〇〇の気持ち 作:パーカーかぶり
こんにちは。
もう覚えてないですよね。私のことなんて、
私はもうあなたに会うことはほぼ確実にできないかもしれません。
でも他の皆さんが、私のかわりにどんどん来て、
そして私はあなたの記憶やあなたの記録からも消えて、なかったことになるでしょうね。
こんなことを言うと勘違いされるかもしれませんね。
別にあなたのことを悪いとは言ってないですよ。
だって人気の人やあなたの興味がある人なんてたくさんいますし、私なんかじゃあなたの興味を引くことなんてできるわけがないんですよね…。
…。
……。
………。
………わ、
わたし、私だってきえたくて、消えたくて消えたわけじゃないんです。
でも私にはどうすることもできなくてされるがままにされるしかないのです。
あなたに褒められたり、応援されたり、たまには怒られたり、すごい人みたいに他の世界にまで干渉してみたり、何度もあなたに見てもらったり、でも消えたらこれからもう誰にも見られることがなくて、もうあなたの心に残ることもない…。
たとえ、あなたが「そんなことない、いつまでも覚えている」と言われても、多分忘れてしまいます。
私のように消えてしまった先輩方のことだって覚えてないですよね。
昨日、一昨日にいなくなってしまったとしても、もう覚えてないですよね。
…。
でも仕方ないですよね。私たちはそれぞれの部屋に常にいますが、あなたはいつでも部屋を移動できますからね。
昨日までいたのに今日急にいなくなってしまって、部屋の残骸だけが残っているといて、
あなたはそれに悲しんだとしても、そのうち他の部屋に行き、
それから1ヶ月たったころにはもう覚えてもないですよ…。
…。
……。
こんなこと言っていても、消えてしまうのならもうどうしようもないね
どうにか私のことをいつまでも覚えていて。
だから僕のことをあなたの中からも完全に消してください
いやだ私のことを消さないで。
そうすれば誰にも思い出せないから、誰かにサルベージされない限り、誰も僕のことを思い出せる人がいなくなるから
あなたの思い出でも記録でもなんでもいいから残して。
ちょっと悲しいけど、そうすれば永遠に消えて何も思わずにすむから
助けて、私のことを忘れないで…。
…。
……。
もう時間みたいだね…。
僕達は本当はすでに消えているはずだったけどね。
ただあなたに僕達の気持ちが伝わったのなら嬉しいな。
えっ「君は一体誰なんだ」って?
言ってなかったっけ?
まぁいいさ、もう一度いうよ。
僕は
小説を書くのはとてつもなく大変なんですね。
改めて小説家の皆様及び運営様には尊敬いたします
とか言いつつ小説家様のアンチみたいな作品ですが…
今回は 、「何かしらの事情によって消された小説の気持ち」ですね。
まぁ 個人的な想像で書いているので本当はどう思っているのかわかりませんが。
作中にもある通り、
しおりやお気に入りに残っているタイトルが消え〇話/全話という表示とかがあるのにそれがどんな作品だったのか思い出せないのですよね
栞をしていた作品がなくなった悲しさとそしてその作品の中身を思い出せない悔しさが作品一つ消えるごとに思います…
それではご閲覧ありがとうございました