[短編連載SS]魔物娘たちとの日常   作:Vermillion

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非日常48話-贄「またお会いしましょう! 土蜘蛛神様!!」

――軍曹の部屋―――

 

「・・・・・・ェ・・・・・・・・ェ。」

 

 

「・・・ゔ・・・・・」

 

 

「・・・・・iェ・・・・・エ・・・!」

 

 

贄「ゔー・・・ゔー・・・。」

 

 

軍曹「ニエ・・・! ニエっ!!」ユッサッユッサッ・・・

 

 

贄「ハッ・・・! つ、土蜘蛛神様・・・?」

 

 

軍曹「大丈夫!? 汗を凄くかいて・・・かなり呻いていたようだったけど・・・。」

 

 

贄「・・・。だ、大丈夫です・・・。」

 

 

軍曹「怖い夢でも見たの・・・?」

 

 

贄「・・・だ、大丈夫ですから・・・。」

 

 

軍曹「・・・そう・・・。」

 

 

元帥「軍曹! 冷たい水持ってきたぜ!」

 

 

贄「炎竜神・・・様・・・?」

 

 

元帥「おう、ニエ。大丈夫か? 凄い呻き声だったぞ・・・。」

 

 

贄「だいじょうぶです・・・。」

 

 

軍曹「・・・・・・。ニエ・・・。コレを飲んで少し落ち着いた方が良いわ。」

 

 

贄「は、はい・・・。」ゴッキュゴッキュ・・・

 

 

元・軍「「ふぅ・・・・・・。」」

 

 

贄「あ、ありがとう・・・ございます・・・。」

 

 

元帥「じゃ、これ仕舞ってくるな。」

 

 

軍曹「えぇ。お願い・・・。ニエ。」

 

 

贄「・・・っ。」ビクッ

 

 

軍曹「本当に夢の話・・・教えて貰えない?」

 

 

贄「・・・。」

 

 

軍曹「・・・。」

 

 

贄「お・・・。」

 

 

軍曹「お・・・?」

 

 

贄「おに・・・鬼が・・・鬼が・・・この家を襲う夢を見たんです・・・。」ブルブルブル

 

 

軍曹「・・・鬼ね。」

 

 

贄「土蜘蛛神様や、炎竜神様、変態神様、犬神様が出てきて・・・

  (わたし)を守るって言って・・・頑丈な部屋に入れてくれるんです・・・。」

 

 

軍曹「えぇ。それで?」

 

 

贄「鬼の狙いは私だからって・・・言ったのですが・・・

  土蜘蛛神様も・・・大蛇神様も・・・私を・・・みんな庇ってくれて・・・

  それで・・・・・・。」プルプルプル・・・

 

 

軍曹「大丈夫、大丈夫よ・・・。」

 

 

贄「それで・・・それで・・・・・・。」ポロポロポロ・・・

 

 

軍曹「・・・わかったわ。でも、もう大丈夫。もう大丈夫よ。」ギュー ナデナデ・・・

 

 

贄「ごめんなさい・・・! ・・・・ごめんなざいっ・・・!!

  夢の中でも・・・私・・・何も゙・・・何もできな゙ぐで・・・!!」ボロボロボロ・・・

 

 

軍曹「泣かなくても大丈夫。・・・所詮は夢よ・・・大丈夫。」ナデナデ・・・

 

 

贄「ごめんなさい・・・・・・ごめんなさい・・・ごめんなさぃっ・・・!!」ギュー ボロボロボロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軍曹「・・・・・・。」ポン・・・ポン・・・

 

 

伍長「・・・ニエちゃんは・・・?」

 

 

軍曹「泣き疲れて寝たわ・・・。」

 

 

伍長「・・・うん。朝ご飯、どうしよっか・・・。」

 

 

軍曹「私が作るわよ。」

 

 

伍長「でも、ニエちゃんは・・・。」

 

 

軍曹「伍長、見ててもらえる? 大丈夫。こうやって手を握って

   背中を摩ってあげるだけでいいの・・・。」

 

 

伍長「うん・・・。わかったよ・・・。」

 

 

軍曹「また何かあったら、大きな声で私を呼んで頂戴。すぐに来るから・・・。」

 

 

伍長「・・・うん。」

 

 

軍曹「えぇ・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

贄「・・・!」ガバッ

 

 

元帥「おっす。おはよう。」

 

 

曹長「おはよう・・・。」

 

 

伍長「おっはろー!」

 

 

贄「お、おはようございます! 炎竜神様! 変態神様! 犬神様!! 今、今の時刻は・・・。

   私 (わたくし)寝過ごして・・・。」

 

 

曹長「・・・・・・地味に傷つく・・・その呼び方・・・。」

 

 

元帥「気にすんな。そんなことより、コレ。朝昼兼用ご飯。」

 

 

贄「えっ・・・あ、あの・・・。」

 

 

曹長「・・・味噌汁から飲んだ方が良い・・・。固形物より・・・まずは汁物で・・・潤して・・・。」

 

 

贄「あ・・・は、はい・・・。」

 

 

伍長「ほらほらー。ちゃんと食べないと、私達の遊び相手は出来ないよー。」

 

 

贄「い、いただきます・・・。」モグモグモグ

 

 

元帥「それでよ。俺等と遊ぶんだけどさ・・・。」

 

 

贄「は、はい!!」

 

 

曹長「・・・食べながら・・・聞いてほしいな・・・・・。」

 

 

伍長「時間短縮、時間短縮♪」

 

 

贄「失礼します・・・。」モグモググ

 

 

元帥「俺たちの事、普通に名前で呼んでもらえないか? 俺等も贄じゃなくて

   ××って呼ぶからよ。」

 

 

贄「ゲフッ!?」

 

 

伍長「大丈夫?」サスリサスリ

 

 

贄「そ、それは・・・。」

 

 

曹長「・・・・・・お願い・・・。」

 

 

贄「そ、そんな! 御願いだなんて・・・。」オロオロ

 

 

元帥「簡単だろ? 名前で呼んでくれれば良いだけなんだからよ。なっ! ××。」

 

 

贄「で、ですが・・・。」

 

 

元帥「おっと・・・。悪い悪い。まだ、俺の名前言ってなかったな。

   まぁ、知っていると思うが・・・元帥だ。改めてよろしくな。」

 

 

曹長「・・・・・・変態神なんて・・・名前だけど・・・。本名は曹長・・・・・・。

   よろしく・・・。××。」

 

 

伍長「犬神じゃなくて、名前は伍長だよ!! よろしくね! ××ちゃん!!」

 

 

贄「・・・・×・・××です・・・。よろしくお願いします・・・。」

 

 

元帥「さて、改めてお互いの自己紹介も終わったし・・・何して遊ぶか・・・。

   キャッチボールとかどうだ?」

 

 

曹長「ネトゲ・・・。」

 

 

伍長「えー? 散歩が良いなー。」

 

 

元帥「バラバラじゃないか・・・。そうだ! ××。何か面白い遊び知らないか?」

 

曹長「・・・・・・。」コクコク

 

伍長「大体の事は、私達できるよー。」

 

 

××「えっ・・・あの・・・えっと・・・。・・・で、では・・・―――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――台所―――

 

軍曹「♪~」トントントンッ

 

 

 

 

 

 

チンッ

 

 

 

 

 

 

軍曹「大将、生地が出来たみたい。」

 

 

大将「おっけっけ~☆ アポちゃん、生クリームの出来はどんな感じ?」

 

 

毒蛇「硬すぎず、緩すぎず・・・適当ってところね。

   甘みも・・・。あの子にはちょうど良いんじゃないかしら?」ペロッ

 

 

博士「裏山でミカンを畑からイチゴを採ってきたぞ。」

 

 

軍曹「それは冷蔵庫に入れて。・・・さてと・・・博士、正応2年1289年と言うと

   鶏肉や牛肉は高級品かしら?」

 

 

博士「入手しにくいモノでは、あるかもしれないな。

   から揚げでも作る気か?」

 

 

軍曹「えぇ。2日間と言えども、人の体まで乗っ取って奉仕してくれた人間よ?

   ちゃんとそれに応じたお礼をしてあげないとね。

   22世紀の本気料理を見せてあげるわ。」

 

 

博士「軍曹君・・・当初の目的は・・・。」

 

 

軍曹「勿論、見失ってなんかないわよ。博士が持っていた神讃書を見る限りでは

   最終日つまり今日、私はあの子を食べて(吸収)力を得て鬼を殲滅するのよね?

   でも、それはしない。そんなことをすれば、宿主の隊長も道連れに死ぬことに

   なるもの。だから別の方法で鬼を討伐。××は成仏 隊長の返して貰って一石二鳥

   ・・・完璧ね。」

 

 

博士「はたして・・・そう上手く行くものだろうか・・・。」

 

 

軍曹「行くわよ。と言うより、その方法以外に手段がないのよ・・・。」

 

 

大将「ぐんそー。その作戦、別に隊長の為だけじゃないでしょ~☆?

   思念とは言っても、あの子のことも視野に入れた作戦かなー☆?」

 

 

軍曹「っ。そんな訳ないじゃない。大将、毒蛇と一緒にケーキ作成に入って。

   さぁ 鬼の襲撃のことも踏まえて6時には夕食にするわよ。」

 

 

大将「うふふふふ~☆ 隠しても、大将ちゃんには分かるのだー☆

   ねっ☆ アーポちゃん♪」

 

 

毒蛇「え? えぇ・・・。そうなんじゃない・・・?」

 

 

軍曹「・・・。」

 

 

毒蛇「でも・・・その鬼は本当に現れるのかしら・・・。約1000年もの前の出来事でしょ?

   例え現れても・・・私達のようにリリムの力が及んでいるような気が

   するのだけれど・・・。」

 

 

軍曹「・・・来るわよ。鬼はきっと来る・・・。来る確証は・・・あるもの・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

贄「ど、どうですか・・・?」

 

 

元帥「やっべぇ・・・ちんぷんかんぷんだ・・・。」

 

 

伍長「元帥に同じ・・・。複雑だね・・・すごろく・・・・・・。」

 

 

贄「・・・。」シュン・・・

 

 

曹長「・・・だから・・・これがこうなって・・・コレをこうするんだよ・・・。

   ごめんね・・・××・・・。」

 

 

贄「い、いえ・・・お気になさらずに・・・。そ、そういえば・・・元帥s――」

 

 

元帥「元帥で良いって。」

 

 

贄「げ、元帥や、そ、曹長・・・伍長が言っていた双六とは、どんなルールなのですか?」

 

 

伍長「私たちの知っている双六はね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軍曹「博士、買い出し!」

 

 

博士「な、なにを買ってくるのだね?」

 

 

軍曹「瞬間接着剤プロとバケツとハケをお願い。」

 

 

博士「ま、任せたまえ。では、行ってくる。」

 

 

大将「ぐんそー☆ お茶の量産完璧だよー☆」

 

 

軍曹「えぇ。毒蛇、ケーキの仕上がりは?」

 

 

毒蛇「問題ないわ。ねぇ、普通の生クリームで良かったの?

   チョコとか、抹茶とか・・・他にもあったでしょ?」

 

 

軍曹「いいのよ。下手に味を変えて、不味いモノが出来ても意味ないでしょ。

   こういう時はスタンダードで行くべきなのよ。」

 

 

大将「軍曹に同じく~☆ スタンダードが一番だよ~☆」

 

 

毒蛇「そういうものなのかしら・・・。」

 

 

軍曹「そういうものよ。」

大将「そういうものだよ~☆」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曹長「・・・Rキーでリロード・・・。下の長いボタンでジャンプ・・・。

   ピョンピョン飛べば・・・敵の攻撃は当たらない・・・。」

 

 

贄「こ、こうで・・・ございますか・・・?」ポチポチ

 

 

曹長「・・・そうそう・・・・・・。

   ・・・あぁ^~・・・心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~・・・。」

 

 

贄「・・・・・・えっ・・・?」

 

 

曹長「・・・ほら・・・××も一緒に・・・

   『あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~』・・・さん、ハイッ・・・。」

 

 

贄「あ・・・あぁ・・・こ・・・心が・・・ぴょんぴょん・・・するんじゃ・・・。」

 

 

曹長「・・・ノンノン。」

 

 

伍長「のんのんびより?」

 

 

曹長「・・・シャラップ。・・・それは、ウサギガニゲテル!!

   ・・・××・・・ワンモア・・・。『あぁ^~心がぴょんぴょんする んじゃぁ^~』・・・。」

 

 

贄「あ、あぁ・・・心が・・・ぴょんぴょんするん・・・じゃ~・・・?」

 

 

元帥「・・・ネトゲから、いつの間にかにネタを教える話に・・・。」

 

 

博士「・・・元帥君。・・・少し・・・。」コイコイ

 

 

元帥「・・・おう。・・・。」スッ

 

 

博士「お楽しみの所すまない。」

 

 

元帥「大丈夫だ。・・・・・・それで、できたのか?」

 

 

博士「うむ。料理は完璧だ。

   もう暫く、××君を曹長君の部屋に・・・軟禁しては貰えないだろうか?」

 

 

元帥「おう。任せろ。まぁ、当分は大丈夫だと思うぞ? 覗いてみろよ。」クイッ

 

 

博士「・・・?」

 

 

曹長「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~!」

 

 

伍長「心がぴょんぴょんするんじゃ~!!」

 

 

贄「あ・・・あぁ~心がぴょんぴょんするんじゃぁ~・・・。」

 

 

博士「・・・何をしているのだね? 彼女たちは・・・?」

 

 

元帥「・・・さぁ・・・? のんのんびより――」

 

 

曹長「違う! ごちうさ!!」

 

 

元帥「・・・・・・らしい・・・。」

 

 

博士「・・・・・・。・・・では・・・元帥君・・・鬼の襲来の件は・・・。」

 

 

元帥「問題ない。俺の方でも防具や武器を揃えている・・・。

   襲撃に即時対応できるよう準備したつもりだ。なぁ・・・。」

 

 

博士「・・・なんだね?」

 

 

元帥「鬼に鉛弾って効くと思うか?」

 

 

博士「・・・。・・・どうだろうな・・・。」

 

 

曹長「・・・さん・・・はいっ『あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~!』」

 

 

伍長「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~!」

 

 

贄「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~。」

 

 

曹長「・・・パァーフェクト・・・・。」キリリッ

 

 

元・博「「・・・・・・。」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

贄「あの・・・・・・・。」

 

 

元帥「いいから、いいから。」

 

 

贄「曹長・・・さん・・・・・・?」

 

 

曹長「・・・。こっち・・・。・・・。」

 

 

伍長「着いたね。」

 

 

贄「犬・・・伍長さん・・・?」

 

 

伍長「はははは・・・ だから呼び捨てで良いってば・・・。

   ××ちゃん。これから起こることは、見たこともない景色もしれないけど

   驚いて倒れないでね?」

 

 

贄「え・・・? ・・・それって・・・。」

 

 

伍長「はいはい、ごかいちょう~。」サッーーー

 

 

贄「・・・っ。」ビクッ

 

 

軍曹「あら、遅かったじゃない。ニエ。

   あまりにも遅すぎて先に、食べようかと思って居たところよ。」

 

 

贄「つ、土蜘蛛神様・・・? こ、コレは・・・?」

 

 

軍曹「いえ、2日間よくやってくれたから。

   そのご褒美も兼ねて、ちょっとした料理を作ったのよ。」

 

 

贄「ちょ、ちょっとした・・・で御座いますか・・・?」

 

 

軍曹「そう。まぁ、多く見えるわよね。・・・だから。」スッ カスッ・・・

 

 

贄「・・・・・・?」

 

 

軍曹「・・・。」グッ ・・・カスッ・・・

 

 

贄「つ、つ、土蜘蛛神様・・・?」

 

 

軍曹(´・ω・`) カスッ カスッ カスッ・・・

 

 

伍長「・・・軍曹の貴重なショボン・・・。」

 

 

元帥「指ぱっちん・・・大事な時に、5回連続失敗したらああなるよな。」

 

 

曹長「・・もう・・・。」スッ・・・ パチン

 

 

軍曹(`・д・)!「な、鳴った・・・!」ボソッ カスッ・・・

 

 

博士「む? 軍曹君、呼んだかね?」ガラッ

 

 

大将「あ、やっほー☆ 贄ちゃん♪

   土蜘蛛ちゃんに呼ばれて、善良な大蛇様、登場だよ~☆」

 

 

贄「・・・・・・。」

 

 

毒蛇「・・・なにボーッとしてんのよ。今日でお勤め最終日なんでしょ?

   軍・・・・・・土蜘蛛から聞いたわよ。ほら、さっさと席に付きなさいよ。」

 

 

贄「・・・は、はいっ!」スッ

 

 

軍曹「それじゃ、ニエ。2日間ありがとう。

   貴方のおかげで少し安楽な生活を送ることが出来たわ。」

 

 

贄「い、いえっ。・・・助けてもらってばかりで・・・土蜘蛛神様の何のお役にも・・・。」

 

 

軍曹「そんなことないわよ。十分あなたは役に立ったわ。ありがとう・・・。」

 

 

贄「・・・・・・。」ウツムキ

 

 

毒蛇「贄、土蜘蛛は貴方を褒めてるのよ? もっと、胸を張ったら?」

 

 

贄「は、はい。」

 

 

軍曹「ありがとう、毒蛇。

   あと・・・。・・・6時間・・・鎌倉時代だと三時(みとき)ぐらいかしら・・・

   早いけど・・・。××、誕生日おめでとう。」

 

 

贄「っ!?!?!!???!」ビクッ

 

 

軍曹「色々驚き過ぎて声も出ないかしら? ま、そうかもしれないわね。

   でも、こういったサプライズ・・・そうね・・・不意打ちも悪くないでしょ。

   さ、食べましょ。」

 

 

伍長「よし、食べよー!!」

 

 

元帥「最後の〆は軍曹の料理ってか。ま、俺達には慣れた光景かもしれないが・・・

   ××には良い〆かもしれないな・・・。なっ?」

 

 

贄「・・・!」ビクッ

 

 

元帥「あ、いや・・・生贄とか、そういう意味じゃなくてな・・・? 軍曹・・・。」

 

 

軍曹「あ、そうそう。××。このあと貴方の一族を救う手筈だけど、

   最後の儀式は執り行わないから別に怖がらなくてもいいわ。

   ・・・つまり・・・なにもしないわよ。」モグモグモグ

 

 

贄「・・・! し、しかし・・・そ、それでは・・・っ。」

 

 

軍曹「大丈夫。人間の体液を啜って力を得るなんて、そんな無駄なことしなくても

   神の為に素直で一生懸命に行動を起こしてくれれば それだけで神は動けるのよ。」

 

 

贄「・・・。」

 

 

軍曹「ふふふ・・・貴方のお父様や兄弟から聞いた話とは、大きく違うかしら?

   でもそれが事実。・・・アレよ。ちょっと、怖いことを言っておかないと

   人間全員が、すべての事柄を神頼みになっちゃうでしょ? それの予防策として

   神は力を付けるために 人間を喰らうって嘘を流したのよ。どう? 驚いたかしら?」

 

 

贄「そ、そうだったので御座いますか・・・。」

 

 

軍曹「そう。さ、料理が冷めちゃうわよ。食べなさい。

   折角、あなたの為に作った料理なのに・・・。」モグモグモグ

 

 

贄「い、いただきます・・・!」モグモグモグ!

 

 

軍曹「・・・。元帥、曹長。××の手が届かなければ取ってあげて。」モグモグモグ

 

 

元帥「おう!」モグモグ

 

 

曹長「・・・・・。」コクン

 

 

軍曹「・・・。」モグモグモグ

 

 

大将「・・・。軍曹って☆ なんだかんだいうけど、優しいよね☆」ニコッ☆

 

 

軍曹「はぁ?」モグモグ

 

 

大将「またまた、テレちゃって☆」モグモグモグ

 

 

軍曹「・・・はぁ・・・・・・。」モグモグモグ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

贄「ごちそう様でした・・・。土蜘蛛神様・・・。」

 

 

軍曹「えぇ。それじゃ、夕食の最後に。」スッ

 

 

贄「えっ・・・あの・・・。」

 

 

軍曹「ケーキよ。貴方には砂糖菓子と言えば伝わるかしら?」

 

 

贄「砂糖・・・菓子・・・。」ゴクッ

 

 

軍曹「まだ、食べられるわよね?」

 

 

贄「は、はいっ! ありがとうございます!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

贄「・・・・。」モグッ パクッ モグモグ・・・

 

 

軍曹「・・・・・・。」フッ・・・ ナデナデ

 

 

 

 

 

 

元帥「あー・・・なんつーかよ・・・。曹長?」

 

 

曹長「・・・・・・?」

 

 

元帥「・・・隊長もカッコいい系ってより、どちらかと言えば 可愛い感じだけどさ・・・。

   小さい時・・・・・。」

 

 

曹長「・・・・・・。」ジトー

 

 

元帥「お、おおお主に顔な!? 顔の話だからな!!?!」

 

 

曹長「・・・分かってる・・・。」コクン

 

 

元帥「勘違いすんなよ!! 顔が可愛い感じなだけだかんな!!」

 

 

曹長「・・・わかってるってば・・・。・・・それで・・・・・・?」

 

 

元帥「・・・ぉ、ぉぅ。その・・・××も可愛いなって・・・///」

 

 

曹長「・・・・・・ヘッ・・・。」ヤレヤレ

 

 

元帥「なっ! 別に笑わなくても良いだろっ!!」

 

 

曹長「・・・・・・××は・・・隊長の約800年前の先祖・・・。」

 

 

元帥「・・・・・・!」ハッ

 

 

曹長「・・・・・・ヘッ・・・。」ヤレヤレ

 

 

元帥「ちくしょう・・・ちくしょう・・・・・・2度も笑いやがって・・・。」プルプルプル

 

 

軍曹「・・・。」ナデナデ

 

 

贄「・・・っ。」グスッ ポロッ・・・

 

 

軍曹「・・・!」ビクッ

 

 

贄「土蜘蛛神・・・ざまっ・・・・・・も、申し訳ございませんっ・・・・。

  い゙まっ・・・止めまずので・・・っ。」グスッ ポロポロポロ・・・

 

 

軍曹「ま、不味かった・・・かしら?」オロオロ・・・

 

 

贄「い゙え・・・。二時と2刻後・・・。土蜘蛛神様や・・・皆様と別れることを思うと

  辛くて・・・つら゙くで・・・涙がどうしようもなく止まらなくなっ・・・ぅぅ。」ポロポロ・・・

 

 

軍曹「・・・・・。」ナデナデ・・・

 

 

贄「このまま、土蜘蛛神様方と共に暮らすことが出来たら・・・どんなに良いかと・・・。」

 

 

軍曹「・・・。」

 

 

贄「・・・! ・・・・・申し訳ございません・・・! 人間風情が・・・出過ぎた願いを・・・。」グスッ

 

 

軍曹「いいのよ・・・。いいの・・・。人間が幸せを望むことは、当然の事だもの・・・。

   貴方が私に謝る事ではないわ・・・。」ナデナデ

 

 

贄「ぅぅっ・・・土蜘蛛神・・・様ぁ・・・・・・土蜘蛛神様ぁ・・・。」ボロボロボロ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元帥「・・・軍曹。」

 

 

軍曹「お腹一杯になって、泣き疲れて寝ちゃったわよ・・・。

   まだまだ、子供ね・・・。」

 

 

曹長「・・・・・・ね・・・。」

 

 

伍長「! 軍曹、××ちゃんは どう?」

 

 

軍曹「ケーキを完食して、ちょっとお休み中。」

 

 

伍長「そっか・・・。みんな台所で待ってるよ! 鬼退治の作戦を教えて!!」

 

 

軍曹「わかっているわよ。・・・今、向かうわ。」スッ

 

 

博士「うむ。こちらの周囲の避難を無事に終えさせたぞ。

   龍虫君、ヘタレ一家の保護は完璧だ。」

 

 

大将「バイオベースちゃんや、兵長は私の家に保護したよ~☆」

 

 

毒蛇「この世界の昔話に 桃太郎は4人で鬼退治をしたって言い伝えがあるらしいけど

   私達は7人・・・しかも全員 魔物よ。余裕で勝てる戦でしょ。」

 

 

軍曹「・・・えぇ。・・・スゥ・・・。それでは、第1回『桃太郎作戦』を開始するわよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――23:24 軍曹の部屋―――

 

贄「・・・ぅ・・・むにゅ・・・ はっ・・・! また私・・・寝て・・・・・・。

  ・・土蜘蛛神様の布団・・・。・・・よかった。」グルン・・・

贄「あったかい・・・。」ヌクヌク・・・

 

 

 

「・・・・・・・・・。」ジー

 

 

 

贄「・・・・・・?」

 

 

 

「・・・・・・・・・。」ジー

 

 

 

贄(・・・なんだろう・・・。何処からか見られているような気が・・・。)キョロキョロ

 

 

 

「・・・・・・・・・。」ジー

 

 

 

贄「つ、土蜘蛛神様・・・? 元帥・・・炎竜神様・・・?」

 

 

 

「・・・・・・・・・。」ジー

 

 

 

贄「変態神様・・・? 犬神様・・・?」

 

 

 

「・・・・・・・・・。」ジー

 

 

 

贄(・・・。誰も居ないはずなのに・・・誰かに見られてる・・・。

  ・・・・・・怖い・・・。)ブルッ

 

 

 

「・・・・・・・・・。」ジー

 

 

 

 

贄(今、何時なのだろう・・・。ちょっと・・・障子を開けさせてもらって・・・

  お月様の位置を確認させて頂こうかな・・・。)スッ・・・

 

 

 

「・・・・・・・・・。」ギョロッ

 

 

 

贄「・・・。」

 

 

 

「・・・・・・・・・。」ジィー ギョロギョロッ

 

 

 

贄「・・・ひっ――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――台所―――

 

軍曹「次に何故、鬼がこの家に襲来に来る確証があるのか・・・それは――」

 

 

 

 

贄「ひぃやぁぁぁあああああああ!!!!!」

 

 

 

 

全員『・・・!!』ビクッ

 

 

元帥「××・・・!!」ダッ

 

 

曹長「・・・待って・・・!」ダッ

 

 

軍曹「伍長、付いてきなさい!! 残りは待機! 裏口を見張って!!」ダッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

贄「い・・・いやっ・・・。」[後退り]

 

 

鬼「・・・・・・。」ジィ・・・ フシュー・・・

 

 

贄「いやぁ・・・。」

 

 

鬼「・・・・・・。」ブンッ

 

 

贄「ひっ・・・!!」

 

 

 

 

 

 

ミシッ!!

 

 

鬼「・・・・・・・・・。」スッ

 

 

 

 

 

 

軍曹「伍長、××をお願い!」

 

 

伍長「うん! わかったよ!! ・・・××ちゃん!!」ガシッ! ダッダッダッダッ!

 

 

贄「い、犬神様・・・! 鬼が・・・オニが・・・っ!!」ブルブルブル・・・

 

 

伍長「うん、大丈夫。この部屋に居れば大丈夫だよ。

   すぐに元帥と曹長がやっつけてくれるから・・・。」ギュー・・・ナデナデ

 

 

贄「炎竜神様と・・・変態神様・・・が・・・?」ブルブルブル・・・

 

 

伍長「うん。そんな不安な顔をしなくてもだいじょうぶだって。

   2人はすっごく強いんだよ!!」ギュー♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元帥「おいおい・・・マジかよ・・・。」

 

 

鬼「・・・・・・・・。」ブンッ ミシッ!

 

 

曹長「・・・防弾ガラスじゃなかったら・・・割れてた・・・。」

 

 

元帥「あぁ。隊長に感謝だぜ・・・。曹長、俺がショットガンで鬼をぶっ飛ばす!

   曹長は極め付けのプラスチック爆弾をブチ込んでくれ!!」ジャキ

 

 

曹長「・・・・・・了解・・・。」コクン

 

 

鬼「・・・・・・・・。」ブンッ ミシッ! パラパラパラ・・・

 

 

元帥「次で鬼の攻撃が貫通する! 行くぞ!!」ガッシャコ

 

 

曹長「・・・・・・。」スッ ピッ ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・

 

 

鬼「・・・・・・・・・。」ブンッ ガッシャーン!!

 

 

元帥「くたばれ!!」ズドン!

 

 

鬼「・・・・・・!」グラッ・・・

 

 

元帥「オラオラオラオラオラ!!」ガッシャコ ズドン! ガッシャコ ズドン!! ガッシャコ ズドン!!

 

 

鬼「・・・・・・。」ヨロヨロッ

 

 

元帥「曹長!!」

 

 

曹長「ほいっ・・・。」ブンッ・・・ ピタッ

 

 

鬼「・・・・・・。」グググ・・・

 

 

元帥「曹長!? 早く起爆スイッチを・・・。」

 

 

曹長「・・・ハイクを詠め・・・カイシャクしてやる・・・。」ニンニン

 

 

元帥「い、今はそんなこと――」

 

 

鬼「・・・・・・・・・。」ブンッ

 

 

元帥「」

 

 

曹長「・・・・・イヤーッ・・・。」ポチッ

 

 

鬼「」パァン!!

 

 

曹長「サヨナラ・・・爆発四散・・・・・・。元帥・・・。」

 

 

元帥「」

 

 

曹長「・・・どんな時でも・・・ネタは絶対・・・。」

 

 

元帥「ぉ、ぉぅ・・・。」

 

 

軍曹「・・・・・・! 2人とも離れて! シャッターを降ろすわ!」ポチッ

 

 

元帥「・・・。」ササッ

 

 

曹長「・・・・・・。」スッ

 

 

 

 

 

 

ウィーン・・・ ガシャン ガシャン ガシャン・・・

 

 

 

 

 

 

軍曹「はぁ・・・ひとまずは・・・安心ね・・・・・・。さて・・・。」

 

 

元帥「××!」

 

 

曹長「・・・・・・。」ヒョコッ

 

 

贄「炎竜神様! 変態神様!!」

 

 

元帥「よかった・・・無事か!」

 

 

贄「はいっ! 炎竜神様と変態神様は?」

 

 

元帥「俺等は問題ないぜ! なっ! 曹長!!」

 

 

曹長「・・・・・・。」orz コクン

 

 

伍長「ね? この2人は強いから心配いらないでしょ?」

 

 

贄「はい・・・あ、あの・・・変態神様が・・・。」

 

 

曹長「」orz

 

 

元帥「気にするな。別に鬼との戦闘で負傷した訳じゃないから。」

 

 

伍長「・・・うん。うん・・・きっと食べ過ぎだね。うん。気にする必要ないよ。」

 

 

贄「・・・は、はい・・・。」

 

 

大将「ぐんそー☆ 裏口から侵入してきた鬼が3匹居たけどー☆

   倒しちゃってよかったんだよね☆」テヘペロッ☆

 

 

軍曹「えぇ、3匹も倒したの? 1人、一匹ってところかしら?」

 

 

大将「うぅん☆ 私、1人で3匹だよー☆」

 

 

軍曹「・・・でしょうね。流石、大将。そこに躊躇と慈悲は?」

 

 

大将「ある訳ないよー☆ 殺しに来るなら、殺されることを覚悟して来ないとね☆」ニヒッ☆

 

 

軍曹「えぇ。・・・まったく・・・同意見ね。」

 

 

軍・大「「ふふふふふふふふふふ・・・」」

 

 

 

 

 

 

 

毒蛇「本当に出る幕が無かったわ・・・。」ボソッ

 

博士「うむ・・・。純魔物である我等より、大将君の方が優れていると言うことか・・・。

   少しショックだ・・・。」ボソッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軍曹「さて・・・大将。作戦として2つの方法があるのだけれど・・・どうしようかしら?

   1つ目は ××を一人この家に残して、全員総出撃で鬼を殲滅する方法。

   2つ目は ××を准尉の部屋に入れて、この室内で鬼を殲滅する方法の

   2種類があるのだけれど。」

 

 

大将「ん~☆ 2番目かな~☆ 1番目も良いけど、もし鬼に知能が回るのが居て

   私達に気付かれずに侵入されたら、××ちゃんはひとたまり無いもんね~☆

   それに暗闇で戦うのを得意とするのは、アポちゃんぐらいだし☆

   それなら、多少狭くても室内戦に持ち込んだ方が良いと思うよ~☆」

 

 

軍曹「それじゃ、2番目の作戦で行きましょ。・・・××は一人でも大丈夫かしら?」

 

 

大将「大丈夫だよ~☆ 准尉の部屋といっても、准尉の秘密の部屋でしょ~?

   あの部屋は外部からの侵入は絶対出来ないし、内部からの脱出もパスワードを

   知らないと脱出もできない完璧な牢獄でしょ~☆ 軍曹も知ってるじゃん☆」

 

 

軍曹「えぇ・・・そうね。そうしましょ。」

 

 

大将「うん。おっけっけ~☆ さぁ、鬼退治を始めるよ~☆」ギロッ

 

 

軍曹「1匹残らず殲滅するわよ。」ギロッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軍曹「・・・・・・××。」

 

 

贄「・・・! 土蜘蛛神様!!」

 

 

軍曹「貴方に見せたい場所があるの、一緒について来て貰えるかしら・・・?」

 

 

贄「はいっ・・・! 喜んで、お供します!」スッ

 

 

伍長「軍曹。」シュン

 

 

軍曹「・・・伝えたいことがあるなら、今伝えなさい。」

 

 

贄「・・・?」

贄(・・・なんだろう・・・。この違和感・・・この状況、何処かで見たことがあるような・・・。)

 

 

伍長「・・・××ちゃん。」

 

 

贄「は、はいっ! 犬神様・・・?」

 

 

伍長「大丈夫だよ。鬼は皆、私達がやっつけるから。

   何も心配しないでね。」

 

 

元帥「・・・!」

 

 

贄「はい・・・! よろしくお願い致します。」

 

 

元帥「・・・××。・・・その・・・楽しかったぜ。・・・またな。」

 

 

贄「はい炎竜神様。私も楽しませて頂きました・・・。

  鬼退治、よろしくお願い致します。」

 

 

元帥「おう。任せろ。」

 

 

曹長「・・・・・××・・・・。」

 

 

贄「変t――」

 

 

曹長「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~。」

 

 

贄「・・・!」

 

 

曹長「・・・一緒に・・・。」

 

 

曹・贄「「あぁ~心がぴょんぴょんするんじゃぁ~。」」

 

 

曹長「ベリィ グッド・・・。・・・帰ってきたら・・・またお願い。」

 

 

贄「はいっ・・・!」

 

 

軍曹「それじゃ、××。ついて来て。」

 

 

贄「はいっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――准尉の秘密の部屋入口―――

 

軍曹「・・・。ここよ・・・。」ギィッ

 

 

贄「えっ・・・。あ、あの土蜘蛛神・・・様・・・?」

 

 

軍曹「この先に貴方に見せたいものがあるの。ちょっと見てきて貰えないかしら・・・。」

 

 

贄「・・・!」ビクッ

 

 

軍曹「さぁ。」スッ

 

 

贄「あ、あの・・・土蜘蛛神様・・・。質問を・・・しても・・・宜しいでしょうか・・・?」クルッ

 

 

軍曹「えぇ。」

 

 

贄「炎竜神様が背負っていらした・・・黒い鉄の筒のようなものは・・・。

  黄色い炎が噴き出る・・・道具でしょうか・・・。」ブルブルブル・・・

 

 

軍曹「・・・。・・・えぇ。そうよ。」

 

 

贄「・・・!」ビクッ

 

 

軍曹「・・・さぁ、見てきて?」

 

 

贄「だ、だめです・・・土蜘蛛神様・・・・・・。行けません・・・。

  いくら・・・土蜘蛛神様のご命令であれど・・・この先はいけません・・・!」プルプルプル

 

 

軍曹「どうしてかしら?」

 

 

贄「今、思い・・・思い出し・・・ました・・・。 わ、私が・・・私が・・・この先へ行ったら・・・

  つ、土蜘蛛神様や・・・炎竜神様が・・・っ!!」

 

 

軍曹「大丈夫。大丈夫よ。夢の通りになんか なる訳ないじゃない。さぁ。」

 

 

贄「ゆ、夢の中でも土蜘蛛神様は そう仰いました!! でも・・・でもっ・・・!

  土蜘蛛神様は・・・土蜘蛛神様はっ・・・・・・!!」ポロポロポロ・・・

 

 

軍曹「・・・もう。仕方ないわね。」シュルッ・・・

 

 

贄「な、なにを・・・。」

 

 

軍曹「言うことを聞かないなら、強制的に聞かせるしかないじゃない。」グルグルグルグル

 

 

贄「土・・・蜘蛛神様。御止め・・・御止め下さ―――。」ゴロン

 

軍曹「××・・・。大丈夫。大丈夫だから、しばらくその中で大人しくしてなさい。

   すぐに戻るわ。」

 

 

贄「土蜘蛛神様ッ―――。」

 

 

 

 

 

 

バタン・・・。ガチャッ ガチャッ

 

 

 

 

 

 

軍曹「・・・・・・。」

 

 

曹・伍・博・大・毒「「「「「・・・・・・。」」」」」

 

 

元帥「・・・軍曹。敵が正面玄関から突入しようとしている・・・。

   フォーメーションはどうする?」

 

 

軍曹「曹長をココへ配置。プラスチック爆弾は玄関に全て設置。

   元帥はこの場所で起爆後、迎え撃って。博士はこの通路で敵の動きを封じる

   毒蛇は曹長のサポート。伍長は私達と一緒に居て。いいわね。」

 

 

全員『・・・・・。』コクン

 

 

軍曹「それじゃ、開始するわよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガァァァァァァァァアアン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

贄「・・・! 土蜘蛛神様! 土蜘蛛神様ぁ!!」モゾモゾモゾモゾ・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元帥「くっ・・・何体居るんだ! この鬼共!!

   いくらマシンガンとはいえ、弾薬にも限りがあるぞ!」ズガガガガガガガガッ

 

 

博士「元帥君、按ずるな! 鬼と言っても、この鬼は無限ではない! 有限だ!

   弾幕を張り続けたまえ! 私も掩護する!!」キュィン ボンッボンッボンッ!

 

 

元帥「くっ・・・血が蒸発するのはECOで良いと思うが・・・!!

   博士! もうじき弾が切れる! ガバーを頼んだ!!」

 

 

博士「ぬぅっ!」ボンッボンッボンッボンッボンッボンッ!!!

 

 

鬼「・・・・・・・・・。」スッ ササササッ・・・

 

 

元帥「リロード・・・あれ・・・? 鬼が・・・引いて行くぞ・・・?」ガチャガチャガチャ

 

 

博士「・・・! いや、元帥君・・・これは引いたのではない・・・。」

 

 

元帥「え、じゃあ・・・なんで・・・。」ジャキッ

 

 

 

 

 

 

グォォォォォォォォ! ビュォオォォン!!

 

 

 

メキッ

 

 

 

 

 

 

博士「・・・っ!!」ギリッ・・・! ゴロンゴロンゴロンゴロン!

 

 

元帥「は、博士!!?! 野郎・・・!」チャキッ

 

 

 

 

 

 

ガシッ・・・

メキメキメキッ

 

 

 

 

 

 

元帥「っ!!」ビクッ

 

 

大鬼「・・・・・・。」ヌッ

 

 

元帥「へっ・・・へっ・・・親玉の登場か・・・随分、早いな・・・!」ガクガクガク・・・

 

 

大鬼「・・・・生贄ヲ、差シ出セ・・・。」

 

 

元帥「誰が・・・テメェなんかに・・・。隊長は・・・ニエは絶対、渡さねぇ!!」ビクビクビク・・・

 

 

大鬼「・・・・・・。」ヌゥッ

 

 

元帥「テメェなんか怖くねぇ!! 野郎、ぶっ殺してやらぁぁあ!!」ズガガガガガガガッ!

 

 

 

 

 

 

ズガガガガガガガガッ・・・。

 

 

 

 

 

 

曹長「・・・・・・! ・・・元帥が・・・言っちゃダメな・・・・・・ネタを・・・言った気がする・・・!!」

 

 

毒蛇「はぁ? なにそれ?」

 

 

曹長「・・・コマンドーの・・・・・・ベネット的な台詞・・・。」

 

 

毒蛇「静かになったわね・・・。」

 

 

曹長「・・・そうだね・・・。」

 

 

・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元帥「」

博士「」

 

 

鬼「・・・・・。」スッ

 

 

大鬼「捨テテオケ。喰ラウノハ、最後デモ構ワナイ・・・。」

 

 

鬼「・・・・・。」ゴロン

 

 

大鬼「イケ・・・。」サッ

 

 

 

鬼「・・・!」ダッ

 

 

 

 

 

 

カプッ・・・

 

 

 

 

 

 

鬼「・・・!?」

 

 

毒蛇「残念ね。本当に鬼じゃない・・・。さようなら・・・。」プハッ・・・

 

 

曹長「・・・・・・!」シュッ!シュッ!

 

 

 

 

 

 

サクサクサクッ!

 

 

 

 

 

 

鬼「」

鬼「」

鬼「」

 

 

毒蛇「100発100中。ね。」

 

 

曹長「・・・・・練習したから・・・。」

 

 

毒蛇「貴方、マンティスに生まれ変わるより、クノイチに生まれ変わった方が

   能力的に見合ってたんじゃない?」

 

 

曹長「時々・・・そう思うけど・・・やっぱり・・・・・・慣れ親しんだ・・・カマキリが一番。」

 

 

毒蛇「そう。・・・! 大物が来るわよ・・・!!」

 

 

大鬼「・・・・・・。」ヌッ

 

 

曹長「・・・・・。」シャキン・・・シャキン・・・

 

 

大鬼「生贄ヲ、差シ出セ・・・。」

 

 

曹長「・・・断る・・・・・・。」スッ

 

 

毒蛇「・・・。」シャー!

 

 

大鬼「・・・ソウカ・・・ナラバ、死アルノミ。」ビュォン!!

 

 

毒蛇「!!」サッ

 

 

曹長「おっと。」クルクルクルッ ササッ

 

 

大鬼「・・・・・ホゥ・・・。入口ノ2人トハ違イ少シハ――」

 

 

毒蛇「ねぇ。曹長、アナタ・・・本当にマンティスじゃなくてクノイチに転生させて

   もらった方がよかったんじゃない? 金棒の攻撃・・・アタシは、身体を捻って

   回避したけれど・・・。」

 

 

曹長「・・・・・・なに・・・?」

 

 

毒蛇「今、バク転三回転、横捻り付きで避けなかった・・・?」

 

 

曹長「・・・・・・。」ウーン・・・

 

 

毒蛇「ちょっと・・・。」

 

 

曹長「魅せプレイ・・・・兼・・・煽り。」キリッ

 

 

毒蛇「・・・。」

 

 

曹長「ま・・・今度は・・・こっちの番・・・!!」ダッ!

 

 

毒蛇「・・・。」シュルルルルル・・・ チロチロッ ガァッ!

 

 

 

 

 

 

ザシュザシュッ!

ガプッ・・・!

 

 

 

 

 

 

大鬼「・・・・・・ヌゥ・・・!」

 

 

曹長「よし・・・!」シュタッ・・・

 

 

毒蛇「淫毒の仕込み・・・完了・・・♥」プハッ・・・ チロッ・・・♥

 

 

大鬼「・・・・・・グ・・・グググ・・・・・・。」

 

 

曹・毒「「・・・・・・。」」ジー

 

 

大鬼「・・・・・・グハッ・・・。」ズデーン・・・

 

 

曹長「はぁ・・・。」

 

 

毒蛇「純魔物に たかだか2000年程度の鬼が勝てるわけないじゃない。

   身の程を弁えなさい。身の程を・・・。」ハァ・・・

 

 

曹長「・・・・・・。」スッ

 

 

毒蛇「・・・何? その手は?」チラッ

 

 

曹長「ザコ鬼・・・・・・退治の前に・・・ハイタッチ・・・。」ピョン ピョン

 

 

毒蛇「・・・はいはい。ハイタッチ。」マエカガミ

 

 

 

 

 

 

パチン!

・・・ビュォォオォォォオォオオオオオオオン!!

 

 

 

 

 

 

曹長「!?」バキッ!

 

 

毒蛇「な!?」バンッ!

 

 

大鬼「勝利ヲ確信シタ時・・・生物ニハ一瞬ノスキガ・・・デキル・・・。」

 

 

曹長「」

毒蛇「」

 

 

大鬼「ソレハ、強者デアレバアルホド、スキハ大キクナル・・・。フンッ・・・。

   ・・・我ガ同胞ヨ・・・生贄ハ目前ダ。ココデ全テノ因縁ヲ、終ワラセヨウ・・・。」

 

 

鬼「・・・・・・。」ワラワラワラ・・・ ワラワラワラ・・・

 

 

大鬼「ソレデ・・・イ――」

 

 

 

 

 

 

スパッ・・・

 

 

 

 

 

 

鬼「」ゴロン・・・

 

 

伍長「うわぁ・・・鬼の首がゴロンって・・・・・・。流石、軍曹のワイヤー術・・・。」

 

 

軍曹「・・・・・。」ギロッ

 

 

大将「・・・・・。」ギロッ

 

 

鬼「・・・・・・。」ビクッ ジリッ・・・

 

 

伍長「・・・・・・。」ジリッ・・・

 

 

大鬼「貴様等ガ、最後・・・・・・カ・・・。」ズゥゥゥウン・・・

 

 

大将「よくも、アポちゃんを・・・隊長は渡さない・・・。」ギラッ

 

 

軍曹「鬼と言っても、ただのデカブツじゃない。燃えるゴミ袋に入りきるのかしら?

   ま、バラバラに切断すれば入りきるわよね。」ギラッ

 

 

伍長(二人とも殺気丸出しだなー。やだなー・・・帰りたいなー・・・。

   ・・・って、ここ私の家じゃん!!!)ポンッ

 

 

大鬼「・・・。」ジリッ

 

 

軍曹「伍長!」

 

 

伍長「・・・! ほい、来た!!」グッ ベチャッ!

 

 

大鬼「・・・!?!!!?」

 

 

伍長「私は巻き添えを喰らわないように逃げるよ!!」ダッシュ! [本音]

伍長(私は他の皆の救助に回るよ!)」ダッシュ! [建前]

 

 

大鬼「グォ・・・グォオォオオ・・・!」

 

 

大将「無理に、引っ張らない方が良いんじゃないかな?

   瞬間接着剤・・・。無理やり剥すと皮膚も剥がれるよ・・・?」ギラッ

 

 

軍曹「さすが、プロタイプね。見事に顔全体を接着剤で覆えたわ。」ギラッ

 

 

鬼「・・・!」ダッ――

 

 

 

シュパン! バラバラバラバラ・・・

 

 

 

鬼「!?」

鬼「・・・!?」

 

 

軍曹「逃がすわけないでしょ・・・?」ギラッ

 

 

大将「わー・・・。軍曹の糸ってこんなに切れ味あったっけ?

   コープスパーティのトラップ並みの高威力だよ・・・・・・。」ギラッ

 

 

軍曹「私が本気になればこんなモノよ。さぁ、鬼共・・・

   生きてココから逃げ出したいなら、全員で掛かってきなさい・・・」

 

 

大将「手加減はしないけどね☆」キラッ☆

 

 

軍曹「ほら、早く。早く来なさいよ。」

 

 

大鬼「グォォオオオオオオオ!!」ブンッブンッブンッ!!

 

 

鬼『・・・・・・!!』ダダッ!

 

 

 

軍・大「「作戦通り・・・。」」ニィ・・・

 

 

 

 

 

 

シュパンッ!!! バラバラバラバラバラ・・・

 

 

 

 

 

 

鬼『』

 

 

大鬼「ギャァァアァァアアアアア!?!?」バタバタバタ

 

 

大将「いやー☆ 軍曹、すっごいスリルがあったねー☆」ニッコリ

 

 

軍曹「えぇ。途中で私のトラップが千切れないか心配だったけど・・・

   その心配は無かったようね。」

 

 

大将「うーんっ☆ それにしても、軍曹凄いね☆

   一か所だけバラバラトラップを仕掛けて、まるで包囲したみたいに搖動してから

   私達に向かわせて一網打尽にしちゃうなんて☆」プニプニプニ・・・☆

 

 

軍曹「えぇ。ま、大将も切れたフリの演技上手かったわよ。

   ・・・とりあえず、その人の頬っぺたをプニプニするのは止めなさい。

   腹が立ってくるわ・・・。」

 

 

大将「はーい☆」

 

 

大鬼「ガァァァアァァアアアアア!!」

 

 

軍曹「ふん・・・叫ぶだけの力は残っているのね。」

 

 

大将「うーん・・・見れば見るほど鬼だねー☆ 人間とはかけ離れた鬼だねー☆」

 

 

軍曹「さて・・・と。大将。いいかしら?」スッ

 

 

大将「うん☆ ××や隊長の為にも一思いに殺っちゃえ☆」

 

 

軍曹「・・・えぇ。」

 

 

 

 

 

 

ザクッ・・・

 

 

 

 

 

 

大鬼「―――。」ゴロン・・・

 

 

大将「♪」ポチッ デーン デデーン デーン デデーン♪

 

 

軍曹「その、必殺仕事人のBGMを流すの止めなさい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

贄「うぇっぐっ・・・ひっく・・・・・・つちぐもがみさま・・・! つちぐもがみさまぁ・・・!!

  ひっく・・・ぐすっ・・・。」ボロボロボロボロ・・・

 

 

 

 

 

 

ギィッ・・・

 

 

 

 

 

 

贄「・・・!!」ビクッ

 

 

 

 

 

 

ドシン・・・ ドシン・・・ ドシン・・・!

 

 

 

 

 

 

贄(夢と・・・同じ・・・・・・。つち・・・ぐもがみさま・・・。)ボロボロボロ・・・

 

 

 

 

 

 

ドシン・・・ドシン・・・ドシン・・・!

 

 

 

 

 

 

贄「・・・隠れなきゃ・・・っ。」ボロボロボロ・・・ ゴソゴソ・・・

 

 

 

 

 

 

ドシン・・・ドシン・・・ドシン・・・。

 

 

 

 

 

 

贄「・・・。」ビクッ ボロボロボロ・・・

 

 

 

 

 

 

グイッ・・・!

 

 

 

 

 

 

贄「・・・!」ギュゥッ

 

 

軍曹「・・・××。鬼退治、終わったわよ。」

 

 

贄「・・・つ・・・つちぐもがみ・・・さま・・・?」

 

 

軍曹「なによ。その幽霊でも見た間抜けな顔は・・・。」

 

 

贄「・・・つちぐもがみさま・・・土蜘蛛神様ぁ・・・!!!」ダキッ ギュゥウゥウ!!

 

 

軍曹「・・・・・はいはい。怖い思いをさせて悪かったわね・・・。」ナデナデ・・・

 

 

大将「ふふふ・・・☆ 軍曹、愛されてるなぁ☆ 大将ちゃん、ちょっとダメージ☆」ドシーン

 

 

軍曹「・・・!」

 

 

大将「・・・☆」キラッ☆ ドシーン

 

 

軍曹「・・・・・・。・・・はぁ・・・そのSE、止めて貰えない?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

贄「み、みなさま・・・。」オロオロ・・・

 

 

博士「そんな心配せずとも、すぐにこんな怪我は治る。安心したまえ・・・。」パッパッ

 

 

毒蛇「そんなこと言って、本当はヨロヨロなんでしょ?」ケホッ・・・

 

 

元帥「イタタタタタ・・・。よっ! ××無事だったか。そいつは良かった・・・。」

 

 

曹長「・・・××・・・。アレやって・・・アレ・・・。」

 

 

贄「・・・。・・・はい! あぁ~心がぴょんぴょんするんじゃぁ~!」

 

 

曹長「・・・はい。それじゃ・・・振り・・・付きで・・・。さん・・・はい。」

 

 

贄「あ、あぁ~心がぴょんぴょんするんじゃぁ~♪」ピョン♪ピョン♪

 

 

 

元帥「」[鼻血]ブハッ

大将「」[鼻血]ドロッ

博士「」[鼻血]ドバー

曹長「」[鼻血]キュンキュン♥ ●REC

 

 

 

贄「・・・///」テレッ// ペコッ

 

 

元・大・博・曹「「「「」」」」

 

 

贄「・・・。」スゥッ・・・

 

 

伍長「・・・っ! 軍曹、××ちゃんが・・・!!」

 

 

曹長「・・・!」

 

 

博士「青白く光って・・・!」

 

 

毒蛇「・・・。」

 

 

大将「・・・・・・。」シュン

 

 

元帥「××!!」

 

 

軍曹「××・・・!! 貴方、身体が・・・!」バッ

 

 

贄「あ・・・。・・・・土蜘蛛神様・・・・・お早いですが・・・お別れ・・・みたいですね・・・。

  土蜘蛛神様が一族・・・いえ、私を守って下さったから・・・

  本来の望みが達成されて、人間界に戻ることになったのだと思います・・・。」

 

 

軍曹「・・・そう。・・・少し・・・寂しくなるわね・・・。」

 

 

贄「はい・・・。そうですね・・・土蜘蛛神様・・・。」スッ

 

 

軍曹「・・・?」

 

 

贄「3日間、私はとても楽しゅうございました。ありがとうございます・・・。」

 

 

軍曹「・・・えぇ。」

 

 

贄「皆様方も・・・短い間でしたが、ありがとうございました。

  こんな時・・・どのような顔で・・・なんと申し上げれば宜しいのか

  分からないのですが・・・。」

 

 

曹長「・・・。」スッ

 

 

贄「・・・・・・変態神様――?」

 

 

曹長「・・・。何も言わず・・・笑えばいいと・・・思うよ・・・。」

 

 

贄「・・・。はいっ。」ニッコリ

 

 

軍曹「・・・・・・××。」クルッ

 

 

贄「はい! なんで御座いましょうか。土蜘蛛神様!!」ニコッ

 

 

軍曹「また・・・また会いましょうね。」プルプルプル・・・

 

 

贄「・・・。・・・! はいっ!! ・・・・・・それでは、皆様・・・失礼いたしま―――」シュン・・・

 

 

軍曹「・・・・・。」プルプルプルプル・・・ グスッ・・・

 

 

伍長「ぐんそー・・・?」

 

 

軍曹「・・・何でもないわよ。泣いてなんか・・・居ないわよ・・・。」プルプルプル・・・

 

 

隊長「・・・ん・・・ぅぅ・・・?」

 

 

元帥「・・・! 隊長。」

 

 

隊長「・・・ふぁぁぁああぁぁ・・・。んー・・・? アレ・・・今日なんか集まり合ったっけ・・・?」

 

 

曹長「隊長・・・!!」ガバッ

 

 

隊長「おわっ! なんだよ・・・。アレ? 軍曹・・・。」

 

 

大将「あっ・・・。隊長、今は――」

 

 

軍曹「な、なによ・・・。」プルプルプル・・・

 

 

隊長「泣いているのか?」

 

 

軍曹「・・・!」グッ

 

 

 

 

 

 

バッチィーン!!

 

 

 

 

 

 

毒蛇「・・・痛そうね・・・。」

 

 

博士「あぁ、痛そうなビンタだな・・・。」

 

 

隊長「? ? ???」

 

 

軍曹「もう、隊長! 暫く話しかけないで頂戴!!」スタスタスタスタ・・・

 

 

隊長「え・・・? 軍曹・・・。えっ!?」

 

 

伍長「んー・・・まぁ、一件落着なのかなー・・・?」

 

 

 

 

 




【あとがき】

大将「そう言えば、軍曹。あの時なんで、この家に鬼が来るって確証があったの?
   ××ちゃんの一族は、家に居る訳じゃなかったのに・・・。」


軍曹「・・・簡単よ。別に一族が居なくても、あの家にはその末裔が居たじゃない。」


大将「・・・末・・・裔・・・? ・・・まさか!?」


軍曹「えぇ。そのまさかよ。それに、その末裔の祖父母は旅行中に行方不明で
   実の両親、兄弟は魔物化して もう人間じゃないわ。となると・・・
   最終的にあの鬼が集まるのは・・・。」


大将「ほー・・・。なるほどね☆」


軍曹「えぇ。そういうことよ。」


隊長「ぐんそぉぉおおおおぉおおおお!!」ダダダダダッ!


大将「噂をすれば・・・☆」


軍曹「人が大将とお茶を飲んでいるのに・・・なによ。」イラッ


隊長「元帥が、元帥がぁぁあ!!」


軍曹「元帥がどうしたの?」


大将(・・・あ・・・なんだか、嫌な予感・・・☆)


隊長「いいから、来てくれ!!」グイグイ・・・


軍曹「もう・・・。」ヤレヤレ








元帥?「目標! 右前方2500!! 敵、歩兵陣地ィ!!」


曹長「元帥・・・! ご近所さんに・・・榴弾・・・撃っちゃダメ・・・!!」グイッ


元帥?「ええい、離せぇ!! 鬼畜兵を殲滅するのだァ!!」ジタバタ! ジタバタ!!


隊長「旧倉庫に合ったキャノン砲の筒を 高射砲に使って
   試運転で元帥に持たせたら、人が変わっちまったようになって・・・!!」


軍曹「・・・・・・。」


大将「・・・やっぱり・・・☆」





【おまけ】

曹長「・・・・・・?」


曹長「前回の・・・予告詐欺・・・・・・?」


曹長「・・・隊長は確かに死んだよ?」


曹長「夢の中でね。」ドヤッ



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