[短編連載SS]魔物娘たちとの日常 作:Vermillion
――大将家・通路―――
大将「うんうん☆ 元帥もこれで1人入浴できるようになったし
後することは・・・・・・グヘヘヘヘ・・・★」クネクネクネ モジモジ
大将「ひゃっほー☆ マイ ハニー☆
元帥も居ないし、ちょっとだけ・・・あ、そ・・・ぼ?」バァン!!
大将「あれ? 隊長?」キョロキョロ
――大将家・リビング―――
毒蛇「はぁ・・・やっと忌々しいのが出て行ったわね。」
毒蛇(それにしてもあんな物を送ってくるなんて・・・。アタシがこれを喜んで
飲むとでも思っているのかしら? ・・・思ってはいないでしょうね。
狙いは大将か・・・。
小癪な真似を・・・これは大将に見つかる前に処分しないと・・・。)ゴソゴソ・・・
大将「あ~ぽちゃーん☆!!」バァン!
毒蛇「・・・ッ!!」ササッ
大将「隊長見なかった☆?」キョロキョロ
毒蛇「少なくともこちら側には来てないわよ。」ハァ・・・
大将「うーん・・・どこ行っちゃったんだろ・・・。」ウーン?
毒蛇「何? あのフリーダム野郎 またどこかに消えたの?」
大将「あぽちゃん☆ 今は野郎じゃないよ~☆」
毒蛇「どっちだって同じよ。で、トイレとか 床下は?」
大将「トイレには居なかった☆ 床下って・・・もう、あぽちゃんったらぁ☆」プニプニプニ
毒蛇「・・・御願いだから、私の頬を突くの止めてくれない?」
大将「やーだっ☆ あぽちゃんの頬っぺたプニプニで柔らかいからやめないっ☆」プニプニ
毒蛇「・・・。」ムスッ
大将「・・・やだ・・・☆ 私そっち系じゃないけど、あぽちゃんのそのムスッとした顔に
キュンっとしちゃう・・・☆」
毒蛇「それで もう一度 念のために聞くけど。床下は確認したの?」
大将「まだだよー☆」
毒蛇「玄関からは忌々しいのが出て行ったのは知っているけど、
足音は1つしかなかったわ。」
大将「もー☆ あぽちゃん、博士を疑ってるのー☆?」
毒蛇「・・・あたりまえじゃない。あの邪犬が何を企んでいるか・・・大将は知らないでしょ?
あいつの本当の腹黒さ。」
大将「えー? そうかなー☆ 博士はただのドジっ子だと思うけど☆」
毒蛇「・・・・・果たして本当にそうかしらねぇ・・・。」
大将「あぽちゃんは博士を色眼鏡で見過ぎだよー☆ 隊長曰く時々悪さをするけど
角が立つような大きな悪さをしないって・・・☆」
毒蛇「あーはいはい、そうね。そうね。」
大将「ぶー☆ その適当に流す感じ嫌いー☆」
毒蛇「で、私なんかと話していいの? 隊長が行方不明なんでしょ?」
大将「そうだった☆ それじゃ、あぽちゃんの言う通り床下も探してみるねー☆」テヘペロ
毒蛇「はぁ・・・。」アタマカカエ
大将「ところで、あぽちゃん☆」
毒蛇「・・・・なに?」
大将「そのあぽちゃんが隠しているつもりのお酒。送り主は誰?」ニッコリ
毒蛇「・・・!?」ビクッ
大将「誰が私に向けてお酒を送って来たの? そのお酒、お神酒の部類のものだけど。」
毒蛇「え、えっと・・・。その・・・。ファラオから・・・。」
大将「・・・・。」
毒蛇「その、これは、捨てようとしていたんじゃなくて・・・その、えっと、」
大将「ふっふっふー☆ もしや独り占めしようとしていたなー☆」
毒蛇「・・・へ?」
大将「ダメだよー☆ これは私宛てのお神酒なんだからー☆
あとであぽちゃんにも分けるから2人で飲も☆」ヒョイ
毒蛇「え、あ、ははははは・・・。」
大将「この天邪鬼ちゃんめ、えいっ☆えいっ☆」プスプス
毒蛇「痛っ!? ちょっと大将、痛い?! 頬を痛っ! 突かないで?! 怒ってる!?」
大将「まっさか~★ えいっ★ えいっ★ えいっ★ えいっ★ えいっ★」プスプスプス・・・
毒蛇「痛い! 痛い! 痛い!!」
――大将家・廊下―――
元帥「・・・・・・。」クンクン
元帥「だ、大丈夫だよな? 俺臭くないよな・・。」クンクン
元帥「・・・大丈夫だ。大丈夫。ちゃんと鱗はたわしで洗ったし、性器も念入りに洗った
臭い訳がないんだ。大丈夫だ。俺。・・・・・・すぅ・・・はぁ・・・。よしっ!!」
元帥「隊長! 今後の方針なんだけどよ!!」バン!
元帥「・・・・・あれ? 隊長?」キョロキョロ・・・
――母屋・台所―――
軍曹「はぁぁ・・・。」
曹長「お疲れ・・・。・・・ど・・・・うだった?」
軍曹「ギリギリよ・・・。」
曹長「・・・尖兵の・・・・・断末魔に近い・・・・・・断末魔が・・・聞こえたんだけど・・・?」
軍曹「・・・痔が染みたのよ・・・。」
曹長「・・・可哀想。」
軍曹「・・・。」
曹長「・・・・それで、今後の・・・方針・・・・・・どうする?
元帥と・・・・隊長は・・・・・・・・・何処かに・・・避難・・・できたのかな・・・?」
軍曹「・・・どうかしら。曹長の見解は?」
曹長「・・・・・・何か・・・争った・・・・・・形跡は・・・なかった・・・。
犯人が元通りに・・・したって見方も・・・あるけど・・・・・・流石に・・・・・・
元帥の・・・銃火器庫に・・・・・・南京錠を3つも・・・・・・掛けて行かないと・・・思う。」
軍曹「・・・・。」
曹長「・・・・・・・・こちら側に・・・武器を・・・使わせない・・・・・・意味合いなら・・・
意図も・・・分かるけど・・・・・・?」
軍曹「・・・・・。」アタマカカエ
曹長「・・・・・軍曹・・・聞いてた・・・?」
軍曹「・・・。・・・・・・えぇ・・もちろん。」
曹長(疲弊が酷いね。あんなことがあったし、無理に動かすのは良くないか。
だからといって『寝ていて』というのもよくないだろうし・・・。
『お風呂でリラックスして来たら?』・・・プライドが許さないだろうな・・・。
まずは・・・・そうだね。)
軍曹「・・・。」
曹長「・・・・・ずっと黙ってた・・・けど。」
軍曹「・・・?」
曹長「軍曹・・・臭う。」[鼻摘み]
軍曹「」ピシッ
曹長「・・・今は・・・・・男(仮)だけど・・・・。・・・少し・・・・・・おしゃれ・・・に気を・・・・つかった
・・・・・ほうが・・・・・・いい。」シッシッ
軍曹「」
曹長「・・・・・血と・・・・イカと・・・・・・腸液の匂いが・・・・する・・・。あと・・・汗。
・・・・・・・お風呂入ってきたら・・・?」シッシッ
軍曹「」スッ
曹長「・・・・股間部を・・・・・・念入りにね・・・・・・。」グッド
軍曹「」ノッシノッシノッシ・・・
曹長「・・・・・・・・・さて・・・・どうしよう・・・。」
――大将家・寝室―――
元帥「おーい、たいちょー。」ゴソゴソ
ガチャ・・・
元帥「・・・!」クルッ
大将「わぁ☆ 元帥、お風呂どうだった☆?」
元帥「お、おう。いいお風呂だったぜ・・・ 隊長を知らないか?」
大将「隊長ね・・・今、私も探しているところだよ。押入れの中には居なかったかな・・・」
元帥「一体どこに・・・・。・・っ!」
大将「心当たりがあるの!?」
元帥「・・・まさか。」
大将「まさか・・・?」
元帥「・・・・・やっぱり博士の防空壕に連れて行くんだった。」ボソ・・・
大将「・・・?」
元帥「隊長を何処に隠した!! 大将ッッッ!!!」キッ ジャキッ
大将「えっ。」
元帥「お風呂場まで来て、やけに親切だと思えばそう言うことだったのか!?!
俺を騙して隊長を引きはがし毒蛇を使って隊長を・・・ッッッ!!!
リビングで毒蛇の奴と話していたのはそう言うことなんだな!!!」ギリィ!
大将「まって、まって、勘違いしてるよ? 私は何も手出ししてないし、元帥に使い方を
教えた後はすぐにこの部屋に戻って隊長を見守ってようとしたんだよ?
そうしたらいつの間にかに居なくなってて・・・あぽちゃんのところに行ってるのか
なと思って尋ねに行っただけで・・・。」
元帥「そうだ。よく考えてみれば・・・通路的にも兵長家と大将家は繋がっていたんだ・・・
つまり兵長が黒だとしたら、大将も黒なんだよ!!!」
大将「お、おちつこ? 元帥、ちょっと落ち着こうよ☆
それはあくまでも仮定の話じゃないかな☆? 兵長とは確かに穴倉近所づきあいとか
色々あるけど、今回に関しては何もないよ? 証明してみせろって言われたら
困っちゃうけど・・・。」
元帥「隊長を何処に隠した!! 誘拐して何がしたいんだ!!! 俺達の隊長を・・・
・・俺達の・・・・いや、俺の・・俺の隊長を返せぇえええええっっっ!!!!」ガァァァァッ!!!
大将「」ビクゥッ
シュルシュルシュル・・・ ユラァ・・・ トントン・・・
元帥「あぁ!??!」クルッ
毒蛇「アタシ・・・言ったわよね?
大将に害を加えるものは誰であろうと許さないって。」ゴゴゴゴゴ・・・
元帥「・・・!! 毒蛇お前も一緒に!!! ぶっ殺して――」ギロッ
毒蛇「うるさいっ!!!」[一升瓶フルスイングアタック]ガシァャン!!!
元帥「」ドサッ・・・
毒蛇「大将を殺そうなんて90億年早いのよ!!! 大将! 大丈夫?!」シュルシュルシュル・・・!
大将「・・・あぽ・・・ちゃん・・・?」ブルブルブル?
毒蛇「穏やかじゃない騒音が聞こえたから、リビングの窓を出て寝室の窓から
侵入してみれば・・・赤トカゲ野郎に銃を突きつけられていて驚いたわよ・・・。
無事でよかったわ・・・。」ギュー。
大将「・・・ありがとね。」
毒蛇「お礼なんていらないわよ。家族なんでしょ。私達。
家族を助けるなんて当たり前のことじゃない。」ギュー・・・
大将「・・・うん。」
毒蛇「さて、この赤トカゲどうしてくれようかしら・・・。」ギロッ
大将「元帥は・・・どうしよっか?」
毒蛇「アタシの淫毒で傀儡にする? このまま締め上げて一生起きさせなくする?
それとも蜂蜜付けにして母屋に送り返す?」
大将「発想が怖いよ、あぽちゃん・・・。うーん、元帥は・・・。」チラリ・・・
――敷地のどこか―――
元帥「日に日に本文の文字数が減っていくな・・・。大丈夫かこれ?」
軍曹「そろそろ引退の時かしら? 新たな物語の彼女たちの物語の方が
着々と進んでいる気がするわ。」
大将「ぶー・・・曹長ばっかりタイトルコールずるい!!」
曹長「・・・適切な名言・・・・・が多いからね・・・インパクト・・・・・・大事・・・・。」ドヤッ
毒蛇「なに言ってんのよ。アンタは不適切な発言しかしないでしょうが。」