[短編連載SS]魔物娘たちとの日常 作:Vermillion
――新・監禁部屋―――
隊長「ゴホッゴホッ・・・・!!」
伍長「・・・・・・。」オロオロ
尖兵「・・・・・・・。」[虚ろ目]
隊長「ゲェーッホ!! ゴホッガハッゴホッ!!!」
伍長「ど、ど、ど、どうしよう・・・・隊長が、隊長がまた風邪をぶり返しちゃった・・・。
ねぇ、尖兵! これ王に報告した方が良いよね!? このままじゃ隊長苦しそうだよ!」
尖兵「・・・・・・・。」[虚ろ目]
伍長「え、えーっと・・・えーっと・・・・。」
隊長「ゴホゴホゴホ」
准尉「騒がしいな・・・軍曹たちもすぐ目ん前まで迫ってきとるって・・・・・
ゆーんになんをそないに騒いでおるんや?
伍長「あ、准尉! 隊長が! 隊長が!!」
准尉「隊長がどないしたって?」
隊長「コホホホ」
伍長「咳が止まらなくて、とても辛そうで・・・・! 尖兵は反応してくれないし
どうしたらいいのか分からなくて・・・・!」
准尉「体温は測ったんか?」
伍長「測ったよ! そしたら、42.6って!!!」
准尉「隊長はほんまに手間んかかる子やなぁ・・・どれ、うちに見せてみ?」ピトー
隊長「コホンコホン」
伍長「ど、どう?」
准尉「熱がおすさんには思えへん冷たさやなぁ。ホントに測ったんか?
もしそん数値が正しいとどしたら、額ももっと熱いはずなんやけれど・・・・」ピトー
隊長「コホホホホ」
准尉「・・・・・・。それに・・・・。」
隊長「ゴホッゴホッ・・・・!!」
伍長「・・・・・それに・・・・?」
准尉「・・・・・・。」
隊長「ゲェーッホ!! ゴホッガハッゴホッ!!!」
准尉「まぁええか。ほな、うちは風邪薬とってくるから、伍長たちは引き続き
隊長ん警護および監視を任せたんよ。」
尖兵「・・・・・・。」[虚ろ目]
伍長「なにも良くないよ!! あとそれにって何?! 隊長の容態そんなによくないの!?」
隊長「ゴホゴホゴホ」
准尉「五月蠅い番犬やなぁ。とにもかくにも、そこん隊長ん見守りは任せた。
帰ってきたら話しいやあげるさかい。」
伍長「今話してよ! このままじゃ苦しそうだよ!!? 准尉も隊長が死んじゃったら
嫌でしょ!? 何か対処法を知っているんじゃないの?! それを話してから行って!!」
隊長「コホホホ」
准尉「・・・王ん術式は完璧やと思ったやけど見込み違いやったんやなーって思ったやけ。
とにもかくにも風邪お薬を持ってくるまでん間やさかい。大人しゅうしててな?」
隊長「コホンコホン」
伍長「・・・・う・・・・うぅぅ・・・・・。」
尖兵「・・・・・・・。」[虚ろ目]
隊長「コホホホホ」
伍長「わ、わかった・・・・。」
准尉「ええ子や。ほなすぐ戻る。」ノシ
伍長「・・・・・隊長・・・。」
隊長「ゴホッゴホッ・・・・!!」
伍長「大丈夫。私達がちゃんとついているからね・・・・!!」ギュッ
隊長「ゲェーッホ!! ゴホッガハッゴホッ!!!」
―――――
隊長「ゴホゴホゴホ」
伍長「え?! 隊長また風邪ひいているの!?」
尖兵「いや、伍長それは―――」
准尉「尖兵はん。それいじょうは、あきまへんで?」ニッコリ