竹村コウイチ、彼は仮面ライダーの監督だった。
彼はある日亡くなった。
その後の話である。
彼は不思議な空間にいた。
「俺は死んだ筈……」
と、彼が戸惑っていると……
「俺が蘇らせた。」
と、姿は見えないが少年の声が聞こえた。
「君は!?」
「……今の君には名乗れない。とりあえず果実神とでも呼んでくれ。…………君に頼みたい事がある。」
「頼みたいこと?」
「『東方project』と言う世界に行ってその世界を救って欲しい。」
「俺には世界を救う力なんてない。」
「これを君に託す。」
そう聞こえると彼の手元にあるものが現れた。
「これは……仮面ライダーのベルトか?だが俺が知ってるのと随分違うな。」
「これはネオディケイドライバー。カードを使って様々なフォームに変身出来る仮面ライダーのベルトだ。これを使って『東方project』の世界を救って欲しい。もちろん異変が終わればその世界で暮らすことになる。生憎ながら同じ世界には蘇生させられないからな。」
「…………わかった。やらせてもらう。」
「それじゃあさっそく送ることになるが……」
「心の準備はできている。」
「わかった。御武運を祈る。」
すると彼の視界は真っ白に染まるのだった。
◇
彼は幻想郷の見知らぬ森の中で夜中に目を覚ました。
「……ここが、幻想郷?別の世界と言ってもあまり変わらないな。」
と、彼が呟いた時だった。
辺りの草むらから『ガザガザ』と、音が聞こえてきた。
「誰かいるのか?」と彼が呟きかけた時に背後から何者かが飛び出してきた。
だが暗闇で何者かは見えない。
そんな何者かが彼に問いかけてきた。
「あなたは食べてもいい人類?」
「っ!?」
彼はその者が何者かはわからない上に敵意も感じられない。
だとするとコイツは人食いの怪人なのか?
と、彼は思いながらも冷静になって
「俺は食べられたくない人類だな。」と答えた。
「でも私、お腹空いてるから力づくで行くのだ!」
と、その者が言うと突然弾幕が現れ彼に向かって攻撃を始めた。
「交渉決裂か。」
と、彼はため息を吐くとネオディケイドライバーを腰に当てると自動で腰にベルトが巻きついた。
そしてベルトに付いていた銃の様なケース、ライドブッカーを開けると様々なライダーのカードが!
彼はカードを選ぼうとするがそんな隙は与えられなかった。
そして焦った彼は一番上のカードをドライバーに差し込んで変身した。
《カメンライド ディケイド 》
すると彼に18のライダーの影が重なって仮面ライダーディケイドとなったのだった。
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