超次元ライダーネプテューヌ ZERO   作:シロX

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ハイブリッドライズ祭りか〜ら〜の〜!
サブタイでお分かり頂けただろうか…

ではスタート!


第5話 ライダーと女神が輝く時、闇は消え去る

ゼロワン達は群がるモンスターを薙ぎ倒し、ようやくしてネプテューヌ 達が捕まって居る場所まて辿り着いた

 

「「「お姉ちゃん!!」」」

 

「お姉ちゃん、すぐに助けてあげるね」

 

「それはどうかなぁ?」

 

ゼロワン達の前に、魔女に似た格好した女性が姿を現した

 

「よく来たな妹達。私の名は『マジェコンヌ』。4人の小娘が支配する世界に混沌という福音を…」

 

「コンパちゅわ〜ん!会いたかったでチュウ!」

 

「ちょっとゴラァ!邪魔をするな!」

 

マジェコンヌの会話の最中に割って来たのは、ネズミの「ワレチュー」

 

「どうしてこんな事するんですか?何の目的で…?」

 

「フン!教えてやろう。私が求めてるのは、女神を必要としない新しい秩序。誰もが支配者となりゆる世界だ」

 

「それって、貴女が支配者になろうとしてるだけじゃないですか!」

 

「私より強い者が現れればその者が支配者となる。これこそ平等な世界だ」

 

無茶苦茶な世界秩序だ。しかし、一斗が元住んでいた世界はそういう世界だ。国民の投票で決まるとは言え、上に立つ人物が平等で決まるのだから

 

だけど

 

「それは平等でも何でも無い!只の侵略だ!」

 

「ほう、貴様が最近噂になっている仮面ライダーとやらか?」

 

「それがどうした」

 

「だったら止めてみろ。女神の力を得たこの私を!!」

 

マジェコンヌの身体が赤黒く光る

 

「なっ!?変身した!?」

 

マジェコンヌは、女神と同様に変身し空を飛ぶ為のウィングユニットと槍の武器を装備していた

 

「それだけではないぞ」

 

槍が今度は剣へと切り替わる

 

「クロスコンビネーション!」

 

「キャア!」

 

マジェコンヌの姿に同様してる隙に、ネプギアが攻撃された。しかも、今放った技は

 

「嘘!?私の必殺技!?」

 

そう、ネプテューヌ が得意とする必殺技なのだ

 

「どうしてその技を!」

 

「私には他人をコピーする能力があってな。遂には女神の技でさえも、我が物にしたと言う事だ」

 

「そんな事、出来る訳無い!」

 

「だがそうなのだ!」

 

今度は斧へと切り替えた

 

「テンツェリントロンペ!」

 

今度はブランの技でネプギアに襲い掛かる

 

「ネプギア!」

 

『カバンストラッシュ!』

 

ゼロワンが前へ出てアタッシュカリバーで受け止めるが

 

「グワッ!」

 

「一斗お兄ちゃん!…キャア!」

 

吹き飛ぶゼロワンをネプギアが全身で受け止めるが、諸共地面に倒れる

 

「やめて!」

 

「2人に酷い事しないで!」

 

ラムとロムが言葉で静止を呼び掛けるも

 

「餓鬼はおしゃぶりでも咥えてな」

 

当然聞く耳を持たず、攻撃の手を緩める事は無かった

 

「わたし、あの人嫌い」

 

「うん、わたしも大嫌い!」

 

「やっつける!」

 

「わたし達2人で!」

 

ラムとロムは手を繋ぎ溢れる力を解放させる

 

「絶対許さない!」

 

「覚悟しなさい!」

 

ラムとロムの同時変身。2人もネプギアに続いて女神化に成功したのだ

 

「「アイスコフィン!」」

 

2人で杖を合わせて、氷の塊りをマジェコンヌにぶつけた

 

「「やった!」」

 

しかし、不意を突いた攻撃でさえもマジェコンヌの余裕の表情を崩されなかった

 

「レイシースダンス!」

 

「「キャアアァァ!!」」

 

武器を大剣へと換装して、ノワールの技で2人を切り伏せる

 

「ロムちゃん!ラムちゃん!」

 

ネプギアはM.P.B.L.(マルチプルビームランチャー)のビームで援護するも、それでも全く効いていなかった

 

「そんな…」

 

「反撃させて貰うぞ」

 

ウィングユニットが展開し、小型のレーザービットとして散開し攻撃を繰り出す

 

ラムとロムも狙われているが、特にネプギアへの攻撃が激しい

 

「フフ…」

 

『フライングファルコン!』

 

「隙だらけだ!」

 

『フライング!インパクト!』

 

フライングファルコンへとハイブリッドライズし、そのまま背後からライダーキックをお見舞い……の筈だったが、お見通しのようで容易く片手で受け止められてしまった

 

「何!?」

 

「仮面ライダーもこの程度が!」

 

上空へと放り投げ出されると、レーザービットがゼロワンへと一斉射撃

 

「あがぁぁぁ!!」

 

「どうした?こんなものか!?」

 

一方でユニは

 

(アタシ1人だけ変身出来ないなんて…。お姉ちゃんだって見てるのに)

 

イマイチ戦闘に集中出来ていなかった。自分だけ変身出来ない、お姉ちゃんが見てるというプレッシャーに怯えを感じている

 

「…今は!」

 

気持ちを切り替えて、手に持つライフルのスコープでマジェコンヌを見抜く

 

「当たれ!当たれ!当たれぇぇ!!」

 

「クッ…」

 

「良し!」

 

無我夢中で放った弾丸が1発掠めた。その1発がユニの集中力を更に上げる

 

(そうよユニ、標的の事だけを考えるの……視える!)

 

冷静に相手の動く先を読み、着実に弾を当てる。ひとつひとつ丁寧に

 

X.M.B.(エクスマルチブラスター)!」

 

ユニの渾身のビーム砲がマジェコンヌのウィングユニットに傷を付ける

 

「迷いは無いわ!あるのは覚悟だけ!」

 

「ユニちゃんカッコいい!」

 

「えっ?…変身してる」

 

今更自分で気付いたが、ユニも女神化をしてした。先程のビーム砲もX.M.B.から放たれた技

 

これで全員が念願の女神化を果たせたが、時間を掛け過ぎた。捕われて居るネプテューヌ 達に異変が生じ始める

 

「時間が掛かり過ぎてる!それに何だアレは?」

 

「アンチクリスタルはああやって女神を殺すのだ」

 

アンチクリスタルは、女神とシェアクリスタルとのリンクを遮断するだけで無く、シェアエナジーをアンチエナジーに変える性質もある。

そして、密度の濃いアンチエナジーは女神をも殺す

 

「他人の心配をしてる場合か?──レイニーラトナビュラ!」

 

「「「「キァアアァァァ!!」」」」

 

槍から繰り出される高速の突き。ネプギア達はそれをモロに食らい地面へと勢い良く叩き付けられた

 

「時間切れだ」

 

ネプテューヌ 達の方へ目を向けると、アンチエナジーの海に沈んでいた

 

「お姉ちゃん…お姉ちゃん!!」

 

「ネプギア!しっかり!」

 

ゼロワンが側へと駆け寄り顔を上げさせようとするも、悲しみの感情でネプギアは俯くばかりだった

 

「何もかも遅過ぎたな」

 

「…俺は諦めてない」

 

ゼロワンはマスク越しからマジェコンヌを睨み付ける

 

「諦めるも何も死んだんだ。まさか、まだ生きてる事を信じるのか?馬鹿らしい」

 

「それでも信じるんだよ!うおぉぉぉぉ!!」

 

ゼロワンは飛び立ち、マジェコンヌへ突撃する

 

「俺が夢見て、憧れてた仮面ライダーはどんな状況にでも立ち向かって逆境を跳ね除けて来た!」

 

「だからどうした!」

 

「ぐあっ!」

 

膝で後頭部を殴られて地面に倒れ四つん這いになる

 

「そ…それが例え、大切な人と別れてしまっても…仮面ライダーは自分達が掲げる正義を持って戦って来た!」

 

『プログライズ!』

 

『フリージングベアー!』

 

「ハァァァ!!」

 

ジャンプしてマジェコンヌへ近付き、両手でマジェコンヌの武器を凍らす

 

『フレイミングタイガー!』

 

そしてその状態からハイブリッドライズし、手の平に内蔵されてある「パンテラバーナー」を放射口から炎の球体を作り出す

 

『フレイミング!インパクト!』

 

「食らえ!」

 

「小賢しい!」

 

だが技放つ前に、投げ捨てられて不発に終わってしまう

 

「クロスコンビネーション!」

 

『バイティングシャーク!』

 

「アンリミテッドチョッパー」で剣に対抗して防ぐも、その防御すらもお構いなく強引に切り付ける

 

「グッ…!」

 

マジェコンヌも武器を斧へと換装し

 

「テンツェリントロンペ!」

 

ゼロワンの腹に重たい一撃は放たれる。身体はボールのように地面を飛び跳ねながら転がる

 

『プログライズ!』

 

転がりながらも攻撃の手を緩める事はしない

 

「チィ…!」

 

追撃をするマジェコンヌの前に、ジェットフォームとなったマンモスのライダモデルが邪魔をして、ゼロワンを格納しハイブリッドライズする

 

『ブレイキングマンモス!』

 

「愛と平和の為!戦え無い全ての人達の変わりに!皆んなの笑顔を守る為に戦って来たあの人達の姿を!今度は俺が受け継ぐんだ!!」

 

『ビット、バイト、キロライズ!』

 

オーソライザーに3回プログライズキーをスキャンし、必殺技の威力を高める

 

『ブレイキング!キロインパクト!』

 

「レイシースダンス!」

 

マンモスプレッサーと剣が轟音を立てて衝突する

 

「うおおぉぉぉ!!」

 

「…つまらん。見た目に反して弱い!」

 

腕を弾き、斧に切り替えて身体を大きく切り裂く

 

「ぐわあぁぁ!!」

 

大ダメージを負い、ゼロワンはライジングホッパーへ元に戻った

 

「この程度か?」

 

「あが…」

 

ゼロワンの首掴み上げ苦しめる

 

「この程度かと聞いてる!!」

 

更に2、3回と切りつけて強制的に変身が解除された。服は破れ、顔からも血が滲み出る

 

「ぁ…」

 

マジェコンヌは一斗から、ネプギアへと標的を変えて近付く

 

「ね、ネプギア…!」

 

一斗はフラフラにながりながらも、その足取りでマジェコンヌにタックルししがみ付く

 

「立て!立って戦うんだネプギア!」

 

「無理です…だってお姉ちゃん達が…」

 

「貴様…くどいぞ!」

 

一斗を振り解き、背中を切り付けた

 

「──ッ!!?」

 

一斗の背中に激痛が走る。落ち込むネプギア手前、弱気な所は見せぬように痛みとその声を抑える

 

「一斗お兄ちゃん!!」

 

「ネプ、ギア…笑うんだ」

 

「笑えないですよ…もう私は……」

 

「ネプギア…俺決めたよ」

 

一斗は立ち上がり、シャイニングホッパーを取り出してライズスターターを押す

 

『シャイニングジャンプ!』

 

「俺が目指すべき仮面ライダー……それは!」

 

『オーソライズ』

 

「皆んなの痛みも悲しみも、全て受け止める!!そんな仮面ライダーに俺はなる!!」

 

オーソライズし、衛星ゼアからライダモデルを転送される。シャイニングホッパープログライズキーを展開、キー状態にして上空に高く掲げてゲートのロックを解放する

 

解放したゲートから、オンブバッタ型のライダモデルが大小合わせて2体現れた

 

「だから見ててくれネプギア!俺の!!変身!!!」

 

『プログライズ!』

 

その言葉を叫びながらキーをドライバーに挿し込むと、ゼロワンドライバーのビームエクイッパーからデータネット飛び出し、ライダモデルを捕獲してその身に取り込んだ

 

『The rider kick increases the power by adding to brightness!』

 

その場で1番の輝きを放つ、その戦士の名は──

 

『シャイニングホッパー!When I shine, darkness fades.』

 

仮面ライダーゼロワン シャイニングホッパー

 

「フン!いくら姿を変えたところで──」

 

『シャイニング!インパクト!』

 

言葉を遮る様にドライバーから音声が鳴り響く

 

シャイニングアーキテクターとシャイニングジャンパーの能力を活用して飛び込み、マジェコンヌの腹に蹴りをぶち込む

 

「変身出来た!?これなら行ける!」

 

「グッ…貴様!!」

 

「お前を止められるのはこの俺。ただ1人だけだ!」

 

「一斗お兄ちゃん…あっ!」

 

ゼロワンの身体から、シェアエナジーが大量に放出していた

 

「ッ!」

 

ゼロワンは超高速で目の前から消え、マジェコンヌの背後を取る

 

「コイツ!さっきよりも速い!?」

 

「ハッ!ヤァ!ぞりゃやぁ!!」

 

マジェコンヌに攻撃が当たる直前、ゼロワンは瞬く間に死角へ回り込み蹴りや拳を与え続ける

 

「まだだ、まだ強くなれる。ラーニング開始」

 

「シャイニングアリスマテック」で高速ラーニングする

 

「ラーニング完了」

 

ゼロワンはまたも目の前から消える。そして気が付くとマジェコンヌは吹き飛ばれていた

 

「何なんだ!?」

 

ラーニングした後のゼロワンは、動きにキレが増し重たい一撃を次から次へと繰り出す

 

「これが仮面ライダーの力だ!」

 

「一斗お兄ちゃん…!」

 

そんなゼロワンの姿を見てネプギアは起き上がる

 

「アタシ達だって…!」

 

「絶対…」

 

「負けない!」

 

感化されてか、ユニやラムとロムも立ち上がった。その身にシェアエナジーを身に包み込み

 

「貴女を倒します。全身全霊を…私達の全てを懸けて!!」

 

その決意がネプギア達のシェアエナジーを高めて共鳴し合う。それは、暗い天をキラキラと輝かせる

 

そして、そのシェアエナジーの一部がマジェコンヌのウィングユニットに触れると砕け散った

 

「アンチエナジーが…!私の奇跡が打ち消されていく!?」

 

アンチエナジーの力が打ち消されていく。それを恐れてマジェコンヌは退散しようとする

 

「逃がさない!」

 

しかしそれをユニのX.M.B.が撃ち抜く

 

「ぐわぁぁ!」

 

「「ええい!!」」

 

今度はラムとロムの魔法でマジェコンヌを、アンチクリスタルで出来た結界に叩き付ける

 

『ビットライズ!バイトライズ!キロライズ!メガライズ!ギガライズ!』

 

「ネプギア行くぞ!」

 

「はい!」

 

ゼロワンの周りに、分身した金色のゼロワンが5体現れた

 

「これで終わりだ!」

 

「消えて!」

 

ゼロワンとネプギアがライダーキックの構えを取ると、分身たゼロワンがその動きに合わせて2人に重なり威力を上げる

 

「「ハァァァッ!!」」

 

『シャイニング!ギガインパクト!』

 

大きな爆発と共に結界事、マジェコンヌを打ち砕いた

 

 

 

 

 

「お姉ちゃん…何処なの?」

 

戦いは終わった。しかし、そこにはネプテューヌ 達の姿は見当たらなかった

 

「此処よネプギア」

 

「あ…!」

 

見上げると女神化したネプテューヌ 達が無事で居た

 

「お姉ちゃん!」

 

ラムとロムが先にブランに抱き付いた

 

「良かった」

 

2人は嬉しさのあまりに泣きじゃくるしかなかった

 

「ごめんねお姉ちゃん。遅くなって…」

 

「何謝っているのよ。大分成長したじゃない……ありがとう」

 

ユニはノワールのその言葉だけで嬉しかった。ようやく自分を褒めてくれた

 

「あのね、私…私…」

 

「頑張ったわねネプギア。これからはずっと一緒に居るから」

 

ネプギアも念願の姉との再会に喜んだ

 

そんな中、ベールの事に気付いたネプギアは

 

「ベールさん…お疲れ様でした」

 

そっと抱き付き、その言葉を掛けた

 

「ありがとう…」

 

そして今度はゼロワン──一斗の方へと歩み寄る

 

「一斗お兄ちゃん…ありがとうございました!」

 

「気にするなよ。それより…」

 

変身を解除するとその場で崩れ落ちた

 

「一斗お兄ちゃん!?大丈夫ですか!?」

 

「全然…。背中は切られるわ、全身筋肉痛でもう無理…」

 

「ゆっくり休んで下さい」

 

 

 

 

 

////////

 

後日、シェアエナジーは元の状態に戻った。相も変わらずプラネテューヌのエナジーは下がりつつあるが

 

各国でも、それぞれ成果を上げて前以上に増やしつつある

 

そして一斗は

 

「一斗お兄ちゃん、安静にしないと駄目ですよ」

 

「そう言われても、やっとシャイニングホッパーが使えるようになっただぜ!もっと試しただだだだ!!?」

 

身体を動かそうとすると、背中の傷痕が痛みだす

 

「もう…」

 

ネプギアも呆れつつあるが、しっかりと看病をする

 

「一斗お兄ちゃん…」

 

「何?」

 

「改めてありがとうございます。あの時、一斗お兄ちゃんがいなかったら私達は…」

 

「そんな事ない。俺が居なくてもネプギア達なら何とかしていた。手助けしたに過ぎないよ」

 

「──ッ!」

 

笑い掛ける彼の表情にネプギアは顔を紅くする

 

「これからも一緒に頑張って行こうな」

 

「…は、はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各々変化があったこの戦い。これからも彼、彼女達の成長物語は終わらない




作者がゼロワンの中で1番好きなシャイニングホッパーの登場!
デザインから英文にキーも全部好き!!

テレビ本編ではアサルトが登場して、不遇な扱いされてたけどこの小説では……

では、ここまでの拝読ありがとうございました!
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