【完結】アイドルマスター765AS アニメver.RTA 【皆オンリーワン】獲得√ 作:タバサックス
本日1/3話目です。
昨日は投稿できずに申し訳ありません。その代わりに、今日中に本編完結させようと思いますのでよろしくお願いします。
はぁ~い……どうも。
まずは前回のことを説明する前に、動画をご覧ください。
【目が覚めると、彼にとって知らない天井が目に見えた。なぜこの場所にいるのか一瞬呆けてしまったが、先ほど起こったことを思い出す。そのため、急いで体を起こして動こうとするがすぐに息切れしてしまった。
どうやら体力切れのようだ。しかし、今は本番直前。さらに自分の犯した失態もあることから、寝ている暇なんてない。そう思った彼は無理にでも起き上がろうとするが……その闘いを繰り広げていると、お見舞いの人がやってきた。どうやら、律子と事務の音無と社長の三人である】
はい、前回の動画をご覧になった多くの皆様が察していたと思うのですが、体力切れで倒れてしまいました。ちなみに走者側も最初はわからなかったですが、先ほどの地の文の中に出てきた「犯した失態」ということで察してしまいましたよ、ええ。
ですが、これだけならまだ挽回のしようはいくらかあります。
本来はプロデューサーが動けないために一発KOなのですが、この週はライブ直前の週です。なので、最悪無理がきく週です。
具体的には、ライブ直前だから無理しても大丈夫だよね? ということで他のメンバーがプロデューサーのことを気にせずに頑張っていただけるなら、どうにかなるかもしれません。
というか、どうにかしてくれ!(他力本願)
【話を聞くと、あの生っすかの放送の後倒れてしまったという。そして、その後に例の記事の内容がみんなに知れわたったという。その記事は、一言で言えば765プロに対して悪意あるものであった。それだけでもまずいものであるが、最もひどいものは千早の過去について特集した記事である。
千早は過去に弟がいたらしいが、ある時二人に交通事故が起こった。その時に、彼女の目の前で弟が車に轢かれてしまったことが書かれている。ところが、この記事ではその点について悪意的だ。
具体的には、彼女が弟を見殺しにしたという風に。そもそも事故当時二人とも幼いために、そんなことがあったら動くことさえままならないだろう。だから、見殺しにしたというのはあまりにも恣意的な捉え方なのだが、千早はそれを否定することができなかった。
その記事のために、彼女の心は再び自責で押しつぶされそうになった。もし私があの時手を差し伸べていたら、あるいは弟を押し出していたら……と。
今まではそれを取り払うために、亡くなってしまった弟が好きだといっていた歌を練習してきた。
元から彼女はよく弟の前で歌っていたのだが、その事件があってからより一層歌の練習を続けている。そして、それ以外のすべてを彼女は削ったのであった。歌以外は必要ないといわんばかりに。
だが、その報道のせいで再びぶり返したのだろう。今も、話を聞くと連絡がつかないという。】
……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
やっちまった! 一番やらかしてはいけない場所で失敗をしてしまったぁ!
……失礼、取り乱しました。
先ほどのイベントは、千早の覚醒イベントの始まりです。記事に彼女の過去について書かれてしまうことで、心の傷をえぐられてしまいアイドルを続けられなくなってしまうというものです。
これについての対処法は、現状では一つしかありません。彼女と仲の良かった面子……できれば、765プロ全員を引き連れて彼女と話すことです。この時、あるキーアイテムが必要となるのですが……それをどうやって確保しましょうか。
ああ、もう時間がいくらあっても足りません。寝ていたせいもあって自由行動ができるのは後二回です。
とりあえず春香に連絡を取って、一旦千早に会いに行きましょう。このままでは彼女のアイドル生活は終わってしまいます。それだけはなんとしても防がなくてはいけません。
【律子にそう声をかけると、少し顔を曇らせた後にある事実を話し始めた。なんと、春香も最近事務所に来ていないということ。聞いた話だと、例の記事のせいで引きこもってしまっているという。
加えて、美希も最近見ていない。彼女に関しては連絡も取れないという現状である。
このままだと、765プロがドームライブを迎える前に崩壊してしまうだろう、とまで教えてもらった】
……(ポカン)。
驚きすぎて、声が出ません。そして、次に何をすればいいかさっぱり思いつきません。
えー……ちょっと冷静になるためにも、説明しておきましょう。覚醒イベント中に他の人の覚醒イベントが起こる、というのは割と頻繁に起こり得ることです。基本的に一人ずつ覚醒イベントをこなさないとフラグ管理が難しすぎるということで、意図的に起こす人はほとんどいません。
で、今回に関しては偶発的に起こったパターンですね。先ほどそれなりに起こると説明しましたが、その理由がこの偶発的というものです。これに関しての回避方法はありません。祈ってください。
しかし、その場合は二人同時の時がほとんどです。偶発的に起こる覚醒イベントと言うのは、本動画内でもいくつか紹介しました。例えばやよいあたりがいい例でしょうか。
ただあれの場合は乱数やら信頼度やらで狙いをつけることができるイベントなので少し性質が違うのですが、それは一旦さておいて下さい。
で、このパターンですが……これはあれですね。
春香、千早、美希の三人同時、しかも非常に重いものを二回の自由行動で対処しないといけないということですね。補足ですが、基本的にこの三人のイベントは偶発的に起こる可能性は低めです。
というのも、そもそもこれらのイベントは意図的にきっかけを用意しないとまず起こらないからです。春香の場合、全員で仕事が忙しいということ、千早の場合、弟さんのことが記事で取り上げられること、美希の場合、約束を裏切られたということです。しかし、そんなきっかけを私が用意……
『【保坂の目の前に記者が現れた。彼曰く、彼女達を特集したいということである。なので、取材をさせてくれないかということらしい】』
……まさか、この記事が全ての元凶でしょうか?
ですが、千早のものはともかく春香と美希のものは全く関係がないのでは……? いや、ちょっと待てよ。ちょっとホモ君、記事を見てください!
【記事を見ると、彼女たちの絆を完全否定した内容が書かれている。なんでも、先にアイドルとしてデビューした春香たちのグループたちのことがありありと書かれており、不仲説についてまでご丁寧にも書かれている】
あ(察し)。これ、この記事が元凶ですわ。君のような察しの良い走者は嫌いだよ(自分自身を嫌っていくスタイル)。
解説しますと、美希と春香が閉じこもってしまった理由はそれに該当します。具体的には、二人ともアイドル活動に非常に熱心に取り組んでいました。
それに加えてアイドル活動を通して、仲間と共に努力することに楽しみを見出しています。
しかし、この記事のせいで彼女たちの仲に罅が入ってしまいました。彼女たちのデビューライブは春香たちのグループほどうまくいかなかったです。その不満を抱えていただけに今までのツケが罅として出てきた、という感じでしょうか。……なんだ、自業自得じゃないか(呆れ)
うわぁ~ん、疲れたもう! やめたくなりますよ、RTA。
……はぁ、どうしましょうか。先ほども言ったように、私がこの週で動けるのは二回です。それが過ぎてしまうと、ドームライブが始まってしまいます。
つまり、この二回で三人のフォローをしてやらなくてはいけません。……いや、無理じゃね。
基本的に、三人のイベント内容は原作とは別物ですがそれでも重いものには変わりません。本来なら、イベントを二回分かけてゆっくり説得をしたいぐらいですが、今回は一回でどうにかしないといけません。
ちなみに、一回分の行動で二人分のフォローに走るのはできません。ゲームの性質上、と言うのもありますが体力的に不可能です。
……はぁ~詰みましたわ、これ。
いくら私でも、これを打開できるような手段と言うのは思いつきません。ですが、このまま放置していたら確実にアイドル引退になります。だからと言ってドームライブ延期なんてことをしたら、765プロの信用は大きく失墜してしまい二度とドームライブはできなくなります。
実際、それなりにこのゲームをやってきましたがこんな現状になったのは初めてです。そしてその上手い対処法を一応ネットでも探しているのですが、どうやら新しい現象らしいです。つまりどうにもこうにもできないということだといえます。
……仕方ありません。ここで、RTAを放棄せざるを得ません。
今回の記録は失敗したということになります。その敗因は、運任せにしたところで躓いてしまった……あるいは、もっと前の時点の、女性苦手というスキルを得てしまった時点ですべて台無しになったのでしょうか。
今となっては後悔ばかり心に思い浮かびます。もっとうまくやっていれば、彼女たちのドームライブで輝いている姿を特等席で眺めることができたはずです。それがあまりにも心苦しい。後は、彼女たちに迷惑をかけないよう、後処理をしましょうか。次週以降もっとうまく走るのでそちらまで待っていてください。それでは、走者先生の次回作に乞うご期待……
【保坂が俯いた瞬間、高木社長が話しかけてきた。このままで諦めてよいのか、彼女達のために頑張ってきた君が、こんなことでくじけてしまっても良いのか、と。
夢は君とアイドルたちを叶えるために生きていた証にもかかわらず、それを捨ててしまってよいのかと】
え、高木社長? ですが、私にはこの事態をどうにもすることはできません。後は、精々彼女たちに迷惑が掛からないように後始末を取ること、そして責任をとることぐらいしか……
【責任なんて、後でいくらでも取らせてあげよう。だが今やるべきことは本当にそれなのか、諦めてしまって後悔しないのか、と高木社長にしては珍しく真剣な口調で保坂を見つめる。
社長の瞳を見るうちに、保坂の胸は徐々に熱くなっていく。どうして、あんな記事のせいで彼女たちの夢が理不尽につぶされなくてはいけないのか。
記者を連れてきたのは自分である。ならば本当の意味で責任を取るのであれば、転んでしまった彼女たちに靴を履かせ直すことこそが今の自分のやるべきことではないかと。
だから、彼は社長に強く首を振ったのであった】
ちょ、ホモ君! 社長の言うことはごもっともですが現状それに対する手段がないのです! これから何をやったとしても、改善は……
【保坂がその旨を伝えると、社長から君はもっと人に頼ることを覚えたほうが良いと言われた。そのことに首をかしげているとその病室に見覚えのある女性たちが入室してきた。なんと、春香、美希、千早以外の765プロのアイドルたちが彼のお見舞いに来たのだ。
全員が安堵して彼が起きたことを喜んだ後に保坂は最初に謝る。この記事を載せてしまったのは自分のせいだと。しかし、むしろ他の人が謝られた保坂。なんでもいろいろと無茶をさせすぎてしまったことについてである。また記事のことは全員が了承したことであるから、プロデューサーだけのせいではないということまで。
涙腺が崩壊しそうな保坂は、ぎりぎりで持ちこたえて彼女たちに改めて問う。この記事のせいで765プロのドームライブのハードルは高くなった。それでもまだライブをやる気があるかと。そして、全員がそんなことを一切気にせずに強く返事を返した。
なんでもやられたままでは気が済まないということらしい。だからこそ、彼女たちはドームライブでこんな記事なんて嘘っぱちだと、証明してやるとむしろ士気があっているということだった】
う……涙が、で、出ますよ(ガチ)
最初は絆が崩壊したかも、と思いましたがむしろ彼女たちの絆を際立たせることになりました。
後は三人も復帰できればライブは実施できますが……そういえば、これだけ人数がいればあの作戦ができそうですね。
あ、今回はここまでにしましょう。次回は、三人の説得に入ります。
さあ、ここが正念場です。踏ん張ってまいりましょう。それではご視聴ありがとうございました。
お読みいただきありがとうございました。
次の話も投稿するので、よろしくお願いします。