氷獄系無口女子のヒーローアカデミア   作:揚げ物・鉄火

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どうもこんにちは。零華さんの最強技が思い付かない作者です。

とりあえずUSJ襲撃事件を早く書きたいので可能な限り急ぎます。
アンケートの結果によって零華さんがヴィラン相手に言うセリフや戦闘スタイルが変化しますので気が向いた時に投票して下さい。アンケートは、戦闘訓練が終わって委員長決めする時くらいで切り上げるのでそれまで遠慮なく投票して下さい。

さて今回は、コスチューム着用回です。最初の方は自宅での様子です。

では、どうぞ。ごゆっくり!


第八話

個性把握テストが終わった次の日、冷気家にて。

 

「レイレ~イ!!一緒に学校行こうー!!」

未来火が部屋に騒がしく凸ってぐっすりと寝ていた零華の布団を引っぺがし無理矢理起こした。

 

「んっ、んぅ…!」

「はぁ…えっろ」

「ん…?」

未来火が何か呟いたようだが幸い零華には良く聞こえなかった。

 

「ふぁあ……おふぁよ。はむはむ…うーん…っ!」

寝起きの零華は、大きな欠伸をしてから背伸びした。

 

「ほらほら、起きて起きて!さっさと起きて学校行こうよ!!」

「うん…」

未来火が零華のクローゼットから雄英の制服を持って来る。

それを受け取った零華は、パジャマを脱いで制服を着た。

 

「変…?」

「ううん、似合ってるよ」

未来火の答えを聞いた零華は、部屋に置いてある櫛で髪を梳き髪をセットした。

 

「めがねめがね…」

大方の準備を終わらせた零華がアニメのように自分の眼鏡を探していると未来火が質問を投げかける。

 

「別に目が悪い訳じゃないのにどうして眼鏡がいるの?そのままでも十分綺麗なのに」

「………」

その質問に零華が目を見開いて「何言ってんだこいつ?」的な感情の籠った目で未来火を見る。

 

「はぁ…そうね。愚問だったわ。はい、眼鏡」

「……」

その視線を受けた未来火が降参したように両手を上げ制服と一緒に回収した眼鏡ケースを手渡す。

 

「ありがとう…」

ケースを受け取り取り出した眼鏡を装着しながら部屋の窓を開けてから食堂のある一階に降りた。

 

 

「あら?おはよう零華。未来火ちゃんもおはよう。いつもごめんね、朝ご飯食べて行かない?」

キッチンで朝食を作っていた零華の母である冷気 氷雨は、昨日零華が呼び出し何故か消えなかった二体の兵士達をパシリながらテーブルに朝食を並べていた。

 

「ありがとうございます氷雨さん。頂きます」

「いただきます…」

未来火が返事している間に零華はすでに座って食べ始めていた。

 

「……」モグモグ

「……」モッキュモッキュ

「えっと…美味しい?」

「「…」」コクッ!

黙々と食べている二人を見て氷雨が思わず質問すると二人同時に頷いた。

 

「そ、そう?なら良かった。冷斗は、まだ起きて来ないわね。ちょっと起こしてくるから食べ終わったら食器を片付けて学校に行ってね」

氷雨は、それだけ言って零華の弟を起こしに行った。

 

「「ごちそうさまでした」」

それから少しして朝食を食べ終えた二人が食器を片付けて二人で駅に向かった。

 

 

◆

 

 

雄英高校登校二日目

 

今日から普通の授業が始まる。

 

雄英の教師は、皆プロヒーローなので授業を目当てに入学しようとする受験生もいる。

 

 

1.2限

 

英語

プレゼントマイク先生の授業。

 

 

「はい、じゃあ。この中で間違っている英文はどれでしょう?」

 

(((((普通だ!)))))

めっちゃ普通の授業なのである。

 

(クソ、つまんねえ…)

爆豪にとってはつまらない授業らしい。

 

(関係詞の場所が間違っているから4番!)

緑谷は、大真面目に受けている。

 

(関係詞の場所が間違ってるから4番…ここは恐らくテストに出るはず。覚えておこう)

零華も大真面目に受けていた。

 

 

3.4限の授業も終わり昼休み。

昼食の時間になり雄英の食堂で安価でありながら凄く美味しい料理が食べられる事で大人気だった。

 

「ざるそば…大盛り」

「はいよ!」

注文をの品を受け取った零華が席を探していると重箱を持った未来火を見つけた。

 

「未来火?」

「あっ、レイレイ!一緒にご飯食べよ!」

「えっ、うん…」

片手で5段以上の重箱を持った状態の未来火に引っ張られ席に着いた。

 

「チュルチュル…チュルチュル…もぐもぐ…ムフッ」

「はむっ!もぐもぐ…う~ん、おいひい!」

片や蕎麦を食べて片や重箱の料理を食べながら幸せそうな表情をしている。

恐らくこの二人の食事の時間を邪魔する者が現れたら地獄を見る事になるだろう。

 

 

◆

 

 

昼も終わり午後の授業

 

昼ごはんを食べ終えた後の授業は一番眠くなる時間帯だが…誰も寝る素振りすら見せない。

 

その理由は今から始まる授業と担当の教師にある。

 

ガラッ!

(((((来たっ!)))))

 

A組のドアが勢いよく開かれそこから入ってきたのは…

 

 

 

「わ―――た―――し――――が―――」

 

「普通にドアから入って来た――!!」

 

「「「「「オールマイト!!!」」」」」

 

筋骨隆々の男No.1ヒーローオールマイトだ。

 

「すげーオールマイトだ!」

 

「一人だけ画風が違う!」

 

「本当に雄英で教師やってんだ!」

 

「あれは銀シルバー時代のコスチューム!」

 

A組のクラスメイトはオールマイトの教師姿に驚きながら各々の反応をみせる。

 

 

「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地を作るのに必要な科目だ!1年を通して一番単位数が多いぞ?さっそくだが今日は…これ!」

そう言いながらオールマイトが持ってきた箱に手を入れて1枚のカードを取り出す。

そのカードには、『BATTLE』と書かれていた。

 

「戦闘訓練!」

「それに伴いこれだ!」

 

そう言うと壁の一部が突き出て番号の書かれたケースが合計21個出てくる。

「入学前に送って貰った個性届と要望にそって誂えたコスチューム!着替えたら順次グラウンドβに集まるように!恰好から入ることも重要なんだぜ?少年少女たちよ!自覚するんだ、今日から自分達は…ヒーローなんだってな!」

 

 

◆

 

 

(おお…!ほぼ希望通りだ!)

女子更衣室でコスチュームに着替えるためケースに入った衣装を確認すると、そのほぼ全てが要望通りだった。

早速コスチュームに着替え始めるが何故か他の女子達に不思議な目で見られた。

 

何が変のだろうか?

対人戦や救出活動を予想して動きやすく、それでいて実用的な服コスチュームにしたつもりだが何かおかしいのだろうか?

とりあえず女性陣の視線を可能な限り無視しながらコスチュームに着替えグラウンドβに向かった。

 

◆

 

全員がグラウンドβに集まり待機していた。

各々が自分の個性や戦闘スタイルに合わせコスチュームを調整し全員が特徴的な物だった。

 

その中に居る零華のコスチュームも中々に特徴的な物であった。

 

彼女のコスチュームは、キッチリとした白いスーツ。それも男性用のスーツである。

白いズボンを履き、白いシャツを着て、白い上着を羽織っている。さらに実用性を重視して足元に白い軍靴を履き両手には戦闘用の指ぬきグローブを付けていた。

さらに巨大な雪の結晶が刻まれた盾に二本の剣を交差させた紋章の描かれたマントを羽織っていた。そして口元を隠すために白いハーフフェイスガードを着けていた。

 

中々に強烈な格好だったが他のクラスメイト達も特徴的な格好だったので特に違和感なく受け入れらていた。

 

 

皆が自分達のコスチュームに満足しているとオールマイトが口を開く。

「さあ戦闘訓練のお時間だ!」

 

「先生!」

オールマイトの言葉に反応して騎士とロボットを合体させたようなコスチュームを纏った飯田が手を挙げて質問する。

「ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか?」

 

「いいやもう二歩先に踏み込む!」

飯田の質問にオールマイトが答える。

 

「敵ヴィラン退治は主に屋外で見られるが統計で言えば屋内の方が凶悪敵ヴィランの出現率が高いんだ。監禁、軟禁、裏商売!このヒーロー飽和社会…真の賢しい敵ヴィランは闇に潜む。君達には今から敵ヴィラン組とヒーロー組に分かれて屋内戦を行って貰う」

「基礎訓練もなしに?」

「その基礎を知るための実践さ!ただし今度はぶっ壊せばO.Kなロボじゃないのがミソだ」

 

 

「勝敗のシステムはどうなります?」

「ぶっ飛ばしていいのか?」

「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか?」

「分かれるとはどのような別れかたをすればよろしいですか?」

「このマントヤバくない?」

オールマイトの説明に一気に質問が投げかけられる。

 

 

「う~ん…聖徳太子!」

一気に来た質問を捌ける筈も無く、懐からカンペを取り出し訓練の説明を始めた。

 

「状況設定は敵ヴィランがアジトのどこかに核兵器(張りぼて)を隠していてヒーローはそれを処理しようとしている。ヒーロー側の勝利条件は時間内に敵ヴィランを捕まえるか核兵器を回収すること敵ヴィラン側の勝利条件は時間まで核兵器を守るかヒーローを捕まえること」

 

(((((設定がアメリカン…)))))

オールマイトの説明にA組全員が心の中で突っ込んだ。

 

 

 

「コンビ及び対戦相手はくじ引きで決める!」

「適当なのですか!?」

「プロは他事務所のヒーローと急増チームアップすることが多いしそういうことじゃないかな?」

「そうか、先を見据えた計らい…失礼いたしました!」

オールマイトの言葉に飯田が疑問を抱いたが緑谷の言葉で納得した。

 

「いいよ、早くやろう!」

 

 

そのままみんなくじを引き始めた。

ここで思い出して欲しい事がある。

 

今作でもA組は21人。

即ち奇数なので二人一組のチームを作った場合必ず誰か一人余る。

 

そして此度の結果は、こうなった。

 

Aチーム

緑谷&麗日

 

Bチーム

轟&障子

 

Cチーム

八百万&峰田

 

Dチーム

爆豪&飯田

 

Eチーム

青山&芦戸

 

Fチーム

砂藤&口田

 

Gチーム

耳郎&上鳴

 

Hチーム

蛙吹&常闇

 

Iチーム

尾白&葉隠

 

Jチーム

瀬呂&切島

 

Kチーム

冷気 零華

 

 

 

「………は?」

零華が一人という結果となった。

 

「では皆!先に行ってくれ!」

先にA組のメンバーをモニタールームに向かわせその結果に理解が追い付かない零華をオールマイトが手招きする。

「れ、冷気少女。ちょっとこっちに…」

「…?」

 

二人で端っこに移動しオールマイトがこそこそと事情を話し始める。

「…申し訳ない冷気少女。本来ならばB組の皇少女を相手にしようと思っていたんだ…だけどその事を根津校長と相澤君に相談したら、校長に10円ハゲが出来て相澤君が胃を抑えたまま倒れて二人共保健室に運び込まれてしまった。結果、君一人で戦闘訓練をして貰う事になったんだ…。訓練の目的として皆には、大人数での戦闘と圧倒的上位者との戦闘を学んで欲しいと思っている。君には、対大人数用の作戦を立てた上で迎え撃つ方法を学んで欲しい。…しかし入学試験の時に0ポイント仮想敵(ヴィラン)を倒したあの剣(氷獄の剣)による攻撃のように広範囲殲滅系の攻撃は禁止だ。訓練にならないし、何よりも危険だ。だから使うなら『氷の騎士』の召喚みたいなものだけにしてくれ。君も戦っていいけど出来れば対少人数用の技を使ってくれると助かる。もちろん君が小さくならずに出来る範囲で構わない。頼めるかい?」

「……」ムスッ

事情を説明された零華は、少しだけ不機嫌そうにしたがオールマイトの次の言葉に表情を変えた。

 

「あとで私のサイン挙げるから。あとツーショット写真も良いよ」

「…っ!」( ´∀`)bグッ!

提示された報酬に対して零華がサムズアップし了承した。

 

「ありがとう。では行こうか」

「…」コクッ

そのまま二人は、モニタールームに向かった。

そしてついに戦闘訓練が始まった。




解説.
零華が一人で戦う理由。

要約.
オールマイトに情報が届く→確認して絶句する→ベストな組み合わせが無い&まともな相手出来る人が居ない→未来火の情報を確認する→良いアイデアが思い浮かぶ→一応校長と相澤先生に相談するが怒られて変更→突然アイデアが降って来る→調整する→本人に相談←今ここ

次回は、普通に戦闘訓練です。
頑張って書きます。






リメイク前の作品を再リメイクしようかな?
では、また次回!

USJ編にて零華がヴィラン相手に言って欲しい煽り台詞は?

  • ざぁこ♡(嘲笑)
  • ほら、頑張れ頑張れ(煽り)
  • その少なめの脳味噌で良〜く考えなさい!
  • 優しく蹴散らしてあげましょう…
  • 理解に苦しむわ…なんでそんなに弱いの?
  • はい、駄目ー!
  • 鬼さんこちら、手の鳴る方へ!
  • もしかして…今のが本気?
  • ほらほらぁ、どうしたどうした?
  • ざんねーん!効いてませーん!www
  • まさか…ハンデ足りなかった?
  • カモーン、ポルポルくぅーん
  • あなた、なんのために生きてるの?
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