[短編連載SS]魔物娘たちとの日常   作:Vermillion

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日常13話-元帥「分身薬?」

博士「次は、この薬を飲んでもらいたいんだが…」

 

隊長「本当に魔物化とかの副作用は無いんだろうなぁ?」ジロジロ…

 

博士「この私の言うことが、信用できないというのかね?」コトッ…

 

隊長「まぁ、そういう訳じゃないんだけどさ…」

 

博士「ならば飲めるだろう? この薬を一気に飲みこんでみてくれ。」

 

隊長「分かったよ。行くぞ…」ゴクゴクゴク…

 

隊長「……。」

 

博士「な、何か体の異変は?」ドキドキ

 

隊長「…。無いよ。また失敗したんじゃないの?

   もうそろそろ帰らないとヘタレの強襲に出会うから、もう帰ってもいい?」

 

博士「そうか…分かった。後日、変化が起こったら教えてくれないか?」

 

隊長「あぁ、良いよ。じゃ、お疲れ様…また明日。」

 

博士「また明日………だな…。」

 

 

 

 

 

 

隊長「おはよー軍曹。」

 

軍曹「おはよう隊長 今日は随分と起きるのが早いわね。まだ朝食は出来ていないわよ?」

 

隊長「そうかー…なら、少し元帥と一緒にジョギングに行ってくるなー。」

 

軍曹「分かったわ。」

 

 

 

 

3分後…

 

隊長「おはよう、軍曹♪」

 

軍曹「おは…ってさっきも挨拶したじゃない。もうジョギングから帰ってきたの?」

 

隊長「ジョギング? 何のこと? それよりも、なんか朝食作るのに手伝うことはある?」

 

軍曹「…できたものをテーブルの上に並べてくれるかしら。」

 

隊長「はーい。」

 

 

 

 

10分後…

 

元帥「今日も完走したー! まさか隊長が、一緒に走るなんて言い出すとは思わなかったぜ。」

 

隊長「まぁねー。今日の軍曹の朝食は何だろうねー。」

 

ガラガラガラ…

 

元帥&隊長「ただいまー。」

軍曹&隊長「おかえりー。」

 

元帥「えっ…。」

軍曹「え?」

 

隊長0「よぉ、俺。元帥とジョギングはどうだったー?」ビシッ

 

隊長3「楽しかったよ。やっぱり、東金の朝は涼しいねー。お前の方はどうだった?」ビシィッ

 

隊長0「やっぱり、二人でやった方が効率良いや。」ハハハッ…

 

元帥「隊長が…」

軍曹「2人…?」

 

隊長6「おはようございます…」ウトウト…

 

隊長5「お腹減ったー…。」ギュルルルル…

 

隊長4「伍長と散歩してー…伍長とキャッチボールして…♪」ルンルン

 

元帥&軍曹「……。」ポカーン

 

隊長0「あれ、3人は?」

 

隊長6「えーっと、一人は研究中で朝食は要らないってー。」ウトウト

 

隊長5「一人は、まだ寝てるよ。」

 

隊長4「一人は、外食してくるって。」

 

准尉「みなはん、おはようさんどす。」

 

隊長0「あ、准尉おはよう。」ヤァ。

隊長3「おはよー。」ビシッ

隊長6「おはー…」ウトウト…

隊長5「ッ! 准尉様! おはようございます!」キリッ

隊長4「おっはろー。」フリフリ…

 

准尉「……。え。えっ?」ポカーン

 

隊長0「曹長も夜更かしで寝ているのかな?」

 

隊長6「多分、そうだと思うよー…」Zzz…

 

伍長「お腹減ったーご飯は……」ピタッ

 

隊長4「あ、伍長。おっはろ~。ご飯、食べ終わったらキャッチボールしようよ。」

 

伍長「()うんうん、やろ~やろ~♪」

 

 

 

 

 

 

隊長0「軍曹たちも食べようよ。」

 

軍曹「え…えぇ……。」

 

隊長s『頂きまーす。』

 

 

 

隊長4「あ、それ俺のウィンナー!!」

隊長3「残念、早い者勝ち~」

隊長6(クッキー作りたいなー…)モグモグ…

隊長0「ほら、俺。ウィンナーならあげるよ。」

隊長5(嗚呼、准尉様に罵られたい…♥)ボー…

 

 

 

元帥「……。」キョトン

 

軍曹「……。」キョトン

 

准尉「……。」キョトン

 

伍長「♪~~」パクパク…

 

 

 

 

隊長s『ごちそう様でした。』

 

隊長0「軍曹。食器運ぶのを手伝うよ。」カシャカシャ…

 

軍曹「あ、ありがと……」フキフキ…

 

隊長3「元帥ー。この後は何するー?」

 

元帥「い、いや…特に何も……」

 

隊長6「ねぇ、俺。クッキー作りたいから、台所開いたら使わせて。」

 

隊長0「良いよ~。」

 

隊長4「伍長、行こっか。」

 

伍長「うん♪」

 

准尉「ええっと…そない……」

 

隊長5「准尉様、この卑しき―――」ハァハァ

 

隊長1「…。」ガッ

 

隊長5「エルボゥ!?」ガクーン

 

隊長1「…。」ギロッ

 

准尉「」ビクッ

 

隊長1「……。」ズルズルズル…

 

 

 

 

 

 

 

 

軍曹「ね、ねぇ…隊長。」ゴシゴシ…

 

隊長0「ん~? なーに?」ゴシゴシ…

 

軍曹「わ、私には…隊長が増えたように感じたのだけれども……気のせいかしら…?」チラッ

 

隊長0「増えたよー。」サラッ

 

 

 

ガッシャーン!

 

 

 

軍曹「な…なっ……」ブルブル…

 

隊長0「あー…割れちゃった……軍曹、危ないからこっちを先に洗ってて。俺が拾うから。」

 

軍曹「……。」ブルブル…

 

隊長0「……軍曹?」カチャカチャ…

 

軍曹「な、なんで…そんなに……冷静なの…。」ブルブル…

 

隊長0「慌てても、しょうがないだろ? 慌てたって現状は変わらないんだし…」カチャカチャ…

 

隊長0「これで、よし。後で瀬戸物のゴミ箱に捨ててくるね。」

隊長0「じゃあ洗い物 続けようか。」ゴシゴシ…

 

軍曹「隊長…隊長は……今、何人いるの?」

 

隊長0「ん~…ざっと8,9人かな。正確には数えてないから分からないや。

    昼に一度集まってみるよ。」ゴシゴシ…

 

 

 

 

 

 

 

 

~昼~

 

隊長0「みんな、集合~」カモン、カモン

 

隊長6「ちょっとー。クッキーをまだ焼いている途中なんだけどー…」ズルズル…

 

隊長2「ん~…今は……13時か…」ゴロン

 

隊長7「分裂した理由は、やはりアレか…?」

 

隊長3「武器の手入れは、己の手入れ~♪」ガチャガチャ…

 

隊長5「夜中に准尉様にお仕置きしてもらうんだ…」(なんだよ…。)

 

隊長4「疲れたー。それと、俺 建前と本音が逆になっているよ。」

 

隊長1「……ケッ…くだらねェ。」ピリピリ…

 

軍曹「」

元帥「」

曹長「」

伍長「夢じゃなかった…。」

准尉「…。」(これで…襲いやすくならはったな。)ニヤリッ

 

隊長1「おい、[ピー]准尉…テメェまた黒い事考えただろ…」ピリピリ

 

准尉「……!」ビクッ

 

隊長1「ははーん…図星って顔をしやがって[禁止用語]んだよ!! [アグネスフィーバー]がッ!!」

 

隊長4「ちょ。誰か俺の口を塞いで!!」

 

隊長3「まかせろー」[死亡フラグ]

 

隊長5「テメェよくも准尉様を貶しやがったなっ!! ぶっ殺してやる!」[釘バット装備]

 

隊長6「穏やかじゃないねー。クッキー焼きに戻っていい?」スタスタスタ…

 

隊長0「俺は戻らない! 俺は釘バットを振りかぶるな!」

 

隊長2「そうちょー、SDAやろうぜー」カタカタカタ…

 

曹長「………ホストは私がやる…」カタカタカタ…

 

隊長7「うむむ…やはり……」ウロウロ…

 

 

 

 

 

元帥「カ」

軍曹「オ」

伍長「ス」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隊長1「魔物なんかに心を売りとばしやがって! それでも、お前等は反魔物派の人間か!!」

 

隊長0「いや…でも、軍曹達は昔からの友人だし…ね?」

 

隊長4「そーそー…伍長なんて、魔物化後もあんまり変わらないし…ね?」

 

隊長1「あぁん? 蜘蛛女と獣人の何処が良いんだ クソッタレ!! 腸引きずり出すぞ!」

 

隊長5「あ、またテメェ准尉様の事をdisりやがったな! 絶対にゆるさねえ!!

    その低い鼻を削ぐぞゴルァ!!」ガシッ

 

隊長1「あぁん?!! 十九里浜の海に沈めてやろうか!!!」グリッ

 

隊長0「ふ、二人とも…!」ガシッ

 

隊長1&5『うるせー!!』バキッ!!

 

隊長6「クッキーが焦げちゃうよー…戻っていい? 良いよね~。」スタスタスタ…

 

隊長2「ワンキル~♪」ナイスショット

 

曹長「ぐぬぬ…」ワォ

 

隊長3「これで、全員かな。元帥、昼寝しに行こうぜ。」ス…

 

元帥「お、おう…」ス…

 

隊長3「本当に元帥の手は暖かいよね…。」ほのぼの

 

元帥「……うん。」テレテレ

 

隊長4「もういいや。散歩に行こう伍長。」

 

伍長「そ、そうだね…。」

 

軍曹「」

准尉「」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~1時間後~

 

隊長1「」チーン

 

隊長0「縞模様のジョロウグモの何処が良いんじゃー!!」バキッ

 

隊長5「テメェの好きなアラクネだって体毛が フサフサで[禁止用語]ンだよ!!」ドコォ

 

隊長0「あ、お前ッッッッ!! また禁止用語使いやがったな! かもすぞゴルァ!!」ドムッ

 

隊長5「やってみろやハゲェ!!」ゴスッ

 

 

軍曹「」モウ…ワタシタチノ、コトデ…

准尉「」アラソワントイテ…

 

隊長7「………。」ユラァ…

 

 

 

 

 

 

 

 

~昼(後半)~

 

博士「何を騒いでいると思ったら…なんだ……これは…。」

 

隊長7「おお、博士。今は、散歩の時間ですか?」ニッコリ

 

博士「ああ…隊長君、これはいったいどういう事だね…?」

 

隊長1「」チーン

隊長5「」チーン

隊長0「」チーン

 

隊長7「見ての通り、昨日の薬品の実験は成功しましたよ博士。」[血塗れた辞書装備]

 

軍曹「……薬品…?」ゴゴゴゴゴ

 

博士「ぶ、ぶぶぶ分身の薬だ…。む、無論…隊長君には、任意の許可を取った。」

 

隊長7「えぇ。確かに、魔物化をしない事を条件に協力しましたよ。」

 

軍曹「…そうなの……。」

 

隊長7「と言う事で、博士。実験は成功したのですから、解毒薬の方を。」

 

博士「……。」

 

隊長7「…博士?」

 

博士「その…隊長君すまない。実は解毒薬なんだが……」

 

隊長7「……あぁ、言わなくていいですよ…。察しました。」ポンポン

 

博士「すまない…。それと、気安く人の頭を撫で―――」

 

隊長7「謝っている暇があるなら、俺も手伝うので作りに行きますよ。」

 

博士「すまない……。」

 

隊長7「あぁ。解毒薬を作り終えるまでは、俺は時間通りに動きませんからね。

    呪いで脅しても無駄ですよ…」ニッコリ

 

ハカセ「」ゴメンナサイ

 

 

隊長6「美味しい?」

 

包帯「……♪」モグモグ…

 

隊長6「それは良かった♪ いっぱい作ったから、たくさん食べていいよ♪」

 

 

 

 

 

 

~夜~

隊長1「で、誰が何処で寝るかだが…俺は此処を絶対に動かねぇ! 魔物がウジャウジャいる

    外なんかで寝られるか! 俺は此処に残るぞ!!」

 

隊長0「俺は、軍曹のところで寝るよ。最初は嫌がっていたけど、どうしてもって言うなら良いって    言ってくれたし♪」

 

隊長2「俺は、曹長のところで寝るよー。これからネット対戦を始めるんだ」カタカタカタ…

 

隊長3「俺は元帥のところねー。それと魔物嫌いの俺…それ死亡フラグな。」

 

隊長5「俺は准尉様に罵って―――」バキッ

隊長1「こいつは、俺と寝る。」

 

隊長6「♪~」

 

隊長0「何を作っているんだ?」

 

隊長6「見分けが、つきやすいように服に文字をプリントしているの~♪

    みんなの分もあるから好きな文字を書いといて~」

 

隊長3「あれ、伍長LOVEは?」

 

隊長6「伍長の小屋で寝るってさー。ちなみに俺は、包帯ちゃんのとこに泊まるから~。

    皆、書いた~?」

 

隊長0「書いたよー」

 

 

 

包帯「……。」コンコン

 

隊長6「あ、迎えに来てくれた♪ みんな、お休み~」

 

隊長0「おやすみ。」

隊長2「ノシ」

隊長5「」チーン…

隊長3「おやすみー。」

隊長1「……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

~隊長0~

隊長0「おぉ~ハンモック。」

 

軍曹「布団が無かったから、これで良いわよね。文句があるなら地べたで――」

 

隊長0「軍曹の作ったハンモックで寝れるなんて、俺 幸せかも…」ユラユラ…

 

軍曹「えっ……そ…そう。」

 

隊長0「おやすみ軍曹。」

 

軍曹「お、おやすみ…。」プルプル

軍曹(ヤリにくい…。)プルプルプル

 

 

 

 

 

 

~隊長2~

隊長2「さぁ、曹長!

    俺とお前がタッグを組んだら、世界一ってことをSDAの奴等に分からせてやろうぜ!」カチカチッ

 

曹長「……。」コクン…カチカチッ…

 

 

 

 

 

 

~隊長3~

元帥「ごぉー…ごぉー…」Zzz…

隊長3「がぁぁぁぁ…ごぉぉぉぉおおお…」Zzz…

 

 

 

 

 

 

~隊長4~

伍長「うーん…たいちょぉ……」ペロペロ…

隊長4「Zzz…」ギュー

 

 

 

 

 

 

~隊長5~

「」

 

 

 

 

 

 

~隊長6~

包帯「……?」

 

隊長6「あ、ゴメンね。起こしちゃった?」

 

包帯「……。」フルフル

包帯「………?」

 

隊長6「これ? 服を作っているんだよ。今度、包帯ちゃん用にも作ってあげるからね。」

 

包帯「……♪」

 

 

 

 

 

 

~隊長7~

博士「もう…予定の時間から5.5時間過ぎてAM2:00だぞ…もう止めないか? 明日に支障が出―」

 

隊長7「まだだ…まだ終わらんよ!! 時間と予定と秩序と法は 破るために存在する!!」

 

博士「……頼む。寝かせてくれないか…。」ウトウト…

 

隊長7「ふはははははっ!! 実験ほど楽しいものは、この世には存在しない!!」

 

博士「」ばたんきゅー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隊長7と博士の活躍によって

その2日後、8人の隊長は1人の隊長に戻った…

 

 




おまけ
隊長6が作ったシャツの文字

名前=前-背中
隊長0=軍曹LOVE-魔物化前の軍曹の写真
隊長1=反魔物-そうかそうか。つまり君はそういう奴だったんだな?
隊長2=ネトゲLOVE-曹長tag
隊長3=元帥大好き-改造大好き
隊長4=散歩-キャッチボール
隊長5=准尉様-絶対死守
隊長6=夏だもの-クッキー焼きたい
隊長7=実験こそわが宿命-芸術は爆発だ






おまけ2

軍曹「・・・・・・。」ゴスッ

[隊長0は軍曹からチョップを食らった!]

隊長0「イタタタタタタタ・・・。」

隊長2「バカめ! そいつは俺の影武者だッ―――」バキッ

[隊長2は小指をタンスに強打した!!]

隊長2「」

隊長3「ふははははは!! それは残像―――」ゴスッ

[隊長3は机に膝を強打した!!]

隊長3「」

隊長4「残念、軍曹! それは本体だ―――ょっ!?」ガンッ

[隊長4は梁にデコを強打した!!]

隊長5「准尉様、バンザ―――」メキャッ

[隊長5は爪先を段差に強打した!!]

隊長5「」

隊長6「え、えぇっと・・・―――あっちぃっ!!」ジュッ

[隊長6は誤って熱したプレートを素手で触った!!]

隊長6「」

隊長7「ふっ・・・こいつ等は、俺の中でも最弱中の最弱・・・―――」ボンッ

[隊長7の試薬が暴発した!!]

隊長7「」



軍曹「・・・・・・。」

曹長「・・・・・・。」

元帥「・・・・・・。」

伍長「・・・・・・。」

准尉「・・・・・・。」

包帯「・・・・・・。」

博士「・・・・・・。」

隊長0「何やってんだ・・・お前等・・・。」

隊長1「バカ共が・・・。」ケッ
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