[短編連載SS]魔物娘たちとの日常 作:Vermillion
――大将の家―――
大将「はい☆ 大将ちゃん特製のブレンド茶だよー☆」ゴトッゴトッ☆
元帥「おう。ありがとな。」
博士「・・・・・・。隊長君の分が無いようだが・・・。」チラッ
大将「心配しなくても、だいじょーぶ☆ はい☆ 隊長の分☆
レモンティー★」ゴトッ★
隊長「あ、ありがとう。」
大将「・・・・・☆」ニッコニッコ
隊長「・・・。」
大将「・・・☆」ニコニコ
隊長「・・・。」
大将「・・・。」ニッコリ
隊長「・・・。」
大将「・・・。」ジィー ニコ
隊長「・・・。」タジッ・・・
毒蛇「・・・それで? アンタ達がアタシの大嫌いな
何処かのイヌを引き連れてやってくるなんて何があったのよ。」
博士「・・・。」
毒蛇「母屋にも犬と蟷螂と蜘蛛が居たわよね。一緒に来ていないという事は・・・。」
元帥「・・・ぉぅ。」
毒蛇「それで拠点を放棄して逃げてきたって形で良いのかしら。」
隊長「・・・ぇぇ。」
毒蛇「そう。案外 呆気ない陥落だったわね。」
元帥「・・・・・。」
大将「あぽちゃん!」
毒蛇「事実よ。できることなら、アタシを巻き込んで欲しくはないけど
大将が匿うって言うから、『仕方なく』アタシは匿う事を認めてあげるだけよ。
だから、その辺りは大将に感謝しなさいよね。」
隊長「・・・・・・そうだね。大将。」スッ
大将「ん? かしこまってどうしたの?」
隊長「・・・・ありがとう。」
大将「困った時は、お互い様だよー☆」
隊長「それで・・。」
大将「ん?」
隊長「・・・今から、明らかにレモンティーじゃないレモンティーを飲み欲します・・・!!」
元帥「」ガタッ
博士「・・・。」ジトー
大将「ちょ、ちょっと待って☆? それ、本物のレモンティー・・・。」
隊長「・・・。」グビッグビッグビッ
元帥「わぁぁぁぁあぁ!?!? 隊長、無理するなぁぁ!!
吐き出せ! 今すぐ吐き出して良いから!!
お願い、吐き出してぇえぇえええ!!!」
隊長「ゴホッ。・・・飲み欲しました・・・ゲホッ。」
元帥「たいしょぉおおお!! ウチの隊長に何を飲ませたぁぁぁぁぁぁ!?!?」[胸倉掴み]
大将「まって、落ち着いて☆?! それは本当にレモンテ――」
博士「下半身レモンティー。」ズズズ・・・ ボソッ
大将「誤解を招く言い方はよくないよ?! ホントだって! 本当に普通のレモンティーだよ!?
元帥。あぽちゃんの目が怖いから、そろそろ手を離した方が良いんじゃないかなー
って思う☆」
元帥「・・・。」チラッ
毒蛇「・・・・。」ギロッ ゴゴゴゴゴゴ・・・
元帥「」パッ
毒蛇「・・・ハカセ・・・。」ギロリ
博士「嘘は言っていないぞ。私は。・・・なんなら隊長君にも聞いてみるといい。」
毒蛇「隊長。そのレモンティーには『な・に・も』入って居なかったわよね?」ギラリ
隊長「・・・・『真実』を答えるべきかな? ・・・『虚実』を伝えるべきかな?」チラリ
大将「そ、それは・・・た、大将ちゃんに聞かれても反応に困っちゃうなー☆」タジッ・・・
毒蛇「『た・い・ち・ょ・う・?』」シュルッ・・・ ギラギラ
隊長「・・・『曖昧』で良くわからなかった。」
毒蛇「・・・。」ギラリ
博士「そうだな。隊長君がそう言うのであれば、そうなのであろう。
私は自分自身の嗅覚を信じて答えたまでだ。ごちそうさま。」ズズズ。
毒蛇「・・・。」シュルシュルシュル・・・
博士「・・・なんだね?」
毒蛇「・・・。」ゴゴゴゴゴ・・・
博士「威圧されても困るのだが。真実を知りたければ、大将君に尋ねたまえ。
彼女こそ真の真実を知っているのだからな。私を問い詰めるよりも数十倍
効率的だろう。」ハァ・・・
毒蛇「・・・。」ゴゴゴゴゴ
博士「・・・。」ジロッ
毒蛇「・・・。」ギロッ
バチバチバチバチ・・・!!
大将「あ、あぽちゃん。だいじょうぶだよー☆?
大将ちゃん気分を害してないから、そんなに怒らなくても良いよー☆」
毒蛇「大将。」
大将「ほらほら☆ そんなこわい顔しないで☆」プニプニ☆
毒蛇「・・・。」シュン・・・
博士「・・・。」
大将「大将ちゃんは、あぽちゃんの笑顔が一番好きだなー☆」プニプニプニ☆
毒蛇「・・・。」ニ、ニッコリ
大将「うんうん☆! ぎこちない笑顔だけど、やっぱり笑顔のあぽちゃんが一番☆
さて、と。しばらく匿う部屋を紹介しようかな☆ 3人ともついて来て☆」
元帥「お、おう!!」
隊長「うん。」
博士「・・・うむ。」チラッ
毒蛇「・・・。」ジトー・・・
――元帥の部屋―――
曹長「・・・・・ここにもいない・・・・・か。」カサッ
曹長(何か踏んだ? ・・・元帥・・・。レシートは捨てろって・・・
隊長や軍曹から怒られたばっかりな・・・の・・・に?)
曹長「・・・・! 隊長の文字・・・。あげる。後で開けて? ・・・・・そういえば・・・元帥・・。
無事に・・・・・合流できたのかな・・・。」
曹長「・・・銃器武器庫・・・。」
曹長(南京錠が3つも。元帥はこんな用心深くない・・・。
隊長と合流して、何処かへ逃げた・・・? 理想としてはこの考えになる。)
――大将家―――
大将「今日は短いけどここまでだよー☆ 理由は・・・あぽちゃん☆!」ビシッ
毒蛇「・・・・・ストック切れじゃないかしら。」
博士「うむ。違いない。」
隊長「起承転結の転に入るか・・・。」
元帥「おお! もうじき俺たちの活躍が・・・!!」
曹長「・・・・・・・決戦・・・楽しみ。」