[短編連載SS]魔物娘たちとの日常   作:Vermillion

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非日常128話-軍曹「・・・・・・イザって時は、元帥を頼んだぞ。」

――母屋―――

 

ガラララララララ・・・

 

毒蛇「戻ったわよ。」

 

 

大将「おっかえりー☆」

 

 

軍曹「おかえり。」

 

 

毒蛇「・・・あら、いつの間にかに全員戻ってきたのね。・・・ヘタレはどうしたの?」

 

 

曹長「・・・・・・妹が倒れたから・・・看病している・・・・。あと押入れからヘタレ末を見つけて

   事情を聴いているところ。」

 

 

元帥「・・・・。」ハイライトオフ

 

 

毒蛇「・・・・そう。で、家から使えそうな道具を可能な限り持ってきたわよ。

   これでなんとか凌げるかしら?」ドサッ

 

 

曹長「・・・・・・。」マジマジ・・・

 

 

軍曹「良いんじゃないか?」

 

 

大将「わー、あぽちゃん 秘密の戸棚からリボルバーも持って来ちゃったんだ☆

   嬉しいような、怖いような、ちょっと複雑ー。」

 

 

元帥「・・・・・・で、いつ乗りこむんだ。俺はいつでも行ける。・・・早く地下に蠢く蛆虫共を

   隊長から振り払って焼却したいんだ。」ハイライトオフ

 

 

毒蛇「ちょっと待ちなさいよ。作戦は? もう話し合ったの? 曹長の話を聞く分だと、准尉の

   秘密の部屋はかなり広いんでしょう?」

 

 

元帥「作戦・・・。・・・・・・・出てきたクソ虫は全員射殺。以上。」ハイライトオフ

 

 

毒蛇「・・・・・・はぁ・・・。軍曹。」

 

 

軍曹「・・・向こうもこちらの行動は既に読んでいる筈だ。戦力を分散されない限りは、

   元帥の発案で向かう。以上だ。」

 

 

毒蛇「・・・・・・・本当に大丈夫なの? 相手はあのファラオと准尉なのよ?」

 

 

大将「なんだかんだ言って、軍曹は色々考えて居るから大丈夫だよー☆

   それに向こうは持っていない素晴らしい武器もあるしー☆ しーんぱーいないさ★」

 

 

毒蛇「・・・・。」

 

 

ヘタレ「・・・・ぁぅ・・・・あの・・・・・・。」

 

 

曹長「・・・・・・どう・・・だった・・・・?」

 

 

ヘタレ「末っ子からの・・・・・話しによると・・・・・その・・・・。」

 

 

軍曹「あぁ。」

 

 

ヘタレ「敵方は軍曹さんや・・・・曹長さんの考察通り・・・・・・准尉の秘密の部屋に・・・・

    尖兵や・・・妹たちを連れて・・・・・入って行ったそうです・・・・。」

 

 

元帥「今すぐ行こう。すぐ行こう。すぐ殺してやろう。」ハイライトオフ ガタッ

 

 

曹長「・・・・・報告ご苦労様。ヘタレは・・・・作戦に参加するの?」

 

 

ヘタレ「・・・妹たちの・・・・・看病に・・・・・・・回ります・・・・・借りを返せず・・・・・すみません。」

 

 

軍曹「いや十分だ。おかげで確証を得ることができた。ありがとう。と

   ヘタレ末にも伝えておいてくれ。」

 

 

ヘタレ「・・・・・・・は、はい・・・。」パタパタパタ・・・

 

 

元帥「軍曹。」

 

 

軍曹「・・・・・・・・分かっている。・・・・毒蛇を覗いて全員装備は整えてあるな。

   毒蛇の準備ができ次第突撃する。耳栓は必要時のみとは言わない。

   それでは、第2次救出作戦をここにて開催する。」

 

 

曹長「・・・・・。」ニタッ

 

 

元帥「・・・・・・。」ハイライトオフ フラフラフラ・・・

 

 

軍曹「・・・・・・。・・・曹長・・・・。」

 

 

曹長「・・・・ん?」

 

 

軍曹「・・・・・・イザって時は、元帥を頼んだぞ。」

 

 

曹長「・・・・・・ツッコミ役が、完全にボケに・・・・・・廻っているけど・・・・努力はする。」

 

 

軍曹「・・・・・・あぁ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――准尉の秘密の部屋・入口付近―――

 

助手「うにゃぁぁぁ・・・・眠たいにゃぁ・・・。」

 

 

包帯「・・・・・・!」

 

 

助手「分かっているにゃぁ。寝たらファラオ様にハブられちゃうから、軍曹達が突入して

   捕縛するまでは久々に頑張るにゃ。」

 

 

包帯「・・・・・・・?」

 

 

助手「そうにゃねぇ・・・・普通だったら、味方が敵に寝返って、その後に強大な敵が

   待ち構えている訳だから、普通は戦意喪失するはずなんにゃけどね・・・。

   よりにもよって相手は軍曹達で、盗まれたものは隊長だから・・・きっと、躍起に

   なって取り返しに来ると思うにゃ。」

 

 

包帯「・・・・。・・・・・。」

 

 

助手「私は今から寝返っても良いと思うにゃ。包帯だって、隊長とは大切な普通の

   トモダチだったんでしょ? それを上司の命令1つで裏切るその辛さ・・・・。

   辛すぎるにゃ。」

 

 

包帯「・・・・?」

 

 

助手「私は博士みたいに頭が固くにゃいからね。そこは個人の自由だと思っているにゃ。

   大体あのアヌビス野郎は頭が固すぎるのにゃ。上司の命令は絶対って・・・。」

 

 

包帯「・・・・・・。・・・・・。」

 

 

助手「・・・・・・にゃー。それじゃ、包帯を縛らせて貰うにゃ。」

 

 

包帯「・・・・!?」

 

 

助手「当たり前にゃ。そんな寝返る発言をした人間・・・もとい魔物娘♂を野放しには

   できないにゃ。・・・・と、言うのは建前で、本音としては今から普通に軍曹達の

   仲間になります。なんて言っても相手側から受け入れられるはずがないにゃ。

   だからここは一旦、裏切って味方から制裁を受けている体が必要になってくるにゃ。」

 

 

包帯「・・・・・・。」

 

 

助手「それに面子をよく考えるにゃ。鬼神軍曹、笑顔は狂気の印大将、准尉の次に極悪

   計画犯曹長、ファラオ様の宿敵アポピスが勢ぞろいしているのにゃよ? 唯一の良心で

   ある、いつもニコニコ伍長と、事情は聴いてくれる隊長はコッチで捕えているし・・

   残るは暴走する極悪計画犯曹長を止める元帥だけにゃ。

   ・・・これを聞いてどう思うにゃ?」

 

 

包帯「・・・、・・・・・・・・。」

 

 

助手「じゃ、大人しく縛られるにゃ。大丈夫にゃって。やられる間際、包帯は味方的な

   ことをちゃんと伝えておいてあげるから。」

 

 

包帯「・・・・! ・・・・・・・!!!」ペコペコ

 

 

助手「お礼なんていらにゃいにゃ。昔からの自我のなかった同僚の選択だからにゃ。

   私は喜んで応援するにゃ。」

 

 

包帯「・・・・・・!」

 

 

助手「それじゃ、ちょっと後ろ手で縛り上げるにゃ―――」

 

 

 

 

 

バァン!!

 

 

 

 

 

助手「うにゃ!?」

 

 

元帥「・・・・・・・。」ハイライトオフ

 

 

助手(くくくく、しめたにゃ。物わかりのいい元帥が一番手で乗りこんで来るとは・・・

   包帯を軍曹達の仲間にしやすいにゃ。)

 

助手「来たかにゃ!! ええい、どうして仲間内からの裏切りがあった直後に

   乗りこんでくるのかにゃ!! ヤロー共! 私が、裏切者! 包帯を縛り上げている間

   進入者を片付けるにゃ!!!」

 

助手(この配下は、ヘタレの妹たちで構成しているにゃ。良心的な元帥なら、

   きっと無傷で安全に―――)

 

 

 

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