今回、時系列は プロローグ〜光の国〜 よりもあとになります
夏休みが開ける。
2学期の始まりは、学生にとって憂鬱な日の代表格だ。
「はあ〜……」
竜神翔悟は、何度目ともわからないため息をついた。幸い今日は午前中の始業式後、すぐに解散である。しかし、明日から普通に学校があるというだけで嫌になるのは、仕方ないことだ。
去年と変わることがなかった担任、圭子が教室に入ってきた。生徒の視線が自然とそちらに集まる。
「みんな、久しぶりね。実は、今学期からうちのクラスに転校生が来たの …入ってきていいいわよ〜」
転校生 その単語にざわつく教室に入ってきたのは、青みがかった銀髪に金色の目をした少年だった。
ついさっきまで騒がしくしていた生徒はピタリと動きを止め……先に声を発したのは、女子軍だった。
「イケメン!」
黄色い悲鳴が上がる。男子がその意見に反対できないほど、確かに彼の顔立ちは整っていた。キャアキャアと、女子が好奇の視線を人形のような美しい少年に向けた。
その原因である彼はその状況についていけないらしく、「は?え?」と目を白黒させている。
「えっと、自己紹介してもらえる?」
圭子が必死に場を動かす。コクリとうなずいて、少年は教壇の前に立った。
「俺は‘七星 零’ よろしくな!」
翔悟はその時、にっと笑った彼と目があった。気のせいか、とも思ったが、違う。その目が少し、細められた。
その、下校後。
早穂を待って校門の柱に背を預けていた翔悟の前で、カラン、と音がした。スマホに意識を向けていた翔悟が足元を見れば、そこには緑色の不思議な石が嵌め込まれた、ペンダントがあった。周りを見ると、転校生の彼がいる。
「なあ、えっと……七星、だよな?これ、あんたのやつ?」
振り返った彼が翔悟の手元を見て、ぱあ、と表情を明るくする。
「うわあ、落としてたのか、俺!これ大事なものなんだ えっと」
零が翔悟の名前を教えてもらいたがっていることを察する。
「オレ、竜神翔悟 同じクラスの」
そう言えば、零は「ビンゴッ」と声を上げて、
「ありがとな、翔悟!……地球の核、ドラゴンボーンの、適合者」
「なっ……!?」
目を見開く。なぜ、知っているのだろう、今日あったばかりの、同い年の少年が。
「なんなんだ、あんた……!」
「ダイジョーブ、少なくとも翔悟の敵じゃねえから」
そう言って彼は笑ってひらりと背を向けて、少し歩いてからまたこちらを振り返った。
「そうだ、俺のことは呼び捨てでいいからな!じゃーな!」
また明日 言い残して、今度こそ彼は走り去った。
「……もしもし、ルーク?」
「翔悟か。久しぶりだな、どうかしたか?」
「えっとさ、相談?なんだけど……」
お察しの通り、七星零はゼロです、はい
諸星でも良かったんだけど、あたしがすきなんだよねえこの名前
あの、「こいつの口調はこうじゃない、こうだ!」みたいなのがあったら、どんどん教えてください 正直私もわからなすぎて困っているので……
では、無事続けば、また