[短編連載SS]魔物娘たちとの日常   作:Vermillion

22 / 141
日常21話‐元帥「夏祭り!」隊長「No.」

 

隊長「曹長と行ってこい。」

 

 

元帥「」ガーン

 

元帥「そ、そんなぁ・・・。」ショボーン

 

 

隊長「あのな元帥。俺も本当は行きたいんだけどな?」

 

 

元帥「なら、一緒に行こうぜ!!」キラキラキラ

 

 

隊長「最後まで聞け。」

 

 

元帥「おう・・・。」シュン

 

 

隊長「俺が夏祭りに向かうと色々と厄介なんだよ。」

 

 

元帥「・・・例えば?」

 

 

隊長「1.大学の同級生と高確率で遭遇。

   2.人間は魔蚊(※1)に刺されやすい。

   3.盆踊りからのスワッ[ピー]ングパーティへの強制参加。などなど。」

 

 

元帥「・・・。たいちょう、魔蚊って?」

 

 

博士「説明しよう!!」バタン!

 

 

隊長「おい、博士。なんでお前が、俺のクローゼット内に居る?」ゴゴゴゴゴゴ

 

 

博士「うむ・・・。それはだな・・・。」アセアセ

 

 

曹長「説明しよう・・・。」ヌッ

 

 

博士「!?」

 

 

隊長「おう・・・頼みたいところだが・・・。そーちょー・・・。」ユラァ・・・

 

 

曹長「・・・。」ビクッ

 

 

隊長「どうして、お前は博士の出てきたクローゼットの隣のクローゼットから出てきた?」

 

 

曹長「・・・・・・。」♪~[口笛]

 

 

大将「説明しちゃおう☆ おっー☆」ガバッ

 

大将「お布団の中からこんにちはー☆ 皆のアイドル大将ちゃんですよー☆」キラリン☆

 

 

隊長「・・・・・・。」ピキッ

 

隊長「全員、動くなァ!!

   野郎・・・この様子だと、まだ隠れてやがるな・・・・・・。」ギロリ

 

 

 

 

 

 

 

~~しばらく、お待ちください~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隊長「よぉし。元帥、魔蚊について博士から聞こうか。次は、曹長。

   その次が、大将。その後、ヘタレ、さらにGと来て、最後に准尉だ」スッキリ

 

 

元帥「お、おう・・・。」

 

 

隊長「博士、魔蚊についてどうぞ。」

 

 

博士「う、うむ・・・。」[冷汗]

 

博士「魔蚊とは、我が魔王軍と“私が”遺伝子改造し開発した新種の蚊の事だ。」キリリッ

 

博士「通常の蚊は刺されるとアレルギー反応を起こし、皮膚に痒みを生じさせるが

   この魔蚊は刺されると同時に、体が火照り異性を求めるようになる。魔物、人間

   見境なく交わりを行うようになり、異性がいない場合は同性で慰め合う。」

 

博士「また、この魔蚊は人間を積極的に襲う癖があり、何回も刺されるとその人間は

   魔物へと近づいて行く。この変化の速度は、人間が魔界へ侵入した時の魔物化の

   速度とあまり変わらないな。繁殖機能は無論備わっており、都心の地下下水道が

   主な発生地区となっている。」

 

 

隊長「ほぉう。で? 殺虫剤は?」ピキッ

 

 

博士「殺虫剤? 何故、そんなものが必要なのだ?」キョトン

 

 

隊長「完全なテロじゃねぇか・・・。曹長、博士はなんで俺のクローゼット内に入っていた?」

 

 

博士「・・・。」チラッ

 

 

曹長「・・・・・・。」ニヤニヤ

 

 

隊長「曹長。」

 

 

曹長「・・・・・・。・・・な、なに?」ハッ

 

 

隊長「お前・・・魔蚊を使って何か企んでじゃねぇだろうな?」

 

 

曹長「・・・・・・。」♪~[口笛]

 

曹長「あ・・・博士が入ってた理由・・・・・・『隊長の生態を調べる』んだって・・・。」

 

 

隊長「はぁあ~・・・なーるほどー・・・。」ゴゴゴゴゴゴ

 

 

博士「・・・・・・。」[冷汗:滝]

 

 

隊長「博士。魔蚊の研究データを俺に渡すか、反魔物派の連中に魔力を封じられた状態で

   引き渡されるか。どちら等か好きな方を選べ・・・。」ニコニコ

 

 

博士「・・・・・・。どちらも、嫌だと答えたら・・・?」チラッ

 

 

隊長「・・・。」ニッコリ

 

 

元帥「・・・。」ゾクッ

 

 

博士「・・・け、研究データを・・・渡そう・・・・・・。」ガクブルガクブル

 

 

隊長「よし。」

 

 

大将「隊長、曹長がクローゼットに入っていた理由☆ 知りたい?」

 

 

隊長「あぁ。大丈夫だ、問題ない。大体、曹長、大将、ヘタレ、G、准尉の

   思考は読める。」

 

隊長「とりあえず、大将、曹長、准尉はアレだよな。寝込みを襲おうとしたんだろうな。」

 

 

曹長「・・・・ばれてた・・。」アチャー

 

 

准尉「酷いわぁ~隊長はん・・・うちが、そないなことする――」

 

 

隊長「する。」ビシッ

 

 

大将「違うよ~ 私は添い寝をしてあげようかと☆」

 

 

隊長「子供か俺は!」

 

 

大将「そうだね~。私の年齢で見ればまだまだ子供だね~☆」

 

 

隊長「はぁ・・・。んで、どうせGはお菓子を狙って潜りこんだんだろ?」

 

 

G「「「ゴミ箱のティッシ――」」」

 

 

隊長「はいはい。お菓子ね。ヘタレは・・・。」

 

 

ヘタレ「・・・・・・・・・。」

 

 

隊長「俺は電気付けたまま寝るから。『ドッキリ』は不意味。」

 

 

ヘタレ「・・・・・。」

 

 

元帥「で・・・魔蚊については分かったけど・・・・・・夏祭りは・・・。」

 

 

隊長「だから・・・無理だって。魔物化したくないんだから。」

 

 

元帥「ううっ・・・。」ウルウル

 

 

隊長「男は女の涙に弱いって言うが、俺は弱くないからな。」

 

 

曹長「・・・むしろ・・・・・・泣かせたい。」

 

 

隊長「そうそう・・・・・。え、あ・・・そんなことは無い。」

 

 

曹長「・・・・・・。」ニヤァ

 

 

隊長「そんなに行きたければ、曹長とかと一緒に行ってこいったら。」

 

 

元帥「俺は隊長と一緒に行きたいんだよぉ・・・。」

 

 

曹長「・・・2人だけで・・・・・・つまらん・・・でしょ。」

 

 

隊長「なら、准尉とか・・・ヘタレとか・・・。」

 

 

准尉「隊長はんは、うちらが魔蚊に惑わされた屈強な男にヤられてもええと思うんどすか?」

 

 

隊長「それはないから、大丈夫だ。

   元帥はあるかもしれないけど、他は寧ろ返り討ちにするから問題は無い。」

 

 

大将「あー。なんか、想像できるね☆ 屈強な男どもを ぶっ飛ばして隊長の元へ帰る

   3人の姿が・・・」

 

 

博士「それで、隊長君と皆でチョメチョメと・・・。」

 

 

G「「「ハッピーエンド・・・」」」

 

 

隊長「おう。そんな展開にはならないし、全力で阻止してやる。」

 

 

博士「だからと言って、死天王に勝てる訳が無かろう。」

 

 

隊長「2人しか居ないから、勝機はある。」

 

 

大将「曹長と准尉だろうね~。死天王って・・・。」

 

 

元帥「(′・ω・`)」

 

 

隊長「ま、元帥。分かったか?」

 

 

元帥「おう・・・。」ショボーン

 

 

博士「では! 私はこの辺で・・・。」ビシッ

 

 

隊長「博士?」ニッコリ

 

 

博士「う、うむ? 何だね。隊長・・・君?」

 

 

隊長「反魔物派に引き渡されたい? 知ってる?

   キミの首・・・反魔物派の間では、かなりの懸賞金が掛かっているんだよね・・・。

   魔蚊の件も含めて立場・・・分かってる?」

 

 

博士「ははは・・・隊長君は冗談が・・・・・・。」ガクガク

 

 

隊長「・・・。」ニッコリ

 

 

博士「今すぐ、研究データを渡そう・・・。」

 

 

隊長「あぁ。」

 

 

元帥「・・・・・・・・・。」(′・ω・`)

 

 

 

 

 

 





【お知らせ】
21話目より、題名の後につける記号は廃止します。
無駄に題名が長くなり嫌になりました。

また、
野獣と化した先輩様、medilith様、VERDANT様、
古代魔導師銀河様、アーセル様、坂マキ様、
Tene様、山野タニシ様、大黒竜矢様、ミタさん様、
RPG大好き様、泰人様
今更ながらの記載となりますが、お気に入り登録ありがとうございます!
今後もこのSSを頑張って書いていこうと思います!!

+20話を越えたので日常0話の更新を行おうと思います。
 もし、見てくだされば幸いです。(更新後の変化は+[数字]の数字の部分が変わった頃時)

では、皆さんまた来週~!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。