東方醒眼記   作:神崎 時雨

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最近みょんよりも、咲夜のことの方が好きになってきた。


3話:紅魔館にて

 出会ってから1時間後俺は、二人とすっかり打ち解けて、仲良くなった。

 

「お二人さんにお願いがあるんだけど、聞いてもらっていいかな?」

 

「「もちろん!」」

 

「あのさ~、幻想卿内を少し案内してもらいたいんだけど・・・いいかな?」

 

「もちろん!!じゃあ・・・そうだ、まず『紅魔館』から案内するわ。付いてきて。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~紅魔館~

 

「此処が『紅魔館』よ。」

 

「ふ~ん。ここが。」

 

そこには、建物全体が、赤いレンガのような物で造られた屋敷があった。「凄い建物だな~。」なんて思いながら歩いていると、屋敷の入り口の門に着いた。

 

「ん?門の前に誰かいる。」

 

門の前には、門に寄り掛かり寝ている髪の赤い、大きな大きなMU☆NEの人がいた。

 

「あれれか?あ~、あいつは、『紅 美鈴』(ほん めいりん)。『美鈴』とか『中国』『台湾』って呼ばれることが多いぜ。」

 

「ふ~ん。じゃ『美鈴』でいいや。え~っと・・・これって声かけた方が良い感じ?」

 

「かけた方が良い感じ・・・だね。挨拶代わりってことで。」

 

俺は美鈴の所へ行った。

 

「あの~、紅魔館に用があって来たのですが・・・。」

 

ムニャムニャ。「あっ、どうぞ~。」ムニャムニャ。

 

「・・・。これ完璧寝ぼけてるよね。え~っと、これもう入っちゃて良い系?」

 

「うん。入っちゃて良い系よ。」

 

そして美鈴の横を通り過ぎ、俺達は紅魔館に入って行くのであった。

 

 

 

 

館内に入るとホールにメイド服の女性が立っていた。

 

「あら、あなた方。何で入ってきたのかしら?あと、そ、その方は誰?」

 

「門なら美鈴が開けてくれたわよ。寝ぼけてたけど。あとこの人は、紫が人限界から連れてきた『神崎 時雨』」

 

「どうも。初めまして。時雨です。『シグレ』でも『スゥさん』でも好きに呼んでください。」

 

「は、初めまして。い、十六夜 咲夜です。で、出来れば『咲夜』と呼んでください。」

 

と、顔を真っ赤にして言う咲夜。

 

「よろしく!咲夜。」

 

と握手を求め、手を差し出す俺。

 

「よ、よろしく。シグレさん。」カァーー

 

近くで咲夜の顔を見ると、顔立ちもよくて、赤面してるところもカワイイ。好みか好みでないかで言えば正直、ストライクだった。

 

「顔立ちもよく、凄くカワイイ。好みか好みじゃないかで言ったら正直、ストライクだな・・・。」

 

「い、いいいいきなりナニ言うんですか時雨さん!!!!。」

 

「え・・・・・もしかして俺、口に出してた?」

 

「「うん。思いっきり。」」

 

俺は恥ずかしさのあまり、「つ、次行こっか。」と言って咲夜の横を赤面で通り過ぎて行った。

 

「あっ、む、向こうの部屋でお嬢様が待っているので・・・」

 

「お嬢様って誰?」

 

「レミリア・スカーレットのことだ。」

 

「ふ~ん。おけ。行ってみるわ」

 

そして俺達はホールを後にし、レミリアの待つ部屋に行くことにした。

 

「あ~、緊張した~。あんなこと言われたら好きになっちゃうじゃない・・・。」

 

 

 

 

 

 

廊下を歩いていると金髪の幼女が走ってきた。

 

「あっ、霊夢と魔理沙だ。その人誰?」

 

「こいつは、神崎 時雨」

 

「よろしく、君名前は?」

 

「私は、フランドール・スカーレット。レミリア・スカーレットの妹だよ。お姉ちゃんのところ行くの?」

 

「うん。そうだよ。」

 

「私も一緒に行っていい?」

 

「もちろん。」

 

俺はそう言い、フランを肩車した。

 

「えっ、わぁっ、高~い。ありがとう。」

 

「どういたしまして。」

 

フランを肩車し歩いていると、「あそこが、お姉ちゃんの部屋だよ。」と、赤い扉を指差していった。

 

「ねぇねぇシグレン、もう降りて良い?」

 

「あ、うん」

 

フランを肩から下ろし、扉を開けた。

 

「ふ~ん、君が時雨か。咲夜に聞いた通りの人だ。よろしく。」

 

「ああ、こちらこそよろしく。」

 

「ところで時雨、ここ、紅魔館で働いてみないか?咲夜も君のこと気に入ってるみたいだし。」

 

「えっ、そんな急に言われても・・・。少し考えさせてください。」

 

「わかった。んじゃまた。あと、地下のヴワル図書館も見てくるといい。」

 

「わかった。ありがとう。」

 

俺達は、レミリアのもとを後にした。

 

 

 

~ヴワル図書館~

 

地下室に入ってまず目に飛び込んできたのは『本』。壁の本棚にびっしりと大量の本が詰め込まれていた。

 

「ここが、ヴワル図書館か。すごい本の量だな。」

 

図書館内を少し歩くと椅子に一人の女性が座っていた。

 

「あれだれ?霊夢。」

 

「あれはパチュリー・ノーレッチ。この図書館の館長よ。」

 

パチュリーがこちらに気付き、

 

『ようこそヴワル図書館へ。私はここの館長のパチュリーです。』

 

と一言呟いた。

 

「初めまして。時雨です。あの、此処にある本少し読んでもいいですか?」

 

「もちろんどうぞ。」

 

「ありがとう。」

 

一時間ここで本を読んだ後、図書館を出た。

 

「とりあえず、紅魔館の案内は終わりだぜ。」

 

「明日は『白玉桜』の案内をするわ。」

 

「おけ、ありがとう。」

 

「じゃー、私達はそろそろ帰るぜ」

 

「わかった。」

 

「「「じゃーねー」」」

 

 

 

あの後、俺はレミリアに頼み今晩だけ、いま使ってない部屋を借りる事ができた。

 

「住み込みで働いてもいいわよ?」

 

「もう少し考えさせてください。」

 

「返事まってるわ。じゃおやすみなさい」

 

「はい!おやすみなさい。」

 

こうして俺の長い1日が終わった。

 

 

 

 

 

 

 




どうでしたか?次回は『白玉桜にて』です。
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