超人は龍の護りし星を舞う   作:蒼葵銀牙

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お久しぶりです。前回シュトルツさんの存在を本気で忘れていたことを大変反省しております銀牙っす。
書いてて自分でもよくわからなくなってきましたが、取り敢えず放り投げておきますね。そしてアドバイス下さい。戦闘シーンないとマジでつまらんくないかこの話。次は入れよう。
ガーベラさんたちに愛着沸いてきました。画像はもっと彼女(いや彼か)を可愛く描けるまで待って下さい。多分次回になります。


迂闊だった

コポコポ……と、液体の中に浸けられた生命体が呼吸する。自分はもうじきこれを纏って戦うのだろうと、考えてルシューは不思議な気持ちになる。

「あらぁ、ここにいたのね」

声を掛けられて振り向くと、そこにはガーベラがいた。

「コイツノコトガ、少シデモワカラナイカト思ッテナ。人デアッタ時ニハ、マトモニ話セテイナカッタ」

「わからないわよぉ。もうコレに意志なんて無いもの。だって、アタシがそういうふうに調整したんだしぃ?」

それは分かっている、と言う言葉は飲み込んだ。ただ、己のせいでこんな姿になった部下を見て少し感傷的になっているだけだ、と。

「ボイスチェンジャー、外さないのぉ?」

「……」

答えずにいれば、ガーベラは肩をすくめる。

「ま、いいわ。それより奴らの居場所、わかったわよ。偶々生き残っちゃった怪獣を連れ帰ってくれたみたいねぇ。貴方も知ってるでしょぉ?この前、ボーンカード何枚か回収したトコ」

「位置情報ガ把握デキルヨウニナッテイルノカ」

「万が一のためにね。」

クスクスとガーベラが笑う。わからない女だ、と思う。

彼女はその科学技術を買われた雇われだ。ルシューと違い、セゼルに忠誠を誓っていない。そのためかある程度の自由を与えられ、今もプロジェクトHZと並行して趣味の研究も行っているらしい。

「貴方とこうして話せるのが、これで最後にならないといいのだけれど」

「ワカランナ。少ナクトモ、我ハ常二最後ダト思ッテ行動シテイルゾ」

「あらあら。本当、漢ねぇ」

からかうように言うガーベラに、ムッとする。

「忘レテハイナイカ。我ラガ挑ンデイル相手ハ、神ナノダゾ」

「わかってるわよぉ。それに賛同してるから、ここにいるんだもの。じゃ、アタシは行くわねぇ。残ってたボーン、まとめて投下することになったから」

そう、神だ。倒さねばならないのは、神。つまり、あんな人間たちやウルトラ族に苦戦している暇はないのだ。改めて、自分そう言い聞かせた。

 

 

 

零が救出されて数日。翔悟らは七星家に居た。戦っている相手の正体を、考えようとしていたのだ。

「で、あの場所に無数の怪獣がいたことを考えると」

話しているのは剣也だ。

「今までのボーンは、それを利用して作ったものと見て間違いないだろうな」

「怪獣って悪いやつのイメージがあるけど、今回は被害を受けた側ってことか……」

微妙な顔をしているのは翔悟。

「でも、君たちって怪獣見てもあんまり驚かなかったね」

「まぁ、宇宙人にも会ってるし今更だろ?」

巡の疑問に笑って答えたのはアントニオ。私達のことか、とつぶやいたのはリーベルト。

「けどあの怪獣たちの中には、本来この宇宙にはいないはずのやつもいた」

零が言えば、ダンも頷く。

「宇宙を超えて集めた、とも考えられるが……」

「怪獣を製造したか。こちらのほうが可能性は高いだろうな。宇宙を超える方法はかなり限られるし、できたとしても制約は多い」

「歪の中で戦ったときに、別の宇宙から来たっつってたぜ」

「ほう?であれば、我々が知っている星の人々である可能性もあるか。しかし、零が言っていたガーベラというやつは、俺の記憶にはない。白衣だったなら科学者だと思うがな……」

剣也は目を丸くした。

「怪獣を、生命体を作る?できるんですか?」

驚いたタイロンが言う。

「それなりに文明が進んでいる星なら割とできる。ちなみに俺の母星には命を固形化する技術がある。俺が開発した」

ドヤる剣也。

「命の固形化、ですか」

興味を示したのはルーク。彼はオーバーテクノロジーの話に食いつきやすい。

「あぁ。当然、滅多なことでは使われんがな」

「俺が知る限り、実際に使われたのは1人……いや、2人だな」

何の話ししてたんだっけ、という零の呟きで、ダンは口をつぐんだ。

「でも、わざわざボーンっぽくしてるのが気になるよね。怪獣そのまま使わないでさ」

「コントロールしやすいんじゃないですか?生き物を思い通り動かすのは難しいでしょう」

ギルバートが見解を述べて、ナルホドと巡は頷く。

「じゃ、レイオニクスじゃねぇってことか。限定的な可能性排除だけど」

「レイオニクス?」

「怪獣を操る力を持ってるやつのことだ」

しばしの沈黙。

「剣也、そもそもこの宇宙に、文明を持つ星はいくつある?」

「そう言われてもな、専門外な上にこの宇宙の特定もできていないんだぞ」

ダンに尋ねられて、剣也は呆れたような顔をする。

「この地球と、ネポスしかねぇ」

しかし、問の答えは零から返ってきた。

「そうなのか?」

てっきり他にもあるものだと……と、翔悟。

「多分、あったんだろうとは思う。だが今は、2つだけだ」

「調べたのか?」

シュトルツが聞けば、肯定の返事。

「こっち来てすぐにな。とにかく文献探したりとか、あとは……まぁ色々。記録は残ってたぜ。こんな星にこんな文明があった。どういう星にどういう生命がいた……でも肝心の星は、1つもなかった。跡形もなく消えてるんだよ」

誰とも知らない、息を呑む音。

「つまり、ネポスのように星ぐるみの行動というのは考えにくいわけですね」

「ネポスだってほぼレボルトしか悪くないぞ??」

「まぁまぁ……」

ムッとするリーベルトをタイロンがなだめる。

「星ぐるみだってあるでしょ。住処を求めて他の星を襲うっての、あったハズ」

「あったな。今回がそのケースの可能性も勿論ある。ただ、それにしてはしてくることの規模が小さい。ボーンが現れる頻度もそこまでだし、範囲も狭いだろう?せいぜい県内だ。この星の人間をどうにかしようとしているとは考えづらい」

「そう言えば、ネポスに現れたボーンの情報を探ってみたのだが」

話し始めたシュトルツに意識が向けられる。

「あの場所の真下には、始まりの魔神を祀る神殿があった。大した情報でなくてすまないが……」

またも沈黙

「……あ〜〜!!やめやめ!!考えたってわかんない!!」

いきなり叫んでバタッとうしろに倒れたのはアントニオ。同調して、翔悟も寝転がった。

と、赤いいきものが部屋に入ってくる

「キュウ?」

「あ、ピーちゃん。部屋から出てきちまったのか」

苦笑いして、零はピーちゃん、と呼んだピグモンを撫でる。

「本当、あの状態からよく回復したな。敵が排除でもしにくるかとも思ったが、それもなさそうだ」

微笑んだルークがそう言って、しかし剣也は、目を見開いた。

「……剣也?どうかした?」

「ピグモン、ちょっと来い。俺の部屋だ」

グイ、と人間とは大分違う形の手を引き、リビングを出る。

「お、おい、何するつもりなんだよ!!」

「考えてみろ、何故奴らは処分しそこねた怪獣を放っておいている?自分たちの高度な技術が解析されてしまうかもしれないのに」

「え?」

タイロンが呆けたような声を出す。

「簡単なこと。メリットがあるからだ、例えば……こちらの位置がわかる、とかな」

ハッとした。

剣也が言い終わると同時に、機械達が数値を弾き出した。

「……当たりのようだな。機械が仕込まれている」

自分の仮説が的中して、しかしその表情は苦々しい。軽く舌打ちして。

「取り出すぞ。軽い手術だ」

 

 

 

「あらぁ?」

デスクに向かっていたガーベラは驚きの声を上げる。

「気付かれちゃった、流石ねぇ。向こうにも技術者がいるのかしら。でもねぇ、もう遅いわ。科学はスピードなのよ。競り勝ったのはアタシ。あなた達を踏み台にして、神に近づかせてもらうわよぉ」

その唇が、弧を描く。

「ワタクシはこの手で、宇宙をつくってみせますの。邪魔はさせませんわ」




ふっ……所詮これが銀牙クオリティ……
あたしってこんなに文才なかったんだって、この小説書きはじめて知ったんですよね。コレが完結する頃にはもうちょい書けるようになってるといいな。

オリキャラのイメージ、あるっちゃあるんだけど要る?

  • もう自分の中にイメージあるんで別に……
  • あるなら欲しくないこともなくもなくもない
  • あるの?ちょーだいなっ
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