな?

 

「貴方……いきなり現れてなんなの?」

 

あっ、流石に驚かせ過ぎたかな?志貴君なんて構えてるよ。まぁ、仕方ないけどさ。

 

「俺はフォーリナー、サーベラス・フォン・アインツベルン。通りすがりのサーヴァントさ?いやはや、友達に死徒退治を任されたまではいいけど、あんな面倒臭いのがいるとは思わなかったな。まぁ、直死の魔眼持ちで、サーヴァントである俺の前には噛ませ犬も同然だけどね。」

 

うん、やっぱり直死って強いよね。

吸血鬼をこうもあっさり殺せるんだから。

 

「さてと、俺の手助けは今回だけかもしれないけどまぁ、何かと縁が会ったらまた会おう。チャーオ!」

 

「なっ!ちょっと待っt」

 

こういうのは逃げるに限るな。

月姫勢と関わるのは面倒臭いし、眠いし。

特に志貴君。彼と関わるってことはシエルやその他月姫勢全員と関わることになるのでね。

まぁ、念の為監視をつけておこう。

 

「アイツらの監視…頼めるか、オロチ?」

 

「シャャォオ」

 

「よし、頼んだぞ。」

 

オロチなら安心だ。取り敢えずアルクェイド死亡ルートは回避しておかなきゃな。

さてと、腹が減ったしバーのような雰囲気を放つ喫茶店にでも入って紅茶を

 

「いらっしゃい!」

 

へ?ナマモノ?何故ここにナマモノが!?あれは虎聖杯かネタ聖杯かよく分からない謎の物体に封印されていたはず!?まさか自力で脱出を!

 

「まっ、まぁいいや。お茶ってあります?出来れば胃痛にいい物を頼みたい。」

 

「そんな物を頼むなんてお前さん随分と苦労してるみたいだにゃ〜。」

 

「色々と胃が痛いんだよ。そう、色々とね。」

 

もう座に帰りたいでござる。

 

「まぁ〜少し休んでいくといいにゃ〜。今は喫茶店じゃなくてバーだけどお茶くらいは出せるからにゃ〜。」

 

「その下手なキャラ付け疲れません?」

 

「疲れるけど仕方ないんだよ〜大人の事情ってやつ。」

 

「そうか……大人の事情……ね?」

 

その後、提供されたハーブティーと胃薬を一気飲みして帰って早急に寝ました。

 

また変な視線を感じたがもう気にしないことにしたよ。

もう疲れたよ、パトラッシュ……Zzzzzz

 




作者の〜次回予告!
ごめんね!サーベラス君。
小説にしても何にしても大人の事情ってのは付き物なのさ!
さてと、次回はいよいよ、あの人達との再会です。
果たしてサーベラス君の胃は持つのか?
締め付けが強すぎるお母さんから逃げられるのか?
そして、サーベラスは弟のデートを見守る。
次回 「親との再会、士郎のデート見守り隊」
お楽しみに!
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