活動報告でも申し上げましたが、14話にて戦闘組と待機組で別れた際、そしてそれ以降、ダンの存在が消えていました。彼は待機組です。完全なる書き忘れです。申し訳ございません。車の中で零の写真でも眺めていたとでも思って許していただければ幸いです。もう同じようなことが無いよう、今回より気をつけます。本当に申し訳ございませんでした。
では、短いですが15話をどうぞ。
その後、ルークはフラグを見事に折り、一行はメルボルン研究所にやってきた。
「きちゃった……」
巡が泣きそうな声でいう。言葉にはしないが、零も巡と同じ気持ちでいた。
(剣也が怖い……)
すべては、そこに尽きる。
応接間で東尾に報告をしているとき、アントニオはふと気がついた。
「あれ?ケンヤいねえ」
巡はその言葉にハッとして顔を上げ、辺りを見回す。たしかにいない。
その時扉が開いた。入ってきたのは剣也だ。
「……どうだったよ」
零が尋ねる。手に持ったノートと楽しそうな表情を見れば、何をしていたかはなんとなくわかった。
「なかなか興味深い 光の国にはない発想から造られたものもあった まさかここまで技術が発達しているとはな」
(ああ、もういろいろ終わった)
巡と零は顔を見合わせる。
「剣也さん なにか役立ちそうなものはありましたか」
ダンが尋ねると、剣也はノートを拡げた。。
「そうだな、とりあえずコクーンの時間制限は失くせそうだ 参考になるものがあるのでな」
言いながら、零を見る。
(あ〜……シャイニングウルトラマンゼロのシャイニングフィールドか……)
自分は助からなさそうだな なんて気づいてしまえば、ため息を吐くことしかできない。巡がガッツポーズをしていたのがムカついて、取り敢えず叩いておいた。
「コクーンの制限時間が、なくなる!?」
驚いたのは東尾だ。彼はコクーンに制限時間がある理由を知っている。だから剣也は頷いた。
「今まで取られていたのは、大気圏内に不可視の空間を作るという方法だ 俺は、空間の裂け目を意図的に発生させようと思っている それから上手くいけば、その裂け目の中での時間経過は正常な空間の何分の、いや何十、何百分の一となる」
(あ ヤバイ本気だ)
彼は、シャイニングウルトラマンゼロの力を籠めたカプセルだって作ったことがある。できることを言っているのだろう。逃げる方法を考えておかなければ だなんて考える零のことなど気づくはずもなく、ただ東尾は驚愕していた。
「よくわかんねえけど、剣也さんすごいな」
「そうか?」
翔悟に答える剣也は、今どう見ても機嫌がいい。
「……帰ったら、研究用の部屋、用意しておきますね」
ダンがいう。剣也は嬉しそうに礼を言っていた。
少しして、レナードがやってきた。ゴモラボーンより前に零とダンが集めていたボーンと、ゼットンボーンの解析をしていたらしい。
「おう、来たな」
東尾が笑いながら話を促した。それを受けてレナードが口を開く。
「えーとですね、一応ゴモラボーンと大差ありません ですがそれ以上のことはまだ不確実なことが多いです もう少しデータが欲しいですね」
「奴らは誰かを探しているみたいだった ならたぶん、また現れるだろう」
「そうですね データの収集源にはそのうち事欠かなくなりますよ」
「それはそれで微妙だけどね」
ルークにギルバートが同意を示すと、巡が困ったように笑った。
「しっかし、あいつらホント何したいんだろうな」
椅子の背にもたれて、アントニオが言う。
「人探しにボーンは使いませんからね、普通」
タイロンも考え込んだ。
「それも、いずれはわかるはずだろう」
「ああ 剣也もいるしな」
ダンの言葉に零は頷く。一応、彼の科学者としての能力は認めているのだ。
「勿論できることはさせてもらう フフ、研究の成果が出せる日が待ち遠しいな」
その笑みには、全員が恐怖を感じたけれど。
「うう……」
「ダイジョウブ?」
零の家。ソファにうつ伏せで寝転がる零に、巡が声をかける。
「これが大丈夫そうに見えるのかテメェは」
「ううん全く 剣也かな?」
体制を変えず、無言で頷く。
「迂闊に変身できねぇってノアから言われたっつってるのにあいつ……」
「えっそうなの?それいいの?」
「責任は剣也にある」
そうだけど とは思ったが、口には出さない。剣也は自分たちをいつもいいようにするのだ。抵抗して、その努力が実を結んだことなどない。
(ああでも一回だけ、途中で零が逃げ切れたことがあったな)
それは、光の国での話。度重なる実験でフラフラになったゼロを見たセブンが激怒しヒカリの研究室からゼロを救出したのだ。
(今は無理だろうなあ 実験に明確な理由があるし)
それでも今ダンは全力で零を心配しているらしく、最近食卓にはよく零の好む料理が並んでいる。
「頑張ってね、零!」
「他人事だと思いやがって……!」
零を踏まないようにとソファの隅に座っている巡を、零がゲシゲシと足で蹴る。
「あはははは ぼく助かったし〜〜?」
「テメエ!」
子供のようにじゃれる2人をダンが諌めるまでもう少し。
今日、ゼットに仕事はありません
Z「え」
何も思いつかないからです。
Z「じゃ、じゃあこれだけ!ダンさんは最近仕事を始めたそうです!なんと、民間警備会社を立ち上げたとか!すごいでございますね、流石ウルトラ兄弟!」
でした 一応、ダンの仕事についての設定は最初からあったのですが、出す機会がなかったので
巡はその警備会社の従業員になりました フリーターは、リクのポジションですから 彼は出ないけど
次回は少し先になるんじゃないかな〜 ネタが湧かなくて……