超次元ゲイムネプテューヌmk2 ~黒球に転生した者~ 作:legends
自分は本当にgdgdになりやすいですね……。
スイマセン……。
「そ、それで、ゲイムキャラが居そうな場所って?」
俺は食事の後、協力すると言ったと同時に馬鹿な事を言ってしまい、気まずくなった空気を切り替えるために焦りながらそう言った。
「……そうですね。では今一度、“バーチャフォレスト”はどうでしょうか?」
「そうだな。今のところはどこにいるか分かんないし、行く宛もないからとりあえずそこに行くか」
今一度って言ったから、さっきの場所もバーチャフォレストだったのかも。
「決まりね。それでシャドー、あんたどうせその場所とか分かんないでしょ?」
「……ああ」
「なら道案内をしてあげる」
おお、道案内は正直ありがたい。これなら迷う心配も無さそうだ。
「じゃあ行くわよ、三人とも。イストワール様、失礼します」
「はい!」
「はいです!」
「おう!」
「はい。それでは皆さんお願いしますね」
こうして、俺達はバーチャフォレストに向かう事とした。
―――☆―――
俺達はバーチャフォレストに着いたが、そこは俺の予想通り、俺が最初に来たとこでもあり、この世界に来て初めて会ったモンスターのスライヌや、大根型のモンスター、チューリップの形をしたモンスターがいた。
「よし、じゃあちゃちゃっと片付けるか! コピー能力―――『ソード』!」
俺はソードカービィになった。近接ならこの方が戦いやすい気もするし、無難なコピー能力だろう。
「……ホント、その変身は慣れないわね」
「でもシャドーさん、かっこいいです!」
「そうですね! 剣士みたいです!」
三人が何か言っているがあえてスルーした。さて、やるか!
といったものの、思いのほかモンスターが弱かったのか俺が強かったのか、多分前者だと思うが、モンスターに数回斬撃をしただけでモンスターが消滅した。
「以外にも呆気ないものだな……」
「ここら辺のモンスターってそこまで強くないからね」
そうなのか~。
「ある程度モンスターは倒したけど、どうやらここにはいないようだな……」
俺がそう言い、同時に皆が落胆していると。
Prrrrrrrrrrrrr
という効果音ではないが誰かのケータイが鳴った。
「あ、私の携帯ね。ちょっと待ってて」
アイエフはその場から少し離れる。
「もしもし……あ、イストワール様ですか? ええ……。あ、本当ですか? それでその場所は……ええ、はい、分かりました」
アイエフは俺達のところへ戻ってくる。
「今イストワール様から電話があって、ゲイムキャラの居場所がわかったそうよ」
「本当ですか!? どこにいるですか?」
「イストワール様曰く、バーチャフォレストの最奥部で眠りについているとの情報よ」
ここの最奥部か。運がいいのか都合良くいったな。
「そうか、この奥に行けばいいのか。んじゃあ早速行こうぜ」
「そうですね!」
「はいです!」
「そうね」
こうして俺達はさらに奥に進む事とした。
――☆――
バーチャフォレストの最深部に俺達は着き、その場所に何か巨大な木の根っこが天井を覆うように生えていた。
「ここにゲイムキャラが……」
「どこから探せばいいんでしょうか?」
「とりあえず片っ端から探していくしかないだろ」
「まあ、それしかないわね」
そうして再び探索を開始した。
ちなみに先程いたモンスターだけではなく、キノコ型をしたモンスター、マ〇オの〇ックンのようなモンスターもいた。
当然の如くそいつらが襲ってきたが、難なく倒した。
そんなこんなで敵を倒しながら探索していると。
「ッ!? 三人とも待って。あのモンスター様子がおかしいわ」
「え?」
アイエフがそう言うと、突然チューリップのモンスターが光りだし、光が収まるとそいつは元だった色ではなく、黒く変色していた。
「モンスターが……!?」
「ど、どういう事だ……?」
「やっぱりね……」
「え? え? 一体何が起きたんですか?」
「そいつは俺も気になる……」
「モンスターはね、犯罪神への信仰の力に影響を受けやすいのよ」
何だ、そのご都合主義は。
「で、強く影響を受けてしまったモンスターはあんな風に狂暴化してしまうって訳」
「あれを私達は、汚染って呼んでるです」
「汚染……」
「なるほどな……」
俺とネプギアが同時に納得する。見た目がさっきと打って変わって禍々しくなってる。こりゃあ恐らくパワーアップしてるだろう。
「汚染前と汚染後じゃ、強さも段違いよ。油断しないで!」
「くるです!」
汚染チューリップが襲いかかってきた。
汚染チューリップは俺に体当たりを仕掛けてくる。だがカービィの軽い身のこなしで飛んでかわす。
かわしたと同時に、落下しながらモンスターにソードの下突き攻撃を行い、モンスターは一瞬だが怯んだ。
その隙を見逃さず、着地した瞬間に切り付け、切り上げ攻撃をお見舞いし、そして―――。
「ソード百烈切りィィィ!!」
残像を残す程の剣の突き攻撃を連続でヒットさせていく。耐え切れなくなったモンスターは消滅した。
汚染化したと言ってもそこまでの強さじゃないな。思いのほか呆気なかった。
一方、ネプギア達は……。
「もらったっ!」
「そこっ!」
「えいです!」
三人の攻撃がヒットする。ネプギアがビームソード、アイエフがカタール、コンパが大きい注射器を持ち、一人が攻撃する度に交代してもう一人が攻撃するという―――所謂ヒット&アウェイといった戦法だった。
見たところ、中々良いコンビネーションでダメージは通っているようだった。流石は、共に旅をしただけの事はある。
しかし、運が悪い事にその様子を見ていたモンスター達がこちら側にやって来る。
おまけにやって来たモンスター集団は、先程の汚染されたチューリップの影響を受け、そいつらまでもが汚染してしまった。
「まずいわね……これじゃキリがないわ……」
「ど、どうすればいいですか!?」
「どうしよう……」
さっきまではチューリップが数体程だったのが、他のモンスター含めて十体以上に増える。
流石に焦りを覚えて、三人が対処法を考えている時だった。
―――――シュタッ。
別のところで戦っていたシャドーが、大きく飛び上がってきたのかネプギア達がいる地点に降り立つ。
先程まではいくらか相手にしていたが、同じようにキリがなくなりここに来たのである。
「カービィさん!?」
ネプギアが驚きの表情を浮かべる。
「お前ら! このままじゃジリ貧だ。俺の後ろに立ってくれ!」
「え、どうする気なの!?」
「とっておきの技で奴らを倒す!」
そう言うと、三人は少し迷っていたが間合いを取り、離れてくれた。
「いくぞ!」
剣にエネルギーを溜める。白い粒子が集まっていく。
(ありがたい。わざわざ束でやって来るとはな―――喰らえっ!)
「ソードビーム―――三・連・発!!」
剣から三日月型のような波動切りを三度、連続で繰り出す。
モンスターが束になっていたのが災いし、波動が一体のモンスターを貫通すると、後ろにいたモンスターにも喰らうという羽目になった。
それを三度繰り出した波動切りにより、全てのモンスターに喰らい、全て真っ二つになり消滅した。
カービィが持つコピー能力"ソード"の貫通力に優れ、中遠距離にも対応できる必殺技の一つ―――それが"ソードビーム"。
「ふぅ、お掃除完了っと」
上手い具合に決まり、モンスターがいなくなったのを確認した俺はすっぴんに戻る。
「あの大量にいたモンスターを……」
「全部倒したです!?」
「今の技は一体何ですか……?」
「今のはソードビームって言う波動切りだ。これがさっき言ったとっておきの技だ。」
俺がネプギアの質問に答えると。
「やっぱりカービィさんは凄い!」
何故か彼女に褒められた。単にこの方が効率いいかもしれないからやっただけだが……。
「な、何か照れるな……」
照れる俺にお構い無くネプギアがキラキラした目で見てくる。だから恥ずいって……。
「はーいはい。そこ、いつまでやってんの」
何処か笑みを含んだアイエフの声で姿勢が正す。
……カービィの姿勢って正すって言えるのか?
「お、おうそうだった。ゲイムキャラの探索の続きだな」
「はい!」
だからネプギア……さっきからなんで嬉しそうなんですか? こっちは恥ずかしかったのに……。
書いてる最中にまたミスって書き直したら、出来上がる頃には深夜遅くになってしまいました。
こーいうミスなくしたい……。
補足として今回のカービィのソードビームはアニメ版です。