転生者はテリウス大陸へと:蒼炎の軌跡外伝!!! ライバルはアイク!?   作:幸福野郎

9 / 17
遺跡探索中

「この遺跡が……?」

「ああ、中に入れば分かるさ。重要さがな」

「へえ」

 

 低い石段を上がっていき、遺跡の内部に入っていくガーネフ一行。

 遺跡内部は流石に暗いが、サザの言う重要なものが何かは直ぐに分かった。

 遺跡の奥で緑色の光を放つひし形の物体がある。

 

「なんだぁ、アレ」

「綺麗だが……まともなものじゃないのは確かだ。きっとこれがこの森の異常の原因なんだろう」

「まぁ、これだけ堂々と存在しているとなると、何らかの魔法の核っぽいけどな」

 

 ジロジロと謎の物体を観察するガーネフ。

 魔法にそれほど詳しいわけでもないので、見てどうにかなるものでもないのだが。

 なんかそれっぽい雰囲気を出しながら、観察を続ける。

 

「ふむ……なるほど、大暗黒時代の代物か……? いや、あれは最強の妖精王によって破壊された筈……!」

「???」

「原初の魔法……その破片の可能性もッ」

「???」

 

 ガーネフの言うことが分からないサザ。

 ガーネフ自身も分かってない。

 きっと誰にも分からないだろう。

 

「……もっと詳しく調べたいな。光を……」

 

◆ガーネフは槍を取り出す◆

◆それから光魔法が発せられた◆

 

「便利な槍だな……ミカヤも似たようなことやってた」

「祖父はこういうの作るの得意でな。魔導書や杖の代わりだ!」

 

 周囲を照らす光の中で、ガーネフはあるものを発見する。

 それは床に描かれた不可思議な模様だ。

 なんだかどこかで見覚えがある気がする。

 

「どうした?」

「いや……なんでも」

 

 他に大して気になるものはなく、行き詰ってしまった迷いの森攻略班。

 こうなったら仕方なしと、ガーネフは怪しげな物体に触れてみることにした。

 かなり怖くはあるが、早くこんな不気味な森から出たいという想いが強い。

 

「ぬおおッ!?」

 

 物体に触れた瞬間、頭の中でいくつかの記憶がバチバチと連鎖した。

 これは何らかの魔法の干渉を受けていると思い、急いで手を物体から離す。

 

「火傷は……してないなッ」

「そんなに慌てて、いきなりなんだっ」

「いや、なんかバチバチって」

 

 自分の右手を見て、無事なのを確認するガーネフ。

 そんな彼の耳に入って来る声。

 

「――わちゃー、これはまた頼りなさそうな大将だねー」

「ほ?」

 

 元気の良い女性の声。

 それは前からでもなく、後ろからでもなく、頭上から聞こえて来た。

 上を見上げるガーネフたち。

 

「な、なにぃ!?」

 

◆そこに浮かんでいたのは、ミストにそっくりな美少女◆

◆オレンジ色の服を纏い、緑色の瞳をガーネフに向けている◆

 

「あたしはこの迷いの森の主だよ。よろしくね!!」

 

 屈託のない陽気な笑みを浮かべ、彼女はそう言った。

続き求む?

  • 求む求む!!
  • いや別に
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。