[短編連載SS]魔物娘たちとの日常   作:Vermillion

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非日常127話-曹長「・・・・・・・神に祈る?」

 

――母屋・台所―――

 

元帥「・・・・。」ヌッ ハイライトオフ ヨッコイショ

 

 

曹長「・・・・。ここは・・・・・。」ヨッコイショ

 

 

元帥「俺達の家だ。」ハイライトオフ

 

 

曹長「・・・・・見たことある・・・・・地下通路に・・・・繋がったと・・・・思えば・・・・・・

   母屋・・・への・・・・・道だったか・・・。」

 

 

元帥「・・・・・・曹長はどう観る?」ハイライトオフ

 

 

曹長「・・・・・・何が。」

 

 

元帥「静まり返った母屋。電気の付いた明るい台所。侵入者共の足跡。」ハイライトオフ

 

 

曹長「・・・・答えなくても・・・分かってるんじゃない・・・・・?」

 

 

元帥「・・・・・・。」ハイライトオフ

 

 

曹長「・・・・弾丸の補充。・・・・索敵。・・・・・付近の捜索」

 

 

元帥「・・・・・あぁ。」ハイライトオフ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――中の間―――

 

元帥「・・・・・誰も居ないな。」ハイライトオフ

 

 

曹長「・・・『母屋』の・・・・・地上には・・・・・誰も居ないね。」

 

 

元帥「・・・・・軍曹達も奴等にヤラれたのか?」ハイライトオフ

 

 

曹長「・・・・さぁ? 簡単に・・・・・やられる・・・・タマじゃないと・・・・・・・思うけど。」

 

 

 

 

 

ガララララララ・・・

 

 

 

 

 

元帥「・・・・・・・。」ハイライトオフ

 

 

曹長「・・・・誰かが・・・・・・帰ってきたの・・・かな?」

 

 

元帥「・・・・そうじゃないか?」ハイライトオフ

 

 

曹長「・・・・。」スススス・・・

 

 

元帥「・・・・。」フラフラ・・・

 

 

 

 

 

 

 

ヘタレ「ただい・・・・・ま。」オロッ?

 

 

毒蛇「帰って来たわよ。って、誰も居ないじゃない。」

 

 

ヘタレ「5女・・・・・? 12女・・・・?」オロオロ

 

 

毒蛇「まったく・・・・貴方たちの長女と言い、配置を放棄して何処に行ったのかしら。」

 

 

ヘタレ「・・・。」ビクッ ダキッ

 

 

毒蛇「何よ。急に抱き着いたりなんかして、そっちに何か居るの?」ジッ・・・

 

 

曹長「・・・・毒蛇とヘタレか。・・・・・・おかえり。」ヌッ

 

 

元帥「・・・・・・。」ハイライトオフ ヌッ

 

 

毒蛇「曹長と元帥じゃない。・・・・え? 何故、貴方達が先に帰ってきているの?」

 

 

曹長「敵の・・・・隠し通路で・・・・・・追ってきたら・・・・・・早く到着した。」

 

 

元帥「・・・・・・・。」ハイライトオフ

 

 

毒蛇「・・・敵影は?」

 

 

曹長「確認できず・・・でも・・・・・地上のみの話・・・・・。

   ・・・・・・准尉の秘密部屋は・・・・未確認・・・・・。」

 

 

毒蛇「それじゃ、この惨状から察するにそこにいる確率が高いわね。」

 

 

元帥「・・・・・・。」ハイライトオフ

 

 

毒蛇「・・・。元帥、先ほどから何も話さず、目は虚ろだけど大丈夫なの?」

 

 

曹長「・・正直・・・・大丈夫じゃない・・・・・・。・・・・・でも・・・・ある意味・・・・心強い味方・・・

   なのは・・・確か。」

 

 

元帥「・・・・・・。」ハイライトオフ

 

 

毒蛇「そ、そう。」

 

 

ヘタレ「・・・・・み、みんなー・・・・帰って来たよー・・・・・・意地悪なら・・・・また今度に

    しましょう・・・・よ。」パタパタパタ

 

 

元帥「・・・・・・。」ハイライトオフ

 

 

毒蛇「・・・この後はどうするつもりなの?」

 

 

曹長「・・・・軍曹の・・・・・指示・・・・・・仰ぎたいところ・・・・・・・だけど・・・結論・・・

   地下通路の・・・・・・件から・・・・捜索場所が・・・・・准尉の秘密部屋ぐらい・・・。」

 

 

毒蛇「つまり、結局のところ今後の方針としては 全員が帰還するまで待機し、その後

   準備が整い次第、その准尉の秘密部屋とやらに突撃かしら?」

 

 

曹長「・・・・・・・そうなる・・・。」

 

 

毒蛇「・・・何か特別に必要な物は思いつくかしら?

   必要に応じて、離れに戻って必要な道具を集めてくるけれど。」

 

 

曹長「そう・・・・だね・・・・・・。ワイヤーカッターでも・・・・・切断できない・・・・・・

   太い・・・・ワイヤーロープや・・・・・・ガスマスク・・・・・キーピック用具・・・・・・

   マッピングの・・・・出来るもの・・・・・目印・・・になるもの・・・・・・・。あとは・・・・。

   遭難した時・・・・の為に・・・・・・遺書と・・・・・携帯食料・・・・・水・・・・懐中電灯・・・・・

   ・・・・・・・んー・・・・王の絶対命令・・・・・防止の・・・・・・マジックアイテムかな・・・。」

 

 

毒蛇「・・・・・。ちょっと待って。今、遺書って単語が聞こえたのだけど気のせいかしら?」

 

 

曹長「・・・・・・言ったよ・・・・。」

 

 

毒蛇「・・・・・・。」

 

 

曹長「・・・。」

 

 

毒蛇「・・・・・・。」

 

 

曹長「・・・。」

 

 

毒蛇「どうしてあなた達の身内が創造したダンジョンを

   攻略するのに死を覚悟なきゃならないのよ・・・。」ワナワナワナ・・・

 

 

曹長「・・・・・。・・・・創造した人物が・・・・・人物だけに?」

 

 

毒蛇「だからって、遺書・・・・。」

 

 

曹長「・・・・地下1階程度なら・・・死の覚悟・・・・いや、場合によっては・・・・必要かな・・・。」

 

 

毒蛇「母屋の当主様は止めなかったの。」

 

 

曹長「軍曹も。・・・・あそこまで・・・・・・規模が・・・・大きくなる・・・・とは・・・・想定して・・・・

   ・・・なかった・・・んじゃないか・・・・な。」

 

 

毒蛇「え? 軍曹?」

 

 

曹長「・・・当主は・・・・・軍曹だよ・・・。」

 

 

毒蛇「・・・・・・・。」キョトン

 

 

曹長「・・・・その反応は・・・・・・分からないこともない・・・・・・けど、当主は・・・

   軍曹・・・・・・これ豆知識。」

 

 

毒蛇「そうだったの・・・。ゴホン・・・・・最下層は何F?」

 

 

曹長「不明。」キッパリ

 

 

毒蛇「それじゃ、分かる範囲で良いから教えて頂戴。」

 

 

曹長「地下2階。」キッパリ

 

 

毒蛇「・・・・・。」

 

 

曹長「・・・。」

 

 

毒蛇「ピラミッドと秘密部屋・・・広いのはどちら?」

 

 

曹長「准尉の秘密部屋(確信)。」キッパリ

 

 

毒蛇「・・・・・ちょっと待って、なんだか攻略が絶望的にしか見えないのだけど。」

 

 

曹長「・・・・実質・・・・・超絶望的。」

 

 

毒蛇「どうしろっていうのよ。」

 

 

曹長「・・・・・・・・創造主さえ・・・・なんとかできれば・・・・勝機はあるよ?」

 

 

毒蛇「味方にでも付ける気? その作戦。絶対に不可能だと思うけど。」

 

 

曹長「・・・・・王と創造主・・・仲違いさせられればね・・・・。」

 

 

毒蛇「どうやって仲違いさせるつもりよ。」

 

 

曹長「・・・・・・・神に祈る?」

 

 

毒蛇「神は居ない。そもそも彼女たちが仲違いさせるためのきっかけがないでしょうが。

   今は1つの同じ目標に突き進んでいるのよ? そんな彼女たちが――」

 

 

曹長「・・・・・ないことはない・・・。」

 

 

毒蛇「それは何。」

 

 

曹長「・・・・王は・・・ゲーム感覚で楽しみながら、子作りしたい・・・・・・。

   ・・・アイツは・・・・・純粋に・・・ガチ子作りしたい・・・・。ここの・・・方向性の違い・・・。」

 

 

毒蛇「・・・・・はぁ・・・。」アタマカカエ

 

 

曹長「・・・。」ジトー

 

 

毒蛇「その祈りが届くと良いわね。」ハイハイ

 

 

曹長「・・・・0.1%ぐらいの・・・・・・望みは・・・ある。」

 

 

毒蛇「低すぎるでしょう。」

 

 

曹長「・・・・・・。」

 

 

毒蛇「まぁ、1つだけ朗報があるわよ。」

 

 

曹長「・・・?」

 

 

毒蛇「マジックアイテムなら回収済み。今は軍曹が持っているかしら。

   これで少なくとも王と対峙しても 多少は真面に戦えるんじゃないかしらね。」

 

 

曹長「・・・・それは・・・・・朗報・・・。」

 

 

毒蛇「ま、ガスマスクは揃えられないとしても、キーピック用具やマッピングの

   出来るものと・・・・コンパスあたりを取ってくるわね。」

 

 

曹長「・・・・・・念のため・・・・・ついて行こうか・・・?」

 

 

毒蛇「大した距離でもないし いいわよ。それよりも、先ほどから右往左往している

   ヘタレについていてあげてくれないかしら。今にも夜空に飛び立ちかねないわ。」

 

 

曹長「・・・・。」チラッ

 

 

ヘタレ「どこ・・・・みんな・・・・・何処に隠れているの・・・・?」パタパタパタ・・・

 

 

曹長「・・・了解。」

 

 

毒蛇「5分で戻るわ。」ガラララララ・・・

 

 

 

 

シュルシュルシュル・・・・

 

 

 

 

曹長「・・・・・・。」スタスタスタ・・・

 

 

 

 

 




――10010110111100―――

曹長「・・・・・・・・・使いづらい?」


元帥「・・・そ、曹長だっていつか出番がきっと来るぜ!!」


毒蛇「・・・・・・・ま、祈ってなさいよ。」


ヘタレ「曹長さんの・・・場合・・・・・・SHIELD忍者になったり・・・しませんかね?」




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