X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays   作:raphel

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ベルグモン戦の決着回で、サブタイトルからわかるようにツナの最強の技が本小説に登場します^_^

最新話をよろしくお願いします^_^


第29話 決着のXX(ダブルイクス)! 超ユニゾンツナ VS ベルグモン

アインスと融合(ユニゾン)して超ユニゾンモードになり、さらには炎真の大地のシモンリングも装着して、大空・夜天・大地の3つの炎を使えるようになったツナ。

 

彼はベルグモンとの最後の戦いに挑もうとしていた。

 

 

超ユニゾンツナ「うおおおおっ!!」

 

 

両手のXグローブの推進力に背中の4枚の炎の翼が加わったことで、超死ぬ気モード時とは比べ物にならない程の超スピードでベルグモンに向かって行くツナ。

 

 

ベルグモン「マスターオブダークネス!! レザーウィング!!」

 

 

ベルグモンは迫り来るツナに向けて技を放つが……

 

 

超ユニゾンツナ「その程度!」

 

 

ツナは強化された機動力と超直感を活かしてベルグモンの嵐のような攻撃を巧みに回避して行き、一気に接近すると……

 

 

超ユニゾンツナ「はああっ!!」

 

ベルグモン「グオオッ!?」

 

 

大空と夜天が融合した浄化の炎に、大地の炎の重力を加えた炎の拳撃をベルグモンに食らわせ、ベルグモンを怯ませる。

 

だが、ツナの攻撃はこれで終わりでは無い。

 

 

超ユニゾンツナ「Xレオドライブ!!」

 

ベルグモン「グオオオオオオオッ!!?」

 

 

超スピードでベルグモンの周りを移動しながら獅子戦吼の連続攻撃を浴びせ、ベルグモンの暗黒の力を浄化して行く。

 

 

ベルグモン「グッ、ガアアアアッ!! デスクロウ!!」

 

超ユニゾンツナ「ぐっ!」

 

 

ダメージを受けながらもベルグモンが斬撃を放ち、ツナは炎の壁を作って防御するもXレオドライブを中断させられる。

 

 

ベルグモン「ギャオオオオオオッ!!!」

 

 

ベルグモンは巨大な翼から無数の黒い羽をツナに向かって射出する。

 

 

超ユニゾンツナ「くっ! Xカノン!!」

 

 

ツナは迫り来る無数の黒い羽を回避し、Xカノンを連射して次々に撃ち落として行くが、黒い羽は想像以上に数が多く、追尾して来るのでキリが無かった。

 

 

超ユニゾンツナ「キリがない……!」

 

アインス『私に任せてくれ!』

 

超ユニゾンツナ「! アインス……!?」

 

アインス『穿て、ブラッディダガー!!』

 

 

ツナと融合(ユニゾン)しているアインスが魔法を発動し、ツナな周囲に展開した無数の短剣ーー『ブラッディダガー』を黒い羽に向けて射出する。

 

ブラッディダガーは高いホーミング性能を持つ上浄化の炎によって強化されているので、ベルグモンの放った黒い羽を次々に相殺して行く。

 

 

超ユニゾンツナ「すまないアインス、助かった!」

 

アインス『どういたしまして♪ どうやら融合(ユニゾン)している状態でも、私は独自に魔法を使用することができる様だ』

 

超ユニゾンツナ「はやてと融合(ユニゾン)している時とは違うのか?」

 

アインス『ああ、主と融合(ユニゾン)している時の私は補助しかできなかったからな。とは言えこれはこれで好都合、私も一緒に攻撃できる!』

 

超ユニゾンツナ「よし! 援護は任せたぞ、アインス!」

 

アインス『了解!』

 

 

ツナとの融合(ユニゾン)が特殊だからか、融合(ユニゾン)している状態でも自身の魔法が使用可能になったアインスは……

 

 

アインス『ハウリングスフィア、展開!』

 

 

複数の黒い球体ーー『ハウリングスフィア』を展開し、広範囲に設置する。

 

 

ベルグモン「ギャオオオオオオッ!!!」

 

 

ベルグモンはアインスの放ったハウリングスフィアに構わず突撃しようとするが、ハウリングスフィアがベルグモンの体に触れた……その瞬間。

 

 

ベルグモン「グオオオッ!?」

 

 

ハウリングスフィアは次々に魔力爆発を発生させ、ベルグモンにダメージを与えて行く。

 

さらに……

 

 

アインス『ナイトメア!!』

 

 

アインスは砲撃魔法である『ナイトメア』をベルグモンに向けて発射する。

 

ナイトメアは他の砲撃魔法より威力が低い反面、優れた速射性を持つ直射型の超高速砲撃魔法……しかし、ナイトメアの利点はこれだけでは無かった。

 

 

ベルグモン「ガアアッ!?」

 

 

何と先程設置したハウリングスフィアからアインスが放ったの同じ魔力砲ーーナイトメアが発射され、ベルグモンに直撃したのだ。

 

実はハウリングスフィアは機雷としての利用だけで無く砲台としても利用可能で、そこから砲撃魔法のナイトメアを発射できるのだ。

 

 

アインス『受けてみろ! ナイトメアハウル!!』

 

ベルグモン「グオオオオオオオオッ!!?」

 

 

アインスはナイトメアとハウリングスフィアを併用した砲撃魔法ーー『ナイトメアハウル』による猛攻でベルグモンにダメージを与えて行く。

 

ベルグモンはその魔力砲の嵐から逃れようと、さらに上空へ飛翔するが……

 

 

超ユニゾンツナ「逃すか!」

 

 

ツナが大地の炎の重力操作で魔力砲の軌道を変え……

 

 

ベルグモン「ギャオオッ!?」

 

 

ベルグモンに命中させる。

 

 

超ユニゾンツナ「アインス、今度は同時に行くぞ!」

 

アインス『ああ! ナイトメアハウル!!』

 

超ユニゾンツナ「Xカノン!!」

 

 

ツナとアインスはそれぞれXカノンとナイトメアハウルを同時にベルグモンに向けて連射する。

 

どちらも威力が低いとは言え浄化の炎が含まれているので、暗黒の力を持つベルグモンにとっては1発受けるだけでも大きなダメージになる。

 

ベルグモンは理性が無いとは言え、浄化の炎を本能で警戒しているので回避行動を取ろうとするが……

 

 

超ユニゾンツナ「無駄だ!」

 

ベルグモン「ガアアッ!?」

 

 

ツナが再び大地の炎の重力操作で攻撃の軌道を変えてベルグモンに命中させ、ダメージを与えて行く。

 

 

アインス『ブラッディダガー!!』

 

 

アインスは再びブラッディダガーを展開し、ベルグモンに向けて射出するが、ベルグモンに躱される。

 

だが、アインスの狙いはブラッディダガーをベルグモンに当てることでは無かった。

 

 

アインス『ブラッディバインド!!』

 

ベルグモン「グオオッ!?」

 

 

ブラッディダガーから敵を拘束するバインド系捕縛魔法ーー『ブラッディバインド』を発生させ、ベルグモンを拘束して動きを止める。

 

ブラッディバインドは高いホーミング性能を持つブラッディダガーの攻撃を回避することに気を取られている敵の隙を突くことで拘束しやすく、強度もそれなりに高いが、ブラッディダガー自体を破壊されてしまうと拘束が解ける弱点がある上、ベルグモンのパワーの前では数秒程度の足止めにしかならないだろう……だが、ツナとアインスにとっては数秒足止め出来れば良かった。

 

 

アインス『ツナ!』

 

超ユニゾンツナ「ああ!」

 

 

ツナはベルグモンに接近すると、ベルグモンの周囲を回転するように高速で移動し始める。

 

そして……

 

 

超ユニゾンツナ「くらえ! 超Xストリーム!!」

 

 

超高速の回転移動によって発生させる炎の竜巻ーー『超X(ハイパーイクス)ストリーム』を繰り出し、ベルグモンを浄化の炎の竜巻で包み込む。

 

 

ベルグモン『ギャオオオオオオオオオオッ!!?』

 

 

ベルグモンは激しい浄化の炎により悲鳴を上げ、ダメージを蓄積させて行く。

 

さらにツナはダメ押しとばかりに……

 

 

超ユニゾンツナ「ナッツ、形態変化・攻撃モード(カンビオ・フォルマ・モード・アタッコ)!!」

 

ナッツ「ガオオオオオオッ!!!」

 

超ユニゾンツナ「I世のガントレット(ミテーナ・ディ・ボンゴレ・プリーモ)!!」

 

 

ナッツをI世のガントレットへ形態変化させて右腕に装着すると……

 

 

超ユニゾンツナ「バーニングアクセル!!」

 

ベルグモン「グオオオオオオッ!!?」

 

 

ベルグモンに究極の一撃をお見舞いし、海へと落下させた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、レジスタンスと共にファイル島のデジモン達の避難誘導をしていた響達は……

 

 

フェルト「凄い……!」

 

セレナ「あれがアインスさんと融合(ユニゾン)したツナさんの力……!」

 

マリア「あのベルグモンを圧倒してるわ!」

 

響「凄い凄い! あれならベルグモン……ううん、ダスクモンを浄化して助けられるよ!♪」

 

ルナマリア「頑張って、ツナ、アインスさん!」

 

 

避難地であるファイル島から離れた小島にてベルグモンを圧倒する超ユニゾンモードのツナの活躍を見て応援していた。

 

そこへ……

 

 

バオハックモン「おーい!」

 

炎真・勇真『皆〜!』

 

奏「! 炎真!」

 

未来「勇真君に、バオハックモンも!」

 

ギンガ「良かった、無事だったのね!」

 

 

炎真、勇真、バオハックモンが避難地へとやって来て、バオハックモンは避難地に到着すると背中に乗っていた炎真と勇真を下ろし、成長期のハックモンへと退化する。

 

 

ハックモン「ふう……」

 

勇真「お疲れ様、ハックモン。暫くデジヴァイスの中で休んでて」

 

ハックモン「ああ、そうさせて貰うよ」

 

 

勇真はヒーリングスロットの機能でハックモンをデジヴァイス内へ収容する。

 

 

炎真「戦況はどうですか?」

 

調「ツナとアインスさんがベルグモンを押してるみたい」

 

切歌「このまま行けばベルグモンを浄化できそうデスよ!♪」

 

炎真「良かった……このまま何事も無く、ベルグモンが浄化してくれれば良いですが……」

 

なのは「そうだね。あのベルグモンがそう簡単にやられるとは思えないから、まだ安心できないよ」

 

アニュー「兎に角、今はツナ君達の勝利を信じて、私達は私達でできることをしましょう。炎真君と勇真君は私が手当てするので大人しく休むように」

 

炎真「あはは、了解です……」

 

勇真「ありがとう、アニュー姉ちゃん……」

 

 

ベルグモンと交戦しているツナとアインスの勝利を信じ、響達はデジモン達の避難誘導を続け、炎真と勇真はアニューの手当てを受けるのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、バーニングアクセルでベルグモンを海へ叩き落としたツナとアインスであったが……

 

 

ベルグモン「ギャオオオオオオオオッ!!!」

 

超ユニゾンツナ「くっ、バーニングアクセルを受けてもまだ立ち上がるか……!」

 

 

ベルグモンが咆哮を上げながら浮上し、再びツナに攻撃を仕掛ける。

 

ツナはベルグモンの攻撃を回避しながら、次の手をアインスと相談しながら考える。

 

 

アインス『どうする、ツナ!?』

 

超ユニゾンツナ「……奴を完全に浄化させるには『あの技』しか無いな」

 

アインス『あの技?』

 

超ユニゾンツナ「簡単に言えばX BURNERの進化形で、俺の持つ技の中で最強の威力を持つ。それを浄化の炎で撃てば、ベルグモンを完全に浄化できる筈だ」

 

アインス『す、凄い、あのX BURNERを超える技があるなんて……!』

 

超ユニゾンツナ「だが、X BURNER同様発射までに時間がかかる。その為には……っ!」

 

ベルグモン「ギャオオオオオオッ!!!」

 

 

ベルグモンは再びツナに向かって無数の黒い羽を放つ。

 

 

超ユニゾンツナ「Xカノン!!」

 

アインス『ブラッディダガー!!』

 

 

ツナとアインスは火炎弾と短剣でベルグモンの黒い羽を相殺して行く。

 

 

アインス『こうも攻撃を邪魔をされては、技の準備に入れない……!』

 

超ユニゾンツナ「ああ、何とかベルグモンの動きを止めないと……ん? 待てよ……」

 

 

ふと自身の両手のXグローブと、背中の4枚の炎の翼を見たツナはあることを思い付く。

 

 

超ユニゾン「もしかしたら……アインス」

 

アインス『なんだい?』

 

超ユニゾンツナ「試したいことがあるんだ。それは……」

 

 

ツナは自身の考えをアインスに伝えると……

 

 

アインス『なるほど……わかった、やってみよう!』

 

超ユニゾンツナ「ああ、フォロー頼むぞ!」

 

 

ツナはアインスにそう言うと……

 

 

超ユニゾンツナ「まずは……オペレーションX!」

 

『了解シマシタ、ボス! X BURNER(イクスバーナー)、発射シークエンスヲ開始シマス!』

 

 

ツナはX BURNERの発射プログラムを起動させると右手から柔の炎を強く逆噴射し、左手のXグローブの手の甲にあるクリスタル部分に夜天の炎と融合している剛の炎を充填し始める。

 

ツナがX BURNERの発射準備を進める中……

 

 

ベルグモン「マスターオブダークネス!! レザーウィング!!」

 

 

ベルグモンはツナに向けて技を放つ。

 

迫り来るベルグモンの攻撃に対し、ツナは……

 

 

超ユニゾンツナ「アインス、先程伝えた通りに頼む!」

 

アインス『任せろ!』

 

 

アインスにある『指示』を出す。

 

それは……

 

 

ボオオッ!!

 

ベルグモン「ッ!?」

 

アインス『よし!』

 

超ユニゾンツナ「成功だ!」

 

 

融合(ユニゾン)していてもある程度独自に行動できるアインスがツナの背中にある炎の翼を巧みに制御かつ噴射し、X BURNERの発射準備をしているツナを回避させると言うものであった。

 

これによりツナは敵の攻撃を回避しつつ、X BURNERの発射準備を進めることができる。

 

そして……

 

 

『ゲージシンメトリー! X BURNER、発射スタンバイ!』

 

 

X BURNERの発射準備が完了する。

 

ツナは剛の炎のチャージが完了した左手のXグローブに、さらに大地の炎も付与すると……

 

 

超ユニゾンツナ「くらえ! 超収束X BURNER(イクスバーナー)!!」

 

ベルグモン「ガアアアアアアッ!!?」

 

 

大地の炎の重力操作によって炎を極一点に集中し、威力をそのままにした精密射撃のX BURNERを放ち、ベルグモンの右翼を撃ち抜く。

 

右翼を撃ち抜かれたベルグモンは姿勢制御を保つことができずに落下し、そのまま凍った海へと叩き付けられる。

 

そんなベルグモンに追い討ちをかけるかのように、ツナは猛スピードで接近する。

 

 

ベルグモン「グオオオオッ!!! デスクロウ!!」

 

 

ベルグモンは唯一動かせる左翼からの斬撃で迎え撃つが、ツナはその斬撃を難無く躱し、ベルグモンの左翼に接近すると……

 

 

超ユニゾンツナ「死ぬ気の零地点突破……初代(ファースト)エディション!!」

 

ベルグモン「ギャオオオオオオッ!!?」

 

 

初代ボンゴレボスーージョットが使ったとされる、死ぬ気の炎を強力な冷気に変換して対象を凍らせる伝説の技ーー『死ぬ気の零地点突破・初代(ファースト)エディション』でベルグモンの左翼を凍らせる。

 

死ぬ気の零地点突破・初代エディションによって発生した氷は死ぬ気の炎のような超圧縮エネルギーのため通常溶けることはなく、解凍できるのは死ぬ気の炎だけである。

 

右翼は先程の超収束X BURNERにより傷を負い、左翼は死ぬ気の零地点突破・初代エディションに凍結させられたベルグモンは飛行能力及び機動力を失っただけで無く、黒い羽での攻撃やレザーウィングが使用不可になり、デスクロウは足からでも使用可能だが、飛べなくなった今の状態で無理矢理繰り出してもツナに当たらないのは明白である。

 

デビモンの暗黒の力から継承したデスクロウとレザーウィング、そして両翼を封じられたベルグモンは……

 

 

ベルグモン「マスターオブダークネス!!」

 

 

元々持っていた技であるマスターオブダークネスでツナに攻撃するが、直線的な攻撃であることからツナに簡単に避けられると同時に……

 

 

超ユニゾンツナ「Xレオバズーカ!!」

 

ベルグモン「ガアアアアアアアッ!!?」

 

 

カウンターで大地の炎の重力も加えた炎の闘気による攻撃を浴びせられたベルグモンは大きく吹き飛び、凍り付いた海の上に倒れ伏す。

 

倒れたベルグモンに……

 

 

アインス『遠き地にて、闇に沈め! ディアボリックエミッション!!』

 

ベルグモン「ギャオオオオオオッ!!?」

 

 

いつの間にか詠唱していたアインスが空間作用型の広域殲滅魔法ーー『ディアボリックエミッション』を放ち、ベルグモンを中心に展開したスフィア内に浄化の炎を含んだ魔法攻撃を充満させ、ベルグモンに大きなダメージを与える。

 

 

アインス『ツナ、今の内に!』

 

超ユニゾンツナ「ああ! ナッツ、形態変化・ボンゴレギア形態(カンビオ・フォルマ・モード・ボンゴレギア)!!」

 

ナッツ「ガオオオオオオオッ!!!」

 

 

ツナは自身の持つ技の中で最強の威力を誇る技を放つ為の準備として、ナッツをある形態へと形態変化させる。

 

それは……

 

 

超ユニゾンツナ「X世のガントレット(ミテーナ・ディ・ボンゴレ・デーチモ)!!」

 

 

大空のボンゴレリングがアニマルリングのナッツと融合し、大空のリングVer.Xへ進化した際に新たな形態として追加された『ボンゴレギア形態』で、ツナは肘部分に炎の噴射口がある赤い両腕のガントレットーー『X世のガントレット(ミテーナ・ディ・ボンゴレ・デーチモ)』を装着する。

 

そして……

 

 

超ユニゾンツナ「オペレーション……XX(ダブルイクス)!!」

 

『了解シマシタボス! XX(ダブルイクス)、発射シークエンスヲ開始シマス!』

 

 

ツナはX BURNERの進化形である技を放つ為の発射プログラムを起動させると同時に両腕をクロスさせると……

 

 

ボオオオッ!!

 

『腕ノNEWパーツヨリカウンターバーナーヲ噴射!』

 

 

両腕のX世のガントレットの肘部分の噴射口から柔の炎を後ろへ噴射すると同時に、両手に夜天の炎と融合した剛の炎をチャージし始める。

 

 

ベルグモン「グオオオオッ!!! マスターオブダークネス!!」

 

 

ベルグモンはディアボリックエミッションを受けながらも、ツナに向かってマスターオブダークネスを放つが……

 

 

超ユニゾンツナ「アインス!」

 

アインス『了解!』

 

ボオオッ!!

 

 

アインスがツナの背中の炎の翼を制御かつ噴射し、ベルグモンのマスターオブダークネスを回避する。

 

マスターオブダークネスが通用しないと判断したのか、ベルグモンは……

 

 

 

ベルグモン「ギャオオオオオオオオオッ!!!」

 

アインス『っ! これは!?』

 

超ユニゾンツナ「さっきデビドラモン達を消滅させた時の技か!」

 

 

怪我や凍結で満足に動かせない筈の翼を無理矢理羽ばたかせながら咆哮と共に暗黒の力を解放し、ツナと自身を囲むように黒い空間を形成……先程デビドラモン達を空間ごと消滅させたゾーンデリーターを繰り出そうとしていた。

 

ベルグモンは本能でツナに勝てないと感じたのか、最期の悪足掻きとしてツナを道連れに消滅しようとしていた。

 

ファイル島のデジモン達の避難誘導を終えた響達もその光景を避難地にて見ていた。

 

 

アンジュ「あれって、さっきデビドラモン達を消滅させた時の技だわ!」

 

翼「だが、奴自身も空間の中に……まさか、ベルグモンは沢田達諸共消滅する気か!?」

 

フェイト「ツナ!!」

 

はやて「アインス!!」

 

響「こうなったら、私がギアを纏って2人を助けに……!」

 

クリス「駄目だ、今から助けに向かっても間に合わねえ!」

 

勇真「ツナ兄ちゃん!! アインス姉ちゃん!!」

 

 

響や勇真達がツナとアインスのピンチに焦りの声を上げる中……

 

 

炎真「大丈夫だよ」

 

響「炎真君……?」

 

勇真「炎真兄ちゃん……?」

 

 

炎真だけは落ち着いた様子であった。

 

何故なら……

 

 

炎真「ダスクモンを……仲間を助ける為に死ぬ気になっているツナ君はベルグモンの自爆なんかに負けないし、ベルグモンを浄化して救う為の『技』を今放とうとしているんだ。だから大丈夫だよ」

 

 

かつてツナと敵対していた頃……Dスペードによって自我を失い、暴走していた頃の自身をツナが救ってくれた時に、炎真は身を持って知っている……仲間や友達を『誇り』とし、それを守る為に戦うツナが強いことを……そしてツナにはベルグモンのゾーンデリーターを打ち破り、ベルグモンを浄化して救う為の『技』があることを……

 

だからこそ、炎真はツナなら大丈夫だと信じることができるのだ。

 

そんな炎真の信頼に応えるように……

 

 

アインス『ツナ……!』

 

超ユニゾンツナ「大丈夫だ。奴の技が終わる前に浄化してみせる。ダスクモンを……俺の仲間を死なせはしない。俺の『誇り』にかけて絶対に助ける……!」

 

アインス『ツナ……そうだな。必ずダスクモンを……私達の仲間を救い出そう!』

 

超ユニゾンツナ「ああ!」

 

ボオオッ!!

 

『カウンターバーナー及ビLR(レフトライト)バーナー炎圧上昇! ターゲットロック!』

 

 

ツナは迫り来るゾーンデリーターに恐れること無く、強い意志と共にX世のガントレットの噴射口から柔の炎をさらに強く噴射し、両手に剛の炎をさらにチャージしつつ、ベルグモンに狙いを定めると……

 

 

『ゲージシンメトリー! XX(ダブルイクス)、発射スタンバイ!』

 

超ユニゾンツナ「XX BURNER(ダブルイクスバーナー)!!!」

 

 

ツナはX BURNERを両手撃ちへと進化させた技ーー『XX BURNER(ダブルイクスバーナー)』を放つ。

 

ツナのクロスさせた両腕から放たれたナッツを模した巨大な剛の炎……いや、巨大な浄化の炎は真っ直ぐ進んで行き……

 

 

ベルグモン「ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」

 

 

ベルグモンに直撃し、ツナのXX BURNERを受けたベルグモンは激しい浄化の炎の前に大きく悲鳴を上げていた。

 

ツナが放ったこのXX BURNERは浄化の力のみだけで殺傷力はまったく無いのだが、ベルグモンと言うデビモンの暗黒の力によって生み出された怪物……いや、デビモンの幻想そのものを打ち砕くには十分である。

 

 

超ユニゾンツナ・アインス『はあああああああっ!!』

 

 

ツナとアインスは咆哮と共に炎の出力を上げ、ベルグモンを浄化して行く。

 

そして……

 

 

ベルグモン「ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」

 

 

XX BURNERによってベルグモンを中心に巨大な爆発が発生し、ベルグモンのゾーンデリーターによる黒い空間を跡形も無く破壊すると同時に……

 

 

グオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!

 

 

ベルグモンの中にあったデビモンの暗黒の力を浄化し、消し去るのだった。

 

そして、XX BURNERによる爆発の余波は炎真や響達がいる避難地の小島まで届いていた。

 

 

『うわああっ!?』

 

『きゃああっ!?』

 

奏「す、すげえ……!」

 

翼「これが炎真の言っていた沢田のX BURNERの進化形ーーXX BURNER……!」

 

ギンガ「X BURNERとは比べ物にならない程の威力……なのはさんのスターライトブレイカーと互角なんじゃ……」

 

なのは「うーん……私のスターライトブレイカーより遥かに上なんじゃ無いかな?」

 

切歌「なんデスと!?」

 

調「なのはさんのスターライトブレイカーを超える威力だなんて……」

 

響「それよりもツナ君とアインスさん、ダスクモンはどうなったの!?」

 

はやて「アインス達は無事なんか!?」

 

未来「凄い爆発だったから、3人とも無事かどうか……」

 

ルナマリア「ダスクモン……」

 

勇真「ツナ兄ちゃん、アインス姉ちゃん……」

 

マリア・フェイト・フェルト・アニュー・クリス・セレナ・アンジュ『ツナ(君/さん)、アインス(さん)……』

 

 

一同がツナとアインス、ダスクモンの安否を心配する中……

 

 

炎真「! 皆、あそこを見て!」

 

『え?』

 

 

何かを見つけた炎真が指を指し、一同がその方向へ視線を向けると……

 

 

超ユニゾンツナ・アインス『皆〜!♪』

 

ダスクモン「……」

 

 

暗黒の力が浄化されたからかベルグモンから退化してボロボロの姿となったダスクモンを抱えながら飛翔し、炎真や響達に向かって手を振るツナとアインスの姿があった。

 

 

マリア・フェイト・フェルト・アニュー・クリス・セレナ・アンジュ『ツナ(君/さん)、アインス(さん)!』

 

勇真「ツナ兄ちゃん、アインス姉ちゃん!」

 

ルナマリア「ダスクモン!」

 

なのは「良かった、3人とも無事だよ!♪」

 

響・未来・調・切歌『やった〜(デス)!♪』

 

はやて「はあ〜、無事で良かった……」

 

翼「ああ、無事で何よりだ♪」

 

ギンガ「ええ、そうですね♪」

 

奏「ははは。お前の親友は凄いな、炎真♪」

 

炎真「はい。ツナ君は……僕の自慢の親友ですから♪」

 

 

炎真や響達はツナとアインス、そしてダスクモンが無事であったことに歓喜の声を上げるのだった。

 

ベルグモンと言うデビモンの野望と幻想から生み出された怪物を倒し、ダスクモンを救い出すことに成功したツナ達。

 

ムゲンマウンテンから始まった激闘は終結し、ツナ達のファイル島での冒険は終わりを迎えようとしていた。

 

しかし、それは同時に新たな戦いの始まりを告げることになることを、この時のツナ達は知る由も無かった……

 

 

To Be Continue……




次話で第1章を完結させる予定です^_^

第2章はGXの魔法少女事変をやりつつ、響達の死ぬ気の炎を使ったパワーアップや、パートナーデジモン達の超進化をどんどんやって行きたいですね^_^

次回も応援よろしくお願いします^_^
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