宇宙に輝くウルトラの星   作:貴司崎

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光の国を守れ! バット星人襲来!(中編)

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 触角宇宙人 バット星人

 宇宙恐竜 ゼットン 登場! 

 

 

 ──────◇◇◇──────

 

 

 あれから、俺とメビウスはE地区の避難誘導を手伝い住民の避難を完了させ、それとほぼ同時に他の地区の避難も完了したとの連絡があったので、今は他の訓練生達や士官学校の教官達と一緒に避難用シェルターの警護に回っている。

 ……そうして避難用シェルターの警護をしている俺達の耳には、宇宙港を始めとする複数の方角から戦闘音が聞こえていた。

 

「また、爆発音が……」

「光の国は大丈夫なのか……?」

「ここには敵は来ないよな……」

 

 それらの音は避難民達にも聞こえているので、やはりというか同様が広がっているな……カラレス教官を始めとする教官達が落ち着かせているお陰でパニックとかは起きていないが。

 まあ、訓練生達の方は比較的落ち着いているのが幸いだが。俺達だって伊達や酔狂で士官学校に入学している訳じゃないから。

 

「大丈夫だよみんな! きっとウルトラ兄弟を始めとする宇宙警備隊達がバット星人達を倒してくれるよ! だから、今の僕達に出来る事を、このシェルターとそこにいる人達の警備を頑張ろうっ!」

「そ、そうだな!」

「俺達だっていつかは宇宙警備隊に入るんだ! こんな事でビビってなんていられないぜ!」

「そうだそうだ!」

 

 ……後、何故かいつもの五割増しぐらいに暑苦しくなってるメビウスが、周りの同期達とか避難民を鼓舞し続けていたりしてるのも原因の一つかもしれないが。他の同期達もかなり乗せられているし……。

 

「……アーク、メビウスがいつも以上にやる気を出していますが、何かあったのですか?」

「……多分、俺がさっき言った割と適当な事を本気で真に受けているんだろうな。アイツ無駄に真面目で天然だから」

「……まあ、他の連中を落ち着かせているのに一役買っているから、別にいいんじゃないか?」

 

 尚、そんなメビウスを横目に俺とフォルトとゴリアテは声を落としながら話をしていた……ほら、ちょっと俺のキャラ的にああいうノリには着いていけないから……。

 そんな感じで、なんか凄いテンションの上がっているメビウス達同期生から若干距離をとった俺達は、その雰囲気を壊さない様にそのままの音量で話を続けていた。

 

「……しかし、本当に光の国は大丈夫なんでしょうか。……噂ではバット星人はゼットンの養殖に長けていると聞きますし、先程教官達の話を聞いたところ前線には相当数のゼットンが配備されているとか」

「……なにっ! 地球でウルトラマンを倒したあのゼットンをか⁉︎ それはかなりヤバいんじゃ……」

「……まあ、そのぐらいなら大丈夫だろう。今の光の国には親父を始めとするウルトラ兄弟がいるし」

 

 やや不安そうに話を切り出したフォルトに対し俺はそう答えておいた……そんなあっさりとした対応にフォルトとその話を聞いて少し動揺していたゴリアテはやや面食らっていた。

 ……この二人もあっちのテンションに乗れない方だからちょっと動揺してるみたいだな。しょうがないからちょっとフォローを入れておくか。

 

「お前達は少しウルトラ兄弟と現役の宇宙警備隊員舐めすぎだ。……まあ、確かにウルトラマンさんが地球でゼットンに倒されたのは事実だが、あれはウルトラ族が3分程度しかまともに戦えない有人惑星上というかなり悪い環境だったからな」

「そ、それはそうですが……」

 

 ちなみに宇宙警備隊ではウルトラ族を始めとする強大な力を持つ種族の有人惑星上での戦闘には、結構細かいルールが定められているのである。例えばウルトラ族の場合、各種光線技のその惑星の環境や住民に大きく影響を与えるレベルの使用などには大きく制限がかかる様になっていたりする。

 ……だが、ここはウルトラ族のホームである光の国であり住んでいるのは同じウルトラ族だけ、更に建っている建造物も多少の光線技の直撃程度では破壊されない様に作られているからそういった制限はほぼない。

 

「そもそも、プラズマスパークがあるウルトラの星でなら時間制限やエネルギー切れとかもほぼないしな。……後、地球に現れたゼットンはゼットン星人が物凄いコストをかけて育成したものらしいしな。だからゼットンが大量にいるって事は、そいつらは安上がりで性能も低い量産型っぽいしどうにかなるだろ」

 

 尚、そんな高コストゼットンを一発で爆散させた地球人の新型兵器があるらしい……やっぱ地球はウルトラヤバい魔境だよなぁ。

 

「成る程……ですが、よくそんな事を知ってますね」

「親父から聞いただけだし、このぐらいの情報ならアーカイブでも訓練生のアクセス権で入手出来るぞ」

 

 ……まあ、今言った事が俺が知っている情報を組み合わせた希望的観測でしかないって事までは言わなくていいだろ。

 

「しかし、お前は初の実戦なのに凄い落ち着いてるなぁ」

「ああ……この程度、親父を含むウルトラ兄弟が変にヤル気を出して、何故か『ウルトラ兄弟対俺一人で模擬戦』とかいう訳の分からない状況になった時と比べれば大したことないさ」

「お、おう……」

 

 あの時はウルトラ兄弟に集団でボコられる怪獣達の気分が味わえたよ……まあ、この程度の襲撃で光の国が落とされる事は無いだろうが、流石に被害ゼロとはいかないだろうがな。

 

 

 ──────◇◇◇──────

 

 

「グワァァァァ────ッ!!!」

「クソォ! よくもジーンをォォォォ!!!」

「「「グモォォォォォォォ!!!」」」

 

 ここは現在光の国を襲う戦乱の最前線『スペースポート』、そこでは自分達の星を守ろうとするウルトラ戦士達と侵略者であるバット星人連合との熾烈な戦いが繰り広げられていた。

 ……しかし、バット星人が投入した量産型ゼットン軍団の圧倒的な火力によってウルトラ戦士達は窮地に陥っていた。

 

「「「グモォォォォォォォ!!!」」」

「フハハハハ! いいぞゼットン達よ、そのままの陣形を維持したまま火力で押しつぶすのだ! 他の者は側面と上空から援護だぁ!!!」

 

 更に前線指揮官であるバット星人の指揮はその言動からは思えない程に優秀であり、量産された所為でバリアーと瞬間移動能力がオミットされ動きも鈍っているゼットンの弱点を補う為に横一列の陣形を維持したまま強化された火力を敵に押し付ける戦術をとってきている。

 また、ゼットンの光線吸収能力は前方にしか使えない事も理解しており、空中や側面に回ろうとする相手を無人戦闘機やバット星人の兵隊達の攻撃で妨害する戦術も行なっていた。

 

「チッ! せめてバラバラに向かってくるのならまだやり様はあっただろうによぉ……」

「あちらさんは“戦争”に慣れていますね。……それに引き換えこっちの戦力は新人が多く、連携もいいとは言えませんし……」

「ウチの宇宙警備隊員は単独か少人数での行動が多いし、ベテランは遠方に派遣される事が多いからなぁ……」

 

 そう、彼等ウルトラの星の宇宙警備隊員は種族的な優秀さから、100万人程度の所属人数で非常に広大な範囲の宇宙警備を担当しており、その結果としてどうしても単独か2・3人程度の少人数での行動しか出来ないので、戦争の様な大人数同士の戦いに関しては経験不足なのだ。

 更にウルトラ族は過去四十万年に渡って犯罪者がたった一人しか出ない程にモラルと善性が高い種族ではあるのだが、それ故に“兵士を使い潰す” “仲間を見捨てる”などの行動を取れる者がいないのである。その為『ウルトラマンは三人以上揃うと互いをかばい合うから弱くなる』と言われるぐらいに大人数での集団戦……特に“戦争”には向いていない種族なのだ。

 ……では、このまま彼等は倒されてしまうのだろうか? 

 

「おいっ! そこの新人、無駄に突撃すんじゃねえ! 一旦下がれ!」

「は、はいっ!」

「全員のエネルギーを重ねて前方にバリアを張りましょう。ここは光の国ですからエネルギーは十分ありますし、相手は火力を一点に集中していますからこれで凌ぎ切れる筈です」

「分かりました!」

「光線技はゼットンには撃たずバリアを超えてきそうな戦闘機を狙え! 後、切断系の遠距離攻撃が出来るやつはバリアの影からゼットンを攻撃! 牽制ぐらいにはなる!」

「了解っ! ウルトラスラッシュ!」

 

 否。だからと言って()()()()であっさり倒される様なら、彼等ウルトラ戦士は宇宙警備隊として全宇宙に名を轟かせてはいない……この場に少数いたベテラン警備隊員達が中心となって経験の浅い新人達をフォローをしつつ、どうにか即席の連携でもって戦線を維持しているのだ。

 ……彼等ベテラン隊員はウルトラ兄弟達の様な精鋭程の力は無くともその身に刻まれた3()0()0()0()()()()の経験値をもって、冷静に自分達の欠点を理解しつつ不得手な戦場にも対応しているのだ。

 

「最初は浮足だっていましたが、どうにか戦線は立て直せましたね」

「まあ、新人の中にもイキがいいヤツらがいたのは不幸中の幸いだったな」

「ウルトラレイランス!」

「マクシウムソード!」

「ゼノニウムキャノン!」

 

 また、新人宇宙警備隊員の中にもこんな状況の中で臆さず一歩も引かずに戦う者達がいた為、この光景に『同じ新人として負けてはいられない!』と他の新人達も奮起している事も戦線を維持出来ている理由になっている。

 

「それで? ウチの隊長殿からの指示は?」

「『もうじき援軍を送るので、それまで前線を維持』だそうです」

「まあ、そろそろ住民の避難も完了するでしょうし……あ、来たみたいですよ」

 

 そうやって、どうにか戦線を維持していた彼等の下に空から何人かのウルトラ戦士が舞い降りた……そして、その先頭にいるのは銀色の体に赤のラインが入った戦士──ウルトラ兄弟の次兄、ウルトラマンである。

 展開されているバリアの後ろに降り立ったウルトラマンは、近くにいたベテラン隊員の一人に近づいて現在の状況を訪ねた。

 

「すまない、各種避難と重要拠点のセキュリティ強化で遅れた。……状況は?」

「火力特化のゼットンが横列を組んでいる所為で防戦一方ですね。敵の指揮官は相当優秀な様です」

「成る程……では、まずは私が前に出て敵の陣形が崩すから、そこに突撃して乱戦に持ち込んでくれ。ゼットンは正面からの光線技は吸収されるから可能な限り二対一で当たる様に」

 

 ウルトラマンはそれだけ言うとバリアの後ろから火砲が飛び交う外へと身を躍らせた……当然、指揮官であるバット星人もそれに気付く。

 

「ムッ! あれはウルトラマンか! 一番から五番までのゼットン達は火力を最大まで上げ、ヤツに攻撃を集中させよ!」

「「「グモォォォォォォォォォォォ!!!」」」

「クッ!」

 

 そしてバット星人指揮官は量産型ゼットン軍団のうちでウルトラマンに近い個体に、今までの長期戦用の火力を抑えた状態から継戦を考えない最大火力へと切り替えさせた上で攻撃を命じた。

 ……その大幅に上昇した火力の前にさしものウルトラマンも直撃を避ける事に精一杯になり、それ以上先に進む事が出来なくなってしまった。

 

「フハハハハ!!! 愚かなりウルトラマン! いくら貴様でもこの火力を正面から単騎で突破するなど不可能に決まっておろうが! この様な戦況では何人かの兵を捨て駒にして接近するのが常道であろうに、それが出来ぬから貴様等ウルトラ戦士どもは“戦争”に弱いのだ!」

「………………」

 

 バット星人指揮官のその言葉にウルトラマンは何も返す事は無く、ただひたすらに攻撃を回避しながらの接近を試みようとしていた……そして、そんな絶望的に状況でありながら、その目には一切の恐れや怯みは無かった。

 その不合理な行動に訝しんだバット星人指揮官は万が一でも突破される可能性があると考え、更に無人戦闘機とバット星人の兵隊の何人かの攻撃を追加して確実に倒すべきかと思案し……直後、自身の()()()()迫る攻撃に気がついた。

 

「ムッ! 奇襲だと⁉︎ ええいっ!」

 

 指揮官としてだけで無く戦士としても優秀だったバット星人指揮官は、咄嗟に後ろを振り向くと共に手に持った剣で後ろから飛んで来た()()()()()()()()()を弾き飛ばした……弾かれたソレはまるで何かに操られている様に──実際にウルトラ念力でその軌道を操作されて、使い手の頭部に戻っていく。

 ……そして、ウルトラの星侵攻の前線指揮を任されていたバット星人は、その武器がこの星の“特記戦力の一人”が使っている物だと知っていた。

 

「今の攻撃は『アイスラッガー』⁉︎ ……何故貴様が陣内にいるのだウルトラセブン!」

「大した事はしていない……ただ、()()()()()()()()お前達の目を盗んでここまで来ただけだ」

 

 そのバット星人達が作った陣形の中にいきなり現れたのは、赤い体と銀色のプロテクターを持つ戦士──ウルトラ兄弟の三男、ウルトラセブンであった……彼はかつてミクロ化して人体の中で戦ったり、小さくなって地球人が使う銃器の中に入ってそのまま銃撃と共に突撃するなどという事が出来る程のミクロ化の達人なのである。

 更に、セブンの本業である恒点観測員は未開の現地惑星の住民に気付かれない様に観測を行う必要のある仕事であり、それ故に彼はウルトラ兄弟達の中でも特に隠密行動に長けているのだ。

 ……無論、能力が大きく下がるミクロ化の状態でゼットンの火砲が飛び交う戦場を移動するのは並大抵の度胸で出来る事では無いが、それをやってみせるのがかつて自分の命が危険に晒されても地球の為に戦い続けたウルトラセブンである。

 

「俺達の故郷に攻め入ってタダで済むと思うなよ! バット星人! デヤァッ!」

「チィッ!」

 

 そしてファイティングポーズを取っていたセブンは、次の瞬間バット星人指揮官の方を向いて腕をL字に組んだ……ウルトラセブンの最強光線『ワイドショット』の構えだ!

 光線が来ると思ったバット星人指揮官はすぐさまその場を飛び退いて相手の射線から逃れ……直後、セブンは量産型ゼットン軍団の方へ向き直り光線を発射した。

 

「ナニィ⁉︎」

「「「ブモォォォォォォォ⁉︎」」」

 

 そのワイドショットは横一線に薙ぎ払う様に放たれたのでゼットンの何体かにダメージを与えるに留まったが、その光線当たったゼットンが吹き飛ばされた所為でその陣形が崩れたのだ! 

 

「! いかん⁉︎ 兵卒各員、崩れたゼットンのフォローを……」

「遅い! 八つ裂き光輪!」

 

 そして、それを虎視眈々と隙を狙っていたウルトラマンが見逃す事は無く、陣形が崩れて砲撃が途絶えた瞬間即座にスペシウムエネルギーで出来た丸ノコの様なギザギザの光輪──『八つ裂き光輪』を水平に放って一体のゼットンの首を切り飛ばした。

 

「やはり、量産された所為でかつて地球で戦ったものと比べて個々の質は落ちているな。バリアやテレポートは使えんようだし反応速度も鈍い」

「今だ、全員突撃! 相手の陣形が整うより早く乱戦に持ち込め!」

「「「ウオオオォォォォォォ!!!」」」

 

 そうして、ウルトラマンとセブンが作った隙に他の宇宙警備隊員達が一斉に突っ込んで乱戦──少人数対少人数の彼等が得意とする形に持ち込んでいった。

 勿論、指示通りゼットン相手にはベテランか腕のいい新人達が二体一になる様に戦い、それ以外の隊員は無人戦闘機やバット星人の兵隊を相手にして彼等の邪魔をさせない様に戦っている。

 

「クウゥ! やってくれるな! ウルトラ兄弟!!!」

「バット星人よ、お前は我々に戦争が下手だと言ったな」

 

 悔しそうに呻くバット星人指揮官に対して、彼と向き合っているセブンはそう言った……そして、その言葉にウルトラマンも続いて言う。

 

「確かに貴様の言う通り、我等ウルトラの戦士は戦争の様な大規模な戦いには向いていない。……だが、それでも我等はこの宇宙の平和を守る宇宙警備隊──()()退()()()()()()として戦い続けて来たのだ。……あまり侮ってくれるなよ」

「ッ⁉︎」

 

 その言葉と共にウルトラマンから発せられた覇気にバット星人指揮官は一瞬だけ怯んだものの、直ぐに我に返って手に持った剣を構えた。

 

「……いいだろう、ウルトラ兄弟! 確かに陣形は崩されたがまだ我等の方が数で優っている! 貴様等を始末すれば十分に戦況は立て直せるわ! 行けゼットン! ウルトラマンを倒せ!」

「グモォォォォォォォ!!!」

 

 そう言ったバット星人指揮官は剣を振りかざしてセブンに斬りかかると共に、近くにいたゼットンの一体をウルトラマンに嗾しかけた……それに対してウルトラマンとセブンもそれぞれのファイティングポーズを取って迎えうつ構えを取った。

 ……ここでウルトラの星での戦争は次の局面に移ったのだった。




あとがき・各種設定解説

バット星人指揮官:エリートなので非常に優秀
・ウルトラの星の前線指揮を任せられるだけあって指揮能力・戦闘能力共に非常に高い。

量産型ゼットン:今回の様な集団での運用に特化した調整がされている。
・基本的に運用方法は火力を前面に押し出す砲台としての役割が主で、更に相手の光線技を吸収する事で遠距離戦で有利に立つ事をコンセプトに調整されている。
・それ故にパワーは高級品と互角だが耐久性や反応速度・機動力はかなり劣っている。
・また、この作品に於いてはバリア・テレポートの習得はコストがかかる設定。

モブトラマン達:今回の戦いの主戦力である“怪獣退治の専門家”達
・ベテランならば数千年単位で宇宙の平和を守った経験を持っているウルトラ戦士が弱いはずは無い。
・“イキのいい新人”の名前は『エイティ』『マックス』『ゼノン』というらしい。

ウルトラマン&ウルトラセブン:ウルトラ兄弟の名は伊達ではない!
・尚、ミクロ化して接近する戦術はゾフィーが立案した模様。


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