無理矢理転生【リメイクの為、永久凍結】   作:ムメイノライデン

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前回のあらすじ
前回、士郎達と共に、遊園地を楽しんだサーベラスは何故、聖杯戦争が起きた原因をさぐる。
さぁ、原因は何なのやら?
本編をどうぞ!


不完全な大聖杯

「ねぇ、母さん、父さん。一つ聞いてもいいかな?あの時、俺は確かに大聖杯を呑み込んだはず。だから、聖杯戦争なんてそもそも、10年も前に終わっていたはずだ。それが何故、続いてるんだ?」

 

俺はずっと疑問に思っていた事を口に出す。

考えればおかしな話ばかりだ。

 

まずは、セイバー、アーチャー、ライダーそして、俺、フォーリナー陣営の同盟?関係。

 

これはまだ分かる。

全員が全員、知人ばかりだからな。協力すれば確かに勝率は上がるからな。

 

次は、キャスターとアサシンの行方。

こちらはstaynightの原作通りだといいのだが…………後で会いに行って見るか。

 

次の疑問は大聖杯が無いのに、何故、聖杯戦争が発生しているのか。また、小聖杯は存在するかだ。

 

聖杯戦争は魔力を貯蔵したり、サーヴァントを呼び出す条件となる大聖杯と聖杯戦争の終了時に聖杯を顕現させる小聖杯が揃ってやっと開始されるのだ。

 

これに関してはまだ、様々なパターンが思い付く。

アハト翁がまた、小聖杯を送ってきたとか、冬木には大聖杯の代わりになる何かがあったとか……

だとしたら、思い付くのはプロトタイプの大聖杯なのだが……沙条愛歌とか考えたくないな。

 

そして次が一番の疑問。

何故、“(サーベラス)”が“エクストラ(フォーリナー)クラス”で召喚されたか。

これは偶然と思う事も出来るがよく考えてみると不思議なのだ。

 

まず、俺のような超越者(フォーリナー)やアンリのような復讐者(アヴェンジャー)、天草四郎やジャンヌのような裁定者(ルーラー)等のエクストラクラスは超がつくほどのイレギュラーなのだ。

 

第三次聖杯戦争では、アインツベルンがルール違反をして、アヴェンジャー「アンリ・マユ」を召喚して、敗れた結果、第四次聖杯戦争(Fate/Zero)へと、突入するのだ。

 

もし、そこ(第三次)でルーラー「天草四郎」を召喚されていた場合は、アインツベルンの秘技が漏れ、世界中で亜種聖杯戦争が発生、そして聖杯大戦(Apocrypha)に突入するのだ。

 

このように基本、エクストラクラスのサーヴァントはルール違反で召喚されるのだ。

 

ましてや俺は、この世全ての悪と汚染された聖杯を二つ、大聖杯そして、人類悪(ビーストif)を呑み込んでいるからライダー(メデューサ)キャスター(メディア)アーチャー(エミヤ)のような「反英霊」所か、全能の人類悪(沙条愛歌)と同じような究極に等しい悪になっている為、英霊になれなくてもおかしくないのだ。

 

さらに言えば、例え、俺が英霊として、座に召し上げられたとしてもフォーリナークラスで召喚される事なんて本来は無いのだ。

 

自慢のようですまないが俺はアルターエゴとムーンキャンサーを除いた全クラスの、適性を持っているのだ。

だが、その場合はアーチャーを除いて真名が(サーベラス)とは別の物になるのだ。

 

セイバーとアサシンの場合は「須佐之男命(スサノオノミコト)

ランサーとライダー、キャスターの場合は「オーディーン」

アーチャーの場合は「サーベラス」

そして、バーサーカー、アヴェンジャー、ルーラーの場合は「ケルベロス」

 

このように、アーチャー以外ではサーベラスでは無く、別の真名になるのだ。

 

今回の召喚の時、残されていたクラスはバーサーカー。

ならば、俺はバーサーカー「ケルベロス」として召喚されなければ行けないのだ。

 

そして、フォーリナーの俺は生前以上の力が出せるもっとも人類悪に近いクラスなのだ。

 

なのに何故、フォーリナーのサーベラスとして呼ばれたのか…………ビーストで俺を召喚なんてすれば抑止力が止めないはずも無いしな。

 

謎はまだまだあるが、話し出すと止まらないのでここまでにして置こう。

 

 

さて、質問の返信は……

 

「あぁ、本来ならそうだね。ちょうどサーベラスが聖杯に変わった後の話だけどいいかな?」

 

「うん。むしろお願い。その頃の話はイリヤ達から聞いていないから。」

 

「話はあの時に戻るよ。サーベラスの体が聖杯に変わった後、聖杯は砕けたんだ。」

 

「砕けた?砕いたんじゃなくて?」

 

「そう、で、その欠片は僕とアイリが誰にも分からない所に埋めたんだ。」

 

「ここまでは分かる。でも、それで何故、聖杯戦争が?」

 

「多分だけど、あの聖杯はサーベラスが呑み込んだって言う、全ての聖杯が混じってるんだと思う。だから恐らく聖杯はまた、自分を修復する為にサーヴァントを呼び出し、戦わせてるんじゃないかって推測したんだ。」

 

なるほどね?

要するに、俺のせいだな。

聖杯を2つと大聖杯を呑み込んだから、体の中で全てが混ざりあって、俺と言う器の外に出た途端砕け散ったと……

 

魔力が多すぎたんですね分かりません。

さて、どうするべきかな。

 

「やっぱり、だとしたら聖杯を破壊するべきだよね?」

 

「うん、僕もそう思ったんだけども、1つ、問題があってね。」

 

「問題?」

 

「切嗣ストップ!そこからは私が説明するわ!!それじゃあ、教えて!アインツベルン相談室〜番外編よ!早速やるわよ〜!メンバーは私、アイリスフィールと!」

 

「押忍!弟子ゼロ号のぜっちゃんこと、藤村大河がお送りします!今回はタイガー道場じゃないけど、よろしくね?」

 

「「いぇーい!!パチパチパチパチ!」」

 

「「……………………………………(驚き)」」

 

どう言う……事だ?

ありのまま今起こった事を話すぜ……母さんが突然、袴に早着替えをして、薙刀を持ったかと思ったら、何処からかホワイトボードと、冬木の虎が湧いて出てきやがった。

 

な…なにを言っているのかわからねーと思うが 俺も何が起こったのかわからなかった……

 

「す、すっごくピッタリタイミングで来たね。いや〜相変わらず、アイリと大河ちゃんは仲がいいね!僕は嬉しいよ!」

 

父さんもダメだ。これは、俺以上に慣れていやがる!!これは不味い!俺の胃痛レーダーが反応している。

ここは逃げるが勝ち…………

 

「相変わらず厄介事に巻き込まれているようだな。」

 

「なっ!?アーチャー!?何故ここに?まさか(遠坂邸から)自力で脱出を!?」

 

「何、単独行動のスキルがあってこそだ。それにしても…………こう言う物はこの二人から始まったのか…………」

 

こう言う物?あぁ、教えてシリーズの事ね。

Zeroでは教えて!アインツベルン相談室。

staynightではタイガー道場。

EXTRAではブロッサム先生だっけな?

 

まぁ、御託はここまでにして、次に移ろう。

 

「それじゃあ今回解説するのは大聖杯の問題に関してよ!」

 

「大聖杯は確か、サーベラス君が呑み込んだ戦争の火種でしたよね?」

 

「そうよ。私の愛しの息子サーベラスが、私とイリヤが聖杯に変わるのが嫌で、呑み込んだらしいわよ。」

 

「押忍!尊敬すべきって事だけは分かりました!」

 

「それでね。今回はその大聖杯が暴走して、また聖杯戦争を起こしたの。」

 

「そのわりにはすっごい静かですけど……何か理由があるんでしょうか?」

 

「それはね、誰も戦闘をしたがらないのよ。」

 

「誰もっすか?」

 

「そうよ。現在、私が把握している限りだとこうなるわ。

セイバー陣営、つまり士郎とセイバーとフォーリナー陣営のサーベラスとイリヤは家族。だからお互いに争わないわね。

同じ理由でアーチャー陣営の遠坂凛ちゃんとそこにいるアーチャー。そして、遠坂桜ちゃんとライダーは争ってないわね。」

 

「家族なら納得ね〜。でも、何でこの四つの陣営は協力し合ってるんですか?」

 

「いい?ぜっちゃん。それはまだ、知っちゃ行けない事よ。サーベラスは分かってるみたいだけど……」

 

「師匠がそう言うなら間違いないっすね!」

 

「それじゃあ次に紹介するのはランサー陣営。彼は基本自由にやってるわね。釣りをしたり、魚屋をしてたりと……」

 

「本当に自由気ままですね……後の陣営はキャスターとアサシンになりますが…………」

 

「キャスターは確か新婚生活真っ最中よ!お幸せにね〜」

 

「アサシンは門の前で永遠と……これ以上は行けない気がする!」

 

 

ほへ〜現状ってそうなってたんだ。

随分と把握してるんだな〜。

 

これは凄い…………ネタかと思ったらちゃんとまとめられてる!?

 

「以外としっかりまとめられているんだな。」

 

「同感だ。俺はてっきりネタコーナーかと思ってたよ。」

 

タイガー道場とか、本来は半分ネタだしね。

さて、それじゃあやるべき事は大聖杯探しとキャスターに挨拶でもした方がいいのかな?

 

「そういや、結局、大聖杯はどこに埋めたの?」

 

「それはね…………アインツベルン城よ。」

 

「えぇ!?あそこに?」

 

冬木のアインツベルン城……10年前に父さん達が拠点にしていた場所だ。城自体が工房になっており、森には結界や魔術師に反応するトラップが大量に仕掛けられている。

 

あの時はイスカンダルがゴリ押ししていたけど…………

よくよく考えれば入るのは難しいはずなんだよね。

 

恐るべし、そして、尊敬すべし、イスカンダル。

とりあえず、その埋められた大聖杯の様子でも確認しますか。

 

早速、影で移動移動…………

 

「今日はもう遅いから寝る時間よ?」

 

「嫌、俺はサーヴァントだから寝る必要は」

 

「寝る時間よ?」

 

「はい…」

 

母さんには勝てない、この事実はサーヴァントになっても変わらないんだね。

 

結局、俺はぐっすり眠りました。

さて、朝です。と言うわけで今度こそ出発……

 

「朝ご飯は食べるわよね?」

 

「はい…」

 

朝ご飯を食べてから出発しました。

と言うわけでやって来ましたアインツベルン城!

 

10年前より緑が増えてるが気にする事はない!

さてさて、大聖杯は何処かな?

 

「………………あれ?反応が薄くない?」

 

本当に何処にも見当たらないのだが…………回収されたって事は無いはずだし…………

何処に行ったのだか……

 

よし、影も使って冬木市全体を全力で探しますか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見当たらないぞ…………隠蔽魔術でも使っているのか?

聖杯探索なんてする羽目になるとは……

 

さて、聖杯は何処なのやら。

もしかして移動してるとか?

 

ちょっと待てよ。サーヴァントって確か伝承に似た能力を使うんだよな。嫌、まさかね?まさか俺の中にあるなんてないよな?

 

………………良かった。そんな事はなかった。

今更だが、聖杯が地中のさらに深くまで、行ってしまったという説は無いのかな?

 

試しに掘り進めて見ますか。

 

投影開始(トレース・オン)虹霓剣(カラドボルグ)。これを使えば!」

 

虹霓剣………フェルグス・マック・ロイが使用する宝具

FGOでは亜種特異点IIの最後あたりが1番印象に残った人が多いのではないか?

虹の光を放ち地面をえぐりとる剣として、俺は記憶している。

俺にはケルト神話なんて、クーフーリンやスカサハで限界だからな。

 

とりあえず虹霓剣を地面に突き刺し、魔力を込めると、虹霓剣は虹色の光を放ち、地面をえぐり始める。

 

しばらくすると洞窟に当たったので、中に入ってみる。

 

「案の定暗いな……灯りでもつけるかな?え〜と……とりあえず光れば見えるでしょ、投影開始(トレース・オン)、軍神の剣。これならいつでも宝具も放てるしな。」

 

さて、大聖杯は……

ありましたね。それもどう見たって不完全な奴が。

 

「まるで、組み立て途中のようだな。しかし、組み立てる人は誰もいない……聖杯自身が再生しているという事かな?」

 

誰もいない所に話しかけるが当然誰もいない。

まぁ、とりあえずこの大聖杯は呑み込むとしよう。

うん、これで魔力切れにならなくて済むね。

 

でも、俺の人生的には最後に聖杯になるENDな気がするが……まぁ、多分大丈夫でしょうね。

 

そうだといいな。

うん、もう、受肉オチでもいい気がする。なんなら俺以外のサーヴァントを受肉させよう。

 

特に被害は無いし。主にエミヤとか、アーチャーとか、メデューサとか、ライダーとか、メディアとか、キャスターとか……

 

縁による贔屓抜きで穏やかな人達だからね。

うん。セイバーは何とも言えん……アサシンは…………お疲れ様。

 

さてと、これからどうするか…………

まぁ、とりあえず帰りますかね。暇で暇で仕方がない。

 

「と言うわけで、ただいま帰りました!!」

 

「おかえり〜!」

 

「あれ?士郎達は?」

 

「今出かけてるわよ。切嗣と一緒に、買い物ですって…何で私も誘ってくれないのかしら。」

 

買い物…………あぁ、食材の買い足しか。

一日にセイバーが喰いすぎるからな。

食費がとんでもない事になってそうだな。

 

さて、本格的にやる事が無いぞ。

家事を手伝おうとするとセラが怒るしな〜

 

よし、キャスターに会いに行って見るとしよう。

こっちで呼び出されてから会いに行った事無かったし。

 

確か新婚何だっけ?

菓子折りとか持ってっとこ

 

「それじゃあちょいとお寺に行ってきマース」

 

「行ってらっしゃ〜い!」

 

さてさて、菓子折りはスーパー等で買うとしよう。

礼儀は大事だからな。

 

門番をしているであろうアサシンにも何か持っていくか

サーヴァントでも飯は食うからな。

 

弁当でも持って行ってやるか。

と言うわけでやって来ました。柳洞寺……うん。

 

結界が……貼られてないね。これじゃあアサシンの門番の意味が……

 

とりあえず上がりますか。

 

「すいませーん。紫髪で、人を着せ替え人形にするのが好きなキャスターはいますかー?」

 

う〜ん。返事なし!

本当にいないのか?いいや、確か原作では彼女の夫(予定)である葛木宗一郎は柳洞一成と一緒に暮らしてるわけだからキャスターもここにいるはず…………

 

「…………なんで貴方がいるのよ……」

 

あっ、出てきた。

やっぱりワープは健在なんだな〜

 

よし、とりあえず話でもしますかね?

 

「いや〜サーヴァントとして、召喚されたからね。うん、正直に言うと俺も驚いてるんだよ。妹に召喚されるし、他のサーヴァントは知り合いばかりだし……あっ、結婚おめでとさん!いやはや、元マスターとして嬉しいぞ!うん。それと結婚祝いはこれね。安物だけどごめんね?」

 

うん。仕方ない。俺のバイト開始の日は明日からなんだ。

菓子折りぐらいしか買えないんだよ。

 

「えぇ、感謝するわ。というか、どこで私が結婚した事を知って………」

 

「我が母の力なり。」

 

「なるほどね。それなら仕方ないわね。」

 

「納得していただけて嬉しいよ。」

 

「それはそうでしょ。貴方のお母様はアサシンかって思う程、気配を消すことも出来るし、薙刀を持てば家のアサシン……ササキと同じぐらい戦えるわよ。」

 

うへ〜家の母さんスゲーな。

サーヴァントと同じぐらいの戦闘力があるのか…………

 

何で原作では言峰に負けてたんだ?

まぁ、彼奴が黒鍵を使うからだろうな。

 

まぁ、いいか。

とりあえず、やる事はやったし、俺はとっとと帰りますかね?

 

「それじゃあ、キャスター。葛木宗一郎とお幸せに〜~まったね〜!」

 

「なっ!?……そこまでして、私をいじるのなら私も一言言わせてもらうわ!!ライダーとお幸せに!」

 

「コハァ!?(吐血)は!?どういう事だよ?」

 

「あら?気付いてなかったの……なら黙っておくわ。」

 

「ワケガワカラナイヨ。」

 

ワケガワカラナイヨ

 

「その天然な頭でよく考える事ね。」

 

そう言ってキャスターは寺の中に入っていった。

うん、ワケガワカラナイ。

 

まぁ、いいか。

とりあえず俺は帰ろう。

 

色々ありすぎてもう眠い。

サーヴァントになっても眠気には勝てないものだ。

 

はぁ〜今日もまた胃痛がする。




作者の〜次回予告!
胃痛って本当に辛いよね。
俺も散々悩まされたよ。
さて、次回は何があるかな。
不完全な大聖杯を呑み込んだサーベラスは、胃痛を抱えながらも、本格的に死徒退治を始める。
しかし、目の前にとんでもない奴が現れて?
次回 「カレイドの魔法」
お楽しみに〜!!
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