超人は龍の護りし星を舞う   作:蒼葵銀牙

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これ以上は票が入らなそうだったので、アンケートを終了させていただきました 投票してくださった皆様、ありがとうございました これにより少しですが、この話のおおまかな流れの構想が出来上がりました
そうだ、この前タイトルちょこっと変えたんですけど、気づきましたか?


おかしい 怪しい

「……生きてるか?」

床に寝そべる零と巡を、弾がつつく。

「死んでる……かもしれない〜……」

ぐで〜、とした格好のまま零が答える。それに苦笑いを浮かべて、ダンは立ち上がった。

「ほら、起きなさい 遅くなってしまったが、夕飯はカレーにしよう」

そう言えば、さっきまで一言も発さなかった巡ががばりと起き上がる。

上の階から、剣也が階段を下りてくる音がした。

 

夕飯の席はいつもそれなりに騒がしい。

「もー、翔悟が授業中ずっと寝てんだよ どうにかなんねえかな、起こすの面倒くせえってのに」

「では、脳を活性化させるドリンクでも作るか?」

「やめてあげてください……」

「ねえ零、地球の学校ってどんな授業してるの?」

「えーっと……」

過ぎる和やかな時間。その時、ボーンカードが光った。

「このタイミングで、かよ……」

「翔悟には来ないでいいって連絡するか?」

「そうだな 何かあったら来てもらおう」

 

カツン、と音を立ててコクーンに降りる。

既にそこには2体のダークボーンが居た。

それらは顔を見合わせて

「アレガ、目標カ」

「ソウダナ 殲滅、開始スル」

ダッと駆け出した。

「む」

まだやって来たばかりだったノーウェルが慌てて体を捻り、その突進を避ける。と、踏みとどまったダークボーンの下から、もう一体が飛び出した。どうやら水属性のようだ。そして押し上げられた力で飛び上がり、上空のスワローへ拳を振るった。突然のことに対応できず、スワローは壁に叩きつけられる。

「ぐぅ!?」

「スワロー!」

オセロットは驚いて彼を見上げ、そして自身の下にダークボーンが潜っていることに気がついて、慌ててそこから飛び退いた。

「ハッ」

オセロットへの奇襲が不発に終わったダークボーンに向かって、ジャッカロープが剣を振り上げる。が、その腕をもう一体が掴んだ。身動きが取れなくなり、焦る。

「大事な俺の息子だ、離してもらおうか」

ノーウェルが、手の甲から伸びる槍でそれを引き剥がした。

「サンキュ、親父」

それに彼は笑って頷き、逃げ惑うオセロットの方へ向かった。

「わ、わ! なにこれ、アッツ!」

ノーウェルも近づいて理解する。敵の周囲の気温が異常なほど高かった。近距離戦闘を得意とするオセロットには相性の悪い敵だろう。

「ちょ、ジャッカロープ、代わって!」

「え?お、おう」

戸惑いながらもオセロットのいる場所へ向かい、バイザーの中で顔を顰める。

「なんだよ、すげぇ暑ぃな」

ヒュッとブーメランを投げながら後方へ下がった。しかしダークボーンは火球を放ち、それを弾き飛ばす。

「うそーん……」

「うわ、あんな事できるんだね、アイツ」

と、火球が今度はこちらに向けて放たれて、2人は菱形の影に逃げ込んだ。

ジャッカロープは手に戻ってきた2本のブーメランを剣のように構え、ノーウェルと目を合わせた。言いたいことは伝わる。

「オセロット、水属性の方は頼むぜ」

「うん、任せて!」

それだけの言葉をかわし、床を蹴る。ジャッカロープを視界に収めたダークボーンは当然彼を狙った。火球をいくつも放つ。熱さを耐えてそれを切り裂き、ジャッカロープはニヤリと笑った。ダークボーンの背後から、ノーウェルが襲いかかる。が、それは紙一重で避けられた。

「バカメ、コノ程度!……!!?」

「この程度、なんだって?」

ダークボーンの目の前には、ジャッカロープの剣の切先が迫っていた。避けられはしない。

 

「んー、ここからじゃよく見えないなあ」

床の下からの奇襲を狙う敵は、簡単には見つからない。オセロットは高い位置の菱形まで登った。

「俺が探せばいいか?」

「スワロー そうだね、お願い」

そこに声をかけてきた相棒に頷いて、飛び降りる。

オセロットを送り出し、スワローは下を見渡した。上からのほうが全体がよく見える。

「あれか」

それらしき影を見つけた。急降下し、追い立ててみる。

「ノーウェル、ここにダークボーンがいる」

スワローはノーウェルに声を掛けた。地属性のノーウェルボーンは、潜っている水属性のボーンに干渉できるのだ。

敵の影を追いかけるスワローのところまで駆ける。そうして、上のことに気づかない敵にその槍を突き刺した。

「はぁ!」

当然驚かれ、敵はすぐ深くへと潜る。そこにスワローはオセロットを呼んだ。

「おそらくノーウェルを狙って上がって来る そこを仕留めよう」

「わかった」

その予想は的中した。ノーウェルの背後に現れた敵を、更に背後のオセロットが、菱形から飛び降り重力を利用した重い攻撃を命中させた。

「グ、オオォ!?」

ひるんだそこにジャッカロープ回し蹴りが打ち込まれ、ノーウェルの槍に刺され、スワローの拳が振るわれた。

4対1 勝てるはずなどはない。

 

 

「あ〜、……眠ぃ」

「遅い時間だったもんねえ」

くぁ と零から欠伸が漏れた。その横で巡が背中を伸ばす。

「これから実験の続きをしようと思ったのだが」

「やめておきましょうね、剣也さん 今の状態じゃいい結果も出ませんよ」

ダンが剣也を苦笑いでたしなめた。その手には、手に入れたばかりの2枚のボーンカード。しかしそれを見て、零が「ん?」と声を上げた。

「どうした」

「その水属性のやつ……ゲスラ?ついこの前倒したやつだよな」

「あ、本当だ!」

言われて手元を見て、たしかにそうだ と目を丸くする。

「もう一枚は……デマーガか こいつははじめてだな」

「どうなってるんだ……?」

 

 

 

 

 

ここは、どこでもない何処か。

無機質で埋め尽くされたその部屋に、誰かが足を踏み入れた。“誰か”が長年使われているらしい椅子に腰掛けてデスクの上でパソコンを開き、来ていた通知に目を通す。そして深く長くため息を吐いた。

「やぁねぇ、アタシあのボーンの試作品なんて向こうに送っちゃってるじゃなぁい もぉ、やんなっちゃうわぁ……しかもなぁに?今まで送った子たち、みんな殺られちゃったのぉ?うぅん、もうちょっと頑張らなくっちゃ アタシが前線に出るのは当分先の予定だもの アイツに怒られるのは嫌だわぁ」

それから立ち上がって、部屋を移動する。そこには無数の唸り声が響いていた。右から、左から。薄暗い明かりを頼りに、“誰か”は歩く。少ししてから立ち止まり、辺りを見渡した。唸り声は、部屋の中央で薄く笑う“誰か”に向けられていた。

「こうしてみると可愛くなくもないわねぇ♡……ま、所詮みぃんな人工物を生み出すための道具だけれど さぁて、次はどの子に し よ う か な」

数分後。唸り声で充満したその部屋から、何かの悲鳴が上がった。




というわけで、怪しい誰かの登場です オリキャラになります
では、いつものコーナーいってみよー!

Z「はい、では今日もボーンのご紹介を行わせていただきます!
一体目、デマーガボーン、火属性!体の殆どが解けた鉄でできていて、ウルトラ熱いんだそうですぜ!近づきたくはないでございますなあ……
二体目……は、この前紹介したばかりなので要らないでございますね!それでは、また次回お会いしておりましょう!」

オリキャラのイメージ、あるっちゃあるんだけど要る?

  • もう自分の中にイメージあるんで別に……
  • あるなら欲しくないこともなくもなくもない
  • あるの?ちょーだいなっ
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