超人は龍の護りし星を舞う   作:蒼葵銀牙

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っしゃあ、ようやっと書けたのだ!短めなのだ!




ネポス上空。時空のひずみのあった場所。

「これは……」

セブンは、得体のしれない感覚に戸惑う。

「親父、わかるか?」

「ああ 一体何なんだ……」

落ち着かなさそうにメビウスがキョロキョロと辺りを見回した。

「うわ……なんか、すごいね…… でも、ここに近づくまで全く何も感じなかったのはどうしてだろう」

「たしかに不自然だな おそらく人為的なものが関わっているのだろうが…… 情報が足りんな」

メビウスの疑問に賛同したヒカリは顎に手をあてて考える。しかしすぐに諦めたらしい。はあぁ、と残念そうなため息を吐いて、手を元の場所に戻した。

「サンプル……とも思ったが、そもそもこの気配の発生源がわからん……なぜだ…… 感覚はこんなにもはっきりとしているのに……」

思ったより上手くいかなかったときにブツブツ独り言を言う大人は、面倒くさい。

 

 

「さて、本来の目的だった敵の本拠地は見つからなかったわけだが……」

「帰ったほうが良いと思う 地球だともう3日くらい経ってるはずだし」

メビウスが手を上げてそう言う。それにヒカリは頷いた。

「そうだな それにゼロのおかげで新たな仲間ができたんだ、ダメ元の探索にしては十分だろう」

4人は地球へと飛び立つ。

 

 

しかしそのすぐ後。ふと、ゼロがその場に止まって後ろを振り返った。真っ直ぐ前を見る3人はそれに気が付かない。光のない宇宙空間で互いの姿を認識するのは、簡単ではないのだ。

(……?)

何かに呼ばれた、気がした。待って、助けて、とでも言われたのかもしれないが、よくわからなかった。

ぶわ、と、目の前にスクリーンのような霧が厚く広がる。その中には、景色があった。

「ッ……!!」

少年。彼と手をつなぐ、青年。顔は見切れてしまっているが、少年の空いた片手を握っているのは、体のラインからすると女性だろうか。歩きながら顔を見合わせて、3人は幸せそうに笑っている。

 

ゼロと、セブンと、それから……

 

親を知らずに育ったゼロが嘗て願った光景が、そこには在った。

嘗て?否、今だってそうだ。 もしも  だったら  であれば   そういった接続詞が彼の頭から離れたことなど、一度たりともない。

(違う、これは幻だ 惑わされるな、俺! 今はちゃんと親父がいるだろ!)

そう光の戦士の本能は、正しく叫んだのだけれど。

 

では、母親は?

 

疑問文が、頭の中に浮かんでしまう。

(だめだ)

脳が警鐘を鳴らす。

 

目の前の霧が、揺れた。

消えていってしまう。切望し続けてきた、その景色が。

 

「嫌だ」

もっと見ていたいのに。

心のままに、手を伸ばした。

 

かくして彼は、網に掛かった空飛ぶ魚となった。

 

 

 

セブンが、異変に気づく。

「……ゼロ?」

チカリ と暗闇の中、離れたところで何かが光った気がして、辺りを見回した。しかしどこにも愛息子は居ない。

「っ!? ヒカリ博士、メビウス、待ってくれ!ゼロが見当たらない!!」

「何だと?」

「嘘でしょ!?やけに静かだなぁとは思ったけど……!」

姿が見えず、呼んでも応えず、テレパシーを飛ばしても届かない。

「全速力で地球に戻るぞ すぐに捜索をしなければいけないが、広い宇宙で闇雲に探しても見つかるわけはない 体制を整えよう 勿論、全力で」

悔しそうにしながらも、セブンはそれに頷いた。

 

 

地球に戻ってきて、剣也はすぐに作業に取り掛かる。が、すぐにその手を止めざるを得なくなった。

「く……ネポス周辺の座標が安定しなくなっているだと? 時空のひずみか?まさか、ゼロはそれに巻き込まれて……」

「剣也さん、これを使えないでしょうか?」

そんな彼にダンが差し出したのは、緑の石のペンダントだった。

「ゼロのビームランプと連携しています これから向こうの場所を探れるのではないかと」

「試してみよう」

すぐに椅子から立って、解析の準備を始める。ダンはそんな剣也の邪魔をしないよう、そっと部屋を立ち去った。

「……巡」

扉の横の壁に、巡が凭れていた。

「本当に、翔悟たちに手伝ってもらわないんですか?」

俯いて、彼はそう言う。元々この宇宙に居たボーンファイター達に協力は仰がない。地球に帰還する際、決めたことだ。

「ああ」

感情を籠めずに、ダンはそれだけを答える。

「どうして? 彼らも仲間です、全員で協力するべきではないですか ……いつまで、僕たちのウルトラ族としての姿を隠すんですか あまりに一方的な関係ではないですか」

「……そう思うか」

「はい」

「そうか……巡、きっと本当は、お前のほうが正しいのだろう」

巡が弾かれたように顔を上げた。

「けれど」

ダンが言葉をつなげる。

「もしここで本当のことを説明したとして、彼らの反応はどんなものになるのだろうな」

「……仲間を、信じないと?」

「そうじゃない 説明する時間が、惜しいんだ 勿論、騙されていたと、隠されていたと怒る者もいるだろうが……そんなのは些細な問題だろう ただ、この状況で真実を伝えるには、時間がかかりすぎる 今この1分1秒、アイツに何が起こっているかもわからないのに 本当は、今すぐ闇雲にでも宇宙を飛び回ってあの子を探し出したいのに」

 

「……というかそもそも、私は翔悟たちなんてどうでも良い」

続けられたその言葉に、巡は絶句した。

ダンは、ほんの少し微笑んだ。

 

 

 

 

 

私は、ゼロのためなら鬼になれる 仲間なんて、簡単に切り捨てられるんだよ




親馬鹿って良いよね、と思ってたらセブンがヤンデレ気味になってしまったのだ どうしてなのだ…… これからどうすればハッピーエンドになるのだ……?

というか、翔悟たち最近出番ないのだ どうにかしなければなのだ……


どうでも良いけど、皆さんオススメのウルトラマングッズとかあります?
取り敢えずゼロの10周年記念グッズのトートバッグはメッチャ良かったです 布のつなぎ目ちゃんと補強されてるし、底のマチしっかりしてるし 今日、土曜講座で学校あったんですけど、荷物全部入ったし めっちゃオススメですよ

オリキャラのイメージ、あるっちゃあるんだけど要る?

  • もう自分の中にイメージあるんで別に……
  • あるなら欲しくないこともなくもなくもない
  • あるの?ちょーだいなっ
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