<全体編>
《リビング》
銀雪の初勝利から翌日となった日の朝の事
杏子「兄貴~」
銀雪「…兄貴?」
杏子「あんたの事だよ、銀雪」
銀雪「……兄貴…か」
杏子「……何だよ」
銀雪「いや、俺には馴染まないからな……」
彼は親と別離してから独りだったので、自分に妹が出来た気分になった。今この家に住んでるのも、彼一人だったので、新しい家族が出来た事は彼にとっては心より嬉しく感じていた。
杏子「ま、よろしくな。兄貴♪」
杏子はそう言うと彼女の部屋へと上がっていった。もうすっかり傷は癒えたらしくピンピンしている。銀雪は肩の荷が下りたように安心した。
やることも無いのでテレビをつけてみる
銀雪「今日も大した事は無いな……」
テレビではニュースやバラエティーが放送されていたが、特に興味を持たなかった彼の目にはとまらなかった。
銀雪「魔法少年…か」
そう言うと彼は、自身のソウルジェムを手に取る。
ソウルジェムは青く輝いていた。彼は自身の力を試したく感じた。
銀雪「昨日は上手く勝てたが、何時もあんな風にはいかない筈だ。もっもしっかりしないとな。」
するとあるニュースが流れた。
銀雪「ん?何だこれ、見滝原の親子が行方不明?………何か怪しいな。」
もう少しニュースを見てみる。
銀雪「昨日の夜から忽然と姿を消した……か。杏子に相談するか」
彼は杏子の部屋へ向かう。
──────────
《杏子の部屋》
銀雪「杏子、いるか?」
杏子「ああ、いるぞ。」
銀雪「入るぞ」
杏子「ああ」
銀雪は杏子にさっきの事を話した。
杏子「確かに気になるな、だけど、まだもう少し情報は欲しいところだな。」
銀雪「そうなんだが、このまま放っておいておくのも……。それに、俺もこの力の事を試してみたいんだ。」
杏子は少し黙り込み、
杏子「……まぁ、あんたの言う通りだな。せっかく2人もいるんだから、あたし達なら楽勝だろうよ。行くか!」
銀雪「…ああ!」
こうして2人はこの謎の事件へと足を踏み入れる事となった………
─────────
<銀雪編>
《見滝原市内》
事件の手掛かりを探し始めて3時間、未だ何も見つからない。
銀雪「やはり少し無謀だったか……」
俺は杏子の言うことが正しく感じ始めて自らを後悔し始めたが、
杏子「やるって決めたなら、最後までやるもんだぜ!」
杏子は逆に俺を励ます。この言葉で元気が出てきた。
銀雪「ああ、もう少し頑張るさ!」
~(30分後)~
銀雪「なあ杏子、少し思ったんだが」
杏子「ん?何だ?」
銀雪「あいつ呼んでみるか?」
杏子「ああ、あいつか。確かにあいつなら何か分かるかもな」
もう兄妹としての意思が疎通しているらしい。俺は嬉しく思った。
銀雪·杏子「出てこいキュゥべえ~!!」
俺達2人はそう叫んで少しすると、そいつは現れた。
キュゥべえ「やあ2人とも、今日はどうしたんだい?」
~(説明中)~
キュゥべえ「なるほど、魔女が絡んでるかもしれない事件を解決したいのだね。それでボクに何か出来るかと聞きにきたわけだね。」
銀雪「で、どうだ?何か分かるか?」
キュゥべえ「うーん、ボクにもあまり分からないな。」
俺と杏子は顔を合わせ……
“キュゥべえをボコボコにした”
~(しばらくお待ち下さい)~
キュゥべえ「酷いじゃないか……ボロッ」
ぼろぼろになったキュゥべえがそう言う。
杏子「あたし達を利用してる奴がそれ言うか?」
そう言われたキュゥべえは黙り込んだ。
銀雪「逞しい妹だ」
そんなコント混ざりな事をして、俺達は再び調査を再開する。
それから間も無く、
銀雪「おい、杏子!見つけたぞ!」
俺が魔女の結界を見つけた。
杏子「なあ、この場所……」
銀雪「どうやら当たりらしい」
そう、魔女の結界があるこの廃ビル、親子が行方不明になった場所とほぼ同一なのだ。
キュゥべえ「中に2人誰かいるよ、恐らくまだ無事なんだよ!」
銀雪「よし、行くぜ杏子!」
杏子「勿論だ兄貴!」
俺達は魔女の結界へ飛び込んだ。
これが2度目の戦いとなる………。
-第6話- 少年少女と事件(Ⅰ) 終
キュゥべえに感情芽生える方針にするか迷う笑笑
キュゥべえはネタ枠(確信)笑笑