仮面ライダー電王LYRICAL OTHER STORY   作:(MINA)

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こちらはみなひろがサイトでキリ番リクエストで書いたものです。

それではどうぞ。


キリ番リクエスト  75000


キリ番05 「仮面ライダー電王LYRICAL NG集」


OTHER-01 仮面ライダー電王LYRICAL NG集

 

ここは『時の空間』でもなければ『魔法少女リリカルなのはStrikerS』でも『仮面ライダー電王』の世界でもない。

全くわからない上に、探しようにも座標がわからないそんな世界だ。

その世界に現在、一人の青年と少女とも女性ともいえる中間の位置にいる人物が一人いた。

 

 

野上良太郎とフェイト・T・ハラオウンである。

 

 

二人は現在とジャージ姿と思いっきりプライベートを満喫、あるいはダラケ気味だった。

しかし、している事は巨大なテレビ二台の前に座り込んでオーナーから渡されたDVDをただただ見ていた。

そして、時に一時停止してパソコンに打ち込みをしていた。

手には眠気防止用の缶コーヒーが握られていた。

「良太郎……」

「なに」

「長いね……」

「うん。長いね……」

DVDを見ながら二人はこのようなやり取りをずっと繰り返していた。

二人が見ているDVDの中身とは『仮面ライダー電王LYRICAL』の現在に至るまでの話全てだった。

「NGってさ。撮影を成功させようとして起こってしまう事故みたいなものなんだよね?」

「テレビでやってるNG特集を見る限りにはね」

缶コーヒーを飲みながら、フェイトは自分達がこれからやろうとしている趣旨の再確認を良太郎と共にする。

「私達がこれからやろうとしている事って従来のNGの逆の事をやろうとしているんだよね?」

「普通に考えると、まずあり得ない行為だね。ドラマは製作中に必ず起こるだろうけど、小説や漫画のNGなんて決して笑えるものじゃないしね」

「漫画だとトーンを貼り忘れたとかページを間違えたとかで小説だと誤字とか脱字が当てはまるよね」

「テレビドラマのNGと比べると天と地の差ほどに面白くないけどね」

「そりゃそうだよ。動きないんだし。良太郎、特撮ドラマにもNGってあるよね?」

「あると思うよ。テレビでは公開されてないけどね」

二人は缶コーヒーを空にしてから、ゴミ箱に狙いをつけて投げる。

フェイトのは入ったが、良太郎のは入らなかった。

そのままにするのも美意識に反するので、キチンとゴミ箱の中に入れる。

「公開したら子供の夢を壊すことになるもんね」

「うん」

フェイトの意見に良太郎は首を縦に振った。

雑談と休憩を繰り返しながら、良太郎とフェイトは今回のキリ番のためのネタを作っていった。

 

 

 

 

 

NG特集① 第一部 第三十二話より   製作及び編集 野上良太郎

 

 

「艦長、お茶です」

エイミィがトレーにお茶と砂糖とミルクを乗せてリンディに渡した。

良太郎の服の裾が引っ張られる。

引っ張っていたのは、なのはだった。

砂糖とミルク(アレ)ってお茶の中に入れるんですよね?」

起こってほしくないというような表情で小声で訊ねてきた。

「……間違いなく入れるね」

良太郎もリンディの味覚が常人のソレとは違うと考えているので、なのはの予想を肯定した。

「注意した方がいいんじゃないの?」

コハナが良太郎に小声で進言する。

「無理だよ。あんなに美味しそうに飲んでるんだよ」

良太郎が見ているものに、コハナとなのはも見る。

リンディが湯飲みに入った茶に砂糖とミルクを放り込んだ。

そして、それを美味しそうに飲んでいた。

 

 

コレをNGにしてみると……

 

 

「艦長、お茶です」

エイミィがトレーにお茶と砂糖とミルクを乗せてリンディに渡した。

良太郎の服の裾が引っ張られる。

引っ張っていたのは、なのはだった。

砂糖とミルク(アレ)ってお茶の中に入れるんですよね?」

起こってほしくないというような表情で小声で訊ねてきた。

「……間違いなく入れるね」

良太郎もリンディの味覚が常人のソレとは違うと考えているので、なのはの予想を肯定した。

「注意した方がいいんじゃないの?」

コハナが良太郎に小声で進言する。

「無理だよ。あんなに美味しそうに飲んでるんだよ」

良太郎が見ているものに、コハナとなのはも見る。

リンディが湯飲みに入った茶に砂糖とミルクを放り込んだ。

そして、それを美味しそうに飲んでいた。

「…………」

最初こそ普通に飲んでいたリンディだが様子がおかしくなっていた。

顔色が悪くなり、身体全体が震えているのだ。

『美味しく飲んでいる』表情を取り繕っているがどんどんと崩れていく。

そして……

「すみません。カットお願いします」

と、口元を手で押さえてリンディは艦長室のセットから離れていった。

 

 

 

 

 

NG集②  第一部 第三十六話より  製作&編集 フェイト・T・ハラオウン

 

 

「「フェイトちゃん!」」

叫んだのは先程まで戦っていたなのはとギャラリーとなっていた良太郎だった。

気を失っていると思われるフェイトは海へとまっ逆さまに落下していく。

良太郎はデンオウベルトを巻き、ポケットからパスを取り出す。

「ウラタロス!」

これからする事に一番適しているイマジンの名を呼ぶ。

「いい判断だよ。良太郎」

ウラタロスは良太郎の意図がわかっているため彼の判断を賞賛した。

青色のフォームスイッチを押してからパスをターミナルバックルにセタッチする。

「変身!」

海へと飛び込むと同時に、良太郎からプラット電王へ、そしてオーラアーマーが出現して青色をメインとした形(ソード電王時に胸部となっている部分が背となり、アックス電王の際に

胸部となる部分が開いている状態)となって装着されて電仮面が頭部を覆われて、ロッド電王となった。

飛び込むと飛沫が上がった。

海中に入ると、その速度はまるで水を得た魚のように速かった。

まるで、足にスクリューでも付いているかのようだった。

海の底へと向かっているフェイトを見つけた。

(ウラタロス!速度を上げて)

「わかってるって。良太郎」

ロッド電王は冷静に返事すると同時に、泳ぐ速度を上げた。

海底でフェイトを抱きとめると、そのまま海上へと上がっていく。

 

 

コレをNGにしてみると……

 

 

「「フェイトちゃん!」」

叫んだのは先程まで戦っていたなのはとギャラリーとなっていた良太郎だった。

気を失っていると思われるフェイトは海へとまっ逆さまに落下していく。

良太郎はデンオウベルトを巻き、ポケットからパスを取り出す。

「ウラタロス!」

これからする事に一番適しているイマジンの名を呼ぶ。

「いい判断だよ。良太郎」

ウラタロスは良太郎の意図がわかっているため彼の判断を賞賛した。

青色のフォームスイッチを押してからパスをターミナルバックルにセタッチする。

「変身!」

海へと飛び込むと同時に、良太郎からプラット電王へ、そしてオーラアーマーが出現して青色をメインとした形(ソード電王時に胸部となっている部分が背となり、アックス電王の際に

胸部となる部分が開いている状態)となって装着されて電仮面が頭部を覆われて、ロッド電王となった。

飛び込むと飛沫が上がった。

海中に入ると、その速度はまるで水を得た魚のように速かった。

まるで、足にスクリューでも付いているかのようだった。

海の底へと向かっているフェイトを見つけた。

(ウラタロス!速度を上げて)

「わかってるって。良太郎」

ロッド電王は冷静に返事すると同時に、泳ぐ速度を上げた。

海底でフェイトを抱きとめると、そのまま海上へと上がっていく。

「!!」

海上へと上がっていくロッド電王の動きが急に鈍くなっていた。

(ウラタロス、もしかして……)

「……足攣っちゃったみたい」

ロッド電王がさらりと現状で一番起きてほしくない事を口に出した。

(ちょっとぉぉぉぉぉぉ!!)

気を失っている演技をしているフェイトも限界なのか表情が歪み始めている。

「ごぼっ……」

限界が来たために、息をしてしまった。

「カット!カットお願いします!!あとマッサージお願い!!痛い!!」

そう言いながら、ロッド電王は沈んでいった。

 

 

 

 

 

 

NG集③ 第二部 第二話より  製作&編集 フェイト・T・ハラオウン

 

 

「あ、お久しぶりです。あの、何か事件でも?」

良太郎はオーナーが自分を呼びつけた理由は『時の運行』関連だという事は目星をつけている。

「さすが良太郎君ですねぇ。話が早くて助かります。では早速本題に入りましょうか。ナオミ君」

「はーい」

オーナーの指示の元、ナオミがいつの間にか手にしていたリモコンのスイッチを押す。

押すと、天井から液晶テレビが降りてきた。

「まずはこの映像を見てもらいましょうか。ナオミ君」

「はーい」

ナオミは更にリモコンを操作する。

テレビに映像が映し出された。

『世界の車窓から、今日は○×■へと向かいます』

どこかで聞いた事があるようなBGMと、どこか外国とも思われる風景、そしてオーナーそっくりの声が流れた。

「「「「「「………」」」」」」

食堂車輌にいる全員が硬直した。

「あ、すみません。間違えました。こちらが見てもらいたいものです。ナオミ君」

その一言で、イマジン四体はずっこけた。

 

 

 

コレをNGにしてみると……

 

 

 

「あ、お久しぶりです。あの、何か事件でも?」

良太郎はオーナーが自分を呼びつけた理由は『時の運行』関連だという事は目星をつけている。

「さすが良太郎君ですねぇ。話が早くて助かります。では早速本題に入りましょうか。ナオミ君」

「はーい」

オーナーの指示の元、ナオミがいつの間にか手にしていたリモコンのスイッチを押す。

押すと、天井から液晶テレビが降りてきた。

「まずはこの映像を見てもらいましょうか。ナオミ君」

「はーい」

ナオミは更にリモコンを操作する。

テレビに映像が映し出された。

『誰かが言ったぁ。世界一臭くて百キロ離れても臭いが襲い掛かるが、臭ければ臭いほど美味い○×■があるとぉ』

どこかで聞いた事があるようなBGMと、ものすごく醜悪な果実の映像、そしてオーナーそっくりの声が流れた。

「「「「「「………」」」」」」

食堂車輌にいる全員が硬直した。

「あ、すみません。間違えました。こちらが見てもらいたいものです。ナオミ君」

その一言で、イマジン四体はずっこけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

NG集④ 第二部 第七話より  製作&編集 野上良太郎&フェイト・T・ハラオウン

 

 

「みんな、どうしたの?」

「相変わらず騒がしいな。貴方達は……」

 

四体は後ろからする声に顔を向ける。

フェイトとクロノだ。

「フェイトとクロイノじゃねぇか」

モモタロスは二人の名前を口に出した。

「ちょっと待て」

クロノが平静を保ちながらもどこか低い声を出している。

「モモタロス、僕の名前をもう一度言ってくれないか?」

「オメェ、俺をバカだと思ってるだろ!?オメェの名前ぐらい言えらぁ!クロイノ・ハラキラレルンだろ?」

モモタロスは自信を持って言った。

フェイトは口元を押さえている。必死でこらえているのだ。

「センパイ違うよ。彼はクロイノ・ハラケラレルンだって」

ウラタロスも自信を持って言い張る。

クロノの額に青筋が増える。

フェイトは顔を俯きだした。

直視できないほどこらえているのだ。

笑いを。

「お前等、人の名前を間違えるなんてひどいで。こいつの名はクロイノ・ハリタオサレルンや」

キンタロスが我こそは正しいと思った名を言う。

クロノの青筋は更に増える。

フェイトは涙目にまでなっていた。

臨界点寸前である。

「みんなー、こいつの名はクロイノ・ハラウチヌカレルンだってば!」

リュウタロスが堂々と言い放つ。

 

 

 

コレをNGにしてみると……

 

 

 

パート①

「みんな、どうしたの?」

「相変わらず騒がしいな。貴方達は……」

 

四体は後ろからする声に顔を向ける。

フェイトとクロノだ。

「フェイトとクロノじゃねぇか」

モモタロスは二人の名前を口に出した。

「ちょっと待て」

クロノが平静を保ちながらもどこか低い声を出している。

「モモタロス、僕の名前をもう一度言ってくれないか?」

「オメェ、俺をバカだと思ってるだろ!?オメェの名前ぐらい言えらぁ!クロノ・ハラオウンだろ?」

モモタロスは自信を持って言った。

フェイトは口元を押さえている。必死でこらえているのだ。

 

 

「「「カットォォォォォォ!!」」」

 

 

ウラタロス、キンタロス、リュウタロスが声を揃えた。

クロノの目が点になる。

「これってNGになるんだよな?」

「うん。本当はいい事なんだけどね……」

正しい名前を言ったためにNGとなるという稀有な出来事だった。

クロノにしてみれば釈然としないものだったりする。

 

 

 

パート②

「みんな、どうしたの?」

「相変わらず騒がしいな。貴方達は……」

 

四体は後ろからする声に顔を向ける。

フェイトとクロノだ。

「フェイトと……」

モモタロスは二人の名前を口に出そうとしたが、もう一人の方の名前が出てこなかった。

「モモタロス?」

フェイトがモモタロスの異変に首を傾げる。

「モモタロス」

モモタロスに呼ばれる予定の彼が視線を向ける。

「オメェ、俺をバカだと思ってるだろ!?オメェの名前ぐらい言えらぁ!○×■だろ?」

モモタロスは苦し紛れに言うが、肝心な部分は完全に意味不明だった。

フェイトは口元を押さえている。必死でこらえているのだ。

「センパイ、カット!無茶苦茶だって……」

フェイト同様に口元を押さえながらウラタロスは撮影を打ち切るように言う。

「モモの字、いくらなんでもこれはアカン」

キンタロスはモモタロスにダメ出しをする。。

「やり直しー?」

リュウタロスの言葉に撮影場にいる全員が首を縦に振った。

 

 

 

 

 

 

「このようにこの作品の主人公とヒロインが頑張って作ったNG作品、いかがでしたでしょうか?今回は第一部と第二部から活用させていただきました」

二人が作った作品を見ているのはデンライナーのオーナーだった。

「NGというものは意図して生まれるものではないと、改めて実感しましたね。それでは今回はこの辺りで」

オーナーは床に寝ている主人公とヒロインに布団をかけて、誰に向けてかはわからないが会釈してからその場から姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




あとがき
キリ番75000『仮面ライダー電王LYRICALのNG集』という何とも難しいものになりました。
そもそもみなひろはギャグを書くのが大の苦手ですね。
作品内に出てくるギャグ的要素は私が考えたというよりも、ほとんどが登場人物が独り歩きした状態で言っているものばかりだったりしますね。
あと、いつもギャグ的要素を見直す時に出てくる感想としては「よくこんなの書いたな」とか「これで読者さん笑わせれるんかなあ」というものばっかりが先に出てしまいますね。
正直今回のキリ番もそんな気持ちが先に出ていますね。
ギャグってどうやって磨けるんでしょうか?誰か教えてください。


楽しんでいただければ幸いです。


なお、このあとがきはサイトに掲載していたものをそのまま載せています。
追伸:リクエスト依頼した方の名前は伏せてあります。
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