約二日間掛けて零華の本気の闘いを書きました。
…幾つか言わせて下さい。
零華の本気を書き終えた後に読み返してみたら凄い事になっていました。
あと、零華の最強技とアンケートで『ヴィラン相手に言って欲しい台詞』を全部入れました。
最後に無双を書いていると楽しさのあまり書き過ぎてしまいました。そのせいで約8000字になってしまいました。
零華の本気の闘いをご覧下さい。
では、どうぞ。ごゆっくり!
「スゥ―――」
まるで散歩でもするようにゆっくりと脳無に向かって歩く出す零華が大きく息を吸ってから口を開く。
「『王なくして国はなく、国なくして民はない。また、民なくして国はなく、国なくして王はない』」
口を開き詠唱を開始すると同時に零華の声にもう一つ女性の声が上乗せされて重なった状態で響く。
「『故に王は国を民を守れる戦士でなくてはならない。王は孤高にして常勝無敗の戦士でなくはならない』」
詠唱の第二節を唱え終えると同時に青かった髪色が頭から毛先に向かって白く染まる。
「『また国は民と王を繋げる架け橋でなくてはならない。そして民は王と国を支える柱でなくてはならない』」
第三節を唱え終えると眼球が色を失い氷の球のように変化し、元々青かった虹彩がより濃い青色へと変色した。
「『王は国の為に、国は民の為に、民は王の為に。王は孤高にして孤独に非ず…故に最強である』」
第四節を唱え終えるとほぼ同時に蟀谷から悪魔のような角が一本ずつ生えて耳の先が尖り始める。
「『しかし我は王でなく支配者なり。故に一人で最強、故に一人で無敵…それ即ち、最強無敵の絶対支配者!!』」
最終節を唱え終えると雪のように白くきめ細かな肌が少しの青を含んだ白色、青白磁へと変色した。
最終節を唱え終え足を止めた零華の姿が普段と変化しきっていた。
肌の色は、青白磁。
眼球が氷の球で構成され、目の色は黒に近い藍色。
目の色とは対照的に髪の色は、絹のようにきめ細かであり初雪のように白い。
蟀谷からは悪魔のような角を生やし、耳は氷柱のように尖っている。
いつもの無口ながらも若干の微笑みを浮かべる顔からは、完全に笑みが消失しまるで能面のような表情へと変化していた。
「………ニヒッ」
完全変化を遂げた零華の姿の名は、
零華が持つ最強にして無敵の姿である。
「なんだ…?ただ姿が変わっただけじゃねぇか。脳無、あの女も殺せ」
姿が変化しただけと思った死柄木が脳無に指示を出す。
「グルァアアアア!!!」
脳無がその命令に反応し姿形を変化させた零華の下に一直線で走り出し、全力で殴り掛かる。
「………クスッ」
零華が小さく笑うと同時に脳無が拳を振り下ろした事による爆発音が響き渡り土煙が舞う。
◆
未来火サイド
「え?
幼馴染みの本気を聞かれた未来火がお茶を飲む手を止めて少し黙り込んでから口を開く。
「…それって、
―――ザ・ルーラーの方です。
「そっちか…まぁ、そうね。ザ・ルーラーは…なんて言えば良いんだろ?レイレイが私との模擬戦の時に
―――それは、どのくらいの強さなんですか?
「どのくらい?う~ん、短期決戦用の姿だし…エネルギー消費もとんでもないし…技は基本的に二つしかないし…」
―――オールマイト以上ですか?
「え?そうだよ?当前でしょ?」
―――では、ザ・ルーラーの零華さんと本気の貴女が闘えばどちらが勝ちますか?
「レイレイでしょ、当たり前じゃん。
―――零華さんのお母さまは、それほどまでに強いのですか?
「強さの問題じゃなくて、普通に『母は強し』って良く言うじゃん?つまり、そう言う事なのよ」
―――なるほど。では最後に一つだけ。
「何かしら?」
―――零華さんの
「ああ、それはね…………
USJ・零華サイド
ドゴォォォオオオオン!!!!
脳無が姿を変えた零華を殴り、隕石の衝突音や爆弾の爆発音にも似た轟音が鳴り響き土煙が立ち昇る。
「あ、あぁ…」
その瞬間を目撃した雄英側の人間は、あまりの戦力差に絶望した。
「や、やったぞ…」
「は、ははっ…!」
「やったか?」
ヴィラン連合側の者達は、妙なあ威圧感を出し突然姿を変えた女子生徒を仕留めた事と思い心の中で歓喜した。
だが…
「フフ…」
土煙の中から突如として女性の笑い声が聞こえて来た。
「なっ…!?」
「そんな…馬鹿な!」
「全く効いてねぇ!!」
脳無の拳が零華に当たっているにも関わらず、零華は微動だにしていない。
「おいおい、どういう事だ?オールマイトの一撃を喰らったも同然の威力だぞ…どうして効いてねぇんだ?」
脳無のスペックを知っている死柄木がイラつき首を掻きながら当然の疑問を口にした。
「…バリアか何かか?きっとそうだな。でなければ脳無の攻撃が効かねぇはずがねぇ!脳無!もっとやれ!その女がぶっ倒れるまで殴れ!」
脳無のパンチが効かない理由をバリアのような物で防いだと勝手に判断した死柄木は、脳無に新しく命令を下した。
「グルァアアア!!」
その命令に脳無が反応し何度も何度も零華を殴る。
「………」
しかし脳無の怒涛の連続パンチを受け続けている零華は、微動だにせずどこ吹く風な態度で微笑みを浮かべている。
「はぁ…」
やがて脳無の打撃が50に到達し掛けた頃、零華が一つ溜め息を吐いた。
「しつこい…」
そう呟きながら拳を握り込み腕を軽く引いて…殴った。
ドゴォォオオオオオオン!!!
先程までの脳無の連撃と比べるのも烏滸がましい程の一撃。
ショック吸収の個性により大抵の打撃攻撃が通じないはずの脳無に零華の拳がめり込み、死柄木と黒霧の間を通り抜けて近くの施設の壁を破壊させながら吹っ飛んだ。
「は…?」
「なんと…!」
脳無が一発のパンチによって自分達の遥か後方まで吹っ飛ばされた。
あってはならない事実。打撃が通じ無いはずの脳無が一発のパンチで吹っ飛ばされた。
その事実に死柄木は理解が追い付かず間抜けな声を出し黒霧が驚愕の余り硬直する。
「おいおい…どう言う事だ?」
やがて思考が追い付き今の状況をやっと理解した死柄木が口を開く。
「なんで俺の脳無がパンチ一発であそこまで吹っ飛ばされてんだよ…オールマイトの攻撃にも耐えれるはずだぞ?どうなってやがんだ!?」
対オールマイト用の兵器であるはずの改造人間.脳無が一人の女子生徒の手により遥か後方へと吹っ飛ばされた。
有り得ない事実を事実と認めたくないが為に怒りに任せ脳無に再度命令を下す。
「脳無!!あの女を殺せ!徹底的に殺し尽くせ!!」
「ウウゥゥアアアアアアァァァ!!!」
死柄木の怒り任せの命令に脳無が反応し再生しながら零華に向かって全力で駆け出す。
「クスクス……来い」
迫り来る脳無を前にして零華が小さく笑って、一歩前に歩みを進める。
◆
脳無が零華と所に到達するに要した時間は、僅か数秒。
数秒の間に脳無が零華の下にあと一歩だけ踏み込めば到達する距離で零華が先に動いた。
「…
零華がそう唱えると同時に全世界の
時間までもが凍り付いた世界の中で唯一この状況作った者のみが動ける疑似的時間停止を起こした。
「パ~ンチ!」
完全に止まった時の中で脳無の顔面にゆっくり拳を叩き込んだ。
「キ~ック!」
今度は、脳無の後方に移動し膝に強力な蹴りを見舞う。
「5000発…パ~ンチ!」
次にザ・ルーラーの状態で出せる最高速度で1秒以内に全方向から5000発連続で殴る。
「フフフッ…解除」
そう呟くと同時に疑似的時間停止を解除する。
「…グ、グガァアアアア!!?」
時間停止を解除した同時に時間停止中に脳無が受けるはずだったダメージが一度に流れ込んだ。
「ガ…ガァア…ガハッ!」
一撃一撃が確実にダメージを与える攻撃が5000発以上も喰らった脳無は、何処へ吹っ飛ぶまでもなくその場に倒れ込んだ。
「どういう事だ?なんで脳無が倒れてんだ?あの女…何をしやがった!?」
時間停止中に起こった出来事をまったく知らない死柄木が混乱していた。
「一体何が…?」
黒霧も同じように困惑している。
(まさか…あれが冷気の本気か?何が起こったのか全く見えなかった。話には聞いていたが…)
零華の両親から零華の本気がどのような物なのかを聞いていた相澤だが百聞は一見に如かずというように話を聞くよりも一度見た方が理解できる。
しかし今回に限っては見てもまったく理解出来なかった。
全員が理解出来ない中、零華が再び行動した。
「どうした、脳無?まさかそれで終わりじゃないでしょうね?」
倒れた脳無の前まで歩み寄り質問を投げ掛けた。
「グッ…ガァアア!!」
「そうだ。ほら、頑張れ頑張れ!」
ドゴォォオオン!
立ち上がろうとする脳無を応援しながら右足で頭を踏み潰した。
「ガッ…ア、アガッ…グガァ…!」
「何をしている?立て…3…2…」
再生しながら立ち上がろうとする脳無に対して零華が残酷なカウントダウンを開始する。
「1…0!」
ドォオオオン!!
「ガッ!?」
カウントダウンがゼロに到達すると同時に再生途中の脳無を踏み潰した。
「もう一度だ…立て。3…2…1…」
「グ…ガァ…!」
もう一度カウントダウンを始めた零華の言葉に脳無が立ち上がろうとする。
「0!」
ズズゥゥウウウウン!!
もう一度踏み潰すと今度は、脳無ごと地面が陥没する。
「三度目だ…立て。3…2…1…0!」
ドゴォオオオン!!
脳無の反応を待つ事無くカウントダウンを終わらせ再度踏み潰した。
「次は無いぞ?立て…いや、もう良い。さっさと立て…」
何処か諦観した
大穴から出て数メートル歩いた所で零華が初めて振り向く。
零華が振り向いた頃、脳無が肉体の損傷を再生させながらゆっくりと立ち上がっていた。
だが受けたダメージが思ったよりも大きく息が上がっており足もガクガクと震えている。
「グ…ガ…ァ…」
それでも命令に従おうと一歩一歩確実に前へ踏み出す。
「……」
一方の零華は、右手の人差し指を立ててビー玉サイズのエネルギー弾を作り出す。
「ガァ…ガァアアア!!!」
「……クスッ!」
大穴から這い出て零華に向かい合った脳無が雄叫びを上げる。
それを見た零華は、左手で口元を隠し小さく笑った。
「嬉しそうだな。褒めて欲しいか?」
某呪術漫画の大人気キャラの台詞をそのまま脳無に投げ掛けた零華は、次にエネルギー弾を作り出した右手の人差し指を脳無に向ける。
「いいぞ脳無。ほら、頑張れ頑張れ!」
応援の言葉を投げ掛けると同時にエネルギー弾からエネルギーの塊を連射する。
「ガッ!グァ!?ガッ…!グガァ…!カハッ!」
それは、ただのエネルギーの放出。
攻撃とすら認識されないただのエネルギーの放出により脳無が圧倒される。
零華は、それを攻撃と認識していない。だが、その実態は一発一発が零華の拳による攻撃とほぼ同等の威力を誇るエネルギーの塊を音速に匹敵するスピードで飛ばす物。しかも追尾システムを備えているため回避不可能な攻撃と化している。
喰らう側からすればこの上なく厄介な攻撃。しかもそれがほぼ無尽蔵に作り出されるエネルギーにより無限に飛んでくる。
「はぁ……飽きた」
やがて500発以上のエネルギー弾を脳無に直撃させたところで零華が溜め息を吐きながら『飽きた』と口にしてエネルギー放出を停止した。
零華がエネルギー放出を停止させると同時に脳無が力無く倒れた。
そのまま倒れ伏している脳無に向かってゆっくりと歩き始めた。
「黒霧!脳無を守れ!!」
「はい!」
これ以上脳無がやられるのを見ていられない死柄木が黒霧に悲鳴染みた叫び声を上げ黒霧がそれに従い移動を始めた。
「邪~魔!」
「なっ!?」
脳無の下に移動しようとしていた黒霧の前に突如として零華が現れ、黒霧の本体を掴み地面に叩き付けた。
「ガハッ!!?」
何が起こったか理解出来ないまま黒霧は地面に勢い良く叩き付けられた。
零華が行った事は、至極単純だ。
脳無の下に向かう黒霧を見つけたのでそちらに移動して先に黒霧を倒したまでの事。
言葉にすると簡単に聞こえるが実際は、知覚出来ない速度で移動し知覚した瞬間には叩き付けられている。やられる側からすればキツイなので済む話では無い。
「おっと、ごめんごめん。トドメを刺すのを忘れていたよ…」
黒霧を一撃で沈めた零華が脳無の下に歩き出す。
その際、騎士団長アイナが残して行った
カタカタカタカタ…
零華が手を向けると原初の氷剣が震え始め、導かれるように零華の下へと飛んだ。
「ふふ…さぁ、終わらせようか?」
飛んで来た原初の氷剣を掴み脳無の下へゆっくりと歩みを進める。
「グッ…ガァア…!ガァアアア!!」
黒霧がほんの少しだけ時間を稼いだお陰で脳無が全ての損傷を治し立ち上がった。
それでもダメージまでは回復した訳では無い。そのせいで、まだ体が震えている。
それでも命令に従う事しか出来ない脳無が零華に突っ込んだ。
「………!」
「ガァアアアアアアアアアッ!!!!」
今度の速度は、文字通りの限界突破。
本来の脳無に出せないはずの速度で零華に肉薄した。
零華もそれに驚きほんの少しだけ目を見開く。
「ウガァァアアアアアアア!!!!!」
そのままの速度で限界突破したパワーで零華を殴る。
ドッゴォォオオオオオオオオン!!!!!
零華のザ・ルーラーのパンチと同等の威力まで迫る勢いの一撃。
脳無の肩が攻撃の反動で外れる威力のパンチが零華に繰り出される。
しかし…
シュゥウウウウウ…
「クスッ…」
それほどの攻撃が零華に右手一つで止められていた。
「ざぁこ♡」
挙句の果てに雑魚呼ばわりまでされる始末。
「ふっ!」
脳無を雑魚呼ばわり零華は、片足を高く持ち上げ脳無の頭に振り下ろした。
ドゴォオオン!!!
ズズゥウウウウン…!
再度轟く轟音。
空気を引き裂くような爆音や轟音が響き渡ると同時に脳無が完全に動かなくなった。
「もう終わり?残念…」
残念がりながら脳無から足を退かす。
ガラ…
「グッ…ガ…ガァ…」
既に限界を超えたダメージを受けているはずの脳無が死柄木の下した命令『あの女を殺せ!徹底的に殺し尽くせ!!』を忠実に守ろうとまたもや立ち上がる。
その姿は、もはや誇り高い戦士のようでもあった。
「……………フッフッフッフッフッ!」
「クックックッ…クフフフフッ…クハハハハッ…ハハハハハハハハハハッ!アーッハハハハハハハハハハ!!」
「良い!良いぞ脳無!良くぞ『
その姿を見た零華は、もはや怒りや呆れを通り越し、ただ純粋に脳無の行動を称賛する。
「
零華がその言葉を口にすると同時に零華が右手の人差し指を立て口を開く。それと同時に夥しいエネルギーの奔流が巻き起こり地面を抉りながら巨大な青い玉へと成長する。
「詠唱破棄。眼前の敵を勇者と認める。『氷獄の支配者』としての敬意を示す。
零華が脳無にエネルギーの荒れ狂う球体を維持している指先を向ける。
「遠慮するな。もっと近くに来ても良いぞ?」
零華がそう言うが脳無は、もはや指一本動かせない。気力と命令を遂行しようとする意志だけで立っている状態だ。
「さらばだ…良く闘ったな」
脳無に別れの言葉を告げ、遂に最強の一手を下した。
零華の指先から飛び出したバランスボールサイズのエネルギー弾が地面を抉りながら突き進み、ついに脳無に直撃する。
カッ…!
ピシッ…!……………バキンッ!!
そして色が戻った。
「「「…っはぁ!!」」」
世界から色が消えた時間は、時間にして0.01秒程にも満たないほんの僅かの一瞬。
そんな僅かな間に起こった色の消えた世界から色とある世界への切り替えは、脳へ膨大な情報量として過重な情報処理を強制させた。
世界に色が戻り脳が情報を処理しきったあとで脳無が居た所を見る。
「なっ!?」
「嘘だろ…?」
「消えてる!」
ヴィラン達が口々に言葉を発する。
彼らの言う通り脳無が立っていた場所には、脳無が存在したと示す痕跡が何一つ存在していなかった。
「クソが…!!!黒霧ィ!逃げるぞ!!」
「ゴフッ…はい!」
脳無を跡形も無く完全に消滅させた零華に対し、死柄木が黒霧を呼び逃亡を図る。
体を這いずりながら死柄木の所に移動した黒霧が呼び声に血を吐きながら答えてワープゲートを開いた。
「クソッ!あんなオールマイト以上のチートが居るなんて聞いてねぇ!」
黒霧が黒い靄を広げワープゲートを開き死柄木がそこに逃げ込んだ。
否、逃げ込もうとした。
だが…
「ばぁっ!」
「何っ!?ゴハッ!」
「死柄木 弔!」
死柄木が驚愕している隙を突き、極限まで手加減した拳で腹部を殴る。
そのまま黒霧の中から出た。
零華がどのようにして黒霧から出て来たか?方法は至極単純だ。
黒霧がワープゲートを開き死柄木が飛び込むより先に零華が黒霧ですら気が付かないスピードでワープゲート入り、再びワープゲートから出ただけだ。
ただそれだけの事を誰の目にも止まらない速度で行っただけの事。
「貴様ァ!!」
死柄木が殴り飛ばされたのを見た黒霧が零華をワープゲートで挟み、その体を真っ二つに断ち切ろうと一気に閉ざす。
しかし…
「くすぐったいぞ?離せ!」
零華の体を断ち切る事が出来ず
「馬鹿な!?再生出来ない!」
物理攻撃が効かないはずの黒い靄の部分を斬られ、その上で再生再生出来ない事へ黒霧が焦っていると零華が再び口を開いた。
「凍れ…」
「がっ!?」
零華が囁くように呟くと黒霧が切り口から極低温の氷に包まれ完全に凍り付いた。
「さて…一つ聞きたい」
黒霧を凍らせた零華が殴り飛ばした死柄木の下に歩き出す。
「脳無は、
「あの黒霧とか言う者は、脳無を守ろうとし、貴様を逃がそうとし、そして無謀ながら
脳無と黒霧を評価しながら死柄木の下へ歩き続ける。
「なら貴様は、何を成すのだ?」
「がっ!痛…てめぇ!」
死柄木の下に辿り着いた零華が問いを投げかける。
「はぁ…」
何も答えない死柄木に対して一つ溜め息を吐いてから再び口を開く。
「ねぇ…貴方、何のために生きてるの?」
「っっっっ!!!」
いつもの口調で問いた零華に対し、死柄木が怒りの表情に顔を歪ませるがダメージのせいで指一本動かせない。
「貴様も死んでみるか?
そう問いながら再び
「殺すな!零華!!」
「先生…?」
死柄木に人差し指を向けると相澤が必死に叫んだ。
「もう決着は着いてる!これ以上やるな!あとは、
「……そうか」
相澤の必死の叫びが届いたのか零華が動きを止めた。
「では、後はお任せします」
零華が微笑みを浮かべて、そう呟くと同時にを解除する。
ザ・ルーラーを使用した反動で気を失うようにその場に倒れた。
「冷気!」
相澤が『
ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…
「無事か…良かった」
零華の脈を確認した相澤が安堵の溜め息を吐く。
溜め息を吐いた相澤が周りを見渡すと零華の戦闘に圧倒され動けなかったヴィラン達が零華が倒れた事により少しずつ動けるようになっていた。
「見たか、あれ?」
「倒れたぞ…」
「あの女が倒れた…」
「あとは、イレイザーヘッドとガキ共だけだ…もうあの女は居ない」
「勝てる勝てるぞ!!」
ヴィラン達が残りの戦力を見て勝てると希望を見出し始めた。
ちょうどその時。
「私が来た!!!」
USJの入り口を破壊しオールマイトが到着した。
「やっと来ましたか…オールマイト」
到着したオールマイトを見て相澤が零華を抱きかかえながら笑みを浮かべる。
その数分後に到着した雄英の教師陣と警察に今回の主犯格と残っていたヴィラン達が全員捕らえられた。
こうしてヴィラン連合による『USJ襲撃事件』が終わった。
そして零華は、
いやー、圧勝でしたね…はい。
まあ、しょうがないでしょ。だって零華の
書いているとどっちがヴィランか分からなくなっていました。
解説.
長々しい詠唱の後に変身する零華の本気の姿。
脳無の連撃を受けても微動だにしない防御力。
脳無を一撃で吹っ飛ばす攻撃力。
目にも止まらぬ速度で動き、一秒以内に5000発もパンチを叩き込むスピード。
などなど、色々とチート性能を持つ姿。
消費エネルギー量.秒間100。
今回の戦闘時間.約5分。
今回の消費エネルギー.約30,000。
デメリット.
使用後リヨ化した上で3日間眠る&目覚めた後、5日間のどが潰れ復活した後は、声が(cv.杉田〇和に)変わる。
ついでに喉が治ってから7日間性転換して男(冷気 零)になる。
技解説.
零華が使える技の中で三番目に強力。
漫画作品『アカメが斬る!』の登場人物『エスデス将軍』が使う技。
時空を凍らせて時間停止を行う。
消費エネルギーが膨大なため一日に一度しか使えない。
零華は、これを一日に七回使える。
消費エネルギー.5,000
零華の持つ最強の技。
当たれば死ぬ系に分類されている技。チート。
バランスボールサイズのエネルギー弾を対象に直撃させる技。
エネルギー弾が当たると対象が存在ごと凍らされ消滅する。
一日に二発しか撃てない零華が持つ最強の技。
消費エネルギー.150万。
取り敢えず書きたい所まで書けたのでしばらく失踪します。
では、また次回!
USJ編にて零華がヴィラン相手に言って欲しい煽り台詞は?
-
ざぁこ♡(嘲笑)
-
ほら、頑張れ頑張れ(煽り)
-
その少なめの脳味噌で良〜く考えなさい!
-
優しく蹴散らしてあげましょう…
-
理解に苦しむわ…なんでそんなに弱いの?
-
はい、駄目ー!
-
鬼さんこちら、手の鳴る方へ!
-
もしかして…今のが本気?
-
ほらほらぁ、どうしたどうした?
-
ざんねーん!効いてませーん!www
-
まさか…ハンデ足りなかった?
-
カモーン、ポルポルくぅーん
-
あなた、なんのために生きてるの?