翳り去る太陽   作:ふぇねっち

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小説初投稿です。暖かく長い目で見ていただけたら幸いです。シリアスなシンフォギアがすきなんです。。


消えてしまった太陽

 

 

消えてしまった彼女は今何処に居るのだろうか。

 

 

 

 

 

 

ギャラルホルンが平行世界の異常を示すアラートを発し並行世界へマリア、調、切歌が渡る中、現世界にもカルマノイズが出現し、響、翼、クリスが対応していた。数々の平行世界を渡りカルマノイズを倒し、経験値を積んだ奏者たちは冷静にそして適切に対処していた。

 

「行きます!S2CAトライバースト!」

 

「うぉおおおお…!!」

 

「行け…!ぶちかませ!」

 

 

3人の奏者の絶唱を束ねたS2CAによりカルマノイズは消滅したが、残存ノイズがまだ近辺に残っていた為、消耗の激しい響はその場に待機し、翼、クリスが殲滅にあたっていた。

最後のノイズも殲滅し、合流しようとしたーーーーその時だった。

 

「ザザッ、ザザザザッ…!!」

 

響き渡る激しいノイズと消えたガングニールの反応。もちろんS.O.N.G本部で観測していたバイタルも表示されることは無かった。

S.O.N.G本部でこの戦闘を見守っていた未来も尋常ではない不安を感じ、芯から冷えるそんな感覚に襲われていた。まるで太陽がどこか遠くに、失われてしまう、そんな。

 

「響…!ねぇ、お願い返事して!響!!」

 

「どうなってるんだよ、おい!返事しろバカ!」

 

「応答しろ!立花!」

 

「いやっ、響ぃぃいいいい!!」

 

奏者たちの必死の呼び掛けに無情にも答える声は聞こえず戦闘中、彼女、立花響は突如姿を消した。アルカノイズに触れて分解された訳でも、それが原因で死んだわけでもない、ただ姿を消した。それは奏者たち含めS.O.N.G全員に衝撃を与えた。藤尭、友里、エルフナインを始めとしたオペレーター、技術班は、血眼になって響の行方を追うが遂には手掛かりは何一つ見つからなかった。

最後に響の通信機から聞こえた声は戸惑いの声、そして激しい雑音(ノイズ)

 

「えっ………。」

 

太陽を失った奏者たちは戸惑い、皆暗い表情をしていた。平行世界に渡っていたマリア、切歌、調も報せを聞き急いで現世界に帰還をした。

尋常ならざるS.O.N.Gの雰囲気で察したのだろうか、言伝ながら3人の表情が深刻なものへと変わる。

平行世界での報告を終え、奏者たちが集まる。それぞれ顔は暗く、俯く者も多かったが、全員その瞳には諦めの翳りはなかった。今まで自分たちは太陽《立花響》に救われた、だから今度は自分たちが絶対に太陽《立花響》を見つけて(救って)みせる。例えどんなに時間がかかったとしても、再び自分たちの笑顔に太陽が灯る事を信じて。

 

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