追放された荷物持ちは実は転生者で色々な所から声をかけられる 作:北方守護
キパートの街を出たタケアキは他の街に向かう十字路にいた。
「さてと……どっちに行こうかねぇ……確かギルドの情報板に南の【オリクトの街】は鉱山に
タケアキは東に足を向けた。
暫く歩いていると……
「へへへ、兄ちゃんここを通りたかったら有り金と荷物を全部置いていきな」
タケアキは数人の山賊に囲まれていた。
「うーん……まさか山賊がいるとはなぁ……そうは言っても渡した所で無事に帰すとは思えないけどな」
「そこまで分かってるならブチ殺してやるよ!」
山賊の1人がタケアキに剣を振り下ろした時だった……
「ふぅ……(
「なっ!?ガハッ!!」
タケアキの両足に雷が纏われておりそのまま山賊が蹴り飛ばされた。
「なんだ!テメェは!!ゲボッ!!」
「まぁ、殺しはしないから大人しくしててくれ」
タケアキは猛スピードで山賊達の相手をした、その結果……
「ふぅ、こんな所か……」
「テ、テメェ……何者だ?……」
「ん?俺は……ただの荷物持ちだよ……黙って寝とけ」
タケアキは縛り上げながらも意識があった山賊の1人の顔を蹴り飛ばして気絶させた。
「さてと……うーんと、コイツらは……〔誰か……いるんですか?……〕ん?」
タケアキが何かを考えてると声がしたので、その方向に向かった。
タケアキが向かった方に行くと荷馬車があったが扉に鍵がかけられていた。
「おーい、中に誰かいるのか?」
〔もしかして……山賊達の仲間ですか?〕
「いや、俺は只の通りすがりでな、その途中で盗賊達に会ったんだ まぁそいつらは始末したけど」
〔えっ!?そうなのですか……すみませんが私の事を助けてくれませんか?……お礼は必ずしますので……〕
「それは良いんだけど……言っちゃ悪いがアンタが盗賊達の仲間だって事も捨てられないから 拘束されてるなら、そのままでも良いなら……」
(それは……分かりました、それで構いません……なので私をここから出してください…)
「あぁ分かった、出来るだけ扉から離れてろ……んーとあったあった」
誰かに指示を出したタケアキは荷物袋の中から粘土の様な物を扉の鍵の所に塗り付けると、それに伸ばしたワラを付けた。
「よし、これで準備は出来たか、おーいこれから大きな音がするから耳を塞いどけよー」
(え?あの耳を塞いどけと言われましても私は両手が……)
「せーのスイッチオンドォーン!……「キャア!?」……ちょっと多かったかな?」
タケアキがワラに火を付けると、そのまま伝っていき粘土に到着すると同時にそのまま爆発し扉を破壊した。
「まぁ開いたから良いか……おーい大丈夫かー?……って」
「うーん……耳がキーンと……してます〜」
タケアキが誰かと確認するとクルクルとロール掛かった長めの金髪でちょっと上質の白いドレスを着た女性が目を回しておりタケアキは、その人物に見覚えがあった。
「何となく聞いた事がある声だと思ったら……アンタだったのか
「ふえ?私の事をそう呼ぶのは……タケ……アキ?……」
名前とアダ名を呼ばれたリーザは正気に戻ると助けてくれた人物に見覚えがあった。