転生者はテリウス大陸へと:蒼炎の軌跡外伝!!! ライバルはアイク!? 作:幸福野郎
「この遺跡が……?」
「ああ、中に入れば分かるさ。重要さがな」
「へえ」
低い石段を上がっていき、遺跡の内部に入っていくガーネフ一行。
遺跡内部は流石に暗いが、サザの言う重要なものが何かは直ぐに分かった。
遺跡の奥で緑色の光を放つひし形の物体がある。
「なんだぁ、アレ」
「綺麗だが……まともなものじゃないのは確かだ。きっとこれがこの森の異常の原因なんだろう」
「まぁ、これだけ堂々と存在しているとなると、何らかの魔法の核っぽいけどな」
ジロジロと謎の物体を観察するガーネフ。
魔法にそれほど詳しいわけでもないので、見てどうにかなるものでもないのだが。
なんかそれっぽい雰囲気を出しながら、観察を続ける。
「ふむ……なるほど、大暗黒時代の代物か……? いや、あれは最強の妖精王によって破壊された筈……!」
「???」
「原初の魔法……その破片の可能性もッ」
「???」
ガーネフの言うことが分からないサザ。
ガーネフ自身も分かってない。
きっと誰にも分からないだろう。
「……もっと詳しく調べたいな。光を……」
◆ガーネフは槍を取り出す◆
◆それから光魔法が発せられた◆
「便利な槍だな……ミカヤも似たようなことやってた」
「祖父はこういうの作るの得意でな。魔導書や杖の代わりだ!」
周囲を照らす光の中で、ガーネフはあるものを発見する。
それは床に描かれた不可思議な模様だ。
なんだかどこかで見覚えがある気がする。
「どうした?」
「いや……なんでも」
他に大して気になるものはなく、行き詰ってしまった迷いの森攻略班。
こうなったら仕方なしと、ガーネフは怪しげな物体に触れてみることにした。
かなり怖くはあるが、早くこんな不気味な森から出たいという想いが強い。
「ぬおおッ!?」
物体に触れた瞬間、頭の中でいくつかの記憶がバチバチと連鎖した。
これは何らかの魔法の干渉を受けていると思い、急いで手を物体から離す。
「火傷は……してないなッ」
「そんなに慌てて、いきなりなんだっ」
「いや、なんかバチバチって」
自分の右手を見て、無事なのを確認するガーネフ。
そんな彼の耳に入って来る声。
「――わちゃー、これはまた頼りなさそうな大将だねー」
「ほ?」
元気の良い女性の声。
それは前からでもなく、後ろからでもなく、頭上から聞こえて来た。
上を見上げるガーネフたち。
「な、なにぃ!?」
◆そこに浮かんでいたのは、ミストにそっくりな美少女◆
◆オレンジ色の服を纏い、緑色の瞳をガーネフに向けている◆
「あたしはこの迷いの森の主だよ。よろしくね!!」
屈託のない陽気な笑みを浮かべ、彼女はそう言った。
続き求む?
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求む求む!!
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いや別に