魔装学園HxH 未来を切り開く者   作:アイリエッタ・ゼロス

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初任務

 次の日の朝、俺は青いパイロットスーツを着てハロと一緒にナユタラボにいた。

 何故パイロットスーツを着ているのかというと、今日は天地穹女神(アマテラス)の任務で

 インドネシア沖近くの無人島の調査を行うためだ。そしてラボにはまだ俺と姉貴、ケイと

 ハロしかおらず、残りの四人はまだ来ていなかった。するとラボの扉が開き誰かが入ってきた。

 俺はガロスの微調整をしていたモニターから目を離して扉の方を見ると、そこにいたのは

 姫川だった。

 

「失礼します」

「いつも通り早いな姫川」

『おはよう』

「はい、おはようございますケイさん、総司令。....それに、ハロさんと

 飛騨さんもおはようございます」

 俺の姿に気づいた姫川は近づいてきてそう言った。

 

「....おう、おはよう」

『オハヨウ! オハヨウ!』

「っ!?」

 すると、さっきまで座っていた姉貴が急に立ち上がりこっちに近づいてきた。

 

「ひ、姫川! ちょっと来い!」

 そう言って、姉貴は姫川を連れて外に行った。その様子を、俺とケイは不思議そうに見ていた。

 

 〜〜〜〜

 姫川side

 

「ひ、姫川! 真と何があった!」

 急に部屋を連れ出されると、総司令は私の肩を掴んでそう聞いてきた。

 

「きゅ、急に何ですか!? 別に飛騨さんとは何もありませんよ!」

 私は見た事がないほど狼狽えている総司令に驚いていた。

 

「冗談はよせ! アイツが私達以外に普通に話すなど....」

「それ、どういう事ですか?」

「っ!」

 すると、総司令はしまったといった表情をして視線を逸らした。

 

「....もしかして、この前の総会で言っていた事が何か関係しているんですか?」

「そ、それはだな....」

 総司令の額には冷や汗が流れていた。そうしてしばらく総司令の目を見ていたその時....

 

「ハユルに総司令? 何をしているんですか?」

 急にユリシアさんの声が聞こえてきた。

 

「ユ、ユリシアか。なぁに、ちょっと姫川に聞きたい事があってだな」

「そ、そうですか....」

 総司令は慌てた様子でユリシアさんにそう言った。

 

「さ、そろそろ出撃だ! 早く用意して来い!」

 総司令はそう言うと私の背中を押してきた。その時、総司令は私に耳打ちしてきた。

 

「すまない。アイツの事に関してはまだ話せない。だが、いつかは話すからそれまでは

 待っていてくれ」

 そして、総司令はナユタラボの司令室に戻っていった。

 

「....」

 私はその言葉に何も返せず、総司令が入っていった扉を見ているしか出来なかった。

 

 〜〜〜〜

 真side

 

「全員集まったな。では、今回の任務について話す」

 姉貴が部屋に戻ってしばらくすると、パイロットスーツを着た四人が集まった。

 

「今回お前達にはインドネシア沖にある無人島の調査をしてもらう」

 今回俺達に課さられた任務は無人島の資源調査とサンプルを持ち帰るといったシンプルな

 任務だった。

 

「傷無は初任務だ。周りの意見によく耳を傾けるように」

「わかったよ姉ちゃん」

「そして真。お前にはすまないが、調査機器の運搬は任せるぞ」

「....了解」

「よし、では出撃だ!」

 そう言われ、俺達五人はメガフロートのインドネシア沖に近い所に向かった。

 

 

 

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