ソードアート・オンライン〜黒の剣士と紅の最強プレイヤー〜   作:麒麟@

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10話

 ヒースクリフに問いただしてからしばらくして俺たち攻略組は七十四層についた。毎度のこととは言えマッピングやそのフロアのモンスターの生態調べは疲れる。

 これが誰かの役に立っているならいいんだけどこんな最前線まで来るのは攻略組か変わり者しかいない。

 

 

「なにか考えごと?」

 

「いやなんでも」

 

 

 コハルやフェアリーは基本俺とパーティを組んでいる。KoBはノルマがないためだ。俺たちはのんびり外を探索しつつレベルを上げるために借りをして行く。けれどこの辺になってくるとレベルが全然上がらない。

 ドラ○エみたいにメタル系いたらいいのに。そんなことを考えて敵を倒して行く。

 

 

「なんかレベル上がらないね」

 

「まぁ俺たち3人のレベルは攻略組でも1番高いから仕方ないとはいえ上がらないのはなぁ」

 

「お兄ちゃんお腹すいた」

 

「今の話聞いてた?」

 

「聞いてたけどまた無茶しそうだったから」

 

 

 グゥの音もでない。俺は3日ほどここのダンジョンに潜って痛みがあるまでレベル上げをしようとしていたから。

 

 

「わかった飯でも食いに行くか」

 

 

 俺たちは街に戻り何か食えるところがないか探しに行く。ここら辺というかアインクラッド全体の料理の技術は格段に上がっている。一層であの硬いパン食べていたのがかなり昔みたいだ。

 それにここにくるまでいろんなことがあった。アスナが攻略の鬼と言われたりキリトやクライン、エギルが俺の誤解を解こうと動き回ってくれたりした。

 俺は嬉しかったし事実攻略組でもちらほら、他のプレイヤーたちはそんなことないと訴えてくれるほどになった。

 

 俺は家に帰る途中ある人物に出会った。

 

 

「あれ〜もしかして村田紫雲?」

 

「誰だ!?」

 

「あたしだよ。倉田真理」

 

「え、ぁあなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで」

 

「ふふ、やっぱりそうだ。僕は君に会えて嬉しいよ」

 

「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで」

 

「ふふふ、君はこんなにもいい家に住んでいるんだね」

 

「やめて!お願い」

 

「そんなに命令口調じゃ困るなぁ」

 

「やめてください。お願いします」

 

 

 俺は頭を下げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんだか外から声がする。外に出てみるとムラクモが1人のプレイヤーに頭を下げている。

 

 

「ちょっとあなたなにしてるの!?」

 

「これはずいぶんかわいい子がきたなぁ」

 

「ムラクモ家に入ってて」

 

「………………」

 

 

 ムラクモは家に入ってこうとするけどそれをやめろの一言で止められてムラクモはその場に止まる。

 

 

「あなたクラマさんっていう名前なのはわかったけどムラクモに一体なんのよう?」

 

「おぉームラクモ、いや紫雲も隅に置けないなぁ〜僕を差し置いてこんなかわいい子に手を出すなんて」

 

 

 ムラクモは体を震わせてそのままそこに倒れ込んだ。むしろこの目の前にいる女の人にあってからはずっと体の震えを隠せていない。

 

 

「あなた一体誰?」

 

「なぁーんだムラクモ。こんなにかわいい子がいるのに僕のこと言ってないんだ」

 

 

 その言葉にムラクモがまた震える。むしろこのVRMMOではあり得ないぐらい恐怖が身体中から滲み出ている。

 

 

「あんたなんでここにいんの!?今すぐここから離れて。さもないと」

 

 

 きてすぐに言葉を放ったのはフェアリーちゃんだった。そして言葉と同時に片手剣を抜きその女の子に斬りかかる。

 

 

「ちょっと!フェアリーちゃん!?」

 

「コハルさん今回は黙っててください。この女、いやこいつは殺さないといけないんです。生きてるだけでお兄ちゃんの障害になる」

 

「あー君は紫雲の妹さんか。久しぶりに見た気がするなぁ」

 

「あんたなんでここに!?」

 

「あはあははははなんでだろうね。僕とムラクモは赤い糸で結ばれているのかもしれない」

 

「ふざけんな!」

 

 

 フェアリーちゃんは切りかかっていくけどここは圏内だ。ダメージは与えられないしそんなことをしても無駄だと思っていた。

 

 

「圏内戦闘は恐怖を刻み込むよ」

 

「くっ!流石間に強いね」

 

 

 フェアリーちゃんが押している。このままだと撤退してくれそうだ。

 

 

「ムラクモ止めろ」

 

「はい沙耶香やめろ」

 

「おにいちゃんなんで!?」

 

「それじゃあ今日はここで失礼するよー」

 

 

 そういいそのプレイヤーはそこから消えていった。ムラクモといえば全く動かず家の玄関に入る前に座っている。

 

 

「フェアリーちゃん、あの人は一体?」

 

「すいません、今はそれをあたしの口からはいえないです」

 

「けどこんなことがあったんじゃ」

 

「とりあえずお兄ちゃんを家に入れましょう」

 

「そうだね」

 

 

 私とフェアリーちゃんはムラクモを部屋のベッドに連れていった。一体なにがあったのか知らないけどここまでなっているムラクモを見るのは初めてだ。

 それにフェアリーちゃんは今回の原因を知っていると思う。そのことに関して話してくれないのは多分だけどムラクモから口止めされているんだと思う。私は何も言わずにお茶を出して口を開いてくれるのを待った。




ごめんなさい。
酔った勢いで描いたので明日になって訂正するかもしれません。
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