模造巨人と少女   作:Su-d

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先々週に更新するとかほざいてたのはどこの誰だ!

………去年のギャラファイ一回5分程度だったから今回のギャラファイめちゃくちゃ長く感じませんか?非常に喜ばしい事ですけど


19.因縁

「だから死んで下さい」

 

彼は仲の良い友人に向けるような人懐っこい微笑を浮かべてみせる。生きるか死ぬか常に秤に掛けられているこの場所で、ましてや一般人がこんな飄々とした態度を保てるわけが無い。

 

宙は今起きている状況も、彼の言った言葉の意味も一瞬理解する事が出来なかった。

 

「ーーーー!!!!!!」

 

霧の中から突如出現したバンピーラは、地面に縛り付けられたまま茫然としている彼女に向かって巨大な顎を開く。

 

 

 

「ふふっ…これでようやく僕にもウルティノイドの力が手に入る」

喰われる様を近くで観察するつもりなのだろう。少年は宙から奪い取ったダークエボルバーを手の中で転がしながら上機嫌で呟いた。

 

「え……は……?」

(あれ……私何で…?動け、ないの?)

宙の黒い瞳に大きく映し出される四つの赤い単眼。その内の2つが彼女を覆い尽くす直前に爆散、吹き飛んだ。

 

「ーーーーァァ!?!!??」

突然左側の視力を失ったバンピーラは絶叫しながら霧の中に撤退する。

 

「何⁉︎……ッ!」

 

立て続けに少年の手の平の中で閃光が瞬き、ダークエボルバーが宙を舞う。持ち主を失ったそれは数回地面を転がった後跳ね起きるように硬いアスファルトに突き刺さった。

 

「………」

霧の中からディバイトシューターを構えたナイトレイダーが現れる。

 

「もう見つけるなんて中々早いですね……けど」

 

「………」

たった1人で駆けつけたその隊員は無言のまま躊躇なく数回立て続けに発砲。宙から注意を逸らすように距離をゆっくりと詰めていく。少年は陽炎の様に身体を揺らめかせながら弾丸を全て躱すと一息に肉薄し、バイザーゴーグルの前に顔を突き出した。

 

「せめてもう少し数を揃えるべきでしたね」

刹那、顔面に掌底を喰らい勢い良く地面に叩きつけられた隊員のメットは敢えなく破壊され、中から若い男の顔が覗く。

 

「ぐあ……」

 

「! 貴方でしたか、石掘さん。いや、本当は(・・・)山岡さんでしたね」

 

「その名で俺を呼ぶな…『ラファエル』」

 

「お互い様でしょ!」

振り下ろされた右足は石堀と呼ばれた男の胸を踏みつける。

 

「今度は姉さんを『英雄』に祭り上げるつもりですか?何で姉さんにはもう力を持たせてるんですか?僕とは違って特別扱いですか?えぇ?姉さんよりも僕の方が上手く力を使えたに決まってるのに」

少年は拘束から脱する事が出来ずもがいている宙を見やると一つ息を大きく吐き出す。

 

「ぐっ…」

 

「ほら、人間の肉体に馴染みすぎてしまった(・・・・・・・・・・・・・・・・)からこの程度で何も出来なくなってるじゃないですか……嘆かわしい。ウルティノイドの力が泣いてますよ?」

 

「……何ですって?」

 

「まさか何も知らないんですか?温室育ちはこれだから……ん?」

 

「彼女も同じだ」

少年が宙に視線を定めている隙を狙い、踏みつけられている石掘はパルスブレイカーに固定装備されている小銃のトリガーを引く。……が銃口からは何も放たれなかった。

 

「おもちゃは壊れてしまったみたいですね。もう良いでしょう…貴方も一緒に喰われてしまいなさい!」

 

「ーーーー!!!!!!」

 

少年が手を振って合図すると再度霧の中からバンピーラが姿を現す。それでも石堀は落ち着き払った態度で言葉を返した。

 

「撃ったのは俺じゃない」

 

「え?」

 

突然宙の右腕から発砲音が鳴り響き、巻き付いていた蜘蛛糸が千切れ飛ぶ。石堀が遠隔操作で彼女が装備しているパルスブレイカーの小銃を起動させ、内部から糸を破壊したのだ。

 

「今だ!」

 

「ッ‼︎はい!」

 

拘束から解放された反動を利用し、宙は突き刺さっているダークエボルバー目掛けて思いっ切りヘッドスライディング。握りしめた瞬間に裂帛の気合を解き放った。

 

「はあぁぁぁぁぁぁぁアアア゛ア゛ア゛‼︎」

紫の光の束は渦を巻くように収束し、眩い閃光と共に周囲に暴風を撒き散らす。

 

「! しまっ……い゛ッ⁉︎」

爆風の中から突如現れた漆黒の剛腕が少年を殴り飛ばし、彼方へ吹き飛ばした。

地面から迫り上がるように現れたダークファウストは素早く身を翻すと背後から突進してくるバンピーラ目掛けて肘打ちを叩き込む。突進速度と腕を振り抜くスピードを相乗させた一撃は潰されたバンピーラの左目を正確に捉え、敵を大きく仰け反らせた。

バンピーラは痛みに耐えかねるように激しく体を捩らせながら後退する。踏み潰され、粉々に倒壊するビルや家屋。それと共にこの小さな建造物の中に存在する命は–––––––

 

もう傷つけない。血で汚すわけにはいかない。そう決めていたのに

 

(何で結局こうなるのよ……!)

 

(ファウスト)は悔しさと悲しみの捌け口を求める様に拳を地面に叩きつけると、脳裏にこの場を引っ掻き回した謎の少年の姿を浮かべながら、沸る怒りに身を任せバンピーラに突貫した。

 

 

「間に合ったか」

宙に迫る危機を何とか食い止めた石堀は、まだ鈍痛に軋む腕を抑えながらコンクリートの壁に寄りかかる。少し離れた戦場(ばしょ)で轟音が断続して鳴り響き、無数の残骸を空中に打ち上げていた。『奴』が絡んでいたとなれば、こうなる事は避けられない。

ポテンシャルバリアを無視して街に現れ、こちらを出し抜く様に異常な急成長を遂げるビースト。1ヶ月程前、ダークファウストとあの少女が姿を見せるとそれに呼応するかの如く奴らは現れた。

確証は有るわけでは無かったが、やはり……

 

「貴様の差し金だった訳だな…『ラファエル』」

奴が絡んでいたとなると対処出来る物も対処出来なくなる。最悪の事態が起き、多くの犠牲が出る前に一刻も早くこちら(ナイトレイダー)が手を打たなければ。………だが

 

「それまであんたは耐えてくれるのか?」

石堀は不安を拭い去れないまま黒い巨人–––––もといその中にいる少女に目を向けた。

 

 

 

 

 

 

「ダアァァァァ!」

右ストレート、左フック、前蹴り、アッパー、アクセルキック……ファウストは瞬時に頭の中に浮かんだ技を荒削りながらも止まる事無く連続で繰り出す。両腕を使って殺意に溢れた連打連撃を何とかガードするバンピーラ。だが、サンドバッグの如く一方的に殴られ、蹴られ続けているせいでどんどん足取りがおぼつかないものになっていく。

 

「……ッ‼︎」

 

打撃で左右に揺さぶりをかけ続け、一瞬生じた隙を突いて敵のゼロ距離まで接近。赤い腕と黒い腕がバンピーラのガードしていた両腕をこじ開ける。

 

(顔の位置が低いから蹴りやすいですねッ!)

顔面に膝を連打。勿論その一撃一撃は先程石堀の射撃で出来た傷に集中させる。

 

 

「ギャアアアア!!!!!!」

だが、傷口への集中攻撃はバンピーラを弱らせるどころか更なる暴走を招いてしまう。バンピーラは太い腕でファウストの脚を払い上げるとそのまま全体重をかけて地面に組み伏せ、その巨体を地面に叩きつけた。

 

「オォッ⁉︎」

 

一瞬意識が遠退きそうになるを何とか抑え、ファウストはバンピーラを全力で押し返そうとする。しかし、長く強靭な腕から生み出される怪力に阻まれ思うように動けない。バンピーラは頭部より更に上部に存在する霧噴射器官から白い霧を噴射し、沼津一帯が真っ白に染まる程の量をファウストに浴びせかけた。

 

 

(息がぁッ‼︎)

 

咄嗟に僅かながらに動く右手の指先をバンピーラに向け、光弾・ダークフェザーを発射。バンピーラの噴射器官を攻撃して吐き出され続ける霧を止めると同時に敵の顎を蹴り上げ拘束から脱出する。

 

赤い単眼が霧の中に消えていく。再度バンピーラが居た場所を殴るともうそこにその姿は無く、振り抜かれた右手が虚しく空を切った。

 

(くそっ……どこだ⁉︎)

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

ーー戦闘開始直後ーー

 

天使も悪魔も、堕天使も…そんなものはいるはずないと思っていた。大好きだけど存在しない。だからきちんと割り切らないといけない。そう思っていた。現実(リアル)こそ正義………けど

 

 

「何なのこれ………⁉︎」

 

 

少し離れた所で巨人とクトゥルフじみた化け物が戦っている。黒い巨人の赤と黒の体に鋭い手足。頭から伸びる2本の角。その姿は私が頭の中でいつも想像していたものと酷似していた。

 

「本当に、本当にいるなんて………!」

 

私の信じていた現実(リアル)が音を立てて崩れ去った気分だった。

 

小さな街の中で繰り広げられる激しい戦闘。沢山の人が逃げ惑っている。さっきまでの静かな街からは想像もつかない光景だ。

(もしかしたら、もう昨日までの生活が送れなくなるかもしれないんじゃ…)

不安や恐怖はある。しかし、それでも彼女は目の前に立っている黒い巨人を怖いとは思えなかった。

 

「ハァァァ……!」

時折、逃げる人々の安否を確認するように後ろを振り返り、少しでも遠ざけるように誰もいない更地に怪物を押し込んでいく。

 

(私達を守ってる…?)

 

黒い巨人に親しみを感じたその時、善子の脳裏にある光景が映し出される。体育館……降り注ぐ雨。梨子にチラシを渡されて見に行ったAqoursのファーストライブだ。

 

(さっきから何か引っかかる…何で急にこの日の事が?)

思い出したいのにファーストライブに行った時の事を良く思い出せない。何か大切な事を忘れているのに……

 

「グァァァァァ!?」

 

突然、頭を抱える善子の目の前に黒い巨人が倒れ込み無数のガレキを撒き散らす。

 

「キャアァァァァァァ‼︎」

 

散弾さながらに襲い来るガレキから、尻餅をついた事で何とか難を逃れる善子。

 

「あっ……」

腰をさすりながら顔を上げると、目の前に倒れ込んでいる黒い巨人と目が合った。吸い込まれる程真っ黒な瞳に善子の姿が映し出され、同時に今まで遠目で見えなかった黒い巨人の全貌も露わになる。

 

善子のワインレッド色の瞳とダークファウスト–––––もとい宙の黒い瞳が重なり合った瞬間、善子の記憶の蓋が開いた。

 

(思い出した……!)

 

止まない雨。

轟く雷鳴。

 

その中に大きな何かが立っている。

その大きな何かの姿がハッキリと脳裏に映し出され、目の前にいる存在と一つになった。

 

(あの時も今と同じ様に怪物に襲われて……その時も私達を助けてくれたのは貴方だった。それなのに!)

 

◇◇◇

 

『化け物が二体も…』

 

『あぁ、クソ!喧嘩なら他所でやれよ!』

 

『縄張り争い?』

 

『気持ち悪い……!』

 

◇◇◇

 

誰も彼の事を理解しようとしなかった。

止まない雨の中、大地に立つ彼の後ろ姿はとても悲しそうだった。

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

(どこだ⁉︎)

 

霧の中に閉じ込められた(ファウスト)は必死にバンピーラの姿を捉えようとするが、姿どころか音や気配すらも把握出来ない。周囲に立ち並ぶのは誰かの家。下手に動いて誰かの命を踏み潰すわけにはいかない。

 

(何でも良い……奴から発せられる物を感じ取るんだ!)

宙は目を閉じ、息を大きく吐き出して集中力を高める。

右手は人差し指と中指を立て、地面と垂直に。左手は右肘に沿い、胸の前に置く。

以前、バグバズンと戦った時の構えを取り感覚を研ぎ澄ませる。

 

シュルッ

 

何かが空を切る微弱な音を捕捉。一瞬ではあるが背後から気配を感じ取った瞬間を宙は見逃さなかった。

 

(そこだ‼︎)

 

渾身の後ろ蹴りを繰り出した先にあるのは糸で繋がれた廃ビル。コンクリートの建造物は雷の如き速度で振り抜かれた蹴りで粉微塵に粉砕される。

 

(嘘でしょ⁉︎)

敵の陽動だった。宙は慌てて正面に向き直るが時既に遅し–––––––

 

 

「ーーーー!!!!!!」

アッパー気味に繰り出されたバンピーラの鉤爪がファウストの身体を切り裂き、大きく吹き飛ばした。

 

「グァァァァァ!?」

 

 

 

 

 

人前で戦うのは嫌いだった。

一度巨大化すれば私の身体は私の物では無くなり、別の姿となる。一切光を映し出さないようなこの姿、これまでの生き方を肯定されているみたいで私は結構好きだ。(ファウスト)には否定されたけど……… 千歌さん達も受け入れてくれた。けど、全ての人がそうなるわけじゃない。

 

普通の人には私もビーストと同じように見えてしまうのだろう。化け物だと叫ばれ、恐怖で悲鳴を上げながら皆んな離れていく。御伽話のヒーローみたいに人々から声援を受けるなんて子供の頃の高望みな理想に過ぎなかったのだ。

 

 

今、私が倒れている前にいる少女–––––善子さんだってこの姿を見て悲鳴を上げるに違いない。それでも、立ち上がらなければならない。敵はまだ皆んなの命を……私の大切な人達の命を奪うから。

戦いなんてそういう物でしょう?

 

 

 

 

 

「おぉーーーい!あの、サイクロプスみたいにでっかいそこの貴方ぁぁぁぁぁ‼︎」

 

(え?)

 

「貴方なんでしょ?ファーストライブの時浦女で私達を助けてくれたの!今だってそう!皆んなを守る為に戦ってる‼︎」

 

善子は地面に座り込んだまま言葉を続ける。

 

「私ね、堕天使も、天使も、おどろおどろしい姿の悪魔も……普通の日々に『夢』を見せてくれた貴方達みたいな存在に憧れてるの‼︎でも、私にはそんな特別な力なんて無い。ねぇお願い。貴方にあの怪物を倒す力があるんだったら………この街を守って下さい!」

 

 

 

 

(………‼︎)

 

 

 

 

◇◇◇

 

「私だって御伽話に出てくる正義のヒーロー……『ウルトラマン』みたいに普通に戦う存在でありたかった」

 

(あぁ…聞こえる。みんなが私を罵る声が…今の私は化け物で…何をしようが人間から疎まれる存在なんだ!)

 

「化け物……」

 

◇◇◇

 

(………馬鹿馬鹿しい)

 

(見た目とか、皆んなの反応とか、ウルトラマンと違ってどうとか、そんなの関係無い。1人でも私を受け入れてくれる人がいるなら……私の力を必要としてくれるなら……私は戦える。命を懸けられる。千歌さん達に手を差し伸べて貰ったあの日からずっとそうだったじゃない‼︎)

 

(ファウスト)は素早く身を起こすと、拳を握り締める。胸の光球が青く輝く訳では無いが、それでも体から熱いものが込み上げてくる。

 

 

(善子さん、ありがとう)

 

(ファウスト)は善子に向き直ると両手で彼女の体を優しく包み込み、黒い障壁を生成する。

 

(これならもう怪我はしないですね)

 

「あれ……?」

善子はその黒い障壁に見覚えがあった。

(ついさっき長い黒髪のあの子に突き飛ばされた時もこうやって……もしかして⁉︎)

 

善子は再度ファウストを見つめる。ファウストは善子に向かって小さく首を縦に動かすと、バンピーラに向かってゆっくりと歩を進めていった。

 

 

 

 

バンピーラは再度霧を噴射し、自らの肉体とファウストを包み込む。

四方八方を霧で完全に塞がれ何も見えなくなった。以前と全く同じ状況––––––

 

シャッ

 

シャッ

 

シャッ

 

 

霧の中でバンピーラの糸が空を切る音が立て続けに3回鳴り響く。今度は3つのデコイを使ってこちらを撹乱するつもりのようだ。

 

(二度同じ手には乗りませんよ)

 

宙はゆっくり目を閉じる。以前とは異なり、4つの気配がこちらに迫ってくるのがハッキリと分かった。この内のどれか一つを………

 

 

(割り出す必要は無いんだ!)

 

 

敵をギリギリまで引きつけてから(ファウスト)はその場で高速回転し、辺りを覆う霧を吹き飛ばした。

 

(見つけた)

斜め後方にいる本体に飛びかかり、その長い腕を抱え込む。

 

「ッラァァァ‼︎‼︎」

 

バンピーラの腕ごと巻き込みながら勢い良く横転。関節をあらぬ方向に捩じられたバンピーラは痛みから逃れるように慌ててファウストの動きに体を追い付かせる。

 

「ーーーー!?!?!?」

 

4万トンの巨体が豪快に宙を舞った。ファウストは頭から地面に叩きつけられ泡を吹き出しているバンピーラを持ち上げ、そのまま空中に飛び上がる。

 

「デア!」

 

空中でバンピーラを放り投げ、両腕を交差。三日月型のエネルギー波を生成させる。

 

射出された大型光刃・ダークスラッシャーは3つに分離し、空中を不規則な軌道で飛翔する3つの刃がバンピーラをズタズタに切り刻んだ。

 

 

 

ーーー

 

 

「あぁぁぁぁぁぁちくしょぉぉぉぉぉぉもう少しであの力(ウルティノイド)は僕の物だったのにいぃぃぃぃぃ!!!!!!」

崩れかかったビルの屋上で少年は転げ回っている。そしてその顔をいきなり振り上げた。

 

「やり方、変えようかなぁ……どうしましょう?」

 

 

ーーー

 

 

「おぉーーい!貴方、無事だったのね!」

 

「善子さん!お陰様で!危ない所をあの黒い巨人に助けて貰いました。……それで‼︎」

宙は善子に顔をズイッと近づける。

 

「『彼』の事、どう思いますか?」

 

「もちろん、憧れるに決まってるじゃない!『心優しき闇の巨人』!肩書きからして格好良いわ……よ〜〜しっ!私も頑張らないと」

 

「ありがとうございます‼︎」

宙は嬉しさの余り善子に飛び付く。

 

「ちょ、何で貴方が喜んでるの?離れなさいよ……て言うか貴方の名前、何だっけ?私達知り合ったばっかでしょ?」

 

善子の質問に、宙はにっこり笑って答えた。

 

「高海宙、Aqoursのマネージャーです!善子さんもAqoursの一員なんですよね?これからお世話になります。……じゃあ私は用があるのでこれで!明後日には学校行きますから」

 

「あ、ちょっと!」

善子は慌てて手を伸ばすが、宙は嵐のように走り去っていってしまう。善子は伸ばした手を胸に収めると、小さく呟いた。

 

 

「ありがとうね、宙」

 

 

 

 




アースロポッドタイプビースト・バンピーラ。
ウルトラマンネクサス29話に登場した蜘蛛型ビーストです。僕は大怪獣バトルで初めて見ましたが、これ中にどうやって人入ってるんだろうって思いながら見てました。

ツインテールもですけどアクターさんああいうのどうやって着てるんでしょうね
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