<銀雪編>
金髪の少女「あの…お世話になります!」
銀雪「えっ…!?あの…ちょっと!?」
前の杏子の時もこんな感じであったが、今回は前回よりも驚きを隠せていない。
金髪の少女「えっ…?」
少女はきょとんとしている。そして、驚きの言葉を口にした。
金髪の少女「貴方…桜 銀雪さんですよね?」
銀雪「えっ!?」
そう、少女は俺の名前を言ったのだ。まだ名乗ってもいないのに………。
銀雪「ど、どうして私の名前を……?」
金髪の少女「あら、ごめんなさい。名乗り忘れていました。私は“巴マミ”と言います。」
銀雪「巴マミ……巴マミ?じゃあ…もしかして……貴方が杏子の…」
マミ「はい、彼女の元師匠です。」
銀雪「そうですか…貴方が……。取り敢えず、中にお入り下さい。」
俺は巴マミ、マミさんを家の中へ入れた。
マミ「お邪魔します♪わあ、綺麗なおうちですね。」
銀雪「ありがとうございます。どうぞこちらへ。」
俺はマミさんとリビングのテーブルで対面に座る。
銀雪「それにしても、どうして此処へ?」
マミ「そうでしたね、佐倉さんから何も聞いてないから知らないのでしたね。」
銀雪「杏子?杏子がどうしたんですか?」
マミ「実はね、あの娘、今ある事件に関わってるの。」
銀雪「ある事件?」
マミ「この見滝原市で私達くらいの女の子が次々と行方不明になってるの」
銀雪「行方不明!?って事は杏子も!?」
マミ「大丈夫よ、あの娘はこの事件を解決するために動いてるわ。それに、少しの間だけだったけど、あの娘は私が見るにそう簡単にしくじらないわ。」
銀雪「でも、何でまたこの事件に…?それにこの事件と貴方が此処に来た事とどう関係するのですか?」
マミ「今日、私の家にあの娘が来たの。そこで聞いた話だと、最近ね、あの娘が私の事をよく思い出すらしいの」
銀雪「マミさんを?」
マミ「ええ、銀雪さんと暮らす様になってかららしいわ、きっと“家族の温もり”を久々に感じたからでしょうね。だけど、あの娘は不器用なのよ。私に会いたいけど昔の事でまだ面と向き合えないって感じかしら。その時に丁度あの事件を知ったのよ。あの娘は事件を上手く利用したわ。」
銀雪「……と言いますと?」
マミ「事件を解決するには数日はかかるわ。その間銀雪さんが独りになって不安や佐倉さんを心配する事になるのは間違いない。だから、代わりに私を此処に住ませる事にしたの。ほら、前にあの娘に“私に会ってみたい”って言ってたってあの娘から聞いたのだけれど?」
銀雪「そう言えば…確かに言いましたね。」
マミ「この機会に私の事を知って欲しいって言うあの娘なりの気遣いなのかもしれないわ。」
銀雪「なるほど…話は大体わかりました。」
マミ「ええ、所でなんですけど……」
銀雪「はい?」
マミ「銀雪さんは、私より年上に見えますけど…どうして私に敬語なんですか?」
銀雪「そ、それは…何故なんでしょう……私にもよく分からなくて………」
そう、彼女、マミさんと話す時の自分は明らかに普段と違っていた。一人称も“俺”から“私”となっている。だがどうしてなのか、自分でも分からない………。
銀雪「その…嫌でしたか?」
マミ「いいえ、そんな事ないですよ♪」
銀雪「ふぅ…暫くは敬語のままかもしれませんね。あと、私と話す時は柔らかい感じで話して頂けると助かります。私が言うのもあれなのですが、堅苦しいのは苦手なので……。とにかく、改めて少しの間ですが、よろしくお願いします、マミさん。」
マミ「分かったわ♪こちらこそ、お世話になります、銀雪さん♪」
こうして、俺と巴マミ、マミさんとの同棲生活が始まった。
-第2話- 少年と少女 Re:Ⅱ
新登場キャラクター紹介(まどマギから登場)
·巴マミ(15歳) 魔法少女
初対面相手にも気にせずに接する事が出来る、とても優しい性格を持つ少女。但し下手に怒らせると杏子も縮こまるレベルで怖い。正義の為に戦う事に誇りを持っている。かつての杏子の師匠でもあり、只の関係ではない。
戦闘能力はベテラン中の大ベテランであり、「第一次見滝原ワルプルギス戦役」では見滝原の魔法少女チームのリーダーとなってまどか等の後輩を率いてワルプルギスの夜と戦い、皆と共に勝利した。
銀雪より2つ年下ながら、彼よりも炊事、洗濯、掃除とあらゆる家事を万能にこなす。特に、彼女自身が好きな紅茶を淹れる事が一番の得意な事であり、自身でケーキも作れる。
ちなみに銀雪は、彼女に初めて飲ませて貰ったアールグレイが気に入った模様。
固有魔法 リボンによる拘束や武器·足場作り
使用武器 マスケット銃(体術もそれなりに使える)
必殺技 ティロ·フィナーレ(列車砲verは未完成)等
願い事 私を助けて
マミさん相手だとどうしてもマミさんを年上の様に思ってしまいます。別に悪口やネタでも偏見でも決して無く、人を惹き付ける雰囲気と言いますか、大人びた振る舞いと言いますか、お母さん·お姉ちゃんの様に甘えたい、ただそんな純粋な気持ちでそう思ってしまいます。
“マミさんって理想の女性な気がしますよね……?”
注意 次回から恋愛要素も入ってきます。