奇談モンスターハンター   作:だん

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後書きに代えて~だんの脳内座談会~

 ケヌガワ県カバサキ市テメ区某所にある酔楽場(すいらくば)にて……

 

 電灯を極力抑えた、しかしそれでいて薄暗さを感じさせないその店の、カウンターそばにあるテーブル。

 そこに見慣れた4人組と1匹の亜人種の姿があった。

 そして、なんともパッとしない男が一人、それぞれ向かい合って座っている。

 皆一仕事終えた後なのであろう、若干の疲労感と、そしてそれを上回る達成感を、その表情に映し出していた……

 

・・・

・・

 

だん「と、小説っぽい書き出しはこのくらいにして、こっからは戯曲(ぎきょく)形式でいこう。めんどいから」

ディーン「開口早々身も蓋もねぇ事言うなよ。お前……」

だん「うっさいなー。本編でかなり頑張ったんだから、ここでくらい手を抜かせてくれよ」

エレン「ま、まぁまぁお二人とも。折角の打ち上げ兼座談会なんですから」

フィオール「そうだぞディーン。だんの奴も頑張ってここまで書き上げたんだ。今くらい許してやれ」

ミハエル「そうだね。ホントお疲れ様」

ネコチュウ「ンニャンニャ」

だん「そう言ってくれるのはお前達だけだよ……(泣)」

ミハエル「まぁ、大口叩いた割には、遅れに遅れたけどね」

ネコチュウ「ンニャンニャ」

だん「ぬがー」

 

一同、爆笑

 

だん「まぁ、何にせよ、個々に何とかカントカ奇談モンスターハンター第1章~集う魂~を完結することができました」

エレン「これもひとえに、読んで下さった皆様の、応援の声のお陰ですね」

ディーン「まったくだな。こんな奴の駄文に付き合ってくれるなんて、正直信じられなかったぜ」

だん「その駄文の住人が、何を言うか……」

フィオール「おいおい、罵り合うのも勝手だが、結局お互いに自分達の首を締めあってるだけだぞ、お前達」

だん「……まぁ」

ディーン「……たしかに」

ミハエル「それに、せっかくこうしてみんなで集まったんだし、まずは乾杯しようよ」

ネコチュウ「ンニャンニャ」

だん「そうだな。すいませーん、タロさ~ん」

 

だんが手を挙げると、カウンターの奥から「はーい」と言う声。

 

だん「割り勘で言いよな?」

ディーン「お前にオゴってもらおうなんて考えちゃいねぇよ」

フィオール「そうだな、ここは割り勘で良いだろう」

ミハエル「うん、僕もそれで言いと思うよ」

 

(エレンを除く)一同「エレン以外は!!」

 

エレン「ヒドいですっ!?」

だん「やかましい!お前が底無し過ぎるんじゃ!」

ディーン「そうだ!このブラックホール胃袋!」

フィオール「すまないが、エレンさんを交えての割り勘では、少々割に合わなさすぎるので」

ミハエル「そうだねー。エレンちゃんには悪いけど、ここはエレンちゃんのみ別会計でお願いします」

ネコチュウ「ンニャンニャ」

エレン「皆さんヒドいですよ~。私はただ、ちょっと食べる量が人の5人分なだけなのに」

ディーン「ここにいるお前以外全員分を、一人でたいらげるお前の胃袋は、もはや“ちょっと”の域に無いことを知りやがれ」

エレン「……あう」

フィオール「そうこうしている間に、酒がきたぞ」

ディーン「お、待ってました!」

ミハエル「グラスは渡ったね。じゃあ、折角だからだんくん、乾杯の音頭をよろしくね」

ネコチュウ「ンニャンニャ」

だん「おうよ!それでは、奇談モンスターハンター、第1章完結と、皆の健闘を讃えて……」

 

一同「「かんぱーい!!」」

 

ナミナミとつがれた麦酒(エール)のグラスが、高々と掲げられ、打ち鳴らされた。

その後は皆、あーだのこーだのと、一つの章を終えた感想などを言い合う。

 

ディーン「そういえばさ、この奇談のキャラクターって、みんなモデルがいるんだよな?」

だん「どうしたんだよ、藪から棒に?」

エレン「あ、それ私も気になります」

フィオール「ふむ。確かにそれは、気になる話だな」

だん「まぁ、確かにディーンとフィオール、ミハエルにネコチュウには、実際にモデルがいるぜ」

エレン「ええっ!?私にだけいないんですか?」

だん「ああ、いない。“とりあえず美少女”が、お前のコンセプトだったから」

エレン「喜んでいいのでしょうか、悲しんでいいのでしょうか……」

ディーン「(ボソッと)あまり役に立たなかった上に、げろっぱヒロインだけどな」

エレン「いやぁ~!!そのことは言わないで下さい~っっ」

だん「何にせよ、実は一番適当に考えたキャラではあったけど、実は一番化けたのがエレンであったのは確かだけどね」

フィオール「3節なんて、途中はほとんど独壇場だったからな」

ミハエル「おかげで僕は、あまり目立てなかったよ」

だん「そう言うミハエル、何故か俺の仲間内では一番人気だったりする……」

ネコチュウ「ンニャンニャ」

ディーン「そう言えばネコチュウ、お前何でさっきからンニャンニャしか言えないんだ?」

だん「ああ、こいつのモデルが、実在する俺の恩師宅の家猫なんだよ。だから、リアルとノベルの境目であるこの酸楽場では、限りなく猫に近づいちまうんだ」

フィオール「またよけいな設定を……」

だん「ちなみに、フィオールは俺の親友で、モンハン仲間でもある奴がモデルで、ディーンのモデルは、中学時代に俺が理想としていた俺自身がモデルだ」

ディーン「何だよ、そのまさしくすぎる厨二設定……」

ミハエル「それじゃあ、僕は?」

だん「それに関しちゃ、次章の座談会まで取っておこうか。そろそろ、次の話を書き出さなきゃ」

ディーン「なんだ、もうお開きなのか?もうちょっとイロイロ話したかったぜ」

エレン「そうですね。私も、シアちゃんやルカさんの事とか、聞きたかったのですが……」

だん「そこいら辺は次章、奇談モンスターハンター第2章~砂漠の彼岸花(リコリス)~にて、少しでも語れたらな~って思っております」

フィオール「なるほどな。それでは、我々も次の出番に備えようか」

ミハエル「そうだね。それじゃあだんくん、次章もよろしくね」

ネコチュウ「ンニャンニャ」

フィオール「次章からは、新キャラもたくさん登場するんだろう?頑張れよ」

だん「おう!お前達に言われるまでもないわい。2章もメチャメチャ暴れまくるぜ!」

エレン「私も、次こそはちゃんと活躍できるよう頑張ります」

ディーン「んじゃ、座談会もここらでお開きだな」

だん「皆様、ここまでお付き合い、ありがとうございました。今後とも、一生懸命書き綴りますので、出来るだけ末永く見守っていて下さいませ」

ディーン「それじゃあみんな」

 

一同「「さようなら~」」

 

 手を振る一同。

 そして、酸楽場の夜はふけていった……

 

 

 

 

 

 

 おわり。

 

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