宇宙に輝くウルトラの星   作:貴司崎

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異次元の超人(後編)

 ──────◇◇◇──────

 

 

 異次元超人 エースキラー 登場

 

 

 ──────◇◇◇──────

 

 

「……クククク、ドウヤラアトカタモナクキエサッタヨウダナ」

 

 復活した【異次元超人 エースキラー】が使った周辺のマイナスエネルギーを根こそぎ集めて収束、圧縮させた『擬似スペースQ』……放たれたそれはアークとセブン21の二人を飲み込んで大爆発を起こし、そのエネルギーが霧散した後には何も残ってはいなかった。

 ……それを見て、更に衛星ゴルゴダ周囲に二人のエネルギー反応が無い事を確認したエースキラーは、確実に仕留めたと思い地面に降りていった。

 

「フハハハハ! ウルトラキョウダイノ、トクニアノイマイマシイウルトラマンエースノワザデシトメラレタノハヨイキブンダ「残念! まだやられてないんだよね!」ナッ……グッ⁉︎」

 

 そうしてエースキラーが地面に降り立った直後その背後に“黒い穴”が生じ、そこからアークが勢いよく飛び出してエースキラーに飛び蹴りを叩き込んだのだ。

 ……実は『擬似スペースQ』が炸裂する寸前にアークはブラックゲートを使って異空間に繋がる穴を作り出し、更に高速移動能力を駆使してセブン21と一緒に異空間に退避していたのだ。

 

「キサマ! イッタイドウヤッテ……!!!」

「態々教えてやる訳も無いだろう。……21先輩! マイナスエネルギーは俺が何とかするのでエースキラーの方は任せます! ついでにセブンガーも頼む!」

「分かった、頼むぞアーク! ウェルザード!!!」

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!』

 

 突然()()()()()()()()()()()()()()()()()()()『黒い穴』から現れた相手を見て狼狽えるエースキラーに対して、アークは即座に距離を取ると同時にブラックゲートの中からセブン21を出しながら、更に怪獣ボールを投げてセブンガーを召喚してエースキラーに嗾しかけた。

 ……そうして出て来たセブン21が投擲した宇宙ブーメラン『ウェルザード』が狼狽えたままのエースキラーを斬り裂き、それと同時に召喚されたセブンガーはその超合金の拳でエースキラーを殴り付ける。

 

「ガッ⁉︎ ……チィ! ナメルナヨ! ウルトラナイフ!!!」

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!』

「ジェアッ!!!」

 

 だが、耐久力に優れているロボットであるエースキラーはその程度のダメージでは怯まず、こちらも負けじとエネルギーを纏わせて切断力を強化した手刀をセブンガーに浴びせ掛けた……が、同じくロボットで光の国製の超合金で作られたセブンガーもまたその程度では怯まず、反撃にそのパワーによる拳を見舞っていった。

 ……それに加えてセブン21がセブンガーと連携しながら格闘戦を挑んで来る所為で、エースキラーは得意のウルトラ兄弟の光線技が使えない状態に持ち込まれてしまっていた。

 

「セヤァッ! もう光線技は使わせんぞ! アドリウム光線!!!」

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!』

「クッ⁉︎ マイナスエネルギーガ……!」

 

 セブン21の蹴りでエースキラーが体勢を崩したところでにセブンガーの鉄拳が突き刺さり、それによって後方に吹き飛ばされた所に間髪入れずセブン21が額からの光線を直撃させた……この様にセブン21はセブンガーと連携する事で徹底してエースキラーに光線技を撃たせない様に立ち回っていたのだ。

 ……更に先程の『擬似スペースQ』によってエースキラーが戦っている衛星ゴルゴダ周囲のマイナスエネルギーが大幅に減少しているので、それを吸収してのエネルギー回復や再生が難しくなっているのも不利な状況に拍車を掛けていた。

 それでもこの暗黒宇宙ならば直ぐに他の場所からマイナスエネルギーが流れ込んで来るだろうからそれまで時間を稼げばいいとエースキラーは考え……同じ様に直ぐにマイナスエネルギーが元どおりになると感知能力で分かっていたアークは更に()()()()を打ったのだ。

 

「……さて、周囲のマイナスエネルギーが薄くなっている今がチャンスだからな。とにかくやってみるか……ブラックゲート多重展開!」

 

 そして戦っているエースキラーとセブン21・セブンガーと距離を取ったアークは、その周囲に複数の『大きな黒い穴』を戦っているエースキラーを中心の囲む様に作り出した。

 

「この暗黒宇宙で周囲のマイナスエネルギーをどうにか出来るレベルの浄化技を使ったら直ぐにエネルギー切れになるだろうし、ここは暗黒宇宙だろうが問題無く活動出来るリバーススタイルで……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ゲートの中に吸い込んでみよう! エースさんに教わったバキューム系の技術の応用でいける筈!」

 

 そんな事を言いながらアークは()()()使()()()()()()()()()()()()()()()し、濃度の低い場所に流れ込もうとするマイナスエネルギーをゲートの中に吸い込んでいったのだ。

 ……それによって展開されたゲートぼ内側にマイナスエネルギーが流入する事が無くなり、エースキラーはエネルギーとダメージの回復が困難になったのである。

 

「バカナ!!! ヒカリノソンザイデアルウルトラマンガ、ジョウカスルナラトモカクマイナスエネルギーヲアヤツルナド!!!」

 

 エースキラー(の中にいるヤプール)はマイナスエネルギーから生まれた存在であるが故に『光の使者』であるウルトラ族がマイナスエネルギーを操作している所を見て思わず驚愕の声を上げてしまった。

 

「やってみたらなんか出来たんだからしょうがないだろう……それに俺にばかり注意を向けていいのか?」

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!』

「ガッ⁉︎」

 

 そのエースキラーの指摘を適当にスルーしたアークは逆に戦闘中に別の事に注意を向ける迂闊さを指摘し……その直後、ロボットであるから周りの状況に流されず戦闘を続けていたセブンガーの鉄拳が、アークに注意を向けていた所為で無防備になっていたエースキラーの顔面に突き刺さった。

 

「隙を見せたな! フィンガーダーツ!!!」

「クッ⁉︎ ……ダガ、マイナスエネルギーガナクトモ、エースキラーノスペックガジャクタイカスルワケデハナイ!!! スペシウムコウセン!!!」

 

 そこにすかさずセブン21が矢型の光線を当ててダメージを与えたが、素の耐久性も高いエースキラーにはそこまでのダメージにはならず、逆に冷静さを取り戻したエースキラーは反撃のスペシウム光線をセブン21に向けて撃ち放った。

 ……だが、威力は変わらずともマイナスエネルギーの供給がない以上は先程までの様な理不尽な連射は出来ず、単発であったそれはあっさりと躱されてしまった。

 

「やはり連射は出来ないか……ならば、このまま押し切る! 21・アタック・ビーム!!!」

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!』

「……よし、マイナスエネルギーの操作にも慣れて来たし、これなら半自動のままでも良いだろ……と言うわけで、俺も攻撃に参加だ! フリーズショット!!!」

「グッ⁉︎ チィィ!」

 

 更に畳み掛ける様にセブン21の両手から放つ磁力光線、セブンガーの鉄拳、そしてマイナスエネルギーの操作を行いながらアークが放った凍結光線が立て続けにエースキラーへと襲い掛かり僅かに怯ませた。

 ……本来ならエースキラーはロボットなので戦い以外に注意を向ける事も多少のダメージを受けて怯む事もしない筈なのだが、このエースキラーを動かしているのは実質ヤプールのマイナスエネルギーであり、その所為で余計な事を考えてしまったりウルトラ戦士の攻撃を受ける事を屈辱に思って僅かに動きが硬直したりしてしまっているのだ。

 

「チィ! ナラバエースブレード! ウルトラスラッシュ!!!」

「じゃあこっちもだ! ウェルザード!!!」

「ウルトラランス!!!」

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!』

 

 そしてウルトラ戦士達の波状攻撃に距離を取っての光線技は無理だと考えたエースキラーは怒りを露わにしながら右手に長ドスを生成し、左手の鉤爪に高速回転する光輪を展開して目の前の敵を八つ裂きにしてやろうと斬り掛かっていった。

 ……それに対抗する様にセブン21はウェルザードを逆手持ちにし、アークはウルトラランスを両手に持ってセブンガーと共に激しい接近戦を演じ始める。

 

「シャァァァァッ!!!」

「ゼヤァッ!」

「セイヤッ!」

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!』

 

 エースキラーが振り下ろした長ドスをセブン21が逆手に持ったウェルザードで受け流し、ならばとウルトラスラッシュで直接斬り裂こうとした所をセブンガーが割り込んで装甲を削られながらも受け止められ、そうして出来た隙に素早く接近したアークがウルトラランスによる突きをエースキラーの胴部に打ち込んだ。

 そもそも二人相手の近接戦では不利だから距離を取っての光線連射であったのに、数が三人に増えた所へ闇雲に近接戦を挑んだ所で当然エースキラーは一方的に攻撃されるだけなのだが……有利な時ならともかく不利になるとエースキラーのAIではなくヤプールの『ウルトラ戦士への憎悪』が肉体の優先権を取ってしまう所為で行動の一つ一つが雑になっているのである。

 ……例えばヤプールが手ずからマイナスエネルギーを集めて超獣を作ったのなら負の感情と冷静な判断力や技術のバランスが取れた物が出来上がるのだが、今回のエースキラーは宇宙人連合がヤプール本体と比べると拙いマイナスエネルギー操作技術で生み出した物なので、スペックはオリジナルと同等でもこういった細かい所にどうしても“粗”が出来てしまっているのだ。

 

「グゥゥ! オノレェェェ!!!」

「……ふむ、ボロが出てきたな。このまま押し切るぞ! アドリウム光線!」

「了解! フリーズブレード!」

『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!』

 

 そして出て来た粗を見逃す程ウルトラ戦士達は甘い相手では無く、動きの荒くなったエースキラーに対して次々と攻撃を当て始めたのだ……それによりマイナスエネルギー吸収による回復も出来ないエースキラーの機体には徐々にダメージが積み重なって行き、それに連動して内にいるヤプールの憎悪も膨れ上がっていく。

 

「……ナラバッ! “コノワザ”デシマツシテクレル!!!」

 

 そうしてダメージを受け続けて怒り狂ったエースキラー(ヤプール)は、三人からの攻撃を受けながらも肉体の強度任せに無理矢理後方へと距離を取ると()()()()()()()()()()()()()()ポーズを取った。

 

「あの構えは!」

「……ふーん、俺の前で“その技”を使っちゃうかー」

 

 それを見たセブン21とアークはエースキラーがどんな技を使おうとしているのかを即座に理解し、それぞれ警戒と呆れの声を上げた……だが、ヤプールとて馬鹿では無くエースキラーの残存エネルギーの多くを費やす事でチャージ時間を限界まで減らし、彼等が何かの妨害をするよりも早く“その技”の発射態勢を取る事に成功したのだ。

 

「チャージが早い!」

「フハハハハ! イマサラキヅイテモオソイワ! ……クラエ! エムハチジュウナナコウセン!!!」

 

 そうしてエースキラーが右腕を前に出すと共に宇宙警備隊隊長ゾフィーの必殺技『M87光線』が放たれて……。

 

「はいはい、ブラックゲートブラックゲート」

「ナァッ⁉︎」

 

 アークがなんか雑に展開した大型のブラックゲートの中にあっさりと飲み込まれてしまった……尚、あっさり対処した様に見えるがM87光線の発射タイミング、チャージ時間と観測出来たエネルギー量からの威力、()()()()()()どの程度まで劣化しているのかなどを即座に判断して、それに合わせた最適なゲートを瞬時に開くと言う高等技法だったりする。

 ……最も、本人(ゾフィー)を除けばおそらく最もM87光線に詳しいアークにとっては容易く出来る事でしかないのだが。

 

「同じチャージ時間でも、おや……隊長が使ったのならこの倍くらいの威力になるだろうが、まあ劣化コピー品ではこんなモノか。……そら、返すぞ」

「ナニヲ……ガァァァァァッ!!!」

 

 更にアークが軽く手を振るうと周囲に空いていたゲートの一つ反転・拡大させて先程飲み込まれたM87光線を発射、そのままエースキラーに直撃させえてみせた。

 ……アーク自身が言った通りオリジナルと比べれば威力は高くなかったのでエースキラーが倒される事はなかったのだが、それでも受けたダメージは大きくその機能を大きく損なわせる。

 

「今だ! アーク、合体光線を!!!」

「了解! シルバースタイル!」

 

 ダメージによりエースキラーの動きが鈍ったと見たシルバースタイルに戻ったアークとセブン21は、それぞれ自身の必殺光線のチャージ体勢に入った……リバーススタイルを解除した事で展開されていたゲートも閉じられたが、マイナスエネルギーが再び流れ込むよりも早く二人の準備は整った。

 

「レジアショット!!!」

「アークレイショット!!!」

「ギャァァァァァッ! オノレェェェウルトラマンドモメェェェェェッ!!!」

 

 ……そうして二人が腕をL字に組んで放たれた必殺光線はエースキラーに直撃、ヤプールの憎悪と断末魔と共に大ダメージを受けていたその躯体を再生を許さない程の威力で跡形もなく爆散させたのだった。

 

 

 ──────◇◇◇──────

 

 

「……さーて、ブラックゲート内部のマイナスエネルギーはもっかい暗黒宇宙に戻しておくか。ゲート内部に入れたままだと、どんな悪影響があるか分からないしなー」

 

 そんな事を言いつつ、どうにかエースキラーを倒した俺は再びリバーススタイルに変わって複数のゲートを展開しながら先程吸い込んだマイナスエネルギーを暗黒宇宙へと吐き出していった。

 ……元の宇宙で吐き出したら怪獣の一匹ぐらいは生み出せそうな量のマイナスエネルギーだけど、この暗黒宇宙に戻すだけなら大した影響は受けないだろうしな。

 

「よし、マイナスエネルギー排出は終わりっと。……さて、21先輩の『この衛星ゴルゴダに展開されてる次元移動封じの結界』の方はどうなっているのかな」

 

 あの宇宙人連合がエースキラーを作り出すと同時に展開した俺達を元の宇宙に戻す事を妨害する結界、それの所為でエースキラーを倒した後も元の宇宙に帰還出来ない状況なので、現在21先輩が結界の解析・解除を試みているのだ。

 

「先輩、結界の方はどんな感じですか?」

「アークか。……済まない、どうもこの結界は暗黒宇宙のマイナスエネルギーと結び付く事で、我々ウルトラ族の光エネルギーによる干渉が非常に難しくなる性質を持っている様だ。実際に俺がウルトラ念力で干渉しようとしてもビクともしない」

 

 ふむ、確かに宇宙人連合も『光の力を持つウルトラ族では絶対に破れない闇の結界を展開してある』と自慢気に言ってたっけな。念力を始めとするウルトラ族の特殊な能力にはどれも『体内の光エネルギーを何らかの形で変換・操作している』モノだし……んん? 

 

「……まてよ、だったら光エネルギーが反転しているリバーススタイル状態の俺ならどうにか出来るのでは?」

「何?」

「……ええっと、この結界にトゥウィンクルウェイの応用の念力で干渉して……あ、行けた」

 

 そんな感じでリバーススタイルの特性で次元を隔てる結界に干渉出来た俺は、光エネルギーに対する抵抗能力極振りだったっぽいそれをあっさりと解除した……暗黒宇宙ではリバーススタイル大活躍だったな。能力が尖ってるから普段は殆ど使わないのに。

 ……まあ良い、この結界さえなければトゥウィンクルウェイやテレポーテーションの応用で暗黒宇宙から脱出出来るしな。暗黒宇宙って入るのには光速を超える必要があるけど、元の宇宙に出るのは簡単だったりする。

 

「よくやったアーク。じゃあさっさとこの暗黒宇宙を脱出して宇宙人連合の目的を銀河系支部に伝えなければ」

「了解、連中が地球に行く前に急ぎましょう」

 

 そうして俺と21先輩は暗黒宇宙から無事に脱出して、すぐさまウルトラサインを使って宇宙人連合の目的を銀河系支部にいる隊長(親父)に伝えたのだった……が、そこで21先輩がとんでもない事実に気が付いた。

 

「…不味いぞアーク、これを見ろ」

「え? これは光の国の現在時とリンクする時計……って! なんか5()()も経っているんですけど⁉︎ 俺達は暗黒宇宙に居た時間は三十分もなかった筈なのに…!」

「おそらく一種の『ウラシマ効果』によって暗黒宇宙とこの宇宙の間に時間のズレが起きていたんだろう。エース達ウルトラ兄弟がゴルゴダ星に捕らえられていた時にそんな現象を確認したと聞いた事がある。……連中が暗黒宇宙に俺達を誘い込んだのはこの為だったか」

 

 何でもエースさんが暗黒宇宙のゴルゴダ星で戦った際に『色々あって地球と往復したのに時間の経過がおかしかったので、暗黒宇宙と普通の宇宙では経過時間が違うのでは』という話があったのだとか。

 ……エースさんの時はそのお陰でヤプールが企てた地球との二面作戦を突破出来たらしいが、今回はそれを逆用して俺達の足止めを行ったみたいだな。連中の『ヤプール復活作戦』に間に合うだろうか……。




あとがき・各種設定解説

アーク:セブン21:この後はウルトラサイン出して自分達も支部に戻った
・そのウルトラサインの情報から宇宙人連合が地球のヤプール復活を企んでいる事は直ぐに伝わったのだが、宇宙人連合は宇宙警備隊からの追跡があった事から予定を前倒しにして地球に向かった後だった。
・なので時間のズレもあって報告した時には既に宇宙人連合は地球で作戦を行なっており、連絡を受けてゾフィーとタロウが地球に向かった時にはヤプールが復活していた。
・まあ、最終的にはウルトラ兄弟+メビウスに倒されたのだが、そこへ密かに地球に潜入していた『黒い男』が接触して……。

エースキラー:スペック“だけ”は再現されていた
・マイナスエネルギー吸収能力で誤魔化していたがエースキラーの戦闘用AIとヤプールの怨念の相性が悪く、戦術や技術面で問題があったためそこを突かれて倒された。
・『ウルトラマンZ』に登場したバラバの様にヤプールが直接マイナスエネルギーを操って作ったのならこんな事にはならなかったのだが、流石に宇宙人連合を介した間接的な作成では作りが雑になった模様。
・ちなみに暗黒宇宙の時間経過は『ウルトラマンエース』でゴルゴダ星と地球を往復しまくっていた事が元ネタで、どのくらい時間がズレるかは“基本的に”正負問わず最大数十倍ぐらいでランダムな模様。


読了ありがとうございます。
これでメビウス劇場版編(メビウスもウルトラ6兄弟も出ないけど)は終わりになります。今後も引き続き『ウルトラマンメビウス』の裏側を書いて行く感じになると思います。

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