名探偵コナンの世界で気ままに生きる(一旦休載中) 作:ゆかなおっぱい
今回はほぼ幕間回ですね。なので短いです。
「君が、星川裕太君だね?私は野上剛昌。冴子の父であり、警視庁の警視監だ。」
(は!?…オイ冴子!!聞いてないぞ親父さんが出てくるなんてさ!!)
「ど、どうも野上さん…それではっ!」
「まぁ待て裕太君。話をしようじゃないか」
(こ、こ、怖ぇぇ!!)
【悲報】精神年齢27歳ワイ、JS冴子に誘導され野上家にて野上警視総監(現在は警視監)と対面
〜〜
ある日。二学期になり、最初の夏休みを終えて少し経った頃。
「明後日の日曜日、予定はないわよね?」
「おや、無いけど…てか冴子、無いわよねってなんだよないわよねって。こっちにだって予定があるかもしれないだろうが!」
「フフフッ。裕太の行動予定ならキッチリと把握してるわよ。そのくらい」
「えっ…」
(何この子怖い…ナチュラルにいつもの笑顔で恐ろしいこと言ってんだけど…てか躊躇無かったよな…)
「いつも一緒にいるんだし、親同士でも繋がりあってるんだから。もう遠慮はいらないでしょ?」
夏休みのプールでの事件以降それまでは子供同士仲良くしてるから付き合ってただけだった親、特に母さん達が急接近をし始め、それと同時に冴子も裕太と完全に呼び捨てするようになった。
(なんか距離感も近いんだよなぁ…)
「いやいや、普通友達同士で相手の休日の予定まで知ってるのはおかしいって。確かに母さん達はあんなだけどさ、それに付き合う必要はないだろ」
「……友達、ね…。いいんじゃないの?お母さんも裕太のこと気に入ってるみたいだし?それにお父さんも私とお母さんの話を聞いて興味持ってるのよ。あと、麗香もまた会いたいって言ってたわ。なんだかもう夫婦になったみたいねwクラスの皆んなが言ってるみたいに。」
(スンゲェ笑顔。自分の思う通りに進んでほくそ笑んでやがる…)
夏休みの終わり頃、俺と母さんは麗子さんに誘われて軽井沢にあるのだという別荘で一泊したのだ。そこで野上姉妹次女の麗香ちゃんとも出会った。最初は俺のことを警戒して、「お姉ちゃんは渡さない!!」なんて言ってたのだが、三人で遊んだりみんなでご飯食べたり観光したりしてるうちに打ち解けることが出来た。仕舞いには「裕太お兄ちゃんって呼ぶね!!」なんて言われちゃったりもした。
(あらら?なんか俺、野上家にどっぷり浸かってない?)
「別に小学生の時の関係なんて大人になりゃ消えてるんだから。気にすんなよ。」
そう言うと冴子の視線はとても冷たく、それでいてどこか黒いものになったが、一瞬でまた元に戻った。
「まぁ話を戻すと、明後日お夕飯を一緒に食べることになったのよ。それを伝えたかっただけ。それじゃあね裕太」
そう言って冴子は自分家の方へと別れて行った。
「…最初から拒否権ねぇじゃん…」
〜〜
そんなこんなで野上家へ夕飯を食いに来るとそこには冴子の父親がいて。ご飯を食べる前に話をしようと言われて冴子の父親の書斎に通されたって訳だ。
「君は冴子のことをどう思っている?」
「えぇ?えっと…近所の仲のいい友達…ですかね」
「フッ、そうか。冴子も大変だな。いや、いいんだ。まぁ気にしないでくれ。」
「は、はぁ。」
「あぁそれと私のことはお義父さんと呼んでくれ」
「えぇ!?いやそれはちょっと…」
「ハハハ!!冗談だ。……まだ早かったか?」
「ハハハハハハ…」
(お義父さんなんて…まるで俺と冴子が結婚するみたいじゃないか!!俺が狙うはただ一人!!佐藤美和子!!てか美和子ちゃんどこだよ!!全然見かけねぇじゃねぇか!コナンキャラ黒羽盗一と目暮巡査部長だけだし…どうなってんだよ…)
この時裕太はまだ知らない。将来その佐藤美和子におめでとう!!と言われながら冴子とバージンロードを歩くことを。これからさらに星川野上両家が、主に母親達によって密着していくことを。
〜ー
side冴子
ゴメンなさい裕太…どうしてもお父様が裕太と話したいと言うんですもの。仕方ないわ。恨まないでね!
それにしても裕太はまだ私のこと友達だなんて言っちゃって…こんなに密接な関係を友達だなんて言葉で形容するのは野暮ってものよ。
一学期からそうだったけど、周りの男子共は私にちょっかいかけてくるばっかり。ホント男子っバカよね。それに比べて裕太は落ち着きがあって運動も出来て頭も良くて背も高ければ足も速い。極め付けはあの推理力。刑事を目指す私にとって目標でもあるし、いつかパートナーを組みたいと思える相手。勿論、公私ともにパートナーになれたらなんて…キャッ!!
幸い両親ともに裕太への印象は良いし、ポテンシャルも申し分ない。
だからこれからもずっと、一生貴方と一緒よ、裕太。
野上警視総監って名前無いですよね?後あんまり記憶ないので口調間違ってたら教えて下さい。