胡蝶一家に囲まれて   作:ビーザワン

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記念すべき1本目、基本は平和な日常のお話となりますがご要望があれば重ための暗い話も書こうかと思います。

基本情報としては”オリ主は皆から愛されている””胡蝶一家が全員惚れている”これを踏まえたうえで本作品を読んで楽しんでいただければありがたいです。

それでは大正時代で1番の人気者?の平和で楽しい日常?のお話の始まりです!


2020年投稿作品
愛され過ぎるのも考えもの


-蝶屋敷(花柱・蟲柱所有の屋敷)-

 

 

「……よしっこれで機能回復訓練は終了だよ」

 

「お忙しい中…自分の訓練の指導をしてくださってありがとうございます!」

 

「大したことはしてないよ。明日からまた通常の任務が待ってると思うけど…生き残ることを最優先に頑張るんだよ」

 

「ありがたいお言葉を…感謝いたします雨柱様!」

 

 

皆さん初めまして。俺の名前は”雨宮時雨(あめみやしぐれ)”鬼狩りを生業としている”鬼殺隊”の隊士で最高戦力”柱”の一角”雨柱”の称号を持っている男だ

 

雨柱というんだから俺の呼吸は”雨の呼吸”で察しの通り水の呼吸の派生であり、その型は現段階で壱~拾参まで存在している

 

その呼吸を使い数多くの鬼を倒し…時には十二鬼月の下弦を斬り上弦と戦い生き残ったりとそれなりに誇れる戦績は残している

 

その功績もあってか鬼殺隊の最高指導者である”産屋敷耀哉”様から柱の称号を頂き、現在11人しか存在しない柱の1人として日夜鬼たちと戦っている

 

そして現在…俺は同じ柱である”胡蝶カナエ”と”胡蝶しのぶ”両名の拠点である蝶屋敷にして怪我で体が衰えた隊士の身体能力を戻す”機能回復訓練”の最終調整の仕事をしていた

 

訓練を終えた隊士は俺に一礼したのち道場から去っていき、それを確認した俺は持っていた木刀を保管場所へと戻すと足音を立てずに道場から出た

 

 

時「……誰もいない…カナエさんとしのぶの気配もない……よしっようやく俺の屋敷に帰れるぞ‼」

 

 

ここまでの説明で気づいた人もいるだろう……なんで”雨柱である俺が花柱と蟲柱の屋敷にいるの?”かということに

 

”彼女たちが手が離せなかったため代理で務めているから?”間違ってはいないが彼女たちは現在特段忙しいという訳ではない

 

”雨柱様がたまたま蝶屋敷にいたから?”たまたまではない…というかここ最近ずっと蝶屋敷に身を置いている

 

”雨柱は胡蝶姉妹のことが好きだから?”確かに好きだよっ仲間としても女性としても好きだけど……今回の場合に関してはその逆なんだよね

 

そう!俺はこの蝶屋敷の主である胡蝶姉妹に半ば強引にこの屋敷に滞在…もとい”監禁”されているんだよねぇ♪

 

何が切っ掛けかはわからないですよ!けどある日っ胡蝶姉妹が同時に”時雨くんのことが好きなの♪””時雨のこと愛してる‼”と告白されたところから全ては始まった

 

最初は3か月に1回程度の割合で屋敷に寝泊まりしていたのが1か月…1週間…3日と時を重ねるごとに短くなっていき、結果としてしのぶから”もう蝶屋敷を拠点にしなさいよ”と言われカナエさんからも”今日からここが時雨くんのお家よ♪”と…一方的にここが俺の帰る場所にされてしまったのだ( ノД`)

 

さすがにそれは無理だって断ったんだよ俺も!けどそんなのお構いなしに俺の屋敷にあった家財一式が隠の人たちによって運ばれ…それと同時に何用に使うかわからない大きなベッドも一緒に屋敷に運ばれたのだ

 

何か良くないこと起こる‼そう体が危険信号を出して脱走を試みようとしたが何故かその度に胡蝶姉妹にバレ…仕舞いには胡蝶姉妹の義妹である”栗花落カナヲ”と蝶屋敷の炊事家事を担っている”神崎アオイ”までが俺を逃がさまいと邪魔してくる

 

なんでなの!?俺はただ自分の屋敷に帰りたいだけなのに…そりゃみんなとの生活だって楽しいよ!楽しいけどたまには1人だけの時間だって過ごしたいじゃない‼何も考えず自由にのんびりとしたいじゃない‼

 

そう言った野望…基欲望を常に胸に抱いていた俺は今日何度目かわからない脱走をするべく蝶屋敷の廊下を物音立てずに歩き進めていた

 

 

時「(確か今日っカナエとしのぶはお館様に呼ばれカナヲは任務でアオイはすみちゃんたちを連れて外出中…つまりはこの屋敷には俺1人…これは千載一遇の好機だっ今なら容易にこの屋敷から脱走できるはずだ!)」

 

 

そう思った俺は希望に満ちた笑顔をしながら縁側から外に出て持ち前の身体能力を駆使して門壁を飛び越え蝶屋敷からの脱出に成功した

 

 

時「助かった……助かったんだ俺‼あぁぁ~っ…空気ってこんなに美味しかったんだ‼生き続けてっ…耐え続けて良かったよぉぉ~~っ‼」

 

 

実際のところ任務と担当区域の巡回…そして胡蝶一家のお買い物と逢引以外での外出が実質禁止されていたので、この解放感に溢れた感じがすべて懐かしい‼

 

その感じに感動した俺は目から嬉し涙を流しながら走り、自分が住んでいた屋敷に全速力で向かった

 

 

時「とっ…浮かれてばかりもいられない!これまで彼女たちは事あるごとに俺の先回りをして無理やり連れ戻されていた……だが俺も柱の1人っ一度走り出せばそう簡単には追い付けることは出来まい!このまま速度を落とさず走り屋敷にたどり着けばっ…」

 

宇「おぉ雨宮っそんなに急いでどこにいくんだ?」

 

時「うぇっ…宇随さん!?」

 

伊「俺もいるぞ雨宮」

 

時「伊黒さんも!?何故だっ…何故この瞬間に2人に出会ってしまったんだぁ‼」

 

 

宇髄天元さんと伊黒小芭内さん…2人とも俺と同じく鬼殺隊の最高戦力・柱の称号を持っている人たちだ、ちなみに宇随さんは音柱で伊黒さんは蛇柱である

 

 

伊「何をそんなに焦っている?今日お前は非番だっただろ」

 

時「いやっ…そうなんですけどぉ…」

 

宇「そういやお前…今は胡蝶姉妹の屋敷で住んでるんだよな?あんな美人姉妹と可愛い女たちに囲まれて…派手に幸せな日々を過ごしてるじゃねぇか」

 

時「(現実はそうでもねぇんですよこれがっ…)」

 

宇「そうだっ非番なら今から飲みに行かねぇか?不死川や冨岡にも声かけて派手に飲もうじゃねぇか‼」

 

伊「不死川と冨岡の組み合わせは危険じゃないか?」

 

時「自分もそう思う…じゃなかった!宇随さんいまそれどころじゃないんですよっいま俺は逃げてる真っ只中なんです!」

 

宇「お前が?逃げる?雨柱の名が泣くぞっ逃げる暇があったら真正面から挑んで斬ればいいじゃねぇか」

 

伊「まてよ宇随…雨宮が逃げるほどの強敵の鬼だ。なら俺たちが加勢すれば勝機が見えるんじゃないか?」

 

宇「おぉそうだなっよし雨宮‼俺たちも協力してやるっその鬼のところへ案内しろ!」

 

時「いや相手は鬼じゃっ……まぁ捉えようによっては鬼かもしれないですけど」

 

宇・伊「「っ??」」

 

時「とっとにかく俺はすぐにこの場から「時雨くぅ~ん♪」っ‼」

 

宇「おっ胡蝶たちじゃねぇか」

 

時「まっまたまた御冗談を…こんな場所にカナエさんたちがいるわけ「時雨ぇ~♪」あぁ~…神はなんて残酷なんだぁ‼」

 

伊「っ?」

 

 

悲痛な声を上げながら俺は首をゆっくり後ろに向け動かす…そこには胡蝶カナエと胡蝶しのぶがニコニコと笑いながら仁王立ちしていた

 

顔は笑っていたがその背後から発するオーラはどす黒く…それを感じた俺は冷や汗を流しながら宇随さんと伊黒さんの背後に隠れた

 

 

宇「どっどうした雨宮?」

 

時「お願いっ俺を助けて‼このままだとっ…彼女たちに殺されるぅ‼」

 

伊「お前何を言ってるんだ?」

 

胡「宇随さん伊黒くん…時雨くんを渡してくれないかしら?」

 

伊「……お前ら雨宮に何かしたのか?こいつの怯えようは普通じゃないぞ、返答次第によっては…お前らに雨宮を渡すことは出来ない」

 

時「(伊黒さんっ…貴方は男の中の男だぁ‼)」

 

し「やだな伊黒さんっそんな物騒なことはしてませんよ♪」

 

胡「そうそうっ私たちと時雨くんはだた…」

 

胡・し「「愛し合ってるだけなんだから(ですから)」」

 

伊「……そうか。なら問題ないなっ雨宮を渡そう」

 

宇「そうだなっ揉め事でもしたんじゃないかと不安だったが問題なさそうで安心したぜ」

 

時「(うっそぉぉぉぉ~~~~んっ‼)」

 

 

なんで!?貴方たち柱でしょ!?なんであんな見え過ぎの嘘に騙されるの!?いやねっ愛し合ってるのは否定しないよっただその”愛”が重すぎるんですって!

 

 

”ガシッ”

 

胡「まぁ~た逃げ出そうとしたんでしょっ悪い子ね時雨くんは♪」

 

し「さぁっ屋敷に帰りましょう♪カナヲとアオイたちも待ってるんだから♪」

 

時「……ウン…ソウダネ」

 

胡「それじゃ宇随さん伊黒くんっ」

 

し「また任務の時にでもお会いしましょう」

 

宇「おうっまたな」

 

伊「雨宮…2人を大切にしろよ」

 

時「ハイ…オレガンバル」

 

 

もう…諦めた。この姉妹からは…いやっ胡蝶一家からは逃げることは不可能なんだ……腹をくくるしかないっ俺は…自由を捨てた人生を送らなければならないんだ

 

 

胡「時雨くん…」

 

し「時雨…」

 

胡・し「「今夜はたくさん愛し合おうね♪」

 

時「やっぱ嫌だぁぁぁ~~~っ‼帰りたくないぃぃぃ~~っ‼」

 

宇・伊「「っ??」」

 

時「宇随さぁぁ~んっ伊黒さぁぁ~~んっ助けてぇぇぇぇ~~っ‼」

 

”ギュウッ”

 

し「ほら時雨っ…行くわよ♪」

 

胡「今日はアオイが美味しいご飯たくさん作ってくれるから…皆で仲良く食べましょう♪」

 

時「帰らしてぇぇぇ~~~っ‼俺のっ俺の屋敷に帰らしてぇぇぇ~~~っ‼」

 

 

叫び声もむなしく…俺の腕を両方から掴んだ胡蝶姉妹は蝶屋敷に向かって歩き出し、泣き叫ぶ俺の姿を宇随さんと伊黒さんはただ見てるだけだった…薄情者共が‼

 

あぁ~…今日はもう寝られないの確定だ。絶対ご飯に媚薬かなんか入れられるよ…それで俺はっ…鬼になった彼女たちに食われるんだ!いやぁぁぁぁぁ~~~~~っ‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不「んァっ今日は雨宮のやつ来ねぇのかァ?」

 

宇「さっき会ったが将来の嫁たちに囲まれて幸せそうだったぜ」

 

悲「そうか…あの姉妹には幸せになってほしいと願っている…めでたいことだ」

 

伊「…だが雨宮は何故あの時泣き叫んでいたんだ?」

 

煉「なんと!泣いていたのか!ならきっと何か悩んでいるに違いない!」

 

冨「(雨宮には色々と助けられている。だからあいつが悩んでいるなら俺は)救ってやりたい」

 

宇「駄目だっ今日は通訳係の雨宮がいねぇ!」

 

不「今からでも誘うかァ?」

 

伊「……多分無理だと思うぞ」

 

 

《つづく?》




はいということで1本目のお話でした、微妙にヤンデレっぽさも出してますが私の場合はヤンデレ感は控えめに行こうとは思っています

基本はみんなオリ主のことが大好きなのでが男性陣に関しては変な誤解をしてことを良くない方向へと向かわせてしまうためある意味”災いの種”的な感じに出演してもらってます

ということで2本目はどういうお話にするか…一応アンケートも実施いたしますのでお時間ありましたら投票お願いします!

どんなお話が読んでみたいですか?

  • ご都合血鬼術話
  • 性描写ありの裏話
  • 各キャラごとにイチャらぶ
  • オリ主の過去話
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