[短編連載SS]魔物娘たちとの日常   作:Vermillion

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非日常118話-ヘタレ末「」ビクゥ!! ブクブクブク・・・ ビターン!

――母屋―――

 

曹長「~~~ってとこ・・・・・・。先ほどの・・・総まとめ・・・。」

 

 

軍曹「・・・・・。」[瞳閉じ]

 

 

曹長「・・・兵力も・・・・・火力も・・・・・・魔力も・・・格段に・・・敵方が・・・勝ってる・・・。」

 

 

元帥「伍長は人質。・・・隊長は・・・・・・・現状から考えるに誘拐・・・。」

 

 

大将「こういう時は、裏山の鬼や朱点に援軍を頼めば百人力なんだけどね~☆

   曹長のループ説が本当なら会うこと自体難しいし・・・

   そもそも、男体化しているかも怪しい所なんだよね☆」

 

 

毒蛇「ここの6人だけで相手を兵糧攻めにするのは明らかに困難ね。

   ヘタすればこちらが兵糧攻めに遭うわ。」

 

 

尖兵「敵の総数は少なく見積もっても300かな。でも、編成の多くが蜜蜂家の編成

   部隊だと思う。蜜蜂家って、個々の兵力、火力は大したことがないんだけど もう

   群がられると大変。隊長が介入してくれなかったらキラー家は滅亡していたよ・・・。

   だから・・・初日の夜・・・隊長には本当に悪いことをしたと思う。」ズーン・・・

 

 

曹長「・・・謝罪は・・・本人に・・・・・・。」

 

 

尖兵「あ・・・うん、ごめんね。えっとでも、蜜蜂家の脅威はまだあって・・・

   みんなも知っての通り空中飛行ができるんだ。だから、前方後方左右の他にも

   上空にも注意して。なんとか、防空壕に逃げ込めれば勝ち目はそれなりに

   あるんだけどね・・・。屋外の様な広い空間は注意だよ。」

 

 

軍曹「・・・。」[瞳閉じ]

 

 

 

 

 

コンコンコン

 

 

 

 

 

全員『・・・!』

 

 

曹長「・・・・・降伏の使者・・・・かな?」

 

 

元帥「・・この亀甲縛りから解放してくれ。俺が様子を伺う。」

 

 

尖兵「解いても良い?」

 

 

大将「私は構わないよ~☆ そんなに怒ってないし☆」

 

 

毒蛇「・・・そうね。大将が怒ってないのなら別に解いて上げでも良いわよ。」

 

 

尖兵「それじゃ――」ブーン

 

 

毒蛇「待って。」

 

 

尖兵「ぅん?」ブーン

 

 

毒蛇「亀甲縛りはそのままにしましょうか。」ニヤァ

 

 

元帥「!?」

 

 

曹長「・・・いいね。」グッド ニヤァ

 

 

元帥「?!」

 

 

尖兵「亀甲縛りはそのままだね~分かったよ。」ジョキッジョキッ

 

 

元帥「え、いや・・・亀甲縛りも解いてくれないと俺が変態みたいじゃないか・・・。

   それに立つと・・・ぐぅっ・・・股の結び目が・・・・・。」ビクン

 

 

毒蛇「」

曹長「」

 

 

元帥「き、キツくて・・・前屈みになるよぉ・・・。」モジモジ

 

 

曹長「・・・なんだか・・・・・心に・・・多大な・・・・・ダメージが・・・来るから・・・・・亀甲も・・・

   解こうか・・・。」(震え声)

 

 

毒蛇「そ、そうね。その方が良いかしらね。」(震え声)

 

 

軍曹「・・・・・・。」ハァ

 

 

尖兵「えー? 解くの? それじゃ、はい元帥。ハサミ。」スッ

 

 

元帥「お、おぅ・・・。」モゾモゾ・・・

 

 

軍曹「どちら様?」ノッシノッシ・・・

 

 

 

 

 

ガラララララ・・・

 

 

 

 

 

元帥「軍曹、ちょ! まだ亀甲解いてな――っ!!」

 

 

ヘタレ末「こ、こん・・・にちは・・・・・。」オドオド・・・

 

 

軍曹「・・・・・。」ジトー

 

 

ヘタレ末「・・・ひぅ・・・。」ビクビク

 

 

軍曹「何か用か?」

 

 

ヘタレ末「あ、あの・・・あの・・・あの・・・・・・。」ビクビクビク

 

 

軍曹「・・・・・。」ジトー

 

 

ヘタレ末「お・・・落し物・・・・・拾って・・・・・・。

     おにいちゃんたちに聞いたら・・・・隊長さんの・・・・・じゃないかって・・・

     それで・・・・・・それで・・・その・・・。」プルプルプル・・・

 

 

大将「落し物☆?」ヒョッコリ

 

 

ヘタレ末「」ビクゥ!!

 

 

大将「やだなぁ☆ そんな取って食べる訳じゃないんだから☆

   ヘタレ家の子かな? 長年住んでるけど・・・見たことない顔だね。軍曹知ってる?」

 

 

軍曹「あぁ。ヘタレ家の13女。今は13男か。夜の王子ならぬ、昼の王子。」ジトー

 

 

大将「昼の・・・あ。確かに☆ 普段ワーバットは日中活動しないもんね☆

   夕方とはいえ珍しいなぁ~☆」ニコニコ

 

 

軍曹「それで、何を拾ったんだ?」

 

 

大将「大将おにーちゃんにも見ーせて☆」ニコニコ

 

 

ヘタレ末「・・・これ・・・・・っ・・・・・・なん・・・です・・・け・・・ど。」スッ

 

 

大将「・・・? たまごっち? また古いゲーム機を・・・・もう☆

   隊長も物好きさんだなぁ☆」マジマジ

 

 

軍曹「・・・!? 大将、ちょっと良いかしら?」

 

 

大将「ん?☆」スッ

 

 

軍曹「・・・これ・・・・・何処で拾った!!!! 防空壕周辺か!? 防空壕周辺か?!!!」クワッ

 

 

ヘタレ末「・・・・ひぃ・・・・・!」ビクビクビク・・・

 

 

曹長「・・・・・軍曹・・・どうどうどう・・・・・・。ヘタレ末は・・・超臆病・・・。

   そんな・・・・・鬼の形相・・・・怯えて・・・・・会話もできない・・・。」ドウドウドウ・・・

 

 

ヘタレ末「」ビクビクビク

 

 

曹長「・・・・・ヘタレ末・・・・・いらっしゃい・・・。・・・立ち話も・・・・・なんだから・・・

   母屋に・・・・よってく?」ニッタリ・・・

 

 

毒蛇「・・・。」ヒョッコリ ニタリ

 

 

ヘタレ末「」ビクゥ!! ブクブクブク・・・ ビターン!

 

 

尖兵「え?! ちょっとヘタレ末っ子 泡吹いて倒れちゃったよ!? なにしたの曹長!?」

 

 

曹長「・・・・え? ・・・微笑んだ・・・だけ・・・だけど・・・・・・

   もしかして・・・私のイケメンスマイルで・・・・・・卒倒・・・!」トゥンク

 

 

軍曹「それはありえないから安心しろ。・・・母屋に入れるぞ。

   降伏の使者にしては度胸がなさすぎる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――防空壕・王の間―――

 

王「・・・・・・。」ニコニコ

 

 

隊長「・・・・。」[目逸らし]

 

 

王「・・・・。」ニコニコ

 

 

隊長「・・。」[目逸らし]

 

 

王「隊長さん? どうして目を逸らしたまま、こちらを見向きもしようとしないのですか?

  やはり貴女を誘拐し、このような場所に監禁していることに立腹しているのですか?

  それとも、そんなにわたくしとお話ししたくないと?」ニコニコ

 

 

隊長「・・・・・・。」[目逸らし]

 

 

王【今、頭の中で思い浮かべていることを そのまま口に出しなさい。】ジロッ

 

 

隊長「・・・・・わたくしの緊張による尿意がマッハ。そして漏れた」[目逸らし]ジョバー・・・

 

 

王「・・・・・・。」

 

 

隊長「・・・・・・。」[目逸らし 涙目]プルプルプル

 

 

王「・・・。」

 

 

隊長「脱走ルート開拓する前にトイレ行っておけば良かったぁぁぁ・・・。」シクシクシク・・・

 

 

王「・・・・・・。」

 

 

隊長「わぁぁぁぁぁん!! もう監禁部屋に帰るぅ!!」バンッ ダダダダダダダッ!!!

 

 

王「・・・。」

 

 

 

 

 

王「・・・!?」

 

 

 

王「お、お待ちください! そちらは、監禁部屋とは反対方向・・・・・・ハッ!」

 

 

 

王「・・・まぁ・・・いいでしょう。勝手に疲れてくれるとこちらの手間が省けます。

  そして簡単には逃げられませんよ。この防空壕からは。」ハァ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――防空壕・通路―――

 

隊長(わたくしは、そんげんと じそんしんを ひきかえに

   だっそう るーとの かいたく ひきかえけんを てにいれた(白目))

 

 

 

隊長(最終目標は気絶した伍長を連れて防空壕からの脱出。

   小目標は博士に奪われた拳銃の奪還。帰宅ルートの模索。

   あわよくば、男体化の薬を手に入れらればいいか。どうせ子作り目的だ。

   男同士じゃ子供は作れないもんなぁ・・・(ゲス顔))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――防空壕・王の間―――

 

王(などと隊長さんのことですから企んでいるのでしょう。考えが甘いですね。

  さて、今回はどこまであがいてくれるのでしょう。)フフフフ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――母屋―――

 

ヘタレ末「・・・・・。」コシゴシ ムクリ・・・

 

 

ヘタレ「・・・あ。起きた。」

 

 

ヘタレ末「・・・・おにいちゃん・・・怖い夢みたぁ・・・。」ゴシゴシ

 

 

ヘタレ「・・・・怖い・・・夢・・・?」

 

 

ヘタレ末「・・・ぅん・・・。母屋に・・・忘れ物を届けに行って・・・・・

     そしたら・・・・・胸筋バキバキの軍曹と 長身で笑顔の怖い大将と

     頭に血液をこびり付かせている曹長に 曹長と一緒に不気味な笑みを浮かべる

     毒蛇・・・・。極道顔のキラー家の誰かと亀甲縛りの元帥が居たの・・・。」プルプルプル

 

 

ヘタレ「・・・。それは・・・怖かったね・・・。」ヨシヨシ・・・

 

 

ヘタレ末「母屋は世紀末だった・・・・。それでココは・・・」プルプルプル

 

 

軍曹「・・・・・母屋。」ジトー

 

 

ヘタレ末「」

 

 

ヘタレ「・・・・だいじょうぶ・・・。・・・・お兄ちゃんが・・・ついているから・・・・・・

    ぐ・・・軍曹さん・・・に 玩具を拾った場所・・・・・・教えて・・・?」

 

 

ヘタレ末「・・・・・あ、あの・・・・おも・・・おもちゃ・・・は・・・。」ガクガクガク・・・

 

 

軍曹「・・・・・怯えさせてすまないな・・・。でも、大事なことなんだ。・・何処で拾ったのか

   教えて欲しい。」

 

 

ヘタレ末「・・・・この・・・玩具は竹藪の・・・・・奥地で・・・見つけました。」プルプルプル

 

 

軍曹「防空壕周辺か?」

 

 

ヘタレ末「・・・そうですね・・・それより・・・龍虫・・・さん家の・・・・・・周辺です。」プルプルプル

 

 

軍曹「・・・ありがとう。」

 

 

ヘタレ末「・・・は・・・はい・・・。」プルプルプル

 

 

元帥「軍曹。」

 

 

軍曹「準備は出来た?」

 

 

曹長「・・・・・・一応・・・持てる銃器は持ってもらったよ・・・。」

 

 

元帥「隊長の武器庫と違って、そこまで殺傷力のあるやつじゃないが

   身内同士の戦闘には持って来いの武器だ。」

 

 

ヘタレ長女「・・・・・・飛びながらは・・・撃てそうにありませんね。」ジャキッ

 

 

ヘタレ次女「空中戦は・・・わたしたち不利・・・・・だから・・・。」チャキチャキ

 

 

ヘタレ三女「・・足で器用に・・・・射撃は無理か。」ガッシャコ

 

 

ヘタレ11女「まったく・・・約束したのに・・・。・・・超音波は良好。」キィィィ・・・

 

 

ヘタレ末「え・・・あれ・・・?」プルプルプル

 

 

ヘタレ「・・・13女は・・・・5女達と一緒に・・・母屋防衛・・・・してて。」

 

 

ヘタレ末「お・・・おにいちゃん・・・どういうこと?」プルプルプル

 

 

ヘタレ「・・・この間・・・貸しを作ったから・・・・・そのお返しで・・・作戦に参加するの。」

 

 

ヘタレ末「・・・・・!」プルプルプル

 

 

ヘタレ「私を含めた5人が突撃班に・・・。残りの8人は防衛班に・・・

    ・・・・・参加したくなかったら・・・大将家に・・・・・居て。・・・自由参加だから。」

 

 

ヘタレ末「・・・・・うん。」プルプルプル

 

 

毒蛇「安全装置を外して、射撃。よね?」

 

 

尖兵「うん。この時、この銃はストックを伸ばして肩に当てて安定させるの。」

 

 

大将「おおー。大将ちゃんでも羽織れる防弾ベストあるんだ☆」

 

 

元帥「XLにも対応してあるからな。」ジャキッ

 

 

軍曹「・・・・。」

 

 

曹長「・・・そろそろかな・・・・・・軍曹。・・・作戦を。」[ホワイトボード準備]

 

 

軍曹「・・・・・攻撃開始は今夜。あと5時間後。目標:隊長及び伍長の救出。

   小細工はせず、正面から突撃する。途中分かれ道や敵の障害トラップが

   あるだろう。しかし3人一組を崩さなければ怖いものはない。」カキカキカキ

 

軍曹[部隊をA班B班に分ける。A班は突撃班、B班は外部からの工作を頼む

   スモークグレネードなどの工作を頼んだ。曹は監視カメラのハッキングを。

   その内容は俺達の携帯に常に写し出すようにしておいてくれ。班分けは以下の通り

   A班:軍曹 元帥 曹長 ヘタレ11女 ヘタレ 毒蛇 B班:大将 ヘタレ長次三女

   突入時刻は3時間後。準備に入れ。]カキカキカキ

 

 

軍曹「いいな?」

 

 

曹長「・・・・了解。・・・・・・・・準備に取り掛かろうか・・・。」

 

 

 




――母屋―――

曹長「・・・・・王の目の前で・・・・・放尿したの?」(驚愕・真顔)


隊長「か、開拓ルートのチャンス手に入れたし・・。これこそコラテラル。」(震声・涙目)


キラー2「なお、王に考えが全て筒抜けな模様。」


ヘタレ末「さ・・・・・さすがは・・・・防空壕の・・・・・女帝・・・さん・・・・・です。」オドオド


王「ふっ。私に隠しごとを行おうなど千年歳分 早いのです。」ドヤッ


ヘタレ11女「おっと? 実年齢暴露かなぁ・・・?」クスクスクス


ヘタレ長女「シッ。11女 そういうことは言わないの。面白いけど。」クスクスクス


ヘタレ次女「9XX歳だと仮定して若い女のケツを追いかけるってどうなの?」クスクスクス


ヘタレ三女「売れ残りを焦っている感がすごいよねー。」クスクスクス


元帥「その辺にしといてやれよ・・・。王が微笑のまま固まって震えているじゃないか。」


ヘタレ「貴重な王の涙目ゲット♪ ハイチーズ。」クスクスクス カシャリ。


大将「そういえば、王ってさ、前回の後書きにも参加できてなかったよね☆」


毒蛇「・・・・・・・。」ドヤァァァ


軍曹「王、号泣しないで貰えるかしら? ええと・・・今日はちゃんと時間通りね。」


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