超次元ゲイムネプテューヌmk2 ~黒球に転生した者~ 作:legends
いざ、ラステイションへ
「朝ご飯ができたのにネプギアさんとシャドーさんはどこに行ったのでしょう?」
朝になって、コンパさんとが朝ごはんを作り、ネプギアさんとシャドーさんが来るのを待っていたのですが、お二人共一向に来ません。
それで私、イストワールはアイエフさんとコンパさんにお二人を探すのを頼みましたが、未だに頼んだお二人も来ません。
「お二人共、遅いですね…」
と、私がそんな事を呟いていた時でした。
―――ドドドドドドドドドドドド
『うわああああぁぁぁ~!!』
「!?」
突然、悲鳴と誰かが走ってきた音が聞こえたのでその方向に目を向ける。
するとシャドーさんが何かから逃げるような顔をしてこちらに走ってやって来ました。
「シャドーさん、どうしたのですか!?」
「はあはあ……あっ、イストワール! 俺を「「シャドー(さん)!!」」げっ!」
見るとさらにアイエフさんとコンパさんも走ってやって来ました。一体何が……。
「ぜぇ……ぜぇ……ようやく追いついたわ。それにしてもシャドー、あんたがそんな奴だとは思わなかったわ!」
「だから走ってる時も言ったけど違うっての! 完全な誤解だ!」
「ええと……どういう事ですか?」
「それがですね! シャドーさんがギアちゃんにいやらしい事をしようと……「オフタガタ……オレノイケンハムシデスカ…?」」
「うぅんと……皆さんどうしたんですか…?」
「あ、ネプギアさん」
―――☆―――
カオスになるところだったあの後、ネプギアが起きてきたのでなんで俺の部屋で寝ていたかを聞く。
彼女曰く寝てる時にトイレに行こうとして用を足した後、迷って俺の部屋に来てしまってそのまま寝てしまったという。……それはなんとも。
「何か私のせいでカービィさん達に迷惑をかけてしまった様で……ごめんなさい!」
「間違いは誰にでもあるって……まあ、今度から気を付けてくれよ」
ちなみにこの時にアイエフとコンパも謝ってくれた。とりあえず誤解が解けてよかった。
―――☆―――
俺達は、朝食を食べた後すぐにラステイション行きの電車に乗った。大体着く時間は乗ってから約三時間後らしい。
余談だが、乗る時に他の人達にジロジロ見られていた気もするが、色々めんどくさいので全て無視した。
そんな事がありながらもラステイションに到着し、電車から降りた。
「わあ、ここがラステイション……本当に機械だらけの街なんですね!」
ラステイションの風景を見て、ネプギアは目をキラキラさせながらそう言った。
確かにな……。ラステイションは『重厚なる黒の大地』って言われてるらしい。その名の通りってところか、機械がかなり多い。
「ギアちゃんは来るのは初めてですか?」
「はい、話には聞いてたんですけど。お姉ちゃんがたまにラステイションの機械を買ってきてくれたりして」
そう言うとネプギアはもう一度機械だらけの街を見て、また目を輝かせていた。
「ああ、たのしそうだなあ~。色々見て回りたいなあ……」
「その辺にしとけ、ネプギア。今はやんねえといけない事があるだろ?」
「そ、そうですよね。私達が頑張らなきゃ、ラステイションも無くなっちゃうんだし……よし、今日はガマン、ガマン…」
と自分に言い聞かせたが、目が泳いでいるぞネプギア……。
「あいちゃん、これから行くアテはあるんですか?」
「まずはギルドかしら。情報収集もできるし、クエストでシェアの回復もしないといけないしね」
ギルドにクエストって単語を聞くと、一瞬モ〇ハンを思い浮かべるが……内容は大体同じか?
とりあえず行ってみる事にしよう。俺達はギルドに足を運んだ。
―――☆―――
ギルドに着いた俺達だったが……。
「あんまり人がいないですね」
「それだけこの国も、マジェコンヌに支配されてるって事でしょうね。んー、まともな情報が集まるといいんだけど。」
マジェコンヌの影響パないな。
「何かいいの無いか……?」
「あ、それじゃその間に、私お仕事をもらってきますね」
「なら俺も同行していいか? 使う事があるかもしれないからな」
何やら、ネプギアが仕事をもらってくるとの事で、今後一人で使用する事もあるかもしれないと思ったので、同行を願った。
「あ、はい! 任せてください!」
「頼んだ」
と言い、二人で歩いていると何やら掲示板っぽいものを見つけた。
「これが依頼掲示板です。この中から依頼を選んで、その依頼を達成するんです」
やはりモン〇ンと似ているな……。
「なるほどな。それじゃ何かいい依頼ないか探そう」
「はい!」
そうして俺とネプギアは依頼を探し始める。
見てみると弱いモンスターの一掃やら、危険種って呼ばれるモンスターの一掃の依頼などがあった。危険種って何か強そうだな。とそんな事を思っていると。
「カービィさん、何か依頼を見つけましたか?」
「ああ、ごめん。まだ探していた。ネプギアはアテのある依頼見つけたか?」
「はい。えーと、“リビートリゾートに出現するモンスターの一掃”ってところですね。どうでしょう?」
まあ、皆で行くんだから俺が強そうなモンスターを倒すクエストを選ぶより、ネプギアの判断で確実性を持って決めた方がいいかもしれないな。
「うん、いいんじゃないか? で、その依頼を受付に持っていけばいいんだな?」
「はい。それじゃ、早速行きましょう」
その依頼を受付に持っていき……。
「「すみません、クエストをもらいに来たんですけど」」
「え?」
「ん?」
「へ?」
ネプギアはクエストの受注をしようとしたがそれと同じタイミングで声がハモった。
見るとネプギアと同じくらいの子で黒髪ツインテールで、黒いワンピースの様な服を着ていた少女がいた。
「アンタもクエスト受けに来たの?」
「え? う、うん。そうだけど……」
「ふーん……大丈夫なの? まだ子供なのに」
「ええ? そ、それを言ったら、あなただって子供じゃない」
ネプギアは黒髪の少女に反論する。まあ……確かに二人共同じくらいの年に見えるし。
「アタシはいいの。超強いし。それにもっともっと強くなって、一日も早く追いつかなきゃいけないしね」
追いつく……? 誰か目標にしてんのか?
「追いつかなきゃ?」
「あー、こっちの話。で、アンタ達はなんでクエストなんて?」
「街の人達を助けて、少しでも女神のシェアを回復するためだよ」
そうだよ(便乗)。
「うわ、優等生発言。アンタ達真面目なのねえ」
「えええ? そ、そんな。真面目で何が悪いの?」
真面目なのはいい事だ……って俺空気?
「あはは、ごめんごめん。同じくらいの子と話すの久しぶりだから、つい口が軽くなっちゃって」
「そういえば私も久しぶり……っていうか初めてかも。周りは大人の人ばっかりだし」
「ふーん……。ねえ、アタシはユニって言うの。アンタ達は?」
やっと自己紹介か……。
「ネプギアだよ。よろしくね、ユニちゃん」
「俺はシャドーカービィだ。よろしく」
「ネプギアにカービィね。ところでカービィってさ、どうしてそんな体なの?」
あ、やっぱりその話題ツッコまれたか。
「えっとね、ユニちゃん。カービィさんは……その……」
ネプギアが代わりに説明しようとするがなんて言えばいいか分からないらしい。ここはとりあえず。
「ま、元々こういう体なんだ。とある事情があってな。それは言えないけど」
と俺が言った。
「ふーん……まあいいわ。ねえ、せっかくだしさ、これから一緒にクエスト行かない?」
「一緒に?」
「そ。アタシいっつも一人で行ってるからさ、たまには誰かと一緒に行くのもいいかなーって」
「……うん。楽しそうかも。いいよ、一緒に行こう! カービィさんもそれでいいですよね?」
「おう。人数が増えて困る事もないし」
クエストも楽になるしな。
「決まりね」
「それじゃ、アイエフさんとコンパさんにこの事を伝えましょう」
ユニが加入し、アイエフとコンパに知らせた後、リビートリゾートに向かうのであった。
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