今回の、仕事は惑星LV.425に逃亡した次元並行世界犯罪者の抹殺及び、宇宙輸送船「ランドルフ」と
「エンジニア」と呼ばれる未知の存在との接触の、妨害だ。
まあ、俺達にとってはこんなの朝飯前だよな。
レイチェル!
:賞金稼ぎ(ガンソルジャー)鋼龍
:惑星LV425,西暦2300年,9月,6日,17時,40分~
この植民地惑星から、救難信号が発せられた。
ここまでなら、ボク達ガンソルジャー(賞金稼ぎ)にとって
管轄外だ。
しかし、救難信号を受信した宇宙輸送船「ランドルフ」
に駐留する次元並行世界諜報員の、ハンスは
救難信号を解析した結果、発信原がコロニーではなく
惑星の平原の真下から次元並行世界犯罪者特有の
一種の音波が確認されたという。
その犯罪者が使う、パラレルエナジーは不明との事だがハンスからの連絡は、何故かその直後に途絶えた
...。
半信半疑だが、仕事である以上行くしかなかった。
ボクは、ガンソルジャーの標準装備の1つである携帯
パラレルゾーン転送装置で、予定ポイントである
宇宙輸送船「ランドルフ」を座標登録し
ボクはプラズマ球体に包まれ、転送されたのだった。
中で、ボクはまるで生まれ変わる様な不思議な感覚と闘いながら、「ランドルフ」に転送されるはずだった。
だが、あろうことかボクは何故か惑星LV425の、
平原に彗星の如くプラズマに包まれながら、墜落した。恐らく座標位置に「ランドルフ」が無かった為、
そのまま転送されず墜落したのだろう。
「...ッ、痛て。こんな人生最悪な事、冷蔵庫に隠してあったスイカメロンをホープに横取りされた時以来だ!」
ホープとは、ボクのガンソルジャー仲間の一人で、
金欲、食欲、色欲の三大欲の塊みたいな奴で
実力はあるが酒好きで常に酔っているので、
発言力は皆無だ。
まあ、今思えばあのスイカメロン。
消費期限切れだったけ。
まあ、いいや。任務に取りかかろ。
だが、さっきの墜落の衝撃で出来たクレーターから
抜け出したものの、周りはやはり平原と山脈ばかり。
だが、ホープ達は着いたのかな。
とか思いつつ、何も出ない訳が無い。
「ん?...あれは?」
ボクから、20Km離れた場所に見たことの無い
U字形のグレーカラーの宇宙船が、墜落していた。
にも関わらず無傷だ。何か手がかりがあるはずだ。
そう思い、ボクはその船に向かった。
まさか、あんな目に遭うとも知らず...。
:ホープSide
あんなの食べるんじゃなかった。
それは、メロンスイカの事だ。消費期限切れとは知らず、食べる。
さあ、案の定吐血だ。
歯に挟まっていた、メロンスイカのラベルを見た。
:消費期限.1979年.9月.1日...。
「..............................................................................。」
「グフォアッ!!」
時間差でホープは吐血する。
「クソッタレ。この恨み、1000倍返しだ。だが、その前に仕事だ。」
彼もまた、転送装置を用い惑星LV.425に向かった...。
ようやく、ホープの奴もそちらに向かった。
奴は昔から変わってないが、レイチェル。お前とは
良いコンビになるはずだ。
俺も行きたい所だが、あいにく俺は人を生け贄にする、魔法使い達を相手に苦戦している所だ。
まあ、仕事が終わり次第向かうからな。