尸魂界の五大貴族の1つ、四楓院家の当主に就任した四楓院夜一には自分と腹違いの姉がいる。
そのものの名は四楓院朝陽という、彼女は夜一の前の四楓院の当主である夜一の父が使用人との一夜の間違いにより誕生した子である。
そう、そのものは四楓院の名を与えられているもののその肌は四楓院の褐色の肌とは似ても似つかない白い肌をしている。
「夜一、またここに来ていたのね。あまりここに近づいてはいけないとお父様から言われているでしょう。」
「なんじゃ、姉上そんな堅苦しいことを申すな。それより今日もまた姉上の笛の音を聞かせてくれんか。」
「もう、しょうがないわね。一曲だけよ。」と朝陽は自分の得意分野である楽器の中から笛を取り出し、音を奏でる。
夜一は腹違いであれど、大好きな姉の奏でる美しい笛の音に耳を傾けるのだった。
私、四楓院朝陽はいわゆる転生者という奴なんだろう。私は四楓院家の中では嫌われものの立場にある。
私は妾の子、つまりは愛人との子だ。それも貴族ではなく使用人との間に生まれた子である。今世での私の父はとても優しい人であり、そんな私でも愛をくれた。
私のやりたいことはなんでもやらせてくれた。
前世は音楽をやっていた私は特に楽器の稽古が楽しく、その中でも笛が1番の得意な楽器である。前世のように西洋じみたギターやウクレレ、エレキギターやベースなどはある訳はなく、伝統的な日本の楽器であるが私はどれもやって見れば面白く、隠密機動の稽古なんかよりよっぽど楽しかったのを覚えている。
そんなこんなで私も霊術院を卒業して私は二番隊の第三席として働く事になる。隠密機動の中でも結構な位置にいて、コードネームみたいなものもあって、私は響鬼と言われている。その名前なのも私は隠密機動の刑軍の特別部隊。その名も鬼部隊にいるからである。
そして私は山じいのやってる学院の一期生、京楽や浮竹と同期である。
「やっぱり音楽って最高だね。」と私は一人、音を奏でていると
「やあ、いつ聞いても見事なもんだね。」
「春水、またサボり?」
「そういう君だってそうじゃないか。」
「全く学院なんて殆どがうちで習ったことだから退屈なんだ。だからこうして音を出してた方が退屈しなくて済むってものさ。」
「そう、それじゃ。サボりが見つかるまでの間、聞いててもらおうかな。」と私は今日持ってきていた楽器、三味線でメロディを奏でる。
そしてそれから数分後、
「いやぁ、お見事お見事、いつ聞いても、朝陽の楽器は見事なもんだね。」
「ありがとう。ところで山爺、後ろにいるけど」
「え・・・・」
「ふ、こんなところでサボりおってからに覚悟せいよ。」
とこの後、私と春水はこの後たっぷり山爺に怒られました。
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