超次元ゲイムネプテューヌmk2 ~黒球に転生した者~   作:legends

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また遅くなりました……。すいませんorz



血晶探しの旅3 血晶と再会

「おじさーん、モンスター倒してきたよ」

 

 目的のモンスターを倒してきたシャドー達は青年の元へ戻ってきた。

 

「お、おじさん? 私はまだ二十代で……」

 

「いいから早く! 情報情報!」

 

 青年がまだおじさんじゃないと突っ込もうとするが、日本一の急かす発言によって遮られてしまった。

 

「あ、ああ……こほん。私が血晶を見たのはセプテントリゾートと言う場所だ。恐らくそこに棲むテコンキャットが落とした物だと思う」

 

「セプテントリゾートですね。ありがとうございます!」

 

「じゃ、早速行くか」

 

 そうしてシャドー達は目的の場所に向かうのだった。

 

 

 

 

 

―――☆―――

 

 

 

 

 

 俺達は“セプテントリゾート”に着いた。前に行った“リビートリゾート”という場所に似ている。

 

 さらにここは後者の近くにあり、雰囲気も同じ様である。棲みつくモンスターは違うが……。

 

 モンスターはというと二本足で立っている青いチューリップに、頭に触角を生やしたような浮いているモンスター、骨だけの魚がいた。

 

 どれも対して強くなく、手当たり次第モンスターを倒しながら進んで行くと、数体のモヒカン頭のリスがいた。

 

「いた。きっとあれが聞いてたモンスターよ」

 

「あれを倒せばゲイムキャラの情報がもらえる……よし!」

 

 ネプギアが意気込んだその時。

 

「見つけたわ! さあ、とっとと血晶を落としなさい!」

 

「え?」

 

「ん? わああ!? ね、ネプギア!?」

 

 以前、辛辣な言葉を浴びせ去った後、まさかと現れるとは思わなかったが、後ろから聞いたことがある声……ユニが現れた。

 

「ユニちゃん! ユニちゃんも血晶を探しに?」

 

 驚いていたユニとは裏腹にネプギアは再会に喜んでいた。実際、俺も嬉しい。あんな別れ方したからな……。

 

「そ、そうだけど、なんでアンタが……! あ、えと。そうじゃなくて、この間は……いやいや、いきなり謝るのも……大体、いきなり出てくるから心の準備が……」

 

 ユニは戸惑っていた。恐らくあの時の事だろう。

 

 こんな形で再会するとは思わなかったのからか、ユニはキョドっているのかな。

 

「良かった、ずっと気になってたの。あんな別れ方しちゃったから……。ユニちゃんもケイさんに頼まれたんだよね? だったら私達と一緒にモンスターを倒して……」

 

「か、勝手に話進めないでよ! アタシ、アンタに言うことがあって……。あの、その、えとね? い、一度しか言わないからよく聞いて……」

 

「ユニちゃんと一緒なら心強いよ! 血晶、落とすといいね!」

 

 ネプギアはさっきからユニが何か言おうとしてるにもかかわらず、話を進めて聞いていないっぽい……。

 

「だから勝手に話を進めるなって! ううう……」

 

 まさしくユニの言う通りである。するとユニは―――。

 

「だーっ! もういい! あああ、アンタには血晶は渡さないわ!」

 

 あ、遂にユニがキレちゃった。

 

「え……? なんでそんな意地悪言うの? まだ私の事、怒ってるの?」

 

 ネプギアが悲しみの声を上げる……が、はっきり言ってユニを怒らせたのはほぼお前が原因だぞ~ネプギア……素直にユニの言葉を聞いてたらこんな事には……。

 

「うるさいうるさい! 渡さないったら渡さないの! そう決めたの!」

 

 ただし決めたのは今である。

 

「そ、そんなの酷いよ……だったら私も、ユニちゃんにはあげないもん!」

 

「な、何よ。怒ったの? ふ、ふん。いい度胸じゃない。実力行使でもしてみる?」

 

 ……さらに悪化した。まさに喧嘩勃発しそうな一触即発の空気。

 

「全く、敵を前にして何やってんのよ」

 

「何か、あれじゃ仲裁は効かなそうだな……」

 

 何とか仲介を考えていた俺とアイエフは呆れ。

 

「すみませーん、もう少し待ってもらえるですか?」

 

「ぐぁ……」

 

 コンパがモンスターに待っててもらうように言う。ホントに待っててくれたらしい……こいつ、IQの高い奴だ。

 

 それにしてもこれ、いつまで続くんだろうか……。

 

 

 

 

 

―――☆―――

 

 

 

 

 

 その一方で。

 

「んだぁ? 仲間割れしてんのかよ、アイツ等……へへっ、ひょっとしてまたとねぇチャンスか?」

 

 バーチャフォレスト、及びリビートリゾート等で、何度も敗北したにもかかわらず未だに懲りてない下っ端である。

 

「今なら女神候補生をまとめてブッ潰せるぜ。どこかに手頃なモンスターは……おっいるじゃネェか」

 

 自力でなんとかしようと思わず、下っ端はモンスター“テコンキャット”を見て何かを企んでいた。

 

 

 

 

 

―――☆―――

 

 

 

 

 

「なあ、まだあれ終わんないのか?」

 

 シャドーは痺れを切らし、口に出した。

 

「好きにやらせときましょ。いつまでも引っ張られても困るし」

 

「すみませんねー。今、お茶でも入れるですから」

 

(モンスターにお茶入れるって……)

 

 シャドーは心の中で少し呆れた。だが次の瞬間―――。

 

「ぐぁ!? ぐ……グアアアアアアッ!!」

 

 何故か待っていたモンスターが突然汚染化したかのように体が黒く変色し、暴れ始めた。

 

「ひゃあ!? きゅ、急にどうしたです? お茶が熱かったですか?」

 

「そんな訳ないでしょ! ネプギア、ケンカ中止! こいつを何とかするわよ!」

 

 ユニと言い争っていたネプギアに、アイエフが呼び止める。

 

「えっ? わああ!? 物凄く暴れてる! い、今行きます!」

 

それに気づき、ネプギアはシャドー達のところに向かった。

 

「あ、こら! ちょっと、待ちなさいよ!」

 

 ユニも仕方なくといった感じにだが、加勢する。

 

「……こうなったらやるしかないか! コピー能力―――『スマブラ』!」

 

 シャドーは普段の姿と変わらないコピー能力を使い、それと同時に全員が攻撃を仕掛ける。

 

 三体いるうち一体のテコンキャットがシャドーに爪で攻撃しようとするも、その場緊急回避で紙一重に避ける。その隙を狙い、テコンキャットを掴み持ち上げる。

 

「いづな落とし!」

 

 その後、勢いよく高く飛び上がり、テコンキャットを地面に叩き付ける事によって、土煙と衝撃が舞う。

 

 この衝撃でお互い宙に浮かぶが、シャドーは着地した後にモンスターに向かって走り、地面に落ちたと同時にスライディング攻撃を仕掛け、モンスターが怯む。

 

「ファイナルカッター!!」

 

 そして、切れ味鋭いカッターで打ち上げ、斬りおろし、そして斬撃波を飛ばす。この三コンボを全て喰らい、モンスターは消滅した。

 

「ふうっ……。ネプギア達は……手伝うまでもないか」

 

 見るとネプギア達はモンスターを的確に攻撃しダメージを与えていた。

 

 それを見ていたシャドーはコピー能力を解除し、見守る事とした。

 

 

 

 

 

―――☆―――

 

 

 

 

 

「フォーミュラーエッジ!」

 

「喰らいなさい!」

 

 ネプギアとユニは一体のテコンキャットに攻撃した。ネプギアが接近して連続の切り付け、ユニが大型の銃で銃弾を連射する。

 

 女神候補生二人の良いコンビネーションにモンスターは手も足も出なく、ネプギアの斬撃とユニの銃撃を全てもらったモンスターは消滅した。

 

 こうしてネプギア達も難なくテコンキャットを撃破したのだった。

 

(ネプギア……やっぱり強い。でも、もっと強くならないといけないの! そのためにも、ネプギアと……)

 

 そこへ、戦闘は終わったが、この国を守る事を、そして少しでも自分の姉に近づくためにも……とユニは、ある決意を胸に秘めていた。

 

 

 

 

 

―――☆―――

 

 

 

 

 

「えいです!」

 

「これで終わりよ! ソウルズコンビネーション!」

 

「暗黒剣Xの字斬り!」

 

 コンパが注射器で魔力弾を発射して攻撃し、アイエフと日本一は連続で切り付ける。

 

 残った一体のテコンキャットは大ダメージを喰らい、耐え切れずに消滅。

 

 全てのモンスターを撃破したのだった。

 

「チッ、やっぱ急ごしらえじゃ上手くいかネェか……仕方ネェ、今日の所は見逃してやるぜ!」

 

 下っ端は遠くで負け惜しみ気味に言い立ち去っていった。

 

 

 

 

 

―――☆―――

 

 

 

 

 

 テコンキャットを倒し、血晶を手に入れた。

 

 テレレッテレッテレーレレーレレーレレー、テン☆

 

 ……何か頭の中にカービィ勝利BGMが響いた。気のせいだろうか。

 

「何とかなったな……」

 

 俺ははーっと息を吐く。

 

「さて、無事に血晶は手に入った訳だけど……少しは頭冷えた? アンタ達」

 

「はい……すみませんでした……」

 

「…………」

 

 二人はさっきの喧嘩を反省した。

 

「もう大丈夫みたいですね。それじゃ、早くケイさんの所に……」

 

 コンパがそう言った後、皆も続き行こうとしたが、ユニが突然女神化した。

 

「ユニちゃん……?」

 

 ネプギアも怪訝そうな表情で問う。

 

「アタシと戦って、ネプギア。アタシが勝ったら、血晶は置いて行ってもらうわ。」

 

「なっ……」

 

「まだそんな事を……」

 

「アンタと、一対一で戦いたいの。ネプギア……」

 

 急にユニの戦いの約束にネプギアは……。

 

「……分かった、いいよ」

 

 その事に承諾した。

 

「ギアちゃんまで、何言ってるです?」

 

「いーじゃん、一対一の真剣勝負! 燃える展開だよー!」

 

 ユニは二人が言った言葉を無視し、シャドーに目を向けた。

 

「……アンタもいいわよね、カービィ?」

 

「異論なし。白黒つけたいんだろ? 戦ってきなよ、ユニ」

 

 彼も女神候補生同士の戦いを承諾する。シャドーはユニの真意に何となくだが気づいていたのか、ユニにそう告げた。

 

「……ありがとう。ネプギア、本気で来なさいよ。手加減なんてしたら、本気で怒るからね!」

 

「言われなくても本気だよ。私はもう、絶対負けられないんだから!」

 

 

 

女神同士の戦いが、今、始まろうとしていた。

 




ユニとシャドー、戦わせるべきか……?
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