[短編連載SS]魔物娘たちとの日常   作:Vermillion

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非日常120話-軍曹「フンッ!!」バキャッ! ドゴォォォン!!

――母屋・台所―――

 

軍曹「・・・!!」ノシノシノシ! バッ

 

 

ヘタレ一家『・・・。』

 

 

元帥「・・・・。」ジャキッ

 

 

毒蛇「・・・。」ムゥ・・・

 

 

大将「☆」ニッコリ

 

 

軍曹「・・・・。」ハァ・・・

 

 

曹長「・・・。」スッ

 

 

軍曹「・・・?」

 

 

曹長[鼓舞は不要!! 士気は最大値!! 突撃の掛け声を!!]

 

曹長「・・・。」グッド!

 

 

軍曹「はぁ・・・。そんなに言うなら・・・。」スゥ・・・

 

 

 

 

 

軍曹「これより! 人質救出及び敵陣殲滅作戦を開始する!!!

   総員討って討って討ちまくれ!! ・・・・・突撃!!!」ガララララ・・・!!

 

 

曹長「Go! Go! Go!!」スタタタタタタ!!

 

 

元帥「ッ!!!」ダダダダダダッ!

 

 

 

 

 

パタパタパタパタパタ!!

 

 

 

 

 

毒蛇「大将、武運を。」シュルシュルシュル・・・

 

 

大将「あぽちゃんもね☆!」シュルシュルシュル・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――防空壕・王の間―――

 

兵長「た、大変だお! やっぱり軍曹達が・・・軍曹達が!!」

 

 

王「ええ。分かっています。やはり彼等は5時間も気長に待つことができる様な人達では

  ありませんからね。しかし、こちらもそれなりに準備の手筈は整っているでしょう?」

 

 

兵長「もちろんだお! 蜜蜂達にも一般兵装を装備させて、いつでも迎え撃てるような号―」

 

 

王「では。何等問題はありませんね。」

 

 

兵長「・・・。」コクン

 

 

王「しかし、あまり籠城戦は得策ではありませんね。もし、軍曹あるいは精鋭少数部隊の

  魔物が攻撃を掻い潜って背後の扉から隊長さんを救い出してしまったら、私達の敗北

  は確定的です。なんとしてでもそれだけは阻止しなければなりません。」

 

 

兵長「そうだお・・・もし、隊長が手に入ったら・・・・向こうはもっと強力な武具を装備して

   兵長達に突っ込んでくるお。」

 

 

王「ですから、ここの防衛は蜜蜂さん達に任せて私達は避難をしましょうか。」

 

 

兵長「・・・避難と言っても・・・・・・何処に逃げる気ですかお?」

 

 

王「そんなことは聞かずとも分かるでしょう?」クスクスクス

 

 

兵長「・・・・。」

 

 

「わんぬヤーやいびーん。」ヌッ スルスルスル・・・ スタッ

 

 

兵長「・・・・!?」

 

 

王「そちらの準備は出来ましたか?」

 

 

「勿論。龍虫、バイオベース共々強化を施してえーた。軍曹を倒すくとぅや出来なくても

 とぅー分んかい時間稼ぎなら役んかい立つ。」

 

 

王「そうですか、それでは貴女は博士や包帯に避難を始めるようにと伝えることを・・・。」

 

 

「言われなくとも、ちょぎりーさー行動そーん。」パチン

 

 

博士「ファラオ様! 贈れてしまい申し訳ございません!」バタン

 

 

包帯「・・・・・。」ヨロヨロヨロ

 

 

助手「隊長に踏まれて、殴られた部分がまだ痛いにゃ・・・。」サスリサスリ・・・

 

 

王「・・・上出来ですね。それでは伍長さんを上手く使って隊長さんを例の場所まで

  移動させて頂けますか?」

 

 

「まかちょーけ。」ススススス・・・ バタン

 

 

王「博士や包帯や助手も、彼女だけでは対処しきれない問題もあるでしょう。

  ついて行き彼女の補助をするように。」

 

 

博士「はっ!」ビシッ

 

包帯「・・・!」ビシッ ヨロロロロ・・・

 

助手「了解にゃ・・・。」サスリサスリ・・・

 

 

兵長「へ、兵長も 通信機器の痕跡は消したお。すぐに避難できる――」

 

 

王「兵長さんは少しお話があります。今後の作戦で重要な任務をお任せしたいと。

  隊長さんを監禁している奥の部屋に向かう前に少し残って頂いても

  宜しいですか?」ニッコリ

 

 

兵長「お?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――防空壕・玄関―――

 

曹長「・・・・・玄関・・・蜜蜂の敵影あり・・・・・。武装・・・近接・・・・・。スタンガンも・・・

   ・・・いるね・・・・・奇襲には気を付けて・・・。」ジー・・・

 

 

11女「・・・・・・敵兵・・・・・・目の前の曲がり角と・・・ゴミ箱の中・・・。

   本棚があるけど、その裏には空洞があって5人ほど隠れているから。

   超音波で分かるのはこのぐらい。」

 

 

軍曹「・・・・・。」ゴゴゴゴゴゴゴ・・・

 

 

元帥「どうする? 蹴り破って掃射するか?」

 

 

毒蛇「弾薬をばら撒けばいいのでしょう? SMGが適しているんじゃないかしら?」ジャキッ

 

 

軍曹「蹴り破るわ。毒蛇、援護をお願い。」スッ

 

 

毒蛇「首から下を狙って蜂共を蜂の巣にしてやるわ・・・。」

 

 

軍曹「フンッ!!」バキャッ! ドゴォォォン!!

 

 

元帥「」

 

 

11女「」

 

 

曹長「・・・・ひゅー・・・軍曹の馬鹿力・・・・。私達に・・・できない・・・・・・こと・・・扉を・・・

   文字通り・・・・ぶっ飛ばした・・・ね。」

 

 

毒蛇「・・! そこボサッとしないで!! 両側の通路から敵が急接近しているわ!!

   なんとかSMGで襲撃できているけど・・・!!」タタタンッ! タタタンッ! タタタンッ!!

 

 

元帥「あ、お、おう!! 俺もぶち込むぜ!!」ズダァン!!! ガッシャコ・・・

 

 

曹長「・・・・あ・・・そこ・・・・・・右に行くと・・・守衛室・・・。

   王の・・・・・間・・・まで・・・・・の・・・・・ルートは・・・・・・携帯に・・・・提示・・・した通り。」

 

 

元帥「なんでそんなルート知ってんだ!?」ズダァン!! ガッシャコ・・・

 

 

毒蛇「・・・・・。」タタタン! タタタン! タタタン!

 

 

曹長「・・・・以前・・・・・毒蛇と・・・隊長とで・・・・・・忍び込んだから・・・・・・。」

 

 

元帥「・・・・・・。」

 

 

曹長「・・・・・ほら、手が止まってる・・・・・よ・・・。」シュッ!

 

 

元帥「曹長!? それ本物の投げナイフじゃ・・・!?」

 

 

曹長「・・・・・別に・・・・当てるつもりは無い・・・・牽制。」クルクルクル パシッ

 

 

毒蛇「・・・・・・。」タタタン! タタタン! ガチッ!!

 

 

元帥「・・・・! 毒蛇、弾切れだ! リロードしないともう撃てないぞ!!」

 

 

毒蛇「え、ええと・・・リロードは・・・。」ゴソゴソ

 

 

 

 

蜜蜂s『弾が切れたぞ~! とつげきー。』

 

 

 

 

曹長「・・・・・あ、手が滑った・・・。」クルクルクル ブンッ!! ザクッ

 

 

蜜蜂152「ひっ」ステン

 

 

曹長「・・・・・危ない・・・危ない・・・・・危うく・・・・・刺さるところだったね・・・。」ニィ・・・

 

 

軍曹「曹長。」

 

 

曹長「・・・わかってるってば・・・・・・。でも・・・。・・・・・あまり・・・・・・動かれると・・・・・

   ・・次は・・・・・本当に当てちゃうかも・・・・・・なぁ?」ニタァ・・・

 

 

 

 

蜜蜂s『・・・。』ジリッ

 

 

 

 

曹長「・・・・・・こっちは・・・・・・大切な・・・・ものを・・・・・・盗られて・・・・心底・・・・・

   ・・・キているの・・・・軍曹から・・・・・・殺すな・・・・とは・・・言われているけど・・・・

   不慮の事故・・・・・が・・あるかもね・・・・?」ギロッ

 

 

 

 

蜜蜂s『・・・。』ジリジリ・・・

 

 

蜜蜂R1「ひ、ひくなー! これも牽制の一手だー! 王女様の命令だよー!

     振るい立―――」

 

 

 

 

曹長「・・・・・・あ、手が・・・!!」シャキン!! ブオン!!

 

 

 

 

蜜蜂R1「っぁ!?」ザクッ

 

 

蜜蜂148「くみちょー!?」

 

 

蜜蜂139「組長がやられたー!」

 

 

 

 

軍曹「・・・曹長!!」

 

 

曹長「・・・・・多少の犠牲は・・・・・必要・・・それに・・・・・毒蛇や・・・元帥だって・・・・・・

   衝撃弾・・・撃ってるし・・・・・同じじゃない・・・?」ゴシゴシ・・・

 

 

ヘタレ「・・・死んではいない・・・・・・みたいですし・・・ね・・・。」

 

 

曹長「・・・耳に刺さっただけ・・・・・・。それに・・・・・魔物の・・・治癒力なら・・・・・

   大した・・・・・怪我じゃない・・・・・。」

 

 

毒蛇「わわわ! 元帥、部品が! 部品が飛んだわよ!?」ピョーン

 

 

元帥「なんでバネが外れるんだ!? どんな整備してたんだこの銃!!?」

 

 

曹長「・・・・・・銃組が・・・オシャカ・・・。・・・・・・だから・・・・・『あえて』・・・伝える・・・・・

   負傷者を・・・出したくないなら・・・・・何もするな・・・。」ギロッ

 

 

 

 

蜜蜂s『・・・・・。』

 

 

蜜蜂120「でも、でも・・・王女様を御守しないと。」

 

 

蜜蜂114「そうだー。王女を護るんだー!」

 

 

 

 

曹長「・・・・・・それじゃ・・・・。」チャキッ

 

 

軍曹「曹長、待て。・・・蜜蜂。俺達は俺達の大事な者を取り返しに来ただけだ。

   貴方達には悪いが今回王女に興味はない。曹長の言う通りこれ以上の負傷者を

   出すことは互いにとっても良くない。・・・引いてくれないか?」

 

 

 

 

蜜蜂72「作戦たーいむ!!」

 

 

蜜蜂150「だって、どうする?」

 

 

蜜蜂147「どうするもなにも、王女様に任されたところを放棄するのはー・・・。」

 

 

蜜蜂96「でも、曹長とか・・・あの・・・ヘタレの隣のワーバットの子とか・・・・・

     凄い殺気だよ・・・? 戦ったらまずいんじゃないかなぁ・・・。」

 

 

蜜蜂118「本当に手元が狂って・・・殺されそうだよ?」

 

 

蜜蜂110「まだ伴侶が居ないのに死にたくないよー。」

 

 

蜜蜂105「どうする? 現場のリーダーもやられちゃったし・・・引く? 引く?」

 

 

蜜蜂103「救護班、そっちどう?」

 

 

蜜蜂104「銃で撃たれた味方は気絶。組長の止血はなんとかできたよー。」

 

 

蜜蜂107「弾切れを狙うのは非効率だと思うよー。」

 

 

蜜蜂106「その肝心の銃は壊れているけど・・・。」

 

 

蜜蜂102「・・・。」ヒョッコリ

 

 

 

 

曹長「・・・・。」クルクルクル パシッ クルクルクル パシッ ギロッ

 

 

 

 

蜜蜂102「・・・・確実に・・・死人が出るね・・・。」ブルブルブル

 

 

蜜蜂101「引こうか? 引こう。」

 

 

蜜蜂100「でも普通に引いたら・・・。」

 

 

蜜蜂151「じゃぁ、王女様の居る周辺を固めて、あとはノーガードで。」

 

 

蜜蜂149「そうしよう。そうしよう。」

 

 

蜜蜂147「私達の任務は王女様を護る事だからね。」

 

 

蜜蜂146「多少はねー?」

 

 

蜜蜂130「それじゃ、みんな負傷者を抱えて王女様の部屋と、その周辺集合ねー。」

 

 

蜜蜂128「逃げろー逃げろー。」

 

 

蜜蜂129「てったいせーん!」

 

 

 

 

 

ブーン ブーン ブーーーン

ブーン ブーン ブーン

ブブーン ブーン ブブブーン

ブーン ブーン ブーン

 

 

 

 

 

曹長「・・・・・・行く?」クルクルクル パシッ

 

 

軍曹「あぁ。・・・元帥。」

 

 

元帥「いつでも行けるぜ。いつでも撃てるわけじゃないけどな・・・。」カチャカチャカチャ・・・

 

 

毒蛇「ここを引いて、引き金を引けばいいのよね?」ガッシャコ・・・

 

 

元帥「おう、それでもう弾が出る筈――」

 

 

毒蛇「」ズガァン!!

 

 

全員『?!』ビクゥ

 

 

毒蛇「・・・・・・あ、扱いには・・・気を付けるわね・・・。」プルプルプル・・・

 

 

元帥「お、おう・・・。」

 

 

11女「兄さん・・・・・・。」ビクビク

 

 

ヘタレ「・・・・・・索敵して・・・・よう・・・・ね?」オドオド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――防空壕・監禁部屋―――

 

・・・・・ガァン!!

 

 

伍長「・・・・・。」ピクッ

 

 

隊長「・・・?」

 

 

伍長「・・・・・。」ジー・・・

 

 

隊長「・・・・出口を眺めてどうしたの?」

 

 

伍長「・・・・なんでもない。」

 

 

隊長「・・・何か外に居るの?」

 

 

伍長「空耳だよ。」

 

 

隊長「・・・・・。」スッ ペタペタペタ・・・

 

 

伍長「隊長、どこに行くの?」

 

 

隊長「ちょっと扉の向こうまで・・・。」ペタペタペタ・・・

 

 

伍長「逃げる気?」ガルルルル・・・

 

 

隊長「・・・・・伍長。」

 

 

伍長「・・・。」ガルルルル

 

 

隊長「お手。」スッ

 

 

伍長「はい。」ポフ・・・ ガルルル?

 

 

隊長「そして、この手をわたくしの首根っこに・・・。」スッ

 

 

伍長「・・・。」ガル?

 

 

隊長「逃げたら思いっきり、首を絞めて。どうぞ。」

 

 

伍長「・・・。」

 

 

隊長「・・・・・・何か扉の向こうに・・・。」ギィ・・・ ヒョッコリ

 

 

「ぁら、こちらから出向かねぇくても来てくりゆんとや。ちゃーびらさい。」ニッコリ

 

 

隊長「・・・。」パタン

 

 

伍長「・・・・。」

 

 

隊長「・・・。」ギィ・・・

 

 

「くまやちょぎりーさー駄みーみたいやっさーから、マジュン避難しましょ?」ニコニコ

 

 

隊長「・・・。」パタン

 

 

伍長「・・・隊長?」

 

 

隊長「伍長! そこの棚でバリケード作るよ!! 軍曹だ! 軍曹もどきが直接来た!!」グッ

 

 

伍長「軍曹!? 隊長を護らなきゃ・・・わかったよ!」

 

 

 

 




――防空壕・王の間―――

曹長「イタタタタタタ!! イタイヨ! イタイヨ!!」


元帥「!? 軍曹、隊長!! 急に曹長が苦しみだして!!」アタフタ


ヘタレ長女「オホホー。特徴ガ似テイルカラッテ、真似シチャウノハ、中学生マデダヨー。」


ヘタレ次女「中二病モ ココマデクルト 目モ開ケラレナイヨー。」


ヘタレ三女「・・・・。」チラッ


毒蛇「イタイヨー。イタイヨー。黒幕ぶって、何かの真似をしている誰かさんがイタイヨー。」


ヘタレ五女「目ガー。」


大将「・・・・そういうことなのかー☆ アタタタタ☆ 肋骨が粉砕したー☆」


ヘタレ六女「姉さん、姉さん! 痛がってる場合じゃないって!! カメラカメラ!!」


ヘタレ七女「デモ イタイノハ カワラナイヨー!」


ヘタレ八女「オニーサン、イタイヨー。イタイヨー。」


隊長「グンソー 絆創膏モッテキテ-! ナルベク オオキナヤツー 人ヒトリ巻ケルグライノー。」


ヘタレ九女「ソレモ、ネンチャクセイノ スゴイヤツー。」


ヘタレ十女「私は十分痛いと思うのだけど、どう思います?」


ヘタレ11女「ミテラレナイ。」


ヘタレ12女「オナジク。」


「おお、いたいいたい。」


王「(´;ω;`)」


ヘタレ「ハイ!! チーズッ!!!」パシャリ カシャリ


軍曹「・・・・アイタタタ。」


ヘタレ末「ここまで王さんに対する擁護の声が無いのが・・・最大の恐怖です・・・。」オロオロ


伍長「博士は仕留めたからね!! 擁護する魔物は居ないよ!」ギュー


博士「」締め堕ち


包帯「・・・・・・。」ヤレヤレ


助手「今回は仕方ないと思うにゃ。」


兵長[兵長は出来るだけ遠くに逃げます。次回あたりに死にそうな予感がするから。]



――防空壕・ラジオ―――

蜜蜂R1『はーい、みんな始めるよー。せーのっ!』


蜜蜂s『蜜蜂だらけのドキドキらじおー♪』


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