[短編連載SS]魔物娘たちとの日常   作:Vermillion

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――防空壕―――

隊長「あの日入れた耳の感触をわたくしはまだ忘れない。」ウットリ・・・


博士「・・・・・っ!!」バッ


軍曹「今日はわけあって、後書きが前書きに来ているわ。」


王「あとお伝えすべきことは次回予告ですね。・・・いえ・・・それよりも。」クスッ・・・

王「後書き予告『重大な情報を手に入れた後ほど死にやすい。』・・・クスクスクス。」ニヤニヤ・・・





非日常105話-王「・・・私をお疑いで?」

――母屋・台所―――

 

軍曹「・・・・・・。いつもの。・・・緑茶よ。」コトッ

 

 

隊長「・・・・・・。」

 

 

軍曹「・・・メソメソしたって変わらないわよ。さ、飲みなさい。」

 

 

隊長「・・・いただきます・・・。」ズズッ・・・

 

 

軍曹「・・・・・・。」フゥ・・・

 

 

隊長「・・・。」グスッ ヒック・・・

 

 

軍曹「・・・。」ヨシヨシ・・・

 

 

 

 

 

 

 

隊長「・・・。」フィー・・・

 

 

軍曹「落ち着いた?」

 

 

隊長「・・・。」コクン

 

 

軍曹「なら、いいわ。」

 

 

隊長「・・・。」

 

 

軍曹「・・・それにしても、遅いわね。博士。」フゥー・・・

 

 

隊長「・・・あぁ。」

 

 

軍曹「・・・そのうち戻って来るか。」

 

 

隊長「・・・そう・・・・・・だな。」

 

 

軍曹「・・・。」

 

 

隊長「・・・。軍曹。」チラッ

 

 

軍曹「・・・?」

 

 

隊長「男体化したあとも、いつも通りの口調だとオネエみたいだぞ。」

 

 

軍曹「・・・・・・・。・・・それは隊長もでしょ?」

 

 

隊長「・・・えぇ。だから、新規一転喋り方を変えてみることにしますの。」

 

 

軍曹「・・・そうだな。それがお互いにいい刺激になるかもしれん。」

 

 

隊長「・・・。さてと、軍曹。軍曹語とお嬢様語どっちが似合っているかしら?」

 

 

軍曹「・・・お嬢様語?」

 

 

隊長「軍曹様、本日のランチはなんですの? これがお嬢様語よ。」

 

 

軍曹「隊長が好む方を使えばいいと思うぞ。」

 

 

隊長「ではしっくりくる方を使わせて頂きますね。」

 

 

軍曹「・・・。」ウーン

 

 

隊長「何か考え事ですの?」

 

 

軍曹「元帥と曹長はどうするのだろう・・・とな。」

 

 

隊長「元帥様は元々男らしさ全開ですし、曹長様は身も心も変わりませんわ。

   伍長様はあのままが一番素敵ですわ。」

 

 

軍曹「・・・それもそうか。」

 

 

隊長「・・・。」

 

 

軍曹「何を悩んでいる?」

 

 

隊長「やっぱり、様は付けるべきかどうか・・・ちょっと迷ってますの。

   なんだか、主に曹長様がつけ上がりそうですし。」

 

 

軍曹「・・・つけ上がったら、やめればいいだけの話だろ。」

 

 

隊長「それもそうですわね。」

 

 

 

 

 

カラカラカラ・・・

 

 

 

 

 

博士「隊長君!!」

 

 

隊長「あら、噂をすれば・・・博士様。どうですの? お薬は見つかりましたか?」

 

 

博士「・・・!? ぐ、軍曹k――」

 

 

軍曹「あったのか? 薬。」

 

 

博士「」

 

 

隊長「固まってしまいましたわ。何かショックを受ける様な事がありましたかしら?」

 

 

軍曹「さぁな。とりあえず、殴って元に戻すか。」グッ

 

 

隊長「前ななめ45度から、チョップですわよ!」ゴスゴス

 

 

軍曹「分かっている。」ゴンッ

 

 

博士「むむっ!? あぁ・・・やはりいつもの隊長君と軍曹君か・・・私はどうやら悪い夢を

   見ていたようだ。隊長君が嬢様語を話し、軍曹君が――」

 

 

隊長「夢ではありませんわ。それで、薬の方はどうなんですの?」

 

 

軍曹「博士。どうだったんだ?」

 

 

博士「・・・。結論から言うと・・・薬は・・・無かった。」

 

 

隊長「」

 

 

博士「し、しかしだ! ファラオ様が幸いにも治療法を知っていてだな!

   何とかなるかもしれない!!!

   今すぐ来れば、適切な手当てを行うと仰せ掴まった!!」

 

 

軍曹「そうか。なら防魔耳栓を持っていかなくてはな・・・。」

 

 

隊長「そうですわね。絶対命令をされたら大変です。今すぐに用意いたしましょう。」

 

 

博士「ま、待ってほしい!」

 

 

軍曹「なんだ。」

 

 

隊長「なんでしょうか?」

 

 

博士「ファラオ様は非常に気まぐれなのは2人とも知っているであろう?

   ならば、気が変わる前に行くことが吉であろう?!!」ズイッ

 

 

隊長「・・・・・・まぁ、そ、それも・・・そ、そうですわね・・・。」チラッ

 

 

軍曹「・・・5分も待てないのか? よくそんなので一国の王が務まるな。」ギロッ

 

 

博士「・・・。では・・・この話は無かったことになるかもしれないが・・・宜しいか?」

 

 

軍曹「・・・ま、要は隊長次第だな。どうするんだ?」

 

 

隊長「・・・・・わたくしはどちらでも。特に死ぬことに関して恐れはありませんし。

   ファラオ様に診て頂けないのであればそれまでです。軍曹様、博士様今まで

   大変お世話になり―――」ペコ―

 

 

軍曹「今すぐ診て貰おうか。」ガシッ

 

 

博士「ではついて来てくれたまえ。」

 

 

軍曹「待て。今、日傘を出す。」ゴソゴソ

 

 

博士「その必要はない。ووليها الأبيض لالأرواح من أنت الظل・・・」コォォォ・・・

 

 

隊長「・・・。」

 

 

博士「これで、外に出たとしても何等問題はないはずだ。」グッ

 

 

隊長「・・・!」ヨロッ

 

 

軍曹「・・・隊長ッ!!」バッ

 

 

博士「・・・ほら、隊長君。何も起こらないだろう?」ダキッ

 

 

隊長「・・・何にもない・・・。軍曹、どこも辛くありませんことよ。」チラッ

 

 

軍曹「・・・。・・・だったら、いい。」フゥー・・・

 

 

博士「さぁ、行こうかね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――防空壕・通路―――

 

博士「ファラオ様。隊長とその付添いを一人連れて参りました。」コンコンコン

 

 

隊長「軍曹様、軍曹様。」

 

 

軍曹「・・・?」

 

 

隊長「これからファラオ様に治療をしてもらうのですが・・・。

   話し方・・・。また変えた方が良いですの?」ヒソヒソ

 

 

軍曹「そうね。変えた方が良いかもしれないわ。」ヒソヒソ

 

 

隊長「・・・オーライ。」

 

 

王「来ましたか・・・・どうぞ。お入り下さい。隊長さん。」

 

 

隊長「あぁ。失礼する。」スッ

 

 

博士「?!」

 

 

王「軍曹さんは外で待っていて頂けますか?」

 

 

軍曹「えぇ。わかったわ。」ピタッ

 

 

博士「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――防空壕・王の間―――

 

隊長「よっ! 久しぶり!! 王国建造に良さそうな土地は見つけた?」

 

 

王「そうですね・・・日本では鳥取あたりの広大な砂丘が良さそうでしたのですが・・・

  やはり土地代を考慮すると北海道辺りが安定ですね。」

 

 

隊長「試される大地。

   へー。・・・これが王・・・ファラオ様の間か。博士の部屋もデカいけど、

   王の部屋はその5倍はありそうだな。本当に旧防空壕か? ここは。」チラッ

 

 

王「正確には6.5倍ですね。魔法を駆使して空間を引き延ばしました。」

 

 

隊長「空間を? そりゃ凄いな。つまり魔法が解けたら・・・

   ・・・・グシャ・・・キャー(棒)」

 

 

王「・・・そのようなことはならない様にしてますのでご安心を。

  それで、奇病の方は如何ですか?」

 

 

隊長「今のところは、なんともないな。博士の呪術のおかげだな。

   思いっきり蝋燭の明かりに照らされているけど辛くないもの。」グーパーグーパー

 

 

王「そうですか。ではこちらへ・・・。」

 

 

隊長「・・・あ、軍曹!」クルッ

 

 

 

 

軍曹「・・・・・・何?」

 

 

 

 

隊長「合図したら、即オフお願いねー。」クルッ

 

 

 

 

軍曹「・・・。まぁ、善処するわ。」

 

 

 

 

王「・・・? 隊長さん? 即オフとは・・・。」

 

 

隊長「ん? 気にしないで。もしも、俺が捕まった時の保険みたいなものだから。」

 

 

王「・・・私をお疑いで?」

 

 

隊長「んー・・・まぁ、ねぇ。今回何も持ってきてないし・・・ある程度の警戒は必要だと

   思うんだ。だって、王と対峙だぜ? 一度異空間から召喚されたとき、こっちは

   貞操の危機を感じさせられたし・・・。疑うのも無理ないさ。」

 

 

王「・・・。まぁ、当然の行為ですね。でも、ご安心を。今回、私が行うのは隊長さんの

  治療を行うのであって、貞操を狙っているのではないですから。」

 

 

隊長「口でそうはいってもね・・・。」

 

 

王「魔物は信用ならないと? こちらに横になってください。」

 

 

隊長「まぁね。昔、それで仲間が何人もヤられたし。石の台座とか・・・なんかの儀式

   みたいで怖いな・・・。」スッ

 

 

王「その割には、ためらいもなく横になるんですね。」

 

 

隊長「じゃないと治療してもらえないだろ常考。」ビシッ

 

 

王「・・・では、始めますよ。」

 

 

隊長「あぁ、早くこの忌々しい病を取っ払ってくれ・・・みんなと共に捜査がしたい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――防空壕・王の間前―――

 

軍曹「・・・・・・・。」

 

 

博士「・・・・。」チラッ

 

 

軍曹「・・・・・・。」

 

 

博士「軍曹君、先ほど隊長君が言った即オフとは・・・。」

 

 

軍曹「貴様には関係ない。引き継ぎの話だ。

   ・・・こんな事態にした犯人のな。」

 

 

博士「・・・そ、そうなのか・・・。」

 

 

軍曹「・・・・・・そういえば。」

 

 

博士「な・・・なんだね?」

 

 

軍曹「防空壕にも防犯カメラを設置したんだな。・・・工事跡から察するに最近か?」

 

 

博士「・・・2,3週間前に付けさせてもらった。ファラオ様が、アポピスの侵入対策に

   設置したのだ。なんでも、天井裏を勝手に開けられた形跡があったそうで・・・

   巧みな鍵開け技術から、奴が侵入したと睨んだ様なのだ。」

 

 

軍曹「・・・・・・。そうか。」

 

 

博士「・・・・・うむ。」

 

 

軍曹「・・・・・。」

 

 

博士「・・・・・。」

 

 

軍曹「・・・他にも、聞いておきたいことがあるんだが・・・。」

 

 

博士「何かね。」

 

 

軍曹「・・・1人用のクトゥルフセッションはあるのか?」

 

 

博士「ある事には、あるが・・・突然どうしたのだ?」

 

 

軍曹「大したことじゃない。俺も一度はしてみたいと思っただけだ。

   事態が終息したらGMを頼んでも良いか?」

 

 

博士「GM・・・KPを頼むのであれば私などではなく、曹長君に頼んだ方が良いと思うぞ。

   曹長君は軍曹君が考えているよりも、はるかに長けている。」

 

 

軍曹「あの人『・・・。』が入ってGM向きじゃないだろ。それに俺みたいのが

   クトゥルフやりたいなんて言ってみろ。

   ネタにされてバカにされるのがオチだ。」

 

 

博士「セッションを開いている時の曹長君はえらく饒舌なのだがな・・・。

   わかった。そう言う事であれば・・・検討しておこう。」

 

 

軍曹「あぁ。」

 

 

 

 

 

ギィ・・・

 

 

 

 

 

軍曹「・・・・・・!!」スッ

 

 

王「無事に終わりました。隊長さんはコレで大丈夫ですよ。」

 

 

隊長「ふぃ・・・。女体化したまんまだけど、とりあえず厄介な病は払って貰ったぜ。」

 

 

軍曹「・・・・・・そう。」

 

 

王「どうして風土病が隊長さんに罹ったのか、理解しかねますが・・・

  なにがともあれ、治って良かったですね。・・・そして軍曹さん、少し隊長さんの

  ことでお話があるのですが・・・。」

 

 

軍曹「・・・えぇ、分かったわ。」

 

 

隊長「・・・・・・。」チラッ

 

 

軍曹「・・・・・。・・・すぐ戻るわよ。」ノッシノッシ・・・

 

 

隊長「・・・。あぁ。」

 

 

 

 

 

バタン・・・

 

 

 

 

 

隊長「さて、博士様!」ポンッ

 

 

博士「・・・?!」ビクッ

 

 

隊長「博士様のお耳はいつもピクピク動いていらして、

   可愛らしいと女体化前から思っていましたの。」ニコニコニコ

 

 

博士「そ、そうかね・・・///?」

 

 

隊長「だから、少しだけモフらせては下さいません?」ワキワキワキ スポスポ

 

 

博士「・・・。い、いや。隊長君手の動きがおかしいぞ。・・・なんだね、その耳も触るが

   耳の中にまでも指を入れるような動きは?!」バッ[耳押さえ]

 

 

隊長「伍長様のお耳は以前モフらせて頂きましたのですが・・・中身は

   嫌がってあまり触らせて下さいませんの。

   ・・・ちょっとスポスポするだけですのよ。」

 

 

博士「そんな、興奮気味に息を荒げて近づかないでくれたまえ!!

   怖い! 隊長君、顔が怖いぞ!!」

 

 

隊長「男だった時から、耳もモフって見たかったんですの!」ワキワキワキワキ!! ハァハァハァ!

 

 

博士「こ、こっちに来ないでくれたまえ!!!」ダダダダダダッ!

 

 

隊長「待ちやがれですのー♪」ダダダダダダッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――王の間―――

 

軍曹「それで、話って?」

 

 

王「大したことではありません。処方薬についての説明だけです。」スッ

 

 

軍曹「・・・朝昼晩、食後にでも飲ませればいいのかしら?」パシッ

 

 

王「言うまでもありませんでしたね。」

 

 

軍曹「そう・・・みたいね。それじゃ、今日はありがとう。」クルッ

 

 

王「・・・・・・あぁ・・・少し待ってもらえますか?】

 

 

軍曹「・・・?」クルッ

 

 

王「・・・・・・犯人捜査・・・何処まで・・・・・・進展しましたか?】

 

 

軍曹「そうね・・・。なんて伝えればいいのかしら・・・。」

 

 

王「・・・・・・。」

 

 

軍曹「まずまずよ。・・・・・・何? もっと、具体的に知りたいのかしら?」

 

 

王「えぇ。可能であれば私も手伝いたいと思っていますので。

  早く怪奇か解決されて外に出たいですから。」

 

 

軍曹「・・・じゃ、今のところ犯人の目星は付いたけれど、動機やメリットについて

   判明していない状況よ。」

 

 

王「・・・・・・犯人は?」

 

 

軍曹「それは、母屋での約束で外部には漏らさないことにしているの。

   ・・・どうしても知りたいのであれば、隊長に聞くか・・・絶対命令でも使ったら?」

 

 

王「・・・。・・・いえ、隊長さんに後でまた会うことが出来ればお聞きしますね。

  それと、もうひとつ・・・。」

 

 

軍曹「他にも?」

 

 

王【・・貴女は、隊長さんを襲うことなくよく過ごせますね?」

 

 

軍曹「・・・。・・・家族みたいなものよ? それに、私は純魔物じゃないから

   特別淫乱って訳でも無いし。家族のような相手にどう発情しろと?

   近親相姦ものの本とかあるけれど、中の人の心情が理解不能ね。」

 

 

王「・・・そう、ですか。それぞれですしね。あれだけ美しければ

  勃つモノも勃つと思いますが・・・例外もあるようですね。」ムクリ♂

 

 

軍曹「・・・・・・。」ジトー

 

 

王「少し下品でしたか。お話は以上です。・・・・ではよろしく願いしますね。】

 

 

軍曹「言われなくてもね。・・・・・あら?」チラッ

 

 

王「どうかなされましたか?」

 

 

軍曹「王、貴女もクトゥルフにハマりだしたの? 全集集まっているじゃない。

   ・・・それも侵略以前の物・・・。」

 

 

王「・・・。・・・ソレですか。はい。私の配下の1人が遊び始めましたので・・・

  私も時代に乗り遅れないように、と。」

 

 

軍曹「ふぅん・・・高かったでしょ? この本。」マジマジ

 

 

王「いえ、譲り受けたものが殆どですので、出費はそこまででは・・・。」

 

 

軍曹「今、通販で買っても軽く1冊5万は飛ぶらしいから・・・。良い物ね。」マジマジ

 

 

王「・・・。」

 

 

軍曹「少し拝見しても良いかしら?」ユビサシ

 

 

王「・・・真ん中の段であれば、どうぞ。上段は、まだ読みかけているので・・・。」

 

 

軍曹「わかったわ。」スッ パラパラパラ・・・

 

 

王「・・・。・・・軍曹さんも、お好きで?」

 

 

軍曹「私も王と一緒ね。隊長と曹長と元帥が仲良くトークゲームをしているから

   少し気になっただけ。」パラパラパラ ジー・・・

 

 

王「・・・そうですか。」

 

 

軍曹「・・・ふぅん・・・。」ペラッ マジマジ・・・

 

 

王「良ければお貸しましょうか?」

 

 

軍曹「え?」

 

 

王「熱心に読み込んでいられるようなので・・・。また後日返して貰えれば

  私は一向に構いませんよ。」

 

 

軍曹「・・・なら、お言葉に甘えて一冊だけ借りて行くわね。」

 

 

王「では。」ペコリ

 

 

軍曹「また今度ね。」

 

 

 

 

 

バタン・・・

 

 

 

 

 

王「・・・。・・・・・・さて、私は私で行動をしなければ・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――防空壕・通路―――

 

隊長「待って下さいましーーー!!」ダダダダダダッ

 

 

博士「正気に戻ってくれぇ!! ・・・ふぃっ?!」ダダダダダダッ ザッ・・・

 

 

隊長「お・い・つ・め・ま・し・た・わ・よ。」ニヤァ・・・

 

 

博士「た、隊長君・・・止そうではないか・・・。無益な争いは、何もうまないのであろう!?

   ・・・そのアルカイックスマイルを止めたまえ!」

 

 

隊長「ちょっとだけ、ちょっとだけでいいんですの。」モフモフ スポスポ ハァ!ハァ!ハァ!!

 

 

博士「どうせ、ちょっとではないのであろう?! とにかく止めるのだ!!

   このような無益な争いは何も生まないのだぞ!?」

 

 

軍曹「・・・・・・部屋の入口に居ないと思えば・・・何しているんだ。」・・・ジトー

 

 

博士「・・・!! 軍曹君! 助けてくれ!! 隊長君が! 隊長君が!!!」

 

 

軍曹「・・・・・・はぁ。」シュルッ・・・

 

 

隊長「博士様ー!!!」ダダダダダダッ

 

 

軍曹「帰る・・・ぞ!」シュバッ

 

 

隊長「あぁん♥!」グルン

 

 

軍曹「・・・まったく・・・。」ズルズルズル

 

 

隊長「・・・・・とま、博士様をモフれなかったので残念ですが

   伍長様をモフることに致しますわ!」ズリズリズリ

 

 

軍曹「・・・はぁ・・・。今回は助かった。『ありがとう』と王に伝えておいてくれ。

   ほら、自分の足で少しは歩け。」

 

 

隊長「博士様、次は事件解決後に会えたら良いですわね~。」ノシ

 

 

博士「・・・う、うむ。そ、そうだな。・・・わかった、伝えておこう。」

 

 

 

 




――伍長の家・屋根裏部屋―――

伍長「・・・! これって・・・。」ペラッ


「あーぁ、見つけてあぎしぃか。」スッ ガチャリ・・・


伍長「ッ。」クルッ


「残念やたん。うんじゅヌ探索やくままでやいびーん。」ニッコリ


伍長「お、終わりじゃないよ。逃げて軍曹の元まで帰れば私の勝ちだからね!!
   それに既に尖兵がこの事を伝えに行ったから、・・・えっと・・・私達の勝ちだよ!!」


「ふふふ・・・無くとぅ、お望み通り伝わればいーけれど・・・ぁと、ウングトール虚勢ば
 張ったところで、声が震えているようじゃ意味やねーらんやいびーん?」ノッシノッシ・・・


伍長「う、うるさいな! これでも逃げ足には自信があるんだから負けないよ!!」ダダダダッ


「鬼いちちっこがいちち所望? ゆたさんやいびーん。逃げ道や全て塞ぎましちゃん。
 ・・・どちらが長くあしび続けらりゆんか勝負をしましょうか。」ニタァ・・・



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