[短編連載SS]魔物娘たちとの日常 作:Vermillion
大将「あははー、どうしよーあぽちゃん。
これって・・・・結界4の封じ込める奴だよね?」コンコン
毒蛇「そのようね。」[蜷局座り]
博士「何をしようと無駄だ。その大将君の口ぶりから察するに私の研究資料を読んだので
あろう? この結界は外からの強大な攻撃を受けない限り破れることは無い。
要するにだ。君達はここで我がファラオ様が救出するか、隊長君を取り戻した
軍曹君が破壊するまでは、ここから出ることなど不可能なのだよ。」
大将「そっかー・・・あぽちゃん、この犬やっちゃってもいい?」チャキ
毒蛇「弾の無駄だと思うわよ。狙撃した足をごらんなさいな。
傷一つないし、きっとこの馬鹿犬自身にも結界が貼ってあるのね。
現に大将が周囲を結界の散策している間、馬乗りになって殴打したり
尾で締め上げたりしたけど、このバカ犬顔色一つ変えずに見下したような
顔で嘲笑っていたわ。」
博士「抗う君達が面白おかしくて、つい
大将「ふーん・・・・。指の骨とかも折れない感じ?」マジマジ
博士「折れるものなら折って見せたまえ。」スッ
大将「へぇ・・・挑戦的だね★ 自分から指を指しだすなんて・・・・・・
それじゃ、お望み通り折ってあげようかな・・・★」ニッコリ!! ガシッ
毒蛇「あああーっ!! 血なまぐさい行為はアタシの目に映らない場所でやって頂戴!!」
大将「・・・・・。」グググググググ
博士「・・・・。・・・・どうした? 私の指を折るのではないのかね?」
大将「・・・・・。」グググググググ
博士「まぁ、気が済むまでへし折る試みを試してみてくれたまえ。
無駄な努力に過ぎないだろうが、口で諭すよりも君達のようなラミア族には
実際にやらせてみた方が早いことを悟った。」
大将「それはラミア族に関しての宣戦布告として受け取ってもいいのかな★」グググググ
博士「好きなように取るが良い。
・・・それと、大将君。君はメタ知識を使ってこの先の未来を予知して見せたな。」
大将「そうだけど・・・・?」グググググググ
博士「君だけがメタ知識を有していると考えるべきではないな。
それを言ってしまえば私も多少なりともメタ知識を有している。」
大将「・・・・ッ。」グググググ
博士「ほら、私の指を折る予定の力が弱まっているぞ?」
大将「ッ!!!」グググググググググ!!!!
博士「そこでだ。君は中の人の気力が、どうのとか言っていたがどうして
君は展開的に私達が負け、君達が勝ちエンディングに持っていかれると思ったの
だね? 君の発言を分析すると、早くENDに向かわせたいから逆に私達が
勝つ。という可能性も無きしもあらずだと思わなかったのかね?
現に先週を思い出して見たまえ。物語の続きは現れたかね?」
大将「・・・・・・・・・。
それを・・・やったら・・・・・話の展開的につまらなくない・・・?」グググググ
博士「最近ではBAD ENDも一つの楽しみとして見る見方の人もいるようだが?」
大将「それは俗に言う打ち切りENDっていうと思うんだよね。
そんな展開は望まない無いと思うんだ★」ググググググ
博士「いつまでも、王道に縋ると言うのもつまらないと
私は男体化してから考え始めている。」
毒蛇「あー! あー!! やめて、もうやめにしてくれないかしら!?
2人が何を話しているか分からなくて逆に頭が痛くなってくるわ!!
大将。ここで無駄な体力は使うべきではないと思うの!
バカ犬の口車に乗せられて、そのメタ知識? を展開するのも良いとは思うけど
今はもうやめて貰えるかしら!?」
大将「・・・・あぽちゃんがそういうなら☆」ニッコリ ググググググ・・・パッ
博士「体力を温存したところで何も変わらないとは思うがな。」
毒蛇「せめて、せめて・・・ね?
もっとそのメタ知識とやらで気が晴れる様な話はないかしら?」
大将「んーとね。
それじゃ、未来には私の進化系の他に、あぽちゃんの進化系も居るよー。」
毒蛇「へぇー・・・・。それで・・・・?」
大将「そこでは私達は真の姉妹とは言えないけど、親戚同士になるんだ☆」
毒蛇「・・・何かしら親戚って聞いて・・・逆に悪寒が・・・。」
大将「だいじょぶ☆ だいじょーぶ☆ 悲しいことだけど、まだ出会ってないから☆
あぽちゃんは3人姉妹の長女。私は7~9人姉妹の5女として生まれるんだ☆
それでね、それでね、その世界では・・・・。」
―――――
博士「」ガクガクブルブル・・・
毒蛇「その自分を追い詰めるスタイルで話を進めるのやめなさいな。」ハァ・・・
大将「あぽちゃん、その犬を匿っても良いことないよ?☆」ニジリニジリ・・・・